龍覇 イメン=ブーゴ

登録日:2014/10/27 Mon 11:13:36
更新日:2023/02/23 Thu 18:55:31
所要時間:約 3 分で読めます








原始の力はパワーだと!?違うな。すべてを求める「欲」こそが原始の力なんだよ!





《龍覇 イメン・ブーゴ》とは、デュエル・マスターズのクリーチャーである。

概要

DMX-18「三段変形!龍解オールスターズ」で登場したドラグナー

これまでの自然ドラグナー、およびこれまでのビーストフォーク號に比べてはるかにビーストフォークらしい荒々しさが見える。
サソリスマリニャンはともかく、他のビーストフォーク號に比べても荒々しいデザインで、しかも自然文明でありながら各文明を象徴したかのような色をふんだんにあしらった衣装を着ている。

ビーストフォークらしい荒々しさ、とはいったものの、ビーストフォークらしい見た目ではないことはこれまで同様。ぶっちゃけ、どちらかというと派手な衣装を着飾ったジュラシック・コマンド・ドラゴンに見える。
コイツ自身はサポート種族のほうであるのにこういう見た目なのは多少疑問が残るが、こいつにまつわる背景ストーリーを鑑みれば当然かもしれない。

カードスペック

龍覇 イメン・ブーゴ 自然文明 (7)
クリーチャー:ビーストフォーク號/ドラグナー 7000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自然のコスト4以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
自分のマナゾーンにあるカードを、すべての文明のカードとして扱う。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする) 

今までに比べて7コスト標準スペックなみの効果を持つドラグナーとして登場。
《薫風妖精 コートニー》《薫風の面 ニャス》につづく第3のコートニー効果持ちであり、擬似5色を活かした【薫風武装】で《邪帝類五龍目 ドミティウス》とコンビで活躍できるスペックである。場持ちのよいコートニーで自分も殴れるというだけでもかなり貴重であり、今後の大型として活躍が見込めるかもしれない。

しかし、こいつはドラグナーでもあり、そしてドラグナーとしてのスペックはドラグハートの質によって拡充されていくこともあり、先行する《龍覇 メタルアベンジャー》、《龍覇 グレンモルト》もそれぞれエビデゴラスとガイギンガのおかげで評価されているところもある。
しかし、サソリスの項目でもでてくる《古代王 ザウルピオ》はその期待に答えられるスペックではなく、レジル=エウル=ブッカもいるとはいえそちらを使うならマリニャンで十分なことも多い。

イメン・ブーゴを扱うなら、積極的にドミティウスからマナ武装を狙って行きたいところであり、マナ武装をする上でジュダイナは展開力が遅い。

が、ちゃんと回答は存在する。

邪帝斧 ボアロアックス 自然文明 (4)
ドラグハート・ウエポン
このウエポンをバトルゾーンに出した時または装備したクリーチャーが攻撃する時、自然のコスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンへ出してもよい。
龍解:自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーのコストの合計が20以上であれば、このドラグハートをフォートレス側に裏返してもよい。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す) 
一見すると、ジュダイナに比べて弱っちいようにも見える。ジュダイナなら、もっと広い範囲が呼べるからである。

だがそのあとの龍解した姿はこちらになる。

邪帝遺跡 ボアロバゴス 自然文明 (7)
ドラグハート・フォートレス
クリーチャーを自分の手札から召喚した時、自然のコスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
龍解:自分のターンのはじめに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーのコストの合計が30以上であれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。 
ザウルピオと違いひたすら展開に徹することができる。
龍解条件もザウルピオに比べると一見難しく見えるが、自然文明の展開力なら特に問題なく20を目指せるうえ、ザウルピオに比べて非常に相手ターン中の除去体制も強い。そして、ザウルピオに比べてイメン=ブーゴからのマナ武装のほうが相手にとって痛いことは明白であり、なかなか活かしづらいとされる英雄サイクルを現在最も活かせるカード、それがイメン=ブーゴとボアロバゴスであるといえる。

「5色化する」「そこそこパワーとコストで除去耐性のある」「ドラグナー」と「除去耐性の強い」「展開を推し進める」「ドラグハート・フォートレス」、このどちらが欠けてもだいぶ厳しいため、サソリス&ジュダイナのコンビに比べてもはるかに使いやすい。そしてヴェロキボアロスでコスト指定すら取っ払って展開していけば手芸も真っ青になることだろう。

ただ、単純に扱うだけではぶっちゃけサソリスとボアロアックスを組み合わせたほうが早い。そのため、イメン=ブーゴを使う場合はマナ武装と積極的に絡めて行きたいところ。

余談


見た目がややドラゴンよりなのは、こいつがサソリスによってジュダイナで2度殴られたからである。

…しかし、ジュダイナでぶっ叩かれたという点か、あるいは邪悪な力を得てサソリスを超えられると踏んだか、イメン=ブーゴはサソリスに反旗を翻したのであった。
サソリスはそれに対抗して、ジュラピを再度殴ったようだが…?

名前の由来は「ごぶんめい(五文明)」の逆さよみ。すごく安直なのだが、ナム=ダエッド(Deadman)やエウル=ブッカ(K-Blue)同様、なぜか馴染んでいる。

アニメでの活躍

アニメでは自然使いの寄生中学2年、寄成ギョウに呼び出される形で登場。
ギョウのドミティウスでマナ武装を展開していくスタイルとうまく噛み合わさる形で使われた。
イメン=ブーゴのお面とギョウの面も似ている。もとよりこのキャラを想定して作られたドラグナーなのかもしれない。

ギョウが本気を出していなかった、ということなので、本気バージョンのギョウのドミティウス戦略(おそらくドミティウスで5色全部出すとかだと思うけど)に絡んでくるであろうイメン=ブーゴさんの活躍に期待したい。

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最終更新:2023年02月23日 18:55