妖仙獣(遊戯王OCG)

登録日:2014/10/23 Thu 18:33:15
更新日:2023/11/19 Sun 21:37:24
所要時間:約 17 分で読めます




嵐と共に生きる妖!

平時は暴風が吹きすさぶ山奥の修行場に籠り、年の内一月のみ下界に下りて嵐を起こす妖怪達――
人々は彼らの力を、人智を超える自然現象として認識している……


妖仙獣(ようせんじゅう)」とは遊戯王OCGに登場したカテゴリ。

▼概要

ブースターSP-トライブ・フォース-で初登場。
属するモンスターは風属性で統一されており、二種類の「神柱」以外は特定の手段でフィールドに出された場合エンドフェイズ時に手札に戻る効果を持つ。モチーフは「風」に関連した妖怪と修験道。
手札に戻ることで相手からの除去を躱しつつ、下級妖仙獣の連鎖召喚効果を使ってフィールドを制圧。継続的にアドバンテージを稼ぎつつ隙を見て「魔妖仙獣 大刃禍是」を呼び出しとどめを刺すのが基本的な戦法。
その戦術の都合上、たまに使うペンデュラム召喚以外ほとんど特殊召喚を使わない点が非常に特徴的で、強欲で謙虚な壺等のデメリットを事実上踏み倒せるきわめて大きなアドバンテージとなっている。

▼所属カード

下級モンスター

三兄弟と辻斬風は獣戦士族で、鳥居は岩石族である。

  • 妖仙獣 鎌壱太刀(カマイタチ)
効果モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻1600/守 500
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「妖仙獣 鎌壱太刀」以外の「妖仙獣」モンスター1体を召喚する。
(2):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、自分フィールドにこのカード以外の「妖仙獣」モンスターが存在する場合に相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(3):このカードを召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

着物を着崩した浪人風の見た目の鎌鼬三兄弟の長男。
このカード以外の「妖仙獣」モンスターがフィールドに存在する場合に1度だけ相手の表側表示カード1枚を手札にバウンス。
さらに召喚に成功した場合、同名カード以外の「妖仙獣」1体を手札から召喚する。
条件付きとは言え、バウンス効果が非常に強力。フィールドに存在する限り1度きりしか使えないが、このカードは通常召喚したターンのエンドフェイズ時に手札に戻るので事実上毎ターン使える。
そしておまけの追加召喚効果のおかげで後続がわらわらと手札から沸いてくる。


  • 妖仙獣 鎌弐太刀(カマニタチ)
効果モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻1800/守 200
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「妖仙獣 鎌弐太刀」以外の「妖仙獣」モンスター1体を召喚する。
(2):このカードは直接攻撃できる。
その戦闘によって相手に与える戦闘ダメージは半分になる。
(3):このカードを召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

ピシッと着物を着こなした侍のような見た目の次男。
鎌壱太刀同様の追加召喚効果に加え、戦闘ダメージ半減の代わりにダイレクトアタック可能。
一見地味な効果に見えるが、壁モンスターがいても後述する鎌参太刀の効果を使える点が便利。攻撃力も1800と及第点でアタッカーとしても頼りになる。


  • 妖仙獣 鎌参太刀(カマミタチ)
効果モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻1500/守 800
「妖仙獣 鎌参太刀」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「妖仙獣 鎌参太刀」以外の「妖仙獣」モンスター1体を召喚する。
(2):このカード以外の自分の「妖仙獣」モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
デッキから「妖仙獣 鎌参太刀」以外の「妖仙獣」カード1枚を手札に加える。
(3):このカードを召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

竹光と貝殻に入った薬を持った忍者のような見た目の三男。

同様の追加召喚効果に加え、こちらはこのカード以外の妖仙獣が戦闘ダメージを与えたときにデッキから妖仙獣カード1枚をサーチしてくる。
サーチ効果が言わずもがな非常に強力で、このデッキのメインエンジンを担う。
例え壁モンスターがいても鎌弐太刀の効果で直接攻撃ができるので効果が発動でき、ロックカードは鎌壱太刀の効果で始末できる。
サーチ出来るのは妖仙獣であればモンスターでも魔法でも罠でも同名以外なら持ってこれるためモンスター数に余裕があれば返しに備えて秘儀などを持ってくるといいだろう。

