ワイリーナンバーズ

登録日:2012/01/28(土) 23:36:45
更新日:2024/04/16 Tue 08:50:28
所要時間:約 16 分で読めます




概要

ワイリーナンバーズとは、ロックマンシリーズに登場するDr.ワイリー製のロボット達の通称である。
厳密にはワイリーのロボの中でも、いわゆる8ボスに数えられるロボの事を指す(例外有り)。
各々のステージ最奥部で待ちかまえており、勝利するとそのボスの持つ武器能力を特殊武器として得られる。

シリーズでいうと『ロックマン2』~『8』、『10』、及び『ロックマン11』の8ボスであり、総勢72体+αである。
欠番があるのは、その番号に位置するのがライトが制作したライトナンバーズのロボであるため。

しかし、『4』のコサック製のロボや、『6』の世界ロボット選手権のロボ等、ワイリーが少しでも手を加えればワイリーナンバーズとして数えられるようだ。
そのため、ワイリーが手をつけていない『ロックマン&フォルテ』のボスはワイリーナンバーズに含まれていない。実際は間接的に関わっていたのだが
ちなみに、有賀ヒトシ先生の『メガミックス』では『4』のボスは「ドクターコサックナンバーズ」となっている。


ワイリーナンバーズ一覧

ロックマン2に登場するナンバーズ

ライトナンバーズから得られたデータを基にワイリーが独自に開発した戦闘用ロボット達。

  • DWN.009 メタルマン
ワイリー初の純粋な戦闘ロボ。某パワードスーツとは関係ない。セラミカルチタン製の回転鋸型武器「メタルブレード」を使う。
大体最初に狩られる可哀想なお方。
ライト博士曰く「未来の歯医者さん」のような姿。犬が嫌いらしい。

  • DWN.010 エアーマン
空気を圧縮トルネード化した「エアシューター」が武器。首が無く、ジャミラの様な体形の胸に大型プロペラを内蔵している。
この独特のフォルムはワイリー的に気に入ったようで、後に似たような形のロボを「エアーマンタイプ」*1として何体も制作している。
かなり強い…と思っている人は某楽曲に影響されたとバレる。

  • DWN.011 バブルマン
世界初の人型水中戦用ロボ。ただし歩行ができないというダメすぎる欠点あり。
腕から撃つ銛と、硫酸入りの特殊な泡「バブルリード」が武器。

  • DWN.012 クイックマン
エレキマンを参考に、光速を目指して作られた高速戦闘ロボ。上腕部から小型カッター「クイックブーメラン」を射出する。
有賀版での超優遇はあまりにも有名。あと顔アイコンで一人だけツノがはみ出てる。

  • DWN.013 クラッシュマン
ガッツマンとボンバーマンの特徴を併せ持つ戦闘ロボ。
強力な爆弾「クラッシュボム」と、自身のクラッシュボムの誤爆にも耐える重装甲、更に高いジャンプ力を誇る。

  • DWN.014 フラッシュマン
「時間を制する」というテーマに挑んだワイリーの傑作。光の速度を操作して、短時間だが時を止める「タイムストッパー」を持つチートロボ。ハゲとか言わない。
ちなみに他のナンバーズ達には、巻き添えを食わないためにこのストッパーの防御装置が付いている。それもそれで凄い機能だが。

  • DWN.015 ヒートマン
ファイヤーマンを参考に制作されたロボ。どう見てもライター。なんとクラッシュボムを喰らうとパワーアップする。
全身を炎で包んでの体当たり「アトミックファイヤー」は強力。アトミックとあるが原子力とは関係ない。

  • DWN.016 ウッドマン
ボディはなんと贅沢に天然檜をくり抜いてコーティング、更には内部のパーツまでも同様に檜削り出し。高級感漂うロボットだが当然ながら火気厳禁
木の葉型ビット「リーフシールド」を操り攻撃する。木は優しくて力持ち。
こちらは正真正銘の強敵。


ロックマン3に登場するナンバーズ

ライトとワイリーが共同開発した惑星開発用ロボットをワイリーが密かに戦闘用に改造していた。中には出所不明なロボットも紛れ込んでいる。

  • DWN.017 ニードルマン
ワイリーに改造された削岩用ロボ。エアーマンタイプのボディにメタルマンタイプのプログラムが組み込まれている。
両腕から発射する「ニードルキャノン」と頭部のプレスが武器。裁縫は好きだが注射が嫌い足場のトゲより弱いと言ってはいけない。

