タロ一家(コロッケ!)

登録日:2012/09/11(火) 21:13:53
更新日:2022/07/26 Tue 19:31:10
所要時間:約 3 分で読めます




漫画「コロッケ!」に登場するキャラクター。
項目名は立て主が便宜上付けただけで、公式では特に名称は登場していないので注意。


【概要】
元バンカーの占い師・タロとその孫娘で姉のポー、妹のテトの2人姉妹。
主人公コロッケとその仲間達の援軍的存在。3人とも戦いには参戦しないもののコロッケ達を温かく見守っている。
特にタロは元バンカーとしての人生経験からか「次の王様だーれだ大会」では状況纏め役・解説役も担っていた。

【人物】
  • タロ
CV.長島雄一(現:チョー)
ポー・テトの祖父。孫娘と旅をしながらしがない占い師を営んでいる。
メガネでつるつる頭に小ぶりのツインテールが特徴の小柄な老人。
テトと共に第1話に登場。この時は完全にゲストキャラであり、まさかメインキャラクターの1人になるとは誰も思わなかっただろう。
かつては史上最強と言われた程の凄腕バンカーで、コロッケ以前で唯一貯金箱一杯に禁貨を貯めて願いを叶えてもらった事のあるバンカーであった(当時の頭髪は虹色のアフロヘアだった。回想シーンやGreatで見る事が出来る)。
現在はそんな威厳をかけらも感じさせないダジャレ大好きな爺さんで、たびたび寒いダジャレを放ってはテトに強烈なツッコミを喰らうのが定番。
バン王に叶えてもらった願い事は世界一のダジャレ名人になる事。
願いが叶った割にダジャレは笑いの壺が低いコロッケ以外には一切ウケていない程つまらない。
本当に叶えてもらった願いはビシソワーズ家を封印する事であった。ある意味伏線である。
それでもバンカーの先輩だけあって時に思慮深い一面を見せ、状況解説をしたり熱くなりがちなコロッケを止める事もある。
後に判明するがバーグを育てた師匠でもある。
バンカーをとっくに引退した今でも本気を出せば体がムキムキになる(技を出した際に相手の所に届く前にパワーを使い切って自滅していたが)。
バンクは大きな招き猫型。バンカーサバイバルで出した物は2代目で、自分が使った初代は更に大きかったと言っている。願いを叶えたのなら2代目は必要ないのでこれまた伏線である。
アニメ版では、彼の声優が中期頃から前回までのおさらいのナレーションを担当した他、「タロのダジャレ道場」という視聴者参加企画も開いていた。
必殺技は両手からエネルギー弾を発射するダジャレ必殺奥義「フトンガフットン弾」。


  • ポー
CV.村井かずさ
タロの孫娘で、テトの姉。サザエさんばりの独特な髪型の茶髪に茶色の目を持つ美人。
第2話からバンカーサバイバルの司会進行役として登場。
かなりのコスプレマニアであり、大会中は様々な衣装に着替えながら進行役を務め、ノーブラパジャマ姿まで披露していた。
普段着も胸元が切り取られたミニスカートのワンピースと露出度高め。
またキャベツの蛙の姿を着ぐるみだと思ってもの凄く食いついていた。
テトとは対照的に男勝りでノリの軽い元気なお調子者、ちょっとした事では慌てない。バンカー(つーか殆どプリンプリン)を蹴り飛ばしたりエアガンを撃ちまくったり。
また食べる事が好きらしく「王様だ〜れだ大会」観戦時はほぼどのコマでも食べ物を口にしている。大好物はカレーで、これはBS第2回戦でのテーマとなった。
また、休憩中のクレーンゲームをBS第3回戦への抽選に利用するといったあざとい一面も。
面食いでもあり、美形キャラと遭遇しては「かっこいい~」と惚れ惚れするのも定番。
原作では名前が判明したのはBS終了以降のことだった。
原作最終回ではバーグを生き返らせる為に協力した者の中にポーの姿があったので、バンカーをしているか、もしくはまた何らかの闘技会の司会進行等をしていると思われる。
アニメ版ではバンカーの闘技会がある度に司会を務め(「王様だ〜れだ大会」を除く)、「史上最強の司会者」「お着換えMC」を自称し、さまざまなコスプレで場を盛り上げながらアナウンスする。
普段着は残念ながら原作より大人しめで言動も穏やか。