ちなみに三兄弟なのは伝承の「鎌鼬」が3匹一組で行動し、
先頭の1匹が相手を突き飛ばし(=バウンス)、続く2匹目が転倒した相手を斬りつけ(=戦闘ダメージ)、最後の1匹が傷口に薬を塗って去っていく(=サーチとエンドフェイズ時の自己バウンス)と言われているため。


  • 妖仙獣 辻斬風(ツジキリカゼ)
効果モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻1000/守 0
「妖仙獣 辻斬風」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「妖仙獣」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、このカードを手札から捨てて発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
(2):フィールドの「妖仙獣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
(3):このカードを召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

妖仙獣が戦闘するダメージステップ中に手札から捨てることで攻撃力を1000上げる、妖仙獣のカルート。
フィールドでは三兄弟のような追加召喚効果はないが、起動効果で妖仙獣1体の攻撃力を1000アップでき、
召喚したターンのエンドフェイズに手札に戻るため、存在はばれるが繰り返し使える。
打点アップの対象は自身も選択できるため実質攻撃力2000のモンスターとしての運用もできる。


  • 妖仙獣 木魅(コダマ)
効果モンスター
星1/風属性/獣戦士族/攻 0/守 0
「妖仙獣 木魅」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースし、自分フィールドの「修験の妖社」1枚を対象として発動できる。そのカードに妖仙カウンターを3つ置く。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「妖仙獣」モンスター1体を召喚できる。

コダマ。
リリースすることで妖仙カウンター3つを修験の妖社に置く効果に加え、墓地のこのカードを除外することでこのターン一度だけ手札から妖仙獣モンスター1体を追加召喚できる効果を持つ。
アニメに登場した際は追加召喚効果は無かった。


  • 妖仙獣 侍郎風(サブロウカゼ)
効果モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻1700/守 400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに他の「妖仙獣」カードが存在し、このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「妖仙獣」Pモンスター1体を手札に加える。
(2):自分フィールドの「妖仙獣」カード1枚を対象として発動できる。
デッキから「妖仙郷の眩暈風」または「妖仙大旋風」1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置き、対象のカードを持ち主のデッキに戻す。
(3):このカードを召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

沢渡さん!マジパないっスよ!
カテゴリ内のペンデュラムを持ってくる効果があるが、本命は二つ目の効果。自分の妖仙獣をデッキバウンスすることで、眩暈風か大旋風をデッキから発動することができる(正確には「置く」なのでカードの発動封じをスルー出来る)。
サーチして来たペンデュラムを戻せば実質ノーリスクでロスト・トルネードへのスタンバイができる上、自己バウンスにより次のターンで同じことが可能。
ただし、別の妖仙獣が必要なので、採用する場合はペンデュラム軸が望ましい。


  • 妖仙獣 飯綱鞭(イズナムチ)
効果モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻 800/守1200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン、「妖仙獣」モンスターの召喚・特殊召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(2):自分フィールドに他の「妖仙獣」モンスターが存在する場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(3):このカードを召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

召喚無効以外の妖仙獣に対する召喚時誘発カードの封印とドロー効果を持つ。
とにもかくにも召喚しなければ始まらない下級妖仙獣の召喚の安全をある程度確保できる効果はあって損はない。
あくまで成功時のカウンターを封じるだけなので、神の宣告以下召喚そのものを無効にするカードには無力なのは注意。
もう一つの効果はドロー加速。三兄弟の効果で一緒に場に出せばノーコストで手札を1枚増やす事ができ、単純に強い。
先行一ターン目でできる事が少ないペンデュラム不採用軸でも初手で出す事ができれば手札を稼ぐ事ができる。



上級モンスター

すべて獣族。

  • 妖仙獣 閻魔巳裂(ヤマミサキ)
効果モンスター
星6/風属性/獣族/攻2300/守 200
(1):このカードが風属性以外の表側表示モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。そのモンスターを破壊する。
(2):このカードがP召喚に成功した時、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(3):このカードを特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

風属性以外のモンスターと戦闘する場合問答無用で破壊する効果に加えてP召喚成功時に相手フィールド上のカード1枚を破壊する効果を持つ。
P召喚時の効果は防がれやすい単体破壊効果だが表示形式もカード種別も問わないため扱いやすい。さらに特殊召喚されるとエンドフェイズ時に手札に戻るので再利用も可能。
カタストル効果も「風属性以外」とさらに条件が厳しくなっているため非常に優秀。