  • DWN.018 マグネットマン
屑鉄処理用ロボだったが、性格は大ざっぱ。
攻撃も磁力誘導ミサイルの「マグネットミサイル」と電磁波での引き寄せに頼り、自分で細かい事はしたがらない。

  • DWN.019 ジェミニマン
硬質物粉砕用ロボ。ホログラフで分身を映し出し、二人組に見せかけて戦う大好きなナルシスト。老け顔に見えなくもない。
「ジェミニレーザー」は思考に反応するという地味に凄い武器。

  • DWN.020 ハードマン
整地作業用ロボ。特殊加工されたセラミカルチタン製ボディは3トンもの体重を誇る。拳を打ち出す「ハードナックル」はまんまロケットパンチ
倒したタイミングが悪いとゲーム自体をフリーズさせる、ある意味最強ロボ。

  • DWN.021 タップマン
新型バリアシステムの試験用ロボ。高速回転による鉄壁の防御システム「タップスピン」は攻防一体だが、回るのが目的なのに回り続けるとピヨる。
コマを出せるので正月は人気者。

  • DWN.022 スネークマン
地形探査ロボ。蛇型ミサイルの「サーチスネーク」は探査用小型端末を改造したもの。
性格も蛇のようにしつこい。トードマンが好き(食欲的な意味で)

  • DWN.023 スパークマン
充電作業用ロボ。エレキマンの2倍の発電力を持つが、常に放電しつづけないとショートする地球に厳しいロボ。ずっと電気垂れ流しなおかげで性格にムラがある。
スパークショック」は電子部品をショートさせて一時的に行動不能にする。

  • DWN.024 シャドーマン
いつの間にかナンバーズに加わっていた謎多き忍者ロボ。一説によると地球外ロボットとも言われている。クイック同様、有賀版では超優遇対象。
どこから出てくるのか分からない巨大手裏剣「シャドーブレード」にはロボットの機能を狂わせる液体(?)が塗られている。さすが忍者汚い
無印ロックマンのボス最強候補。


ロックマン4に登場するナンバーズ

もとはミハイル・セルゲイビッチ・コサック博士が開発したロボット「コサックナンバーズ」。ワイリーによって改造されたためワイリーナンバーズ名義になっている。

  • DWN.025 ブライトマン
照明用ロボ。頭の電球から1000万ワットの光を放つ「フラッシュストッパー」は、ロボットのカメラアイの安全装置を誤作動させて機能停止させるというもの。要は目くらまし
武器らしい武器は3方向へのバスターしかないが、何故か体当たりのダメージがでかい。
当時14歳だった現イラストレーターの榎本よしたかが考案した「パールマン」が原案となっている。

  • DWN.026 トードマン
降雨カプセルを使って雨を降らせる農業用ロボだったが、強酸性雨「レインフラッシュ」を降らせるよう改造された。
恐らく歴代最弱ボス。腰振りダンス。

  • DWN.027 ドリルマン
元は工事現場で働いていた、男のロマン満載のドリルロボ。温泉を掘り当てて表彰された事がある。
腕のドリルは遠隔爆破式ミサイルの「ドリルボム」でもある。

  • DWN.028 ファラオマン
ピラミッド探索用ロボ。ツタンカーメン風のデザインは、ピラミッド調査の呪い除けのため。
太陽エネルギーを増幅する武器「ファラオショット」「ファラオウェーブ」で攻撃する。

  • DWN.029 リングマン
ロックマンを倒すため密かに作られた戦闘用ロボ。倒せない敵はいないと豪語する自信家で、悪ガキが嫌い。
飛距離も角度も自由自在の「リングブーメラン」を操る。有賀版ではポリスロボという設定で、リングブーメランは手錠にもなる。

  • DWN.030 ダストマン
ゴミ処理ロボ。分裂ゴミ弾「ダストクラッシャー」とダクトからの吸引で攻撃する。どっちも頭のダクトから発動するので、腕のバスター使ってない気が…
アイシールド21』の作者・村田雄介氏の応募ボスというのは割と有名な話。

  • DWN.031 ダイブマン
小型潜水艦にAIを搭載した水中探査ロボ。『ロックマン&フォルテ』のパイレーツマンとは宿敵。
漁獲用のミサイルを改造した追尾魚雷「ダイブミサイル」が武器。自身も魚雷のように突っ込む
ハードマンに似てるような気もする。

