あしゅら男爵

登録日:2014/11/08 Sat 02:03:00
更新日:2023/11/30 Thu 19:04:21
所要時間:約 16 分で読めます





お許し下さい!Drヘル!!



あしゅら男爵とは、『マジンガーZ』を始めとするマジンガーシリーズに登場するキャラクター。
同シリーズの敵役にして名物キャラクター。

概要

ブロッケン伯爵、ピグマン子爵と並ぶDrヘル一味の幹部。
人工島型の要塞サルードや、それに代わって44話から登場した潜水艦型の要塞ブードに乗り、バードスの杖を片手に作戦の指揮を執る。
なんか思い切り存在自体が曖昧なDrヘル5大軍団の一角を担う。
元の素体は古代ミケーネ人の夫婦を繋ぎあわせたものらしく、右が女性で左が男性というインパクト抜群の出で立ちを持つ怪人。喋る際は男女両方の声が一緒に出る。
漫画版では顔の左に出た吹き出しは男口調で、右の吹き出しは女口調で表現される。こちらを向いて言った台詞は大抵語尾が女言葉になる。
あまりに衝撃的なデザインであったためか、マジンガーシリーズ以外でも左右非対称のキャラクターやメイクを「あしゅら男爵」と比喩することも。

空想科学読本』の検証によると単に男女を左右半分ずつ合わせりゃ良いってもんでもなく
⚫︎頭~足首までの各パーツの長さはぴったり同じ
⚫︎血管を一本一本繋げなくてはならない
⚫︎脳の仕組みを考えると妻は夫の、夫は妻の体を動かすことになり少々厄介
など最早完成しただけでも奇跡の夫婦である。股間がどうなっているかは永遠の謎。

このデザインの原案は当時アシスタントをしていた石川賢
彼はキャラクターのデザインをする際によく没を食らうため、左右で違う顔を描いてどちらが良いか選んでもらっていたが、
それを見た作者が左右で男女の顔を持つデザインを思いついて、あしゅら男爵が誕生した*1

シリーズ共通のやられ役であり、マジンガーに敗退するたびに、
「お許し下さいDrヘル!」(派生系に「お許しを、Drヘル!」などがある)の定型句とともに土下座して謝るのはマジンガーシリーズでのお約束
ついでに同僚のブロッケン伯爵に鼻で笑われ、馬鹿にされるのもお約束。

『マジンガーZ』本編のみならず、派生作品含めたあまりの敗北回数と、
気合が入りまくりのどげせん級の土下座っぷりがウケたのか、彼の土下座回数を数えたブログまで存在する始末である。
しかしなんやかんやで名悪役であり、例外を除いて大体の作品でその最期は非常に熱く格好いい。

配下として古代ギリシア風の鎧を着用し、主に剣を使う鉄仮面軍団を率いる。
この鉄仮面軍団の兵士は、アニメ第30話や永井豪の漫画版序盤、『Zマジンガー』などでは仮面の下は機械に接続された脳味噌が剥き出しのサイボーグという
衝撃的な外観である事が描写されており、ある意味ではこれらの作品における豪ちゃんチックな作風を象徴する存在とも言える。


各作品での活躍

原作シリーズ

マジンガーZ

CV:柴田秀勝/北浜晴子
1話から登場してマジンガーZと幾度と無く対決し、善戦する回もあるが、Zのパワーアップなどの要素で負けるのがお約束であった。
39話から登場した元ナチ軍人のブロッケン伯爵にバカにされたりと、終始人間関係に苦労していた。

最期はDrヘル直々に激励されて任された重要任務を見事失敗に導き、Zに操縦系統を破壊されて中破したブードで地獄城に突っ込んでぶっ壊すなどの大失態を演じ、
その罪を償うためにマジンガーZに最期の戦いを挑み死亡した。
Zの破壊には至らなかったが、東京に大打撃を与えDrヘル軍団に確実に貢献している。
あの冷酷非情のDrヘルも流石に情が湧いたらしく、その死には涙を流し、英雄と讃え、彼を模した銅像と機械獣(ジェットファイヤーP1)を製作する事で、その忠誠に応えた。

