ニセ勇者のパーティー(ダイの大冒険)

登録日:2011/04/27 Wed 18:27:42
更新日:2024/01/14 Sun 12:19:05
所要時間:約 14 分で読めます






魔王が死んでおとなしくなったモンスターをいびり倒してりゃ勝手に勇者とあがめてくれるんだからな こんなにオイシイ商売はないぜ



漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」に登場するキャラクター達である。
初登場は読み切り「デルパ!イルイル!」。

衣服などのキャラクターデザインはドラクエ3の男勇者、女僧侶、男戦士、男魔法使いそのもの。
ただし、ひたすらに胡散臭い。
また素晴らしいほどに小物臭を増していく。


【人物】

以下の四人で構成される。
パーティー内の仲はそんなに悪くない模様。

でろりん

声:緑川光(旧)/下野紘(新)

自分よりなるべく弱いモンスターを倒して褒美をもらうとか…

ニセ勇者。20歳。ロモス出身。
ドラクエ3の勇者っぽい恰好だが、目つきが悪い。
そこそこ(?)の剣術と、メラ系ギラ系イオ系、最終盤ではまぞっほ・ずるぼんと共にヒャド系呪文を使った。
序盤からイオラを使う実力者。……に見えたのはほんの一時。
ただ、ステータス表を見る限り仮に勇者職だとしてもイオラを習得できるほどのレベルではないので、単発のメラで複数のモンスターを攻撃したり、実は魔法使いとしてある程度の経験を積んでいるのかもしれない。
とはいえそれは彼に限ったことではなく、たとえばポップもギラより先にメラゾーマを習得しているなど、この作品では呪文の習得可能レベルはゲーム準拠ではなさそうである。
なので、「まだ〇レベルなのにイオラを習得しているから元魔法使いのはずだ」といったような予想はあまりあてにはならないかもしれない。

そこそこイケメンだが、ずるぼん程ではないものの結構凄まじい顔芸を披露する。
だが素質と才能はある方であり、剣術の腕前はなかなかのもの。
少年時代は純粋に勇者に憧れ、目指していたのだろう。
ダイやノヴァと比べると、やや時代が悪かったというべきか…
旧アニメではクロコダイン編の後、旅先でダイの名を騙っている。
ダイ達の活躍を見て一念発起し、今度こそ真の勇者として歩もうとするも…鬼岩城の襲撃で一目散に逃げてしまった。
彼の判断力は確かだが、勇気は持ってないだろう……と思われたが?

2021年末に発行された『ダイの大冒険オフィシャルファンブック』の三条先生の談によると
ずるぼんとは腐れ縁のカップル的な感じとのこと。
「まー他にもっといい女(男)いたら乗り換えるけど、こいつは自分にメロメロだからしょうがないよねー」
と互いに思っているらしい。
二人共同じロモス出身のため長い付き合いのカップルなのかもしれない。

ずるぼん

声:江森浩子(旧)/日笠陽子(新)

ああ…あぁん 縄がくいこんで痛ぁい~

ニセ僧侶。22歳。ロモス出身(でろりんと同郷)。
効果は低いが回復呪文が使える。
唯一の女性にして、悪知恵が働く一行の仕切り役。
演技が得意でダイ達をだましたりスライムを誘惑(?)して脱走したりした。
魅了できる程度に黙ってれば美人な方なのだが、とにかく顔芸がひどい。
旧アニメではクロコダイン編の後、旅先でマァムの名を騙っている。
最終盤では爆発を防ぐためにヒャド系を、新アニメ版ではバギを使っている。

へろへろ

声:堀之紀(旧)/間宮康弘(新)

やっぱゴメちゃんはすごいお宝だったんだなアッ!!!

ニセ戦士。25歳。リンガイア出身。
ゴリラっぽい顔のスキンヘッド。
金目の物に目がないが、性格は温厚で一行の中では最も常識がある人らしい。
特技?…料理と洗濯だってさ。お人好しな性格で仲間に押しつけられている。
他の仲間に比べるといまいち目立たず、影が薄い。
新アニメ版の戦闘でもゴーレムに圧倒されていただけで特に活躍はなし。
何気に故郷を魔王軍に滅ぼされた上に「柱」を投下されて消滅という悲劇に見舞われているが、彼がどう思っているかは定かではない。
旧アニメではクロコダイン編の後、旅先でゴメちゃんを装っている。ムリだろ。

まぞっほ

声:青野武(旧)/岩崎ひろし(新)

あ… 兄者っ!!!

