ホシノ・フミナ

登録日:2014/10/21 Tue 23:40:54
更新日:2024/04/12 Fri 10:28:03
所要時間:約 7 分で読めます





ねえ君、良かったガンプラバトルやってみない?

本気の……ううん、究極のバトルが楽しめるわよ!




☆キャラクター概要

私立聖鳳学園ガンプラバトル部の部長である少女。中等部三年生。
ポニテにした髪が特徴的な本作の主人公の1人。
何気にガンダムシリーズ史上初のTV版女性主人公である。
この人のおかげで『水星の魔女』のスレッタ・マーキュリーが「ガンダムシリーズのTVアニメにおける単独での史上初の~」とやたらと注釈が長くなるのは内緒。少なくとも、バストサイズでは互角だ

学園中に名を知られているカミキ・ミライほどではないが、その整った容姿からミヤガ・ダイキを始め彼女に恋焦がれる者が多い模様。

勝ち気で明朗活発な性格をしており、言いたい事はキッパリ言うタイプ。
一応は文化部の部員だが身体能力はかなり高いらしく拳法家であるセカイを椅子に縛り上げている。それでいいのか次元覇王流……
(まぁ、女性には手を上げないと言う事だろう)

性格による物か制服時には動きやすいスパッツを着用しており、スカートの中身は見えていないのに何故かエロい

そして私服に至ってはタンクトップとスパッツの上にパーカーを羽織るだけというヤスダテイスト溢れるコーディネート。
ボディライン丸見えなその姿は本人の発育もあってか、非情にスポーティーかつエロい


控え目という設定が無くなった途端にコレだよ。中学生のスタイルじゃねーぞ!?
大きいお友達を鷲掴みしたそのダイターンな恰好のおかげでガンプラの新作よりも薄い本の新刊の方が気になったという声も多数。


しかも公式戦でも大観衆の目の前へ上述した格好で出る。 趣味か!?
それ以外でも1話での敗退後、そのままの服装で帰路についていたり、セカイを迎えに夜道を一人で歩いていたりもした。
……だったのだが、番組後半は肌の露出を抑えた格好が基本になった。さすがに地上波の夕方で常時へそ出しはマズかったのだろうか?
もっとも後期も襟の広いシャツ+ショーパン+ニーソという、露出こそ減ったが男心は分かっているファッションだったが。


彼女のイメージカラーは。髪の色が少し黄がかかっただけの茶髪なので他の2人に比べると色の印象が薄目。
そのためか使用機体のカラーリングはかなり明るい黄色になっている。人によっては黄ばんだ白に見えるかも……

幼少期の回想ではメタスのパッケージを手にしていたので黄色い機体が好みなのかもしれない。

ガンプラバトル部の部長という設定から分かるが、女の子だけどガンダムシリーズとガンプラバトルを心から愛している生粋のガノタである。
好きな物のために目を椎茸にする様は前作のイオリ・セイを彷彿とさせるほど。

コウサカ・ユウマイオリ・セイ天才ビルダーというポジションを受け継ぐ者なら彼女はガンダムバカというポジションを受け継いだ者と言える。
本編ではセイと明確に絡んだ描写は無いが交友関係から幼少期に知り合ってる可能性が高いので案外、本当にセイが原因なのかもしれない(幼少期の回想に彼らしき人物がいる)。

部長だけあってガンプラバトルの腕は確からしく第1話冒頭の経緯不明の戦いでは唯一、要塞の最深部への突入を成功させている。
またガンプラの制作技術に関してもプラモデル部部長にスカウトされるほどのスキルを持っており、選手権には完全オリジナルの機体を投入する。

コウサカ・ユウマとは幼馴染で、幼少期より「ユウくん」と呼んでいる。二人でガンプラを作り、ガンプラバトルをすることを楽しんでいたようで、いつか世界大会に二人で出ると約束していた。
しかしとある事情でユウマがガンプラバトルを辞めたことで中学校では疎遠になってしまい、ギクシャクした関係になってしまった。
ユウマが理由を言わないため関係が修復できない状態だったが、フミナ自身はずっとユウマとチームを組む事を望んでいた模様。

幼少期にガンプラバトル選手権に参加する事を誰かに対して誓ったらしく、その誓いを守るために頑なに選手権参加を望んでいる。
しかし、フミナは3人いたバトル部の部員をプラモ部に奪われたため参加資格である三人一組の条件を満たせず、部自体も存続の危機に陥っていた……。

そんな彼女がカミキ・セカイと出会う事で物語は始まった。

ユウマも含めて結成したチームはフミナ自身は似通った性格ゆえにセカイと、幼馴染ゆえにユウマとそれぞれ仲が良いのだが、セカイとユウマが喧嘩をするのでチームワークはまだ微妙。
オールレンジに対応できる安定感ある戦い方からも、どちらとも仲が良い境遇からも、トライ・ファイターズの要と言っていい存在。


