秋道チョウジ

登録日:2014/10/16(木) 06:09:00
更新日:2024/02/07 Wed 22:48:34
所要時間:約 9 分で読めます



無駄だ ボクはさっきの100倍強い!!

秋道(あきみち)チョウジとは、漫画『NARUTO‐ナルト‐』及び続編の『BORUTO‐ボルト‐』の登場人物。

◆もくじ

◆プロフィール

所属:木ノ葉隠れ
役職:下忍→中忍
忍者登録番号:012625
誕生日:5月1日
星座:おうし座
血液型:B型
身長:156.3cm(13歳)→172.3cm(16歳)
体重:69.3kg(13歳)→87.5kg(16歳)
性格:食いしん坊、のんびり屋
好きな食べ物:焼肉、スナック菓子
嫌いな食べ物:食べられない物
戦ってみたい相手:食べ物くれるなら誰でもOK
好きな言葉:肉
趣味:買い食い
CV:伊藤健太郎

◆概要

木ノ葉隠れの里に所属する忍者
猿飛アスマ率いる第十班の班員であり、チームメイトは、親友の奈良シカマルと、くの一の山中いの
本作の主人公であるうずまきナルトとは忍者学校時代からの同期。
初登場時は下忍であったが、のちに中忍に昇格している。

見た目はデb…ポッチャリしていて、常に何か(主にお菓子)を口に運んでいる。頬には忍者ハットリくん風のナルトうずまきがある。
「秋道一族」という木ノ葉隠れの里の中でも特別な一族に属しており、「倍化の術」など体の一部を巨大化させる特別な忍術を扱う。

第一部の頃はパンツ被ってるみたいな頭巾型の額当てを使用し、長い白マフラーを巻いていた。
第二部では秋道一族に伝わる「食」の字が彫られた鎧を着用している。

◆人物

性格は温厚・気弱でかつのんびり屋で、なんで忍者やってるんだというくらいのお人よし。
…ただし、何かトラウマでもあるのかデブという単語に極端に過剰反応し、態度を豹変させ相手お構いなしに見境なくキレる。
幼少期は里の悪ガキにいじめられてたので、その事が関係してるかもしれない。
そのため「チョウジの前ではデブは禁句」というのが周囲の人間の了解事項となっている。

見た目通り食欲旺盛で、焼肉で支払が三百両を突破し、アスマが店に土下座する羽目になったこともある*1
任務後の打ち上げの費用はかなりの金額がかかり、
アスマはシカマルと打ち上げの支払を賭けて賭け将棋をしているが、一度も勝ったことはないらしい。
またアスマは修行にかこつけてナルトに費用を持たせようと画策したこともある。

忍者学校時代はナルト、シカマル、キバと並んで問題児で、よくイルカに叱られていた模様。
そのため成績も悪かったと思われるが、第2部のペイン襲撃時はペイン天道の容姿・能力とその弱点を要点をしっかり交えた上で簡潔に報告しており*2、人に物事を説明するのは上手い*3

◆能力

秋道一族の秘伝忍術を中心とした肉弾戦が得意で、戦闘では主に秋道一族の秘伝忍術である倍化の術を使用する*4
猪鹿蝶トリオでは決定打の役割を果たしており、
  • 1.シカマルが影真似の術で敵の動きを封じる
  • 2.いのが心転身の術で敵に乗り移る
  • 3.チョウジが巨大化して突撃
  • 4.攻撃が当たる直前でいのが敵の体から離脱
  • 5.敵あぼーん
という流れは鉄板パターン。
第二部では部分的に体を巨大化する部分倍化の術なども使っており、攻撃力はお墨付きである。ていうか破壊力だけならサクラと良い勝負かもしれない。
実際第一部のサスケ奪還任務でもシカマルから「キバと並ぶ攻撃の要」と言われているし、
一部ゲームではナルトが壊せない障害物をチョウジなら破壊する事が可能、となっていたりすることも。

また、切り札として秋道一族秘伝の丸薬を食べる事で莫大なカロリーを吸収・消費し、一時的に強さを増す。
この丸薬は青のホウレン丸、黄のカレー丸、赤のトンガラシ丸と三種類あり、もっとも強力な赤のトンガラシ丸を食べるとやせ型のイケメンになり背中から蝶の様な羽が生える。
ただし、この薬は副作用の大きい劇薬のためサスケ奪還任務で一度使ったきりで、その後は使用していない。
サスケ奪還任務で使用した際は、使用後に瀕死の状態になり、その後医療部隊による集中治療を受けなんとか一命を取り留めた。

使用術


  • 倍化の術
体を肥大化・巨大化させる一族の秘伝。倍どころではないサイズになる。
秋道一族の戦闘の基本だが、これを使用するとカロリーを大量に消費する。
チョウジがいつも何か食べているのはこの術のためのエネルギーを確保するため。