ニセ魔法使い。68歳。パプニカ出身。
攻撃呪文を一通り使えるが、威力はいまひとつ。水晶玉で遠隔透視ができる。
真面目に修行したこともあるそうだが、強敵に立ち向かう度胸が持てないまま情熱を失い、今の一行に落ち着いた。
旧アニメではクロコダイン編の後、旅先でポップの名を騙っている。
新アニメ版ではヒャドキラーパンサーや大王イカを凍らせており、意外な強さを示すと同時に後の展開の伏線を張った
実は彼は…(後述)


【活躍(?)紹介】

◆序盤

彼らはモンスターを倒して回り、名声を得ていた。
とはいっても勇者アバンが魔王ハドラーを倒して以降の、大人しくなったものを狩っているだけ。そうして報酬を得るのを「オイシイ商売」として続けていたのである。

そんな彼らの初登場は、記念すべき第一話。
世界に一匹しかいない「ゴールデンメタルスライム(以下、ゴメちゃん)」を捕獲するため、主人公のダイが育った孤島・デルムリン島に現れた。

彼らを勇者と信じて疑わないダイに島を案内させ、島中のモンスターを呼び集めさせたところで一網打尽、さらにゴメちゃんを連れ去ってしまう。
ロモス国の王に面会した彼らはゴメちゃんを贈呈してデルムリン島での成果を報告。
褒美を受け取り、勇者として賞賛された。
…がしかし、その夜に城内で開かれた宴会にて、島のモンスターと共に現れたダイの逆襲を受け、罪状も明らかにされた上でお縄になってしまった。

但し、冷静に見ると上記の彼らの行為は一概に大犯罪か、と問われれば疑問もある。
デルムリン島が温厚なモンスター達の生息地なのは事実だが、世間一般にはモンスターの生息地と言う偏見からむしろ危険地帯と言う認識であった。
そもそもこの島は魔王の影響で狂暴化したモンスターたちの中でも実力の高いものを育成する魔王軍の拠点だったのである(スピンオフ『アバンと獄炎の魔王』にて判明)。
未開の地を冒険し、発見した珍しいモンスターを王に献上した行為自体は表面的には非難される謂れはないし、でろりんの様に悪意はなくとも情報不備や偏見で同様の行為に至る者がいてもおかしくはない。
更にロモス王国での戦闘は、自身と王の自衛行動の一環であり、むしろ客観的には王のいるパーティーに、モンスターを従えて襲撃したダイの方が、テロ同然の行為である。
でろりん達の本性が明らかになった事でダイの行為は不問になったが、でろりん一行が短期間で釈放されていたところ、そう言った事情が働いたと思われる。
しかしながら、ニセ勇者一行自身はハドラー亡き後のモンスターを「大人しくなっている」と十分に理解したうえで上記の偏見を利用(むしろ助長)して欲望を満たすために活動しており、弁解の余地はないと言える。虚偽と偏見の中でしか維持できない正当性を盾に、人間に危害を加えていないモンスターを襲撃したことは邪悪さとしては申し分ない。
デルムリン島のモンスターは「人間社会」が保護すべき「人間」ではないから大々的な問題にならなかっただけであり、これを人間に置き換えると卑劣極まりない虐殺と略奪行為として唾棄される行いであることは言うまでもない。
このように相手を人間社会の埒外に置いての暴挙を起こした以上、相手方が人間に対して実力を行使するのは当然と言える(人間自身も同じように魔王の理不尽な侵攻に対抗したのだから)。
ましてや、ダイの行動はさらわれたゴメちゃんを取り戻してニセ勇者一行を懲らしめるという目的のための必要最小限でしかなく、世界が平和になった後に不必要な暴力を奮って私利私欲を満たそうとしたニセ勇者と比べてなんの落ち度も見当たらず、ニセ勇者の行動は人間とモンスターの融和を謳う本作の価値観において死をもって償っても不思議のない大罪だというのが最終的な結論であると言えよう。
無論、作中の社会情勢では人間とモンスターが同じ社会に属しているわけではないため、モンスターを保護する責任のないロモス王国がニセ勇者一行に死罪を申し渡す名分はないのだが、未来の勇者のためにと覇者の冠を下賜したことからも、ニセ勇者一行の「討伐」を義にかなった正当なものと認めていることがうかがえる。

当時のダイは弱く、でろりん達を自分の実力だけで倒したわけでは無い。
しかしその勇敢な姿勢はロモス王に感銘を与え、ダイの方が改めて勇者と認められた。
そしてこの出来事はアバンの耳に伝わり、ダイとアバンの出会いへと繋がっていく。
ちなみに勇者の証としてロモス王からダイに贈られた「覇者の冠」は伝説の金属オリハルコンで出来ており、終盤にて最強武器「ダイの剣」へと生まれ変わることになる。