  • DWN.032 スカルマン
戦闘に関するデータ以外は何も知らない、リングマン以上の戦闘ロボ。でもロックマンが行動するまで見守ってくれる。
高エネルギー体「スカルバリアー」での防御とバスター連射を使い分ける強敵。有賀版の彼は涙なしには語れない。


ロックマン5に登場するナンバーズ

2以来の純粋なワイリー製戦闘用ロボット。ワイリーの苦しい懐事情を窺わせる設定のロボが多い。

  • DWN.033 グラビティーマン
装備武器は単発のバスターだけだが、重力コントロール装置を持ち、「グラビティーホールド」で重力を入れ替えて戦う。
屋外でなら絶対ロックマンに勝てるはずなのに…。女性がデザインした珍しいボス。

  • DWN.034 ウェーブマン
水中戦用ロボだが部屋は水中ではない。銛を持ってるくせに接近戦が苦手。というか今作で水中面は1つしかない。
左腕のポンプから吹き出す「ウォーターウェーブ」は鋼鉄に穴を開けるほど高圧の水柱。

  • DWN.035 ストーンマン
ゴーレムのような外観の、煉瓦状のパーツでできた体は崩すも復元するも自由自在。ジャンプした勢いで砕ける事もある。ガッツマンとはオイル飲み仲間。
お互いの引力で引きつけ合う特殊鉱石「パワーストーン」を2個セットで飛ばして攻撃する。
トードマンに並ぶ最弱候補。

  • DWN.036 ジャイロマン
予算不足で予定していたジェットエンジンが貰えずプロペラ飛行になったが、本人は気に入ってる。*2
鋭利なプロペラは飛行に使うだけでなく、直角にカーブする投擲武器「ジャイロアタック」にもなる。

  • DWN.037 スターマン
衛星基地の管理ロボ。某宇宙人とは関係ない。全身星だらけのド派手な外見をしている。バリア武器「スタークラッシュ」も星型エネルギーでの攻撃。
一説ではシャドーマンと同じく地球外ロボットとの噂も…?ちなみに村田氏の友人が応募したボス。

  • DWN.038 チャージマン
見た目は手足の生えたトーマス。応募段階では機関車に変形する予定だった。
燃料はなんと石炭と水。ある意味では革命的なロボットだが、自分が一番安上がりな存在だと自覚してしまい、気難しい性格になってしまった。
赤熱するコークスを吹き上げたり、強力な体当たり「チャージキック」(どっちかと言うとチャージタックル)で攻撃する。
ロックマン8のOPではロックマンになぜか投げ飛ばされる。

  • DWN.039 ナパームマン
全身武器庫。両腕の大型爆弾「ナパームボム」を始め、ミサイルやら何やら色々装備している。
全身の火器のせいで友達ができない事を気にしている寂しがり屋だが、同時に武器マニアでもある。兵器博物館を作るのが夢。

  • DWN.040 クリスタルマン
クリスタルの原石でできたロボ。人工クリスタルを生成する能力を持ち、弾丸型の「クリスタルアイ」として発射もできる。
元はワイリーの資金繰り目的で開発された。ちなみにダストマンに続き村田氏の応募。どんだけ貢献してんですか村田先生…


ロックマン6に登場するナンバーズ

世界中から選りすぐられた対ワイリー用の戦闘ロボットを拉致して自らの手駒とした。2段構えの世界征服計画の第1陣。

  • DWN.041 ブリザードマン
手足の生えただるまにスキー板とストックがついたような外観のロボット。南極大陸探索、更には冬季ロボット五輪金メダリストと、ウインタースポーツの名手でもあった。
雪の結晶弾を広範囲に撃ち出す「ブリザードアタック」と体当たりが武器。

  • DWN.042 ケンタウロスマン
元々は博物館の案内ロボット。空間を歪曲させる能力を持ち、その応用で衝撃波を放つ「ケンタウロスフラッシュ」やワープが使える。能力が元のケンタウロスと関係ないと言ってはいけない。
池原しげと氏の漫画ではまさかの女性型ロボで、ナイトマンの嫁。パワーファイターズでは弓から「ケンタウロスアロー」を撃つ。

  • DWN.043 フレイムマン
ターバンを巻いたアラビアンなロボ。「フレイムブラスト」は火力発電機を体外へ向けて攻撃する技。
旧式の火力発電ロボだが、発電量は大工場の電力を一人で賄えるほど多く、エネルギーの安定性では太陽光発電より上だと自負している。