  • 肉弾戦車
「倍化の術」で大きくなった後、カメのごとく頭と手足を引っ込め、地面を高速で転がって敵を押しつぶす。

  • 超倍化の術
「倍化の術」よりもさらに巨大になる。そのサイズは下手したら尾獣やガマオヤビン並みである。
ただし、カロリー以前に肉体そのものへの負担が著しい。

  • 肉弾針戦車
「肉弾戦車」の際、クナイつきのロープを装備することで回転力と攻撃力を上げる。二部以降は自分の髪の毛をスパイク代わりにしている。

  • 部分倍化の術
どこぞのゴムゴム海賊のように(こっちが先だけど)体の一部だけを肥大化させる。主に腕。

  • 蝶チョウジモード
チョウジの切り札。秋道一族の秘伝・カロリーコントロールによって体を絞り、身体能力とチャクラの制御能力を一気に向上させる。
その戦闘力は通常時を遥かに上回り、それまで手も足も出なかった呪印状態2の次郎坊を逆に圧倒し返した。
サスケ奪還戦ではトンガラシ丸で無理矢理この状態になったが、第四次忍界大戦におけるアスマ戦にて自力発動を可能とした。
この状態では背中から蝶の羽の形で具現化したチャクラ翼による飛行や、倍化の術との併用も可能になる。
BORUTOではおしるこの肥大化した白玉を超倍化の術で食い尽くし、即座に消化するために使用。

  • 蝶弾爆撃
蝶チョウジモードの状態で片腕のみにチャクラを集約、渾身の打撃を叩き込む。一撃で次郎坊を殺害する威力を誇る。
間違いなくチョウジ最大の奥義なのだが、ゲーム移植の際には奥義ではなく、覚醒による蝶チョウジモードでの忍術として採用されている(奥義は「超倍化の術」か「超張り手」)。
ちなみにチョウジ独自の術というわけではなく一族の奥義のようで、ゲームを見る限りチョウザも使用可能。

◆作中の活躍

第一部

上司の猿飛アスマの推薦でチームメイトと共に中忍選抜試験を受験することになる。

第一の試験は山中いのの「心転身の術」を利用して突破。

第二の試験ではいのがネジにお色気作戦を仕掛けたり(大して効果なし)と仲良く(?)進んでいたが、ナルトたち第七班が大蛇丸の部下の音忍たちの襲撃を受けて壊滅寸前に陥った(その前にリーが救援に現れたが、すでに敗れている)ところで助けに入る。
…もっともこれは、サクラの窮地を見兼ねたいのが飛び出したところに無理矢理つき合わされたから。
チョウジ本人は逃げる気満々だったが、ザク・アブミの
「クク…お前は抜けたっていいんだぜ おデブちゃん
「え?いま何ていったのあの人…ボク…あんまり聞き取れなかったよ…」
「あ!? 嫌ならひっこんでろっつったんだよこのデブ!!」

この発言がチョウジの逆鱗に触れ、「木ノ葉と音の戦争だぜぇ!!」とまで言い出す始末。
チョウジが「倍化の術」を利用した体術・「肉弾戦車」を利用して音の攻撃を防ぎつつ、シカマルがドス・キヌタを影真似で縛り、いのが心転身でキン・ツチを人質にとる。だが、元より試験通過を目的としない連中には通用せず、人質ごと攻撃を受けた。
その後、ネジらガイ班の人間も到着し、またサスケの呪印解放によるパワーアップもあって窮地を脱した。

その後はどうにかこうにか難関を突破し、チョウジも第三の試験の予選に出場。
人数が絞られ、強そうな敵ばかり残ってくるとヘタレはじめ、「ボクすぐ棄権するし…別にいいもーん!」とか言い出す始末。
だが、アスマに「試験終わったら焼肉食い放題ってのはナシだな」と焼肉に釣られ、さらに「ヤバくなったら止めに入る」とも言われて(シカマルにはヒナタとネジの試合でアスマだけが止めに入らなかったので不安がられているが)やる気を出す。

結局、チョウジは最終戦に出場。試合相手は、先の音忍の一人、ドス・キヌタ。
「ガンバレー!! デブー!!」という仲間からの熱い声援(?)も受けて、試合開始。
チョウジは相手の音の攻撃に耳を狙わせないため、肉弾戦車で攻撃。
対するドスは、チョウジが壁にめり込み方向転換するタイミングを狙う。チョウジは耳栓もしていたが、肉の壁に衝撃音を伝わせられ、敗北。
…手加減されたらしく、断末魔(?)は「に…にく たべたい…」
負けたが、焼肉には連れて行ってもらえる様子である。

…だが、その焼肉で食べ過ぎて腹を壊し、木ノ葉病院で入院するハメになった。
それでもチームメイトのいのがお見舞いに来てくれて、「ボクだって女が見舞いに来るタイプなんだぞ」と喜んでたんだけどね。

と、まぁ、こんな感じでちょっとトホホなキャラであったのだが、音の