なお、新アニメではロモス王国に乗り込むのが不自然と判断された為か、ロモス王国の船で、調査の面目でデルムリン島にやって来たという事に変更された。
でろりん達がゴメちゃんを攫った後は、そのまま船上でゴメちゃんを献上。
そこにダイがモンスターの仲間を連れて踏み込んだという流れになっている。
また、ダイとでろりんの直接対決の見せ場や、原作には登場しないモンスターの登場*1などの新アニメ独自の要素も追加されている。
船上での戦いにブラスも同行しており、戦闘後にブラスの口からロモス王に事情を説明する場面が追加された事で、ロモス王が事情を理解する流れがより自然になっている。
でろりん達の罰も、ロモス王がずるぼんがゴメちゃんを人質(スライム質?)に取る場面を目撃しており、ロモス王の「『勇者』なら友達を攫うような真似はしない」「彼等の本質を見抜けなかったわし等にも責任がある」として、拘束を解いてやった上でのボートでの置いてけぼりの刑*2に変更。
原作版での、読み切り故の違和感がかなり解消された。
そして、ロモス王はそのままパプニカ王国に行き、レオナとダイの出会いのきっかけとなる。

◆お縄以降

少しの勾留の後に結局解放され、改心したと自認しているらしいニセ勇者達だが、やっていることは以前とさほど変わっていなかったりする。
ダイとの再会は、魔王軍と戦う為にダイとポップが旅に出た後すぐのこと。
またしてもロモス国で出会った彼らは、滅ぼされた国の宝箱を漁ったり、兵士に適当な戦い方を教えて報酬をもらったり…といったことしているのだとダイに白状。
獣王クロコダインが城を襲った際には、火事場に乗じて泥棒を働く姿までも見られた。
しかし仲間を見捨てて逃げ出してしまったポップに対しては、まぞっほが一喝する場面もあった。

「勇者とは勇気ある者ッ!!」

「そして真の勇気とは打算なきものっ!! 相手の強さによって出したりひっこめたりするのは本当の勇気じゃなぁいっ!!!」

「さあ早く行けっ。胸に勇気のかけらがひと粒でも残っているうちに…!」


「…小悪党にゃあ、なりたくなかろう…?」


これにより実力はそれなりにあるものの強敵との対峙時に度々逃げ出す癖のあったポップはギリギリの一線で立ち止まり、ひとかけらの「勇気」を振り絞って戦いの場へ、仲間のもとへ戻ることが出来た。

なお以降の行動はもう少し改善されたのか、地道にレベルアップを目指しつつ旅を続けることで合意が得られていた様子。
…なのだが、出来るだけ安全な道を行こうとする割に、その先々で魔王軍に遭遇する羽目になったりする。
魔王軍の居城である奇岩城を目撃してしまったり、終盤には被害を避けようとした先で爆撃されたりと散々。

後者に関して述べると、まずダイ一行が大魔王バーンと戦い全滅したと聞き、極北の国、オーザムのあった地域に潜伏していた。
これはオーザムは既に滅ぼされた国であり、今更戦火は及ばないだろうという判断による。
寒さに震えながらも、そこで一行は過ごしていた。
しかし、バーンが世界各地に巨大な「柱」を投下して爆撃する際に、ピンポイントでそこが標的に。
爆発に巻き込まれ吹き飛ばされつつ、それでもちゃっかり生き残っていたりする。

また、このことが後述の重大な伏線になっている。

◆そして…


ダイたちのバーンと最終決戦時、投下された六本の「柱」には、それぞれに大陸を消滅させるだけの威力を秘めた爆弾「黒の核晶(コア)が搭載されていたことが判明する。
しかもその柱の投下地点が描くのは、魔の力を増幅する六芒星。
その威力は地上そのものを消し去ってしまうほど。
氷系の呪文でなら爆弾を凍結させて封印できるが、どれか一つでも爆発すれば他も誘爆する為、六つ全てを処理しなければならない。
しかし、爆発まで残り時間は僅か。
ゴメちゃんの最後の力を借り世界中に協力を呼びかけるが無人のオーザムにはもう誰も間に合わない。



…と思われていたのだが





「……立てよぉっダイ!!」

「届いたぜ!お前の想い!」
「こんな北の果てにもちゃんと勇者サマはいるから安心しろいっ!」


「……ニセ者だけどなぁっ!!」



その場にはでろりん達が居た。
ニセ勇者たちは、真の危機に偽りではない「勇気ある者」として立ち上がったのである。
そして、「柱」に到着するが、そこには護衛役のモンスター・ジャミラスが待ち構えていた。
(ちなみにこのジャミラス、凍結防止の為にいたのだが、話を聞く限りでは自分も巻き添えになる事を承知の上で派遣された事になる。敵ながら見上げた狂信、もとい根性である。……まあ、でろりんらが現れなければ爆発寸前にリリルーラでも使ってバーンパレスへ退避する予定だったのかもしれないが。)
『焼き尽くしてくれようか? それともオレと共に爆発を共にするか?』
ジャミラスの問いに、でろりんは「勇気」を持って答える。