  • テト
CV.笹本優子
タロの孫娘で、ポーの妹。本作後半のヒロイン的存在。
色の濃い金髪と青い目の美少女で原作第1話を除き、常に頭にゴーグルを付けている。
第1話でタロに貰った大切な禁貨のペンダントをアブラミーに取られそうになった所をコロッケに助けられて以来、タロと共にコロッケ達の戦いを見守っている。
祖父や姉と比べ大分常識人であり、タロが場違いなダジャレを言った時は(頭部が凹むほどの)肘鉄等の容赦ないツッコミを入れる。
言動は控えめながらも行動的かつ優しい性格で、タロと共に帰郷中のリゾットをグランシェフ王国まで乗せていった時から何かとリゾットを気にかけている(飽くまで「仲間として」心配だからという理由なのであろうが)。
またその為かリゾットは彼女に想いを寄せており、彼にとってはまさしく囚われのお姫様。
裏バンカーサバイバルではリゾットと共にコロッケを探しにピザの斜塔に向かったが、BB7に人質にされてしまう。リゾットに救出された後は石化を逃れていたフォンドヴォーと共にピザの斜塔を脱出した。
仲間を思っての行動力と非力が災いしてたびたび敵にさらわれ恰好の人質となってしまう。特にXOに連れ去られた際はリゾットとフォンドヴォーに救出され両手に華状態に。そんな事をしてしまうので純なリゾットファンの乙女コロコロ読者から足手纏いだ魔性の女だと反感を買って、人気投票は悪役のモッツァレラやブーケガルニよりも順位が下である。もっともバトル作品で非戦闘キャラは不人気になりやすいが。
なおゲーム版では普通にバトルに参戦している不思議(後述)。キャラゲーではよくあること。
アニメ版では若干空気。理由はお察しください。


【ゲームでの活躍】
上記の通り原作・アニメでは3人ともバトルには参加しないが、ゲームでは使用キャラクターとして活躍している。実はポーはゲームでは主要人物クラスで使用回数が多い。

  • コロッケ! 夢のバンカーサバイバル! コロッケ! 禁断の禁貨ボックス!
ポーが使用可能。この時は後のデフォルトの普段着では無く、カウガールがメインである。

タロとポーが使用可能。
フォンドヴォーが雪山で行方不明になったと聞きつけ合流。
2人とも参戦するのはかなり後半になってからで、タロが使用可能になるのは2周目以降。
2周目のコロッケチームにタロを入れるとイベントが発生する。
テトはストーリー中でやっぱりと思った人も多いだろうが敵に連れ去られた上に洗脳され、最後に重要な役に。ちなみにタロがAランクでポーがCランク。
どうでもいい事だが洗脳された時の顔がちょっと可愛い。

  • コロッケ!3
タロがバカンスを提案し皆で海に向かった事から物語は始まる。
魔王ゴーヤを倒すと特殊セリフが発生する。
タロは修行モードの師範CP(対戦相手)も担当。相当強いので心して挑戦する事。ちなみにステージにはタロの招き猫型バンクが中央にある。
特にダジャレはTGを下げられる上に発動中10秒はこちらの攻撃が効かないのでかなり腹立つ。

  • GC・PS2版コロッケ!
テトのみ登場し、回復役。

  • コロッケ!Great!
これ以降3人とも使用可能に。
今作のタロは過去時代の若かりし頃のアフロタロ。現代と真逆の堅物。
テトの必殺技はなんとバンカーの命である禁貨を投げたりトラップにする。一般人である彼女だからこそ使える技なのであろう。

ポーはリゾットの幼馴染・ズッキーニに一目惚れする。
途中ポーとテトに挑発されて怒ったタカノツメが離れ島に2人を連れて行ってしまった為、タロが激怒した。見てもらえばわかるが明らかに彼女たちが悪い。
この際のリゾットの焦りよう(恋は盲目ビジョン)とプリンプリンの醒めた態度(客観的ビジョン)の差はちょっと見もの。



追記、修正は世界一のダジャレ名人の方がお願いします。

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最終更新:2022年07月26日 19:31

*1 ハワイの民族衣装

*2 祖父を意識してか招き猫仕様