  • 妖仙獣 凶旋嵐(マガツセンラン)
効果モンスター
星6/風属性/獣族/攻2000/守 100
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「妖仙獣 凶旋嵐」以外の「妖仙獣」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードを特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

召喚時にデッキから同名カード以外の妖仙獣モンスター1体をリクルート。
自身は閻魔巳裂と同じレベル6であるためランク6エクシーズモンスターの素材になれる。
下級モンスターの追加召喚効果を使えば簡単に出せるので取り回しも良好。


  • 妖仙獣 大幽谷響(オオヤマビコ)
効果モンスター
星6/風属性/獣族/攻?/守?
「妖仙獣 大幽谷響」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に手札から「妖仙獣 大幽谷響」以外の「妖仙獣」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
このカードの攻撃力・守備力はターン終了時まで、戦闘を行う相手モンスターの元々の攻撃力と同じになる。
(3):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「妖仙獣」カード1枚を手札に加える。

相手の直接攻撃に対して、手札の同名カード以外の妖仙獣モンスターをコストに特殊召喚でき、攻守が相手の攻撃力と同じになる。
また、戦闘破壊されると妖仙獣カード1枚をデッキからサーチする効果を持つ。
コストで木魅を捨てると無駄がない。
アニメに登場した際は同名カードもコストにできる代わりに被破壊時にサーチできるのは同名カードのみ、通常召喚された場合はエンドフェイズ時に墓地に送られるデメリットがあるなどの差異がみられた。


ペンデュラムモンスター

  • 妖仙獣 左鎌神柱(サレンシンチュウ)
ペンデュラム・効果モンスター
星4/風属性/岩石族/攻 0/守2100
【Pスケール:青3/赤3】
(1):自分フィールドの「妖仙獣」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊できる。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。このカードを守備表示にする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はこのカード以外の自分フィールドの「妖仙獣」モンスターを効果の対象にできない。

鳥居の片割れでこっちは左側。
妖仙獣モンスターが破壊される場合身代わりに自身を破壊できるP効果を持つ。モンスター効果は対象を取る効果の対象を自分に引き寄せるという物。
攻撃力0だが守備力は2100もあり、さらに召喚すると自動的に守備表示になるので場持ちはそこそこ。
P効果により激流葬や奈落の落とし穴などを防ぐことができ、これがあるだけで極めて安全にモンスターを展開できるようになる。
P効果が優秀な為、ペンデュラム召喚を狙わなくても入れる価値はある。


  • 妖仙獣 右鎌神柱(ウレンシンチュウ)
ペンデュラム・効果モンスター
星4/風属性/岩石族/攻 0/守2100
【Pスケール:青5/赤5】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「妖仙獣」カードが存在する場合に発動できる。
このカードのPスケールはターン終了時まで11になる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「妖仙獣」モンスターしか特殊召喚できない。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。このカードを守備表示にする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他の「妖仙獣」モンスターを攻撃対象にできない。

鳥居の片割れでこっちは右側。
自身のPスケールをなんと11まで引き上げる効果を持つが、その効果を発動したターンは妖仙獣モンスター以外を特殊召喚できない。
モンスター効果は左鎌と同様の自動守備表示効果に加え、自分以外の妖仙獣モンスターを攻撃対象に選択できなくする効果。
Pスケール11は驚異的な数値だが、デメリットのせいで実質大刃禍是召喚専用。
片方だけのレベルをいじれば5と11になるため同名2枚でもペンデュラム召喚が可能になる珍しいPモンスター。


  • 魔妖仙獣(まようせんじゅう) 大刃禍是(ダイバカゼ)
烈風纏いし(あやかし)の長よ。荒ぶるその衣を解き放ち、大河を巻き上げ大地を抉れ!
出でよ、魔妖仙獣(まようせんじゅう) 大刃禍是(ダイバカゼ)!!