テレビマガジン掲載の漫画版では「機械獣あしゅら男爵」に乗り込んでマジンガーと壮絶な相打ちを遂げた(死んではいない)。
単行本ではブードに空中要塞グールを叩きつけられて巻き添えを喰らって戦死している。

ちなみにこのキャラ、漫画版では…
シャワーシーンがある。
大事なことなのでもう一度記す。
シャワーシーンがある。
半分だけとはいえ、永井豪の描く女性キャラクターの例にもれず、なかなかナイスバディである。
一度は見てもいいかもしれない。もちろん、もう半分は男なので誰得ではあるのだが…。
なおこの時にも頭巾をかぶっており、髪型がどのようになっているのかは不明である。

桜多吾作の漫画版では終盤近くでDr.ヘルに反旗を翻すという、後年の『真マジンガー』を彷彿とさせる展開が用意されている。
また外伝的要素の強い「チップカモイ編」では異次元の魚人族チップカモイの魔の手を食い止めるため、一時的とはいえ甲児達と手を組んだことも。


スーパーロボット大戦(小説)

グレートマジンガー』の後で、闇の帝王ことギャラハンに地獄城跡から遺体を回収され、ギャラハン付の道化師「パリアッチョ」として蘇生していた。
最終的にはミケーネ時代も含めて全ての記憶を取り戻したがDNAの復元がうまくいかなかったため、
男女の顔が交互に入れ替わるようになってしまう異形の姿になってしまった。

ギャラハンの副官という割と大物な立ち位置だが、
実際の所ミケーネ時代もギャラハンに奴隷身分でこき使われており(彼がミケーネ帝国最後の皇帝であったことの生前の身分差も関係している)、
数千年仕えた現在も立場が変わっていない事、兜甲児らとの再会で記憶が完全に戻り、中盤以降、密かにギャラハンへの叛意を抱いていた。

物語終盤で密かに完成させたデビルマジンガーを以てギャラハンへの反逆を決行するが、デビルマジンガーに搭載されたDr.ヘルの人格が覚醒してしまい、自分も攻撃される羽目に。
終盤の大惨事は大体こいつのせい。

甲児に真相を語って自分諸共殺害しようとしたが阻止されて一人だけ死亡と、他作品に比べてぱっとしない最期を迎えたが、
甲児は五千年以上もの間憎しみを滾らせていたあしゅらに憐みを抱いていた。

ただし、謀反を決意したのは生前の記憶が完全に蘇ったからとも取れ、それまではギャラハンの忠実な僕として振舞っていた事から、
ギャラハンが宇宙の王者のボディを得ていたために、宇宙の王者をも倒せるスーパーロボットを求めていた節が有る。
尤も、デビルマジンガーの設計図を回収していた事とDr.ヘルの脳を保管していた事をギャラハンに報告していなかったから最初から下剋上を狙っていた可能性も高い。


思い出のK君

少年時代の永井豪が親友K君の家を訪ねる途中、美しい横顔の女性に道を尋ねられたが、振り返って礼を言う反対側の横顔は厳つい男性のようであった……。
後半は笛で多数のしょぼい機械獣を操作するが、大半が操作ミスで自滅し、最後の一体をK君こと兜甲児君のマジンガーZに撥ねられて退散した。


マジン・サーガ

男女半分づつではなく、頭の前後が男性、女性になっており、首が回転して入れ替わる。
首が入れ替わるとボディのほうも変化し、男性人格では黒っぽい肌の屈強な体、女性人格では白い肌の巨乳。
互いに会話も可能。

Zマジンガー

超次元宇宙オリンポスの機械神に仕えるサイボーグ化された地球人。
本作では男女合体ではなく生身の肉体とサイボーグボディの半々という構造となっており、左右・男女の組み合わせの違いによる計4人のあしゅら男爵が存在している。
平時は生身同士、サイボーグボディ同士でくっついている様子も描かれている。
ちなみに本作でもシャワーシーンがあるが、女性の生身ボディ同士でくっついている時のため誰得感は無い。