  • DWN.044 ナイトマン
海外からの応募ボス。リーチの短いトゲ付き鉄球「ナイトクラッシャー」とを持った、中世風鎧騎士型ロボ。
見た目に違わぬ騎士道精神の持ち主で、1000体以上のロボットを決闘で倒してきた。

  • DWN.045 プラントマン
植物園の人気者だったラフレシア型戦闘用ロボ。構成材に植物性の素材が使われているのかは不明。
なんと植物と会話ができ、花を踏まれるとマジギレする。
花びらのように見える「プラントバリア」は高圧縮エネルギー。パワーファイターズ版ならロックマンも飛ばせる。

  • DWN.046 トマホークマン
が嫌いなネイティブアメリカン。左腕の大斧「シルバートマホーク」はパワーと精密さを兼ね備え、撃ち出せば100m先の蝋燭の火を消せる。
ただし投斧として構造上射出に特化しているため、見た目に反して接近戦は苦手。頭の羽根飾りも飛び道具。

  • DWN.047 ウィンドマン
海外からの応募ボス。ラーメンマンエアーマンのノウハウを基に作られたロボで、元々は農作物に恵みの風を送っていた。最大風速100mの風を起こせる。
ホバー噴射で動けるので見た目ほど鈍くない。圧縮竜巻「ウインドストーム」を撃つが、エアーマンに比べたら攻略は楽。

  • DWN.048 ヤマトマン
ナイトマンとは対照的な、和の鎧武者のようなロボ。と言っても鎧は限界まで軽量化されてるので見た目ほど防御力はない。モチーフは『ファイナルファイト』のソドム。
の穂先を撃ち出す「ヤマトスピア」は一発しかないので、撃った後わざわざ拾いに行く。なら飛ばすなよ。*3


ロックマン7に登場するナンバーズ

ロックマン6での計画が失敗した時のためにリザーブしておいた戦闘用ロボット。約半数が民生用からの改造。今回はロックマン打倒の切り札をさらに用意していた。

  • DWN.049 フリーズマン
常温から高温と低温を分離させて、高温はエネルギー源に、低温は「フリーズクラッカー」生成に使うという、訳の分からない超理論を利用するロボ。アイスマンを尊敬している。
スカルマンと同じでバトル開始時はロックマンが動くまで動かないが、スカルマンと違って挑発してくる。氷や電気を当てると面白いことに。

  • DWN.050 ジャンクマン
元はスクラップ回収用ロボ。その用途から元々とても頑丈なうえにスクラップ回収用の電磁石機能がそのまま戦闘に転用できたため、殆ど弄るところがなかったらしい。
リサイクル好きで節約家。
電磁石機能を利用してスクラップを塊にして撃ち出したり、「ジャンクシールド」として防御に転用したりと攻防に優れた強敵。

  • DWN.051 バーストマン
爆弾を使う癖に爆発が怖いという臆病者。爆弾を泡で包んで飛ばす「デンジャーラップ」は苦肉の策で編みだした技。
しかし本来はお祭り大好きで陽気な奴。普段は化学工場の守衛をしている。泡に使う化学薬品搭載のため温度変化に弱い。

  • DWN.052 クラウドマン
無重力装置を搭載した、意外にもシリーズ初の空中戦専用ロボ。「サンダーストライク」は元々備わっていた気象制御能力の一環で、雷の発生機能を強化したもの。
こいつの武器は一部のボスに使うとえらい事になるので注意。足がないので下駄が履けないのが悩みだとか。

  • DWN.053 スプリングマン
約2000個のスプリングと軽量動力炉でできた戦闘用ロボ。スプリングならではの伸びる手足で攻撃したり、体の一部を外して「ワイルドコイル」として飛ばす。
その体質故、階段一段だけでもビヨンビヨン跳ね回るので部屋から出たがらない。ちなみにバネに電気を流すと電磁石になるので…後は分かるな?