「どっ… どっちもいやだぁ~!!」

その魂の叫びに呼応するように、マトリフが駆け付ける。

「いい事言うぜ…!!」
「時間がねぇんだ! …お前が消えなッ…!!」

メドローアの一閃で、ジャミラスはあっさりと消滅。
だが、メドローアを撃ったことで魔力(もしくは体が弱りきっていたゆえに体力か)を使い切り、膝をついてしまう。
その時…まぞっほの口から、衝撃的な真実が明かされた。

「あ… 兄者っ!!」

実はまぞっほは大魔道士マトリフの弟弟子の一人で、彼とは同門にあたる。
どうも師匠である大賢者バルゴートの修業が厳しくて、修行途中で夜逃げしてしまったらしい。
つまり、まぞっほはニセ魔法使いではなくダメ魔法使いであった。*3
それと同時に、マトリフが魔法使いとしてはかなり遅咲きである事も判明した。*4

爆発まで残り僅か、しかしマトリフはもう氷系呪文を放つための魔力は残っておらず、最後の役目がまぞっほに託される。
久しぶり*5に会った兄弟子に尻込みしてしまったのか、「ワシなんかの魔力で…」と自信を無くしかけるも、

「おめえも男なら一生に一度くれぇ本物の英雄になってみせろ!!」
「最後にチョコっと手を出すだけで英雄になれるんだ。こんなボロイ役はねぇ…!!」

という(恐らくは初めての)兄弟子からの激励を受ける。
それとでろりん達の一喝により、まぞっほも「勇気」を奮い立たせる。
かつて自分が「勇気」を蘇らせた、あの少年の様に…。
その時のまぞっほの顔は、兄弟子・マトリフを彷彿させていた…!!



…そして。
世界が輝く時―…

「せぇ~のぉ~っ!!!」




「…爆発はっ…」


「爆発はどうしたアァァッ!!」




トラブルはあったものの、無事に「黒の核晶」を封印。


ニセモノの勇者達は、最後の最後で世界を救って見せたのである。

(ちなみに、魔法が使えないへろへろはマトリフの盾になって庇っていた。地味にかっこいい。)


「だから言ったろ? ボロイ役だってな」


ネタキャラクターとしか言えない彼らではあったが、振り返れば制作サイドからはかなり愛されていただろうことが判る。
読者からしても、その扱いの酷さと登場場面の少なさの割に、強く記憶に残っている人も多いだろう。
ポップも彼らと似た末路を辿っていた可能性があるし、その辺りも興味深い。

◆エンディング

本編がエンディングを迎えた場面においては、一行がマトリフになし崩し的に弟子入りする事になり、授業料替わりに金品を没収されている様子が描かれている。
新アニメ版では、この場面ではマトリフに「まだ持ってんだろ?盗んできたものは全部返してこい」と言われていた。

可哀想というか、それもまた彼ららしいというか。

しかしながら、もしかしたらここでマトリフに鍛え直された事で、その後ダイが帰ってくるまでの間の世界を守る彼らの勇姿が見られる…のかもしれない。

なお公式ガイドブックによると、でろりんたちのレベルはわずか13らしい。

◆余談

西洋風世界の『ダイの大冒険』の登場人物なのになぜか名前がひらがなだが、これはFC版ドラクエ3でキャラクターの名前にひらがなしか使えなかったことを再現していると思われる。
ただし、実際のFC版ドラクエ3では濁音・半濁音も1字扱いなので、実機ではへろへろ以外は再現不可。
『ダイの大冒険 オフィシャルファンブック』によれば、原作者の三条先生はプレイヤーが実際に入れそうな名前と被らないよう、敢えてゲームでの再現が極力不可能な名前にしたのだとのこと。
リメイク版なら全員再現可能なので、ニセ勇者のパーティーで世界を救ってみるのも一興だろう。



…立てよぉっアニヲタ!!!

届いたぜ!!!お前の項目!!
こんなwikiの果てにも ちゃんと追記・修正する編集者サマはいるから安心しろいっ!!!

…Wiki籠りだけどなあっ!!!!



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最終更新:2024年01月14日 12:19

*1 原作当時は「4」が発売されたばかり。スタッフ曰く「現存のシリーズから、出ても違和感がないであろうモンスターをチョイスした」との事である。

*2 昔は船の上での刑罰ではよくある事だったらしい。

*3 『勇者アバンと獄炎の魔王』ではマトリフが「才能はある奴だった」と認めているので、やはり精神面の問題が大きかったようだ。

*4 まぞっほが10代の青年だった頃はマトリフは40代で、未だに師匠の元で修行中だった為。また、『獄炎』で師匠から卒業を言い渡されているシーンでも、大分老けている様子が見られる。

*5 恐らくは約50年ぶり