マジンカイザー 新魔神伝説

永井豪の手による短編漫画作品。
この漫画におけるあしゅら男爵の設定はミケーネ人のミイラを手術で繋ぎ合わせたものではなく、最初から別々の男女のDNAを操作して生み出された、一種のクローン人間という設定となっている。
そのため、死亡した肉体からDNA採取してクローン再生した際にも、左右半々の姿で復活を果たした。
Dr.ヘル曰く、単なるクローンではなく人間の悪の部分を集合させた存在であるとのこと。

また、作中にはDr.ヘルの作ったあしゅら男爵とは別に、善のあしゅら男爵も登場。
こちらは左右の組み合わせがDr.ヘルのものとは逆になっており、
Dr.ヘブンこと兜十蔵の命に従い、マジンガーZを失った兜甲児にマジンカイザーを与えるべく彼を招待する役目を務めた。


マジンカイザー

CV:柴田秀勝/北浜晴子
この辺りから、彼の輝きが始まる。
これまでの他作品では、兜甲児に常に勝てない三下であったが、遂に通算初勝利を挙げたのだ。
物量でマジンガーZを無力化し、グレートマジンガーをも退け、Zを鹵獲に成功。
「あしゅらマジンガー」として生まれ変わらせたが、グレートマジンガーよりも圧倒的に強力なカイザーには敵わず一蹴された。
なお、この際にはオリジナルキャストでZの技名を叫びまくるというファンサービスも行われた。

彼のこの行為によって、初めて、Zとカイザーとに横たわる圧倒的性能差が映像化された*2
その後はだいたい旧作通りだが、終盤で地獄王ゴードンのコアとなり本作のラスボスを務めた。
断末魔のセリフは専売特許「お許し下さいぃぃぃ!Drヘルゥゥゥゥ!!」である。

ちなみに本作でもシャワーシーンがある
アニメーションなので男側もばっちり! ……誰得

津島直人の漫画版では地獄王ゴードンが登場しない代わりに、ガラダブラMk01のコアとなってカイザーと激突。
機械獣の残骸と融合してカイザーをも浸食しようとしたが、援軍として駆けつけたグレートの参戦により形勢逆転されてしまう。


真マジンガー 衝撃! Z編

CV:石飛幸治/山像かおり
本作の真の主人公
正直タイトルごと「真あしゅら男爵 復活! ミケーネ編」に変えたほうがいいんじゃないかっていうくらい目立ってる。
監督が監督なので、生身マジンガーZを叩きのめしたりミケーネの巫女として苦悩したりDrヘルを裏切ったりと、甲児君を差し置いて大暴れ。
また、トリスタンとイゾルデという合体前の夫婦の姿が描かれた。案外美男美女なので、あの異様な顔はメイクに問題があるようだ。
最終回では「あしゅら男爵大勝利!絶望の未来へレディー・ゴー!」と言わんばかりの活躍を見せつけた。
そこ以外はいつものやられ役だが。


真マジンガーZERO

大体旧作通り。
ミネルバ曰く、アホに磨きがかかっているらしいが、機械獣あしゅら男爵と化してマジンガーZと互角の戦いを繰り広げる。


ロボットガールズZ

CV:久川綾
機械獣ガールズを率いる現場指揮官。
ロボットガールズチームZを倒して光子力を奪うため、いつも頑張るお母さん。小説版によれば北海道から上京してきた身らしい。
メイクで男女に分けているが、性別は完全な女性。
Drヘル軍団の中核であり、溢れ出る母性と優しさで機械獣ガールズを率いている。
ブロッケン伯爵とは別に仲は悪くないが、方向性は合わないようだ。
度重なる敗北と不況の煽りを受けDrヘル軍団からリストラされた際は、ショックで家に籠ってしまった。