ペンデュラム・効果モンスター
星10/風属性/獣族/攻3000/守 300
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分フィールドの「妖仙獣」モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃モンスターの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで300アップする。
【モンスター効果】
このカードはP召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードのP召喚は無効化されない。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(3):このカードを特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。

妖仙獣唯一の最上級モンスターにして切り札たる超弩級Pモンスター。
P召喚以外では特殊召喚できない上に特殊召喚ターンには手札に戻るが、このカードの特殊召喚は無効化出来ず、更に召喚・特殊召喚成功時にフィールドのカード2枚を選択して手札に戻す非常に強烈な効果を持つ。
また、通常召喚も可能でその場合でもバウンス効果は発動でき、通常召喚であれば自身が手札に戻るデメリットも起こらない。
レベル10なので右鎌神柱の効果でPスケールを引き上げないとP召喚できないが、3000という高い攻撃力に強力なフィールド制圧効果を持ったまさに最終兵器。
ちなみにP召喚された後はエンドフェイズ時に手札に戻るので、うまくいけば毎ターンフィールドを荒らすことができる。
自身のPスケールも7と高めで、さらに攻撃する妖仙獣の攻撃力を強化するP効果も持っている。


  • 魔妖仙獣 独眼群主(ヒトツメムラジ)
ペンデュラム・効果モンスター
星10/風属性/獣族/攻2000/守3000
【Pスケール:青3/赤3】
このカード名の(1)(2)のP効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPゾーンの「妖仙獣」カード1枚を対象として発動できる。
そのPスケールはターン終了時まで11になる。
このターン、自分は「妖仙獣」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分エンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。
【モンスター効果】
このカードはP召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在し、自分のカードの効果によって、このカード以外のフィールドのカードが手札・デッキに戻る度に発動する。
自分フィールドの全ての「妖仙獣」モンスターの攻撃力は500アップする。
(3):このカードを特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

妖仙獣2体目の最上級Pモンスター。
大刃禍是と同様に特殊召喚できない上に特殊召喚ターンには手札に戻るデメリットを持つが、攻撃力は2000と物足りなく、特殊召喚を無効にされない耐性はなくなった上にバウンスも1枚と大刃禍是より小型化している。
その代わりに自分が場のカードのバウンスに成功する度に場の妖仙獣全員を強化する効果を持っている。
自身がバウンス効果を持つので召喚に成功さえすれば2500打点は保証され、更にこの全体強化には回数制限がないため、鎌壱太刀や大刃禍是のバウンスなどを組み合わせれば合計打点が凄まじい事になる。
また、右鎌神柱と同じく妖仙獣しか特殊召喚出来なくなる代わりにスケールを11まで引き上げるP効果を持ち、こちらは自身以外の妖仙獣Pのスケールも操作出来る。
これによりPゾーンの妖仙獣がどんな組み合わせであってもスケールが3と11になり、大刃禍是や同名カードのP召喚が容易になる。
エンドフェイズにPゾーンから手札に戻ってしまうが、逆に擬似的な除去耐性になる上にスケールかモンスターかを選択できる強みにもなっている。
総じて最上級PモンスターでありながらP召喚の補助や火力増強とサポート寄りの性能をしている珍しいカードとなっている。


▼魔法カード

  • 修験(しゅげん)妖社(ようしゃ)
永続魔法
「修験の妖社」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、「妖仙獣」モンスターが召喚・特殊召喚される度に、このカードに妖仙カウンターを1つ置く。
(2):このカードの妖仙カウンターを任意の個数取り除いて発動できる。
取り除いた数によって以下の効果を適用する。
●1つ:自分フィールドの「妖仙獣」モンスターの攻撃力はターン終了時まで300アップする。
●3つ:自分のデッキ・墓地から「妖仙獣」カード1枚を選んで手札に加える。

妖仙獣モンスター召喚のたびにカウンターが乗り、カウンターを取り除いた数によってステータス強化か妖仙獣カードのサーチ・サルベージ効果を選んで使用できる。
どこからどう見ても六武の門だが、コンマイもさすがに学習したのか効果発動は1ターンに1度、使えるのも自分に乗ったカウンターのみの制限が設けられ、鎌参太刀の効果でもサーチできないようになっている。


  • 妖仙大旋風(ようせんだいせんぷう)
永続魔法
800LPを払ってこのカードを発動できる。
(1):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「妖仙獣」モンスターが手札に戻った場合、相手フィールドのカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(2):自分ターンにこのカードの(1)の効果を適用していない場合、自分エンドフェイズにこのカードは破壊される。