  • DWN.054 スラッシュマン
秘密基地建設のための森林伐採ロボを改造した高機動戦闘用ロボ。ワイリー製の非戦闘用ロボが戦闘用に改修されたという地味に珍しい例。
改造に当たっては、スペースルーラーズのプルートをモデルにしている。
スラッシュクロー」は小惑星破壊カッターを小型化した強力な武器。意外にもベジタリアン。恐竜モチーフのためか温度変化に弱い。
キャラクター面積がでかいことによる部屋の狭さもあってか結構強い。

  • DWN.055 シェードマン
お化け屋敷のアトラクション用ロボを改造した戦闘用ロボ。吸血鬼型のくせにお化けや蜘蛛が嫌い、でも暗い所は大好き。
背中の翼で羽ばたいて飛び、吸血攻撃や石化光線、更には洗脳音波…を発するはずが、配線ミスで破壊音波「クラッシュノイズ」となった。

  • DWN.056 ターボマン
かつてのワイリーの愛車を改造した戦闘用ロボ。自動車形態に変形すれば、路面コンディション次第ではクイックマンさえ超えるスピードも出せる。
動力源も、炎の車輪を飛ばす「バーニングホイール」も全て湯水の如くガソリンを使うので、燃費がバカ高くて仕方ないそうな。趣味はカーステレオを最大音量にしてのドライブ。


ロックマン8に登場するナンバーズ

宇宙から飛来した悪のエネルギーで強化された戦闘用ロボット軍団。今現在、デザイン公募はこの作品が最後となっている。

  • DWN.057 テングマン
台風を人為的に発生させる実験用ロボ。「トルネードホールド」を始め、手のうちわを使い風を様々な形で操る、見た目も性格も天狗なロボ。
後のロックマン&フォルテでも、かまいたちで切り裂く新技「テングブレード」をひっさげて再登場する。実はソードマンと一緒にプラモ化されている。

  • DWN.058 アストロマン
プラネタリウム投影用ロボを改造した戦闘用ロボ。恥ずかしがりやなかくれんぼ世界チャンピオン。ロックオンされただけでびびりまくる。
エネルギー弾を撃つ2機のビットに加え、8では辺り一面に隕石を降らせる「アストロクラッシュ」、ロクフォルでは攻撃機能のあるホログラフ「コピービジョン」を使う。どういう原理で隕石を落としているのか。

  • DWN.059 ソードマン
ワイリーが博物館から盗んできた古代の大剣「フレイムソード」のために開発された、剣が大きくてバランスが悪いという構造に難があるロボ。
バランスを取るために上半身と下半身が外れて浮いており、その構造を利用して上半身を分離させての回転斬り、剣を地面に突き立てて火柱を立てるなどで攻撃する。

  • DWN.060 クラウンマン
ピエロの格好をしたわがままな悪ガキロボ。長い腕に電流を纏った「サンダークロー」などで攻撃する。負けるとママ~と泣きべそかくことがある。
「全く親の顔が見てみたいぜ」「それって多分ワイリーだよ」「おっと、それじゃやっぱ見たくねえや」

  • DWN.061 サーチマン
警備用監視ロボットを改造した戦闘用ロボ。索敵範囲を広げるために頭を増やしたら仲が悪くて互いを監視対象にしたでござるの巻。すぐ草むらに隠れる。
大量の誘導ミサイルを撃ち出す「ホーミングスナイパー」の他にも、大量のミサイルで弾幕を張る、棘付き円盤など兵器満載。ワイリー万歳。
漫画版では伍長、曹長と分かれている。

  • DWN.062 フロストマン
寒冷地での戦闘用ロボ。クラウンマン開発時に余ったパーツまで使った結果、ナンバーズ随一の巨体になってしまった。「アイスウェーブ」でロックマンをかき氷にして食うのが夢。
本人は大きな体を自慢としているが、オイルの巡りが悪く、身のこなしも頭の回転も鈍い。こいつよりスノーボードエリアの方がよっぽど強敵との評判。

  • DWN.063 グレネードマン
手榴弾型戦闘用ロボ。相手が自分の爆弾で苦しむ姿を見るのも好きだが、逆に自分がやられても喜ぶ。究極のドSでありドMでもある。
ライフが減るとステージの床を破壊して地下で戦う事になる。「フラッシュボム」は強力な照明弾だが、爆発そのものよりも降ってくる瓦礫に注意。実は爆発前なら跳ね返せる。

  • DWN.064 アクアマン
元は水道局の水質管理ロボ。某ACとは関係ない。体が硬質ガラスのタンクになっていて、溜めた水を使って「ウォーターバルーン」など水芸の如く変形した水攻撃をしてくる。
冗談好きで陽気な、自称水も滴るいい男(笑)。ウォ~タ~と揺れた声でしゃべる変なロボ。