劇場版 マジンガーZ / INFINITY

CV:宮迫博之/朴ロ美
TVシリーズでマジンガーZに敗れ、死亡したはずのあしゅら男爵本人。
かつての激戦より十年経った現代、突如としてDr.ヘル、ブロッケン伯爵共々復活を遂げる。
今回の乗機はジェットファイヤーP1と機械獣あしゅら男爵の2つをモチーフにした新機械獣「アシュラーP1」。
終盤の決戦ではブロッケン伯爵共々マジンガーZを迎え撃ち、縦横無尽にトリッキーな戦いぶりを見せるも、
最終的にはブロッケン共々ルストハリケーンで塵へと還った。正直最期のあっさりっぷりは小説スパロボ以上である。
小説版ではシローの駆るイチナナ式のマジンガーブレードで左右に輪切りにされて撃破されている。辞世の句は「切るなら縦にしろ~!」。


スーパーロボット大戦シリーズ(ゲーム)


本来の乗艦がどちらも潜水艦であり地形を選ぶため、マジンカイザー版以外の設定でもブロッケンから飛行要塞グールを借りてきて出てくることが多い。むしろ本来の持ち主より多くグールに乗り込んでいる。
スパロボにおいても存在感と出番はあれど、主人公達に対し連戦連敗失敗続きの無能な敵幹部(連戦連敗なのは、あしゅら男爵に限った話では無いのだが)の代表格として扱われることが多かったが、OVA版と真マジンガー版が参戦してくると高い能力値とシナリオ面でも存在感を見せるライバル格として扱われており、
元祖リアルロボットアニメと言うべきガンダムシリーズのシャア・アズナブルと同じく、元祖スーパーロボット作品であるマジンガーシリーズのライバルとして相応しい活躍を見せている。

旧シリーズ

毎度毎度自軍に挑んでは敗退するやられ役。
連戦で皆慣れてきたのか、大抵敵も味方もあまり緊張感がない。

しかし『第4次』ではわざわざ死亡シナリオで「あしゅら男爵の最期」というサブタイトルがもらえる上に、地味に嫌な罠を仕掛けてから死んでいく辺りかなり優遇されてる気がする。
ただし、「これまでの汚名を挽回するのだ!」と言って「汚名は返上するものだろ」とツッコミを受けているが*3

一応Dr.ヘルからはその死を悼まれていたが、「あしゅら男爵を倒してロンド・ベルは気が緩んでるだろう」と考えられて奇襲をしかけるという何とも言えない扱い。
また、『F』ではなんとゲッターロボGを強奪して旧ゲッターに乗ったゲッターチームと対決する。死亡シーンが目立つのはブロッケン伯爵だけどな


α

初めて原作通りの死亡イベントが再現され、今回も「あしゅら男爵、散る」というサブタイトルがもらえた。
その上Dr.ヘルは自分があしゅらを死に追いやった*4ようなものと考えて落胆し、ブロッケン伯爵やゴーゴン大公にもその死を悼んでもらえた。良かったね。


Scramble Commander

暗黒大将軍の部下になっており、回収したソーディアンの破片からスパロボオリジナルの機械獣「フラグメント」を建造する。
ソーディアンの破片の特性を活かして自軍部隊を苦しめたが、エネルギー遮断制御装置のオーバーロードを狙われてフラグメントを撃破され、
直後に自身も部隊の別動隊によって討たれる最期を迎えた。


W

OVA版。
ボン太くんの名前を覚えられず、鉄仮面に何度も訂正される。
ナデシコ新艦長決定戦では、弓教授に変装して「一番無能そうだから」という理由でユリカに投票。見事彼女を続投させた。

なお、このイベントでは自軍側の非常識な行動(艦長をコンテストで決める、学校に爆発物が仕掛けられている陣代高校にマジンガーが配備されている等)に一々正論でツッコミを入れる。
あるシナリオではあしゅら男爵をフルボッコにして資金・経験値を稼ぐことができる。