LP800を対価に発動でき、1ターンに一度自分フィールド上の表側表示の妖仙獣モンスターが手札に戻った場合、相手フィールド上のカード1枚を選択して手札に戻す。
ただしこの効果が適用できなかった場合、自分のエンドフェイズ時に自壊してしまう。
ぶっちゃけかなり扱いづらい。
アニメではターン内での効果発動回数に制限がないというチートもいいところなぶっ壊れ性能だったため、後述の眩暈風と合わせて相手フィールド上のカードをすべてデッキに戻すという極悪コンボ(本人曰く「沢渡レジェンドコンボ 妖仙ロストトルネード」)を実現させた。


  • 妖仙獣の神颪(かみおろし)
通常魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「妖仙獣」モンスターしか特殊召喚できない。
●デッキからレベル5以上の「妖仙獣」モンスター1体を手札に加える。
●デッキから「妖仙獣 左鎌神柱」「妖仙獣 右鎌神柱」を1枚ずつ選び、自分のPゾーンに置く。
この効果でPゾーンに置かれたカードは次の相手エンドフェイズに破壊される。

レベル5以上の妖仙獣をサーチするかデッキから左鎌神柱と右鎌神柱をペンデュラムゾーンに置く効果を持つ通常魔法。
発動条件として自分フィールドにモンスターが存在しない必要があるが、妖仙獣の多くが自身をバウンスする効果持つため、発動条件を満たすのは容易。


  • 妖仙獣の風祀(かざまつ)
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「妖仙獣」モンスターカードが3種類以上存在する場合に発動できる。
自分フィールドの「妖仙獣」モンスターカードを全て持ち主の手札に戻す。
その後、自分は手札が5枚になるようにデッキからドローできる。

場に妖仙獣が3種類以上ある場合に発動可能で、妖仙獣を全て手札に戻した後手札が5枚になる様にドローする速攻魔法。
Pゾーンの妖仙獣もカウントするため発動自体は難しくないが、単体では最大2枚までしか追加でドロー出来ないのが辛い。
効果が無効になって場に留まってしまった妖仙獣の回収や妖仙大旋風のトリガーにするなど使うには工夫が必要。


▼罠カード

  • 妖仙獣の秘技
カウンター罠
(1):自分フィールドに「妖仙獣」カードが存在し、自分のモンスターゾーンに「妖仙獣」モンスター以外の表側表示モンスターが存在しない場合、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

妖仙獣カードがフィールドに存在し、妖仙獣以外の表側表示モンスターが存在しない場合という厳しい条件を要求するが、
その効果はなんとモンスター効果・魔法・罠全てを無効にできる万能カウンター
しかも「妖仙獣」と名前が付いているので修験の妖社や鎌参太刀の効果でサーチ・サルベージも可能。
さらに肝心の発動条件も「妖仙獣『カード』」なのでPゾーンに適当に妖仙獣のPモンスターをおいておくだけで達成でき、想像以上に緩い。
妖仙獣モンスターはエンドフェイズに手札に戻ってしまう場合が多いが効果無効を喰らってフィールドに留まったり、
特殊召喚された下級モンスターは手札に戻る効果を発動しないためそれらで発動条件を達成することも可能。
ただし妖仙獣『以外の』モンスターが居ると発動出来ない為、エクシーズとの相性はあんまり良く無い。
ノーコストの万能カウンターではあるが結構癖のあるカード。


  • 妖仙郷の眩暈風(めまいかぜ)
永続罠
自分フィールドにレベル6以上の「妖仙獣」モンスターが存在する場合にこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在し、自分のPゾーンに「妖仙獣」カードが存在する限り、
フィールドにセットされたモンスター及び「妖仙獣」モンスター以外のフィールドの表側表示モンスターが効果で手札に戻る場合、手札に戻らず持ち主のデッキに戻る。

自分のフィールドにレベル6以上の妖仙獣モンスターが表側表示で存在することを条件に発動でき、妖仙獣モンスター以外の手札に戻るモンスターをすべてデッキ送りにしてしまう。
コストとしてフィールドのカードを手札に戻すことを要求する効果は発動自体が不可能になる。
アニメでは発動条件が「自分フィールド上に大刃禍是が存在すること」だったため、OCG化にあたって大幅に発動条件が緩和されたといえる。
沢渡はこのカードと妖仙大旋風を組み合わせてバウンスしたカードをデッキに送り、遊矢の得意とするP召喚による再展開を阻害する実践的なコンボを披露した。