ロックマン10に登場するナンバーズ

ロボットエンザウイルスに感染して暴走したロボット達。言わばただの病人なのになぜかワイリーナンバーズ扱い。

  • DWN.073 ブレイドマン
体は剣で出来ている古城ガイドロボ。というか、どう見てもドスである。刀剣マニアで語り出したら止まらない。
3本の刃を飛ばして攻撃する「トリプルブレイド」、そして突進による自身の頭部での斬りつけが武器。ハードモードでは飛ばす本数が5本に増えている。

  • DWN.074 ポンプマン
ポンプと蛇口を組み合わせたロボ。落書き消しのボランティアに参加するほど綺麗好き。
水玉バリアの「ウォーターシールド」は破壊可能だが、水玉一個一個が分かれている上に壊してもすぐ復活するので厄介。ハードモードでは頭のハンドルをアイスラッガーばりに投げてくる。

  • DWN.075 コマンドマン
世界各地の地雷を撤去して回るオイルマニア。2回まで弾道が変わるリモコン爆弾「コマンドボム」も地雷除去用装備。
ジャンプして地震で硬直させる→コマンドボム着弾というコンボは厄介。

  • DWN.076 チルドマン
自然観測ロボ。自然が好きで、撮影した写真をネットにうpするのが趣味。
凍結液「チルドスパイカー」は直撃すると凍らされ、壁や床に着くと針状に残るという面倒な武器。

  • DWN.077 シープマン
静電気で雷撃を発生させる凄いロボ。羊の管理者から基盤工場に転職した異例の経歴の持ち主。でもまた転職を考えている。
まるで雲のような羊毛に紛れて雷を降らせる「サンダーウール」が武器。

  • DWN.078 ストライクマン
エアーマンタイプの野球用ロボ。打たれ続けたもんで機嫌を悪くし、強いデッドボールを喰らわせて対戦相手を病院送りにした。世が世ならイレギュラーとしてハンターに破壊されてもいいとこである。
角度自在に跳ね回るボール型武器「リバウンドストライカー」を使う。ハードモードでは一気に4個も投げるが、その後目を回して隙だらけになる。

  • DWN.079 ニトロマン
バイクに変形できるスタントロボ。タイヤのホイールを模した「ホイールカッター」を投げて攻撃し、バイク形態でのひき逃げアタックも強力。このステージのBGMがPVのBGMとして使われている。
余談だが、『仮面ライダーW』にてそっくりの機能を持つ仮面ライダーアクセル登場とロックマン10配信開始がほぼ同時期だった。

  • DWN.080 ソーラーマン
人工太陽研究ロボ。拡散する火球「ソーラーブレイズ」を頭に持ち、時折降らせてくる。更にバスターを撃つと、それさえ吸収してソーラーブレイズをチャージする強敵。
見た目はソーラーというかガスコンロ。ちなみにWS版ロクフォルにコンロマンはいた。自分で考案したソーラー体操を流行らせようとしている。


ロックマン11に登場するナンバーズ

定期健診でたまたまライトの研究所にいたところを拉致されて、ダブルギアシステムを組み込まれた被害者達。
10同様にダブルギアシステムのせいで暴走しているだけとも取れ、そもそもワイリーの手下という自覚があるかどうかも怪しい。

  • DWN.081 ブロックマン
負けん気が強い外装工事用ロボ。
「ブロックドロッパー」で次々とブロックを作り出してはロックマンの頭上に振り落としたり、
パワーギアを使って小柄な体格をブロックで覆って巨大化して攻撃してくる。

  • DWN.082 ヒューズマン
無口な電気設備管理用ロボ。
ステージ周囲を旋回する電流弾「スクランブルサンダー」を放ったり、そのスピードを活かして瞬時に死角に回り込んでロックマンに攻撃を仕掛ける。
またスピードギアが発動するとヒューズマン自身が雷と化す程にスピードがさらに上昇する。

  • DWN.083 ブラストマン
短気なバクハツアーティスト。
俊敏な動きで「チェインブラスト」などの様々な爆弾をバラまく。
追い詰められるとパワーギアを発動させて破壊力抜群の巨大爆弾を投げつけてくる。

  • DWN.084 アシッドマン
ワイリーによってマッドサイエンティストとなったサイエンティストロボ。
劇薬を「アシッドバリア」として全身に纏い防御しつつ、劇薬の弾を飛ばして攻撃してくる。
スピードギアが発動すると足元の劇薬プールに飛び込み、高速で遊泳しながら酸の飛沫を上げてくる。