しかしDr.ヘルを利用しようとしていたサダックとホネルバに制裁を下し、地獄王ゴードンでマジンカイザーに決戦を挑む姿は屈指の燃えイベントである。


第2次Z

真マジンガー設定。
Drヘル配下として登場し、序盤はいつも通りの活躍をする。
が、実は古代ミケーネ人として多元宇宙の重要な情報を断片的に記憶している重要キャラ。
生身でマジンガーZを叩きのめす戦闘シーンが用意されプレイヤーを驚かせた。
ガイオウ達とも旧知の仲。最終回の儀式は準備不足のため"今回は"先送りになっている。


第3次Z

機械獣残存兵力を率いて序盤から暗躍する。今回はシリアス一辺倒。
エヴァの結末を知っているかのような口ぶりを見せたりと様々な知識を保有しており、今回記憶ごと消された未参戦作品の記憶も保持している。
虎視眈々と儀式に必要な新月の日を待ち、44話で血の儀式を敢行。ミケーネの神々を現世に蘇らせ死亡した。
お陰で自軍部隊は降臨したミケーネ神達にフルボッコにされるハメになる。2周目以降ならこっちがフルボッコにすることも可能だが。


BX

真マジンガー設定。原作再現がサルード破壊後からなので、生身で戦闘する機会はない。
ちなみに、DLCシナリオで騎士ゼノンマンサに対して「この私とも生身で張り合えるだろうな」と認めている。
寧ろSDガンダム達とガチれるあしゅらの方がすさまじい気がするが。

今回はミケーネ復活のために自害しようとするも、実はDr.ヘルがその時点では生存していたため、失敗。
その代わりにキバがミケーネを復活させたことで、暗黒大将軍と共闘することが叶う。
最後は甲児との約束を破ったことに怒ったボス達によって、増えた変な奴等…もとい、暗黒寺やガミアを加えた「くろがね十人衆」で葬られた。


V

真マジンガー設定。原作再現が最初からクライマックスだが、一度甲児と戦う機会があり、そこで(『真』設定では搭載されていないはずの)アイアンカッター+ドリルミサイルの餌食になる。
中盤、やはり自害してミケーネを復活させるも、ハーデスによってあっさりと復活させられる。
その後は機械獣あしゅらで何度か立ち塞がり、惑星フェルディナでの戦いで戦死する。
困難ルートではハーデス改め闇の帝王との決着に際して他のミケーネ帝国ネームド共々再度復活。


X

真マジンガー設定。ミケーネ復活の儀式の時点で完全に死亡しており、名前のみの登場。


T

INFINITY設定。原作キャストの宮迫博之氏が登板している


30

INFINITY設定。『T』発売後に宮迫氏が不祥事を起こした事情もあってか、男側キャストが竹内良太氏に変更された。
宮迫氏が芸能界を離れた経緯が経緯なだけに、『T』で収録した音声を流用する形のライブラリ出演も困難だった事が窺えるが、
その事情を抜きにしても『スパロボ30』では、逝去・引退したオリジナル声優がそれ以前に音声を収録していた場合は原則的にライブラリ出演という従来の方針自体が若干緩和されている。

本作ではその存在そのものが「Dr.ヘルのもたらした恐怖の象徴」として世間一般に認知されている設定で、勇太曰く*5「悪い子はあしゅら男爵が連れて行っちゃうよ!」といったノリで、子供に対する戒めにも名前が持ち出されるほどだったらしい。
ミツバも子供の頃は恐怖を感じていたと述懐している。ほとんど妖怪じゃねーか。
なお、当人はこのような扱いについて「悪くない気分だ」と、まんざらでもないようである。
また、レイアースら魔神や、グリッドマンの事を「MAGINE」と呼ぶそぶりを見せるが……?