  • 妖仙獣の居太刀風(いたちかぜ)
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札からカード名が異なる「妖仙獣」モンスターを2体まで相手に見せ、
見せた数だけ相手フィールドの表側表示のカードを対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。

自分の場にモンスターがいない事を条件に手札のカード名が異なる妖仙獣を2枚まで見せる事でその数だけ相手のカードをバウンスする通常罠。
フィールドがガラ空きになりやすい妖仙獣では発動条件を満たしやすく、鎌三太刀などでサーチ出来る優秀な防御札となる。


▼相性のいいカード


■虚無空間
時々P召喚をする以外はほとんど特殊召喚を使わずに戦うので自分はほとんど影響を受けず、相手だけがモンスターを特殊召喚できない制約を負う。
邪魔になったら簡単に撤去できる点も便利。
ただし維持するために永続などの場に留まるタイプ以外の魔法・罠カードが使用できなくなってしまう点に注意。

強欲で謙虚な壺
特殊召喚不可デメリットも通常召喚主体のこのデッキでは有って無いような物。もはや謙虚さの欠片もない。

■炎舞-「天キ」
鎌鼬三兄弟は獣戦士族なのでサーチ対象。微弱な打点強化も攻撃力が低めな下級妖仙獣に取ってはありがたい。
永続魔法なので大刃禍是の効果でバウンスして再利用できる点も見逃せない。

■速攻のかかし
相手ターンでフィールドががら空きになるので防御用カードとして採用される。
フィールドに残るバトルフェーダーと違って効果の発動を無効にされにくく、フィールドに残らないので妖仙獣の秘技の発動を阻害しない。

■霞の谷の神風
毎ターン手札に戻るので効果の発動がしやすい。
ただし何らかのフォローをしないと相手ターンであっさり戦闘破壊されてしまうのでその点に注意。

■帝王の烈旋
閻魔巳裂や凶旋嵐の召喚のために使えば除去と展開を並行して行える。
エクストラデッキからの特殊召喚不可デメリットもほぼ無視できる。

■エンペラー・オーダー
鎌鼬三兄弟の追加召喚効果は召喚成功時に発動する誘発効果なので、このカードで無効にして1ドローに変換できる。
これ以上展開の必要が無いときなどはこのカードで最後の1体の効果を無効にすることで1枚分のアドバンテージが得られる。
また「召喚に成功したモンスターの」とは一言も書かれていないため、召喚に成功したタイミングで発動する効果なら召喚に成功したモンスター自身の効果でなくとも無効にしてドローできてしまう。
これを逆手に取り、召喚成功に反応して自身を特殊召喚する効果を発動するカゲトカゲを絡めることで妖仙獣モンスターを召喚する度に1ドローという爆アドってレベルじゃない程の荒稼ぎができてしまう。
ただし手札上限に引っ掛かれば手札調整フェイズでせっかく稼いだ手札をごっそり捨てる羽目になるため注意。

■激流葬
妖仙獣はエンドフェイズ時に手札に戻ってしまうため、相手ターンで激流葬を撃っても自分への被害はほぼ0。
大量展開に対する抑止力として強力に機能する。

■次元の裂け目
効果が基本的に墓地利用を行う物ではないので無理なく次元のギミックが入る。
特に墓地の魔法罠を除外しない裂け目は妖社の秘儀の墓地サルベージを阻害しない為、裂け目のデメリットを一方的に押し付ける事が出来る。
あまり効果を受けたくないエフェクト・ヴェーラーの対策にもなる。

■1回休み
ペンデュラム召喚以外に基本的に特殊召喚を使用しないため、相手がバニラモンスター主体のデッキでもない限り、ほぼ一方的に相手を効果無効&攻撃封殺できる
こちらも激流葬同様、大量展開に対する抑止力として強力に機能する。

■門前払い
何もしなくてもエンドフェイズ時には手札に戻ってしまうので、事実上こちらがこうむるデメリットを無視することができる。
効果を無効化されてフィールドに取り残されてしまった妖仙獣を回収する手段としても利用できる。