  • DWN.085 ツンドラマン
コサックが開発した(と思われる)極地の調査・開拓用ロボ。
フィギュアスケートの選手のような姿をしており、華麗でスピーディーな舞いを披露しつつ、トリッキーな動きで氷を滑りながらロックマンを翻弄する。
スピードギアが発動すると高速スケーティング攻撃とスピンジャンプを披露しながら、
絶対零度のブリザード攻撃「ツンドラストーム」でフィニッシュをかける。

  • DWN.086 トーチマン
キャンプ場で働くアウトドアアドバイザー。
「トーチ火炎拳」という独自の拳法を使って接近戦を仕掛ける。
他にも「ブレイジングトーチ」などの火炎弾を飛ばしたり、 パワーギアが発動すると全身火だるまとなって自制心を失い凶暴化する。

  • DWN.087 パイルマン
建築支援ロボで三体の杭打ちロボット兄弟が合体した姿。
大柄な見た目に似合わず機動力が高く、パイルによる高速突進「パイルドライブ」や自身の体を変形させて突貫するなどしてロックマンに襲い掛かる。
パワーギアが発動すると部下の杭打ちロボット達と更に合体して、圧倒的な破壊力の極太パイルで攻撃を仕掛ける。

  • DWN.088 ラバーマン
インストラクターとして働くのんびり屋。
ゴム製のボディを活かしてとにかくフィールド内を跳ね周りながら、急降下して押しつぶしてきたりものすごく伸びのあるパンチを繰り出す。
強力な攻撃を受けるとカウンターとして「バウンスボール」という技で、頭部と手足を分離させて一斉に跳ね周る攻撃を仕掛ける。
大柄だがスピードギアが組み込まれており、発動すると目にも留まらぬスピードで縦横無尽に跳ねまくる。

スペシャルワイリーナンバーズ

  • SWN.001 フォルテ


ワイリーはお前を恐れているが、お前などオレ一人で十分だ!
覚悟しな、ロックマン!

ロックマン最強のライバル。ロックマンのデータを参考に造られ、ワイリーが偶然発見した新エネルギー元素「フォルテニウム」を組み込まれている。
ロックマン7で初登場し、プレイヤーを大いに苦しめる。非常にプライドが高く我こそ最強と自負してやまない。
ロックマンに負けていることが我慢できず、登場する度に沸点が下がり気味。おかげでワイリーの命令もさっぱり聞かない。
それ以後の作品でもロックマンの強大なライバルとして立ちふさがるが、ロックマン&フォルテ・ロックマン10・パワーバトル・パワーファイターズではプレイヤーキャラになった。
初期のバスターはロックマン同様チャージ機能があったが、ロクフォルからはチャージ機能をオミットする代わりに連射重視装備となり、更に射撃に角度がつけられるようになっている。
また、スライディングの代わりに地面すれすれを滑走するダッシュ移動や二段ジャンプが可能で、そのノウハウが「最後のワイリーナンバーズ」に活かされている。

  • SWN.002 ゴスペル
フォルテ専用のサポートメカ
ただし、それでもワイリーナンバーズより戦闘力が上らしい。
ロックマンとラッシュの合体設計図を奪ったワイリーが、フォルテと合体できるように改造して以降は「ゴスペルブースト」に変形してフォルテの翼になれる。
実は女好き。

最後のワイリーナンバーズ

フォルテの技術を活かして作られた、Dr.ワイリー最後にして最高傑作のロボ。
『パワーファイターズ』のフォルテEDで完成予想図のシルエットが映る。
詳細は当該項目を参照。


その他、通常ナンバーズ以外にもロックマンキラーやメガワールドナンバーズが存在する。


追記・修正はワイリーナンバーズとライトナンバーズのロボを見分けられるようになってからお願いします。

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最終更新:2024年04月16日 08:50

*1 他作品でこのような形状のメカや生物がエアーマンタイプと呼ばれることは殆どない。

*2 小回りの利きや空中静止時の姿勢制御等、プロペラ飛行の方がジェットエンジンに勝る点も実際にあるので単なる負け惜しみとも言えない。しかし嫌いなものが「ジェットエンジン」なのはやっぱり実は気に病んでるんじゃ…。

*3 その割に空中から3発飛ばしてきたりと基準が分からない。