X-Ω

今回名義が複雑なので出典はよくわからないが、大体いつも通りのギャグもシリアスもこなす悪役キャラで登場。
ただし、今作では仲間思いの人情家な面や、あまりにも非道な悪は見過ごせない、根っからの悪人ではないような一面も見せる。
本作ではやたら出番が多く、本編だけでなくコラボイベントでも頻繁に顔を出して他作品キャラとよく絡む。
決め台詞は「暴虐見参、地獄王ゴードン!」。

本編ストーリーでは、1章ではいつも通り恐竜帝国とともに光子力研究所に攻め込んでいるが、
2章以降はそちらはブロッケン伯爵とバット将軍に任せ、綺羅星十字団に出張して「綺羅星☆」している。
南十字島を襲うティターンズやアロウズの非道を放っておけず自軍に手を貸したことも。
12章では綺羅星十字団のメンバーを身勝手な野望のために利用し、侮辱したヘッドに憤りを露にし、自軍とともにザメクを止めるべく戦い、その野望を打ち砕いた。
その後は正々堂々と甲児に勝負を挑んで散り、その最期は敵味方問わず多くの人々に悼まれた。
……かと思われたが、実は生きており、ラスボス・オウラとの最終決戦で甲児のピンチに颯爽と駆け付け、地球を守るために共に戦った。

コラボイベントでは野原一家と絡んだり、ゴジラに蹂躙されたり、ロボットガールズにフルボッコにされたり、ヘボネジコンビに振り回されたり、孝一に股間の秘密を探られそうになったり、ミルフィーに拉致されたりと大抵ロクな目に遭わない。

なんかもういつもそこにいるのが当然というレベルでしれっと登場し、プレイヤーに実家のような安心感を与えるスパクロ界のフリー素材。そろそろ過労死しそう。
時には他にダイナミック系のキャラがいないのに彼(女)だけスタドラ勢に交じって登場したことまであった。…あなた何のキャラでしたっけ。
本来の主人公のアサヒがイベントには滅多に登場せず影が薄いのもあって、一部のプレイヤーからは「スパクロの主人公はあしゅら男爵」とか言われることも。

ちなみにロボガイベントではロボガ版のあしゅら男爵も登場する。本家あしゅらのガールズを本気で殺しにかかる作戦にドン引きしていた。

パイロットとしては海底要塞サルード、地獄王ゴードンに搭乗。ちなみにサルードは平然と地上にも出てくる。
マジンガー系作品絡みのイベントでは度々ボスとして登場する他、2018年2月にはイベント「策謀渦巻く宇宙」に併せて遂に地獄王ゴードンで自軍ユニットとして実装。
初の総合力4万越え*6というその驚異的な性能から猛威を振るうこととなった。
ちなみに、バレンタインガシャなどの女性キャラオンリーガシャには当然のように毎回ラインナップされている。




やあ諸君、とうとうここまでわたくしの項目を見てしまいましたね

私ことあしゅら男爵がWiki籠もりによって蘇らせられた時からこのアニヲタの集い、いや! 新しいアニヲタWiki(仮)が待ち受けていたようにあなたにも!

そう、ここまであしゅら男爵の項目を今まで追記したり修正したりしたあなたにも、これから新しい@Wikiの世界が待ち受けているのです。そしてわたくしも例外ではなく…

誰よりもわたくし自身が参加するのです。

なぜなら、これから待ち受ける新しいアニヲタWikiの世界こそ……



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最終更新:2023年11月30日 19:04

*1 制作の段階で既に豪ちゃんと賢ちゃんの間でシモがどうなってるか笑い話になっていたらしい。

*2 ロケットパンチがカイザーの装甲に触れた途端に弾き飛ばされる、ブレストファイヤーが発動寸前の状態での放熱板に触れてもカイザーの拳は平然と殴れる、光子力ビームは当たっても通じないなど。

*3 一応、四字熟語としてはともかく「汚名を挽回」だと意味は間違っていないという意見もあるため、ツッコミとしては完全に正しいというわけではないが。

*4 直前に失敗続きのあしゅらをハブるなど冷遇しており、思いつめたあしゅらが単独行動を取った際も傍観の立場を取ってしまった。

*5 ミッション進行による自軍メンバー次第では光・海・風、カレンも同様に言及する。特にカレンの場合、幼少期はあしゅらのことは怖かったらしい。

*6 比較として、それまで1位だった真ゲッター1でも3万5千程度、それに次ぐマジンカイザーKSが3万2千強。