海亀壊獣ガメシエル
相手フィールド上のモンスターを勝手にリリースした挙句鎌壱太刀の効果でバウンスして回収できる。
複数の鎌壱太刀が存在するなら、一ターン内で最大3体ものモンスターを勝手にリリースしてしまえる。
なお類似効果を持つヴォルカニック・クィーンやラヴァゴーレムはそのターン内の通常召喚を禁止するデメリットを持っているので相性が悪い。
特にガメシエルは壊獣の中でも攻撃力が最低であるため万一バウンスによる回収に失敗しても戦闘破壊によって容易に始末でき、また相手が壊獣デッキだった場合カウンターメタとして利用できる可能性があるなど類似カードの中でも図抜けて扱いやすい。
そのためそれまで主に利用されてきたサタンクロースは見向きもされなくなるという憂き目にあうことに…

■スターライト・ロード/大革命返し
妖仙獣デッキはその性質上自分フィールド上に複数枚の魔法・罠カードを設置しておくことが多いため、ハーピィの羽根帚等に対する対策として利用できる。
追加でスターダスト・ドラゴンも呼べるスターライト・ロードを使うか、スペルスピードの関係で妨害しにくい大革命返しを使うかは意見が分かれる。

ネムレリアの寝姫楼
レベル10の獣族モンスターを2種類をサーチする永続魔法。
大刃禍是と独眼群主をまとめてサーチ出来るため早い段階でエースを降臨させられる。
発動コストにEXのカードを2枚裏側除外する上にこのターンPモンスターしかEXから出せなくなるデメリットはあるが、
妖仙獣ではEXへの依存度が低いため問題なくコストに出来る。


▼デッキとして

修験の妖社や鎌参太刀など、何度も繰り返し使えるサーチ手段があるため、
ペンデュラムに必要なパーツを安定して集めることが出来る。

勝負はこれからだ! 俺は妖仙獣 左鎌神柱と妖仙獣 右鎌神柱をペンデュラムゾーンにセッティング!
ペンデュラム召喚! 今こそ現れろ、魔妖仙獣 大刃禍是!!!

「「「沢渡さん、マジ強過ぎっすよ!!!」」」

そして両方の柱が揃ったら鳥居を形成、特殊召喚した大刃禍是で場をこじ開け、
ペンデュラムで展開した大量のモンスターで勝負を決める豪快なデッキである!

……というものを想定していたのだろうが、

「大刃禍是をセッティング。修験の妖社を発動。鎌壱太刀召喚。鎌弐太刀召喚。鎌参太刀召喚。
鎌壱太刀の効果でモンスターをバウンス。三兄弟で総攻撃。鎌参太刀の効果で秘技サーチ。修験の妖社の効果で秘技サーチ。
三兄弟回収してターンエンド」

ハッキリ言ってペンデュラムしなくとも充分以上に戦える。
と言うかぶっちゃけてしまうと無理にペンデュラムを狙わない方が強いとさえ言われている。

理由としては、ペンデュラムと相性のいい奴と悪い奴が極端だからである。
大刃禍是と閻魔巳裂はペンデュラムに絡んだ効果を持っているのだが、
一度手札に戻さないと再利用出来ない鎌壱太刀、召喚“回数”でカウンターを稼ぐ妖社、“召喚時”に効果を発動する凶旋嵐と、残りが悉く相性悪い。
そもそもペンデュラムの持ち味は大量展開だと言うのに、下級が自力で展開力持ってるので……


基本は鎌鼬三兄弟を並べて行うビートダウン。
奈落を食らっても誘発効果で後続を手札から引っ張りだせるので、戦線を途切れさせずに済みやすい。でも神警は簡便な!

鎌壱太刀の効果で除去、鎌参太刀の効果でサーチを繰り返してアドを稼ぎ、
相手のターンは自己バウンスしない鳥居を壁にしたり、激流葬や秘技で相手の動きを邪魔すると言った流れで戦っていく。

バウンスの除去力は高く、下級である三兄弟も3人全部攻撃を通せればライフの半分以上という侮れないダメージを通せる。
天キや大刃禍是のP効果を用いれば、そのダメージ量はさらにあがる。

三兄弟は自己バウンスで帰っていくため、相手に除去されることは少ない。
ただしそれは相手の攻撃を素通ししてしまうと言う事なので、なるべく罠カードで相手の展開そのものを防ぎたいところ。