なんだかんだでセカイと一緒になる機会が多く、ラルさんは尻を疼かせている。
もっとも相手の状況を知りつつも正々堂々と戦ったセカイの心意気を「カッコイイぞ」と褒めたり、二人で買い物に行く際に冗談めかしてデートと言ったりしていたが、
序盤はセカイに対しての態度はどちらかといえば優しい異性の先輩といったものであり、異性として意識しているような描写はなかった。
が、カオルコとデートに行ったセカイの帰りをカミキ家の前で待ち受けていたり、母親にボーイフレンドかと聞かれたセカイがあっさり肯定して慌てつつも満更でもなさそうだったりと、
話が進むにつれ、恋愛に関して驚く程鈍感で無知なセカイはともかく、フミナの方は意識しているような描写が増えていった。
キジマ・シアの登場後は、シアとセカイが仲良さげに接していたことに嫉妬して不機嫌になるなど、明確にセカイへの好意(とセカイに寄って来る他女性キャラへの嫉妬心)を見せるようになり、
最終回では周囲がカリマ・ケイのラフレシアによる無差別バグ攻撃に対処していたにもかかわらず、セカイ相手にニュータイプの修羅場を演じていた。

なおユウマのライバルである関西人に惚れられたがフミナ本人は気付いていない。喫茶店でユウマに絡んできた時はドン引きしていた。
そしてメイジン杯でのミナトのすーぱーふみな出品に対し激怒したことから、まずミナトに対し好意を抱く事は無いと思われる。
ついにはフミナ本人に殴られても、他人から警告を受けてきたにもかかわらずういにんぐふみな製作をする真似をしているミナトに対し、もう絶対に好意を抱かないだろう。


☆本編中の行動

ガンプラバトル選手権への参加のために部員確保に奔走する中、学園に転入してきたカミキ・セカイと出会う。
少々、強引な手を使ったがガンプラを知らなかったセカイにガンプラバトルに引き込む事に成功。新たな部員を確保する。

しかし、そこにプラモ部部長ミヤガが来訪。彼の陳情からガンプラバトルを行う事になる。
その戦いは最終的に中断に終わるもミヤガが生徒会を伴い再びバトルを決行。ガンプラバトル部の存続を賭けた戦いに挑む。

ミヤガの卑怯な戦法から窮地に陥るも彼のやり方に反感を抱いたユウマが離反。彼の援護もあってか無事に勝利する。
その際のユウマの反応から手応えを感じたのか翌日に勧誘に乗り出す。途中、ミライの登場で漏らしたユウマの言葉に言質を取りチームに引き入れる。

ぶっちゃけ強引すぎる部分も多いが選手権の出場資格である三人一組を満たす事に成功。チームトライ・ファイターズを結成するのだった。


☆関連ガンプラ

パワードジムカーディガン
フミナが登場時から使用するガンプラ。改造のベース機はパワードジム
ガノタであるフミナの知識を盛り込まれ、様々なガンダム作品に影響された武装を搭載している。

その万能型の設計は、部員(=僚機)のいない状況を想定していると思われ、チームを結成した選手権では使用しない。

ウイニングガンダム
フミナがガンプラバトル選手権に挑む際に使用するガンプラ。
ベース機の存在しない完全オリジナル。ウイングガンダムではないので注意。ライジングでもない。
Gファイター風の支援重戦闘機として出撃し、SDガンダムへの変形が可能と言うギミックを搭載している。

分離・変形することでセカイのビルドバーニングガンダムやユウマのライトニングガンダムの補助パーツになる機構も有している。
彼らの力をさらに増幅させ、勝利に導くというコンセプトは、フミナの想いそのものと言ってもいい。
しかし、サポート機能に特化してしまっているせいで、単機のスペックはさほど高くない。ヘビー級にライト級が挑むようなものである。

スターウイニングガンダム
全国大会に向けウイニングを改造した機体。
僕らの盟主王はたぶん関係ないはず。
大型ファンネルを搭載したことで支援のみならず、単体での火力も大幅に向上。
また、ファンネルを本体に接続することでリアル体系にも変形できるようになった他、部分的にリアル体系になった戦ったりとトリッキーな動きも見せる。

○すーぱーふみな
彼女が制作したガンプラではないが、一応記述。
最終回で登場した究極(?)の一品。その御姿については製作者であるミナトの記事参照。
なおスタッフはデザイナーに「スパッツを絶対に外さないこと」をデザインの絶対条件にしていたそうな。

◯Figure-riseLABO ホシノ・フミナ
リアルで発売されたホシノ・フミナのガンプラである。すーぱーふみなではない、ホシノ・フミナのプラモデルである。
変態企業バンダイが積層成形技術の粋を集めて生み出した
「肌の血色やグラデが着色済みのインジェクションパーツ」が使われ、
素組みで並の完成品フィギュアに迫るクオリティのキャラクターモデルが組み上がってしまうという狂気の逸品。
当然のように瞬殺された。
その性質上パーツ(金型)の流用が利かないため、お値段はガンプラとしてはかなり高価になっている。
後に一部改修と水着の色を黄色から黒へと変更した「The Second Scene」が発売された。





ガンダムが好き……ガンプラが好き……

でも一緒に戦おうと約束した人は違う道に進んで……

諦めたくない!

誰か、私と一緒に戦って……やりたいの!

追記・修正が……!


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最終更新:2024年04月12日 10:28