秘技の発動条件はPゾーンで満たすのが基本だが、烈旋からの上級アドバンスや神風によるリクルートでもいいだろう。

Pゾーンに置くのは破壊の身代わりになる左鳥居がお勧め。
右鳥居はほぼペンデュラムしたい時限定のような存在。

通常召喚メイン、手札に戻るので除去されにくい、専用の万能カウンターを持っている、破壊じゃなくバウンスでの除去、など
色々なメタ要素やメタをすり抜けられる要素があるため、三兄弟を中心とした構築はメタビよりになりやすい。

メタビ型でガチ構築すると下手すりゃ秘技すら抜ける。

P召喚を積極的に狙わない方が安定する、とは言ったが、大刃禍是の2枚バウンスや閻魔巳裂の破壊は文句無く強力。
サーチ性能も低くは無いので、決められると思った時には狙ってみるのもいいだろう。


▼弱点

何と言っても下級モンスターが手札に戻ることでフィールドががら空きになるのが最大の弱点。
妖仙獣が無事でもプレイヤーが先に絶命してしまう事も良くある。
手札に戻ることは相手の除去を受けにくく、サイバー・ドラゴンなどの相手の場に依存するモンスターを対策できるので一概にデメリットとは言えないが。
大量展開が可能なクリフォートや、1ターンの隙が命取りになるシャドールテラナイト影霊衣が環境に君臨するなかで、この弱点はあまりに痛い。
大幽谷響のように対策できるカードも無いことは無いが、相手がこちらの防御を突破する術を持っていた場合は、最悪1ターンキルされる場合も起こりうる。
自分のターンに守ってくれるモンスターは殆どいないので罠を固めて相手のモンスターを迎撃したい。

そして、もう一つは回転の軸となる三兄弟のうち、鎌壱太刀と鎌参太刀は単独で効果を発動できない点である。
もちろん、妖仙獣はサーチカードが豊富にあるのだが、「初手で出せるモンスターの種類が少ないうえにサーチ不可」なんて手札になった場合は機能が停止してしまう。
初手で数種類の妖仙獣を確保できるか否かで回転の速さがまるで違うため、その点では少し不安定と言える。
確保した妖仙獣をミラーフォースや激流葬で一網打尽にされると目も当てられないので除去に対する対策はしておきたい。
もちろん、ヴェーラーやスキルドレインにも極端に弱い。

また、キーカードが毎ターン手札に戻るのでブラック・ホール等の除去魔法・効果に強い反面、マインド・クラッシュや手札抹殺などで手札を捨てられてしまうと復帰が難しい。
対策として蘇生カードを積むことも考えられるが、妖仙獣は墓地にほとんど依存しないので事故率が上がってしまうし、下級妖仙獣は通常召喚でないと手札に戻れないので注意を要する。
妖社は墓地の妖仙獣を手札に戻せるので一見対策になりそうなのだが、そもそも下級妖仙獣が手元にないとカウンターを稼げないので劣勢を挽回する役には立たないのが辛いところ。

▼アニメにおける活躍

ブースターSP-トライブ・フォース-のCMでナレーションを務めたのは沢渡シンゴ役の矢野奨吾と沢渡の取り巻き役の声優だった。
CMでは沢渡のアナウンスに併せて取り巻き連中が絶妙な相の手を入れるシュールな光景が見られる。
最後は「沢渡さん!マジ強すぎっスよ!!」とまさかの本編台詞のパロディで締めて視聴者の腹筋にダイレクトアタックをかましてくれる。

そしてアニメでも遊矢へのリベンジに挑む沢渡さん…じゃなくてネオ・ニュー沢渡が操るデッキとして登場。

現実でも強力な「妖社貼って三兄弟出して殴ってサーチ」の流れに加え、アニメオリジナルカードによって相手の直接攻撃をフォローし、遊矢と社長に続く自力ペンデュラムを見せ、果ては相手の場のカードをデッキにバウンスする『妖仙ロスト・トルネード』なるコンボまで見せた。

トライブ・フォースが12月まで在庫が無いのもネオニュー沢渡さんのおかげだろう。


沢渡さん!マジ強すぎっスよ!!



追記・修正は「沢渡レジェンドコンボ 妖仙ロスト・トルネード」を決めてからお願いします。


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最終更新:2023年11月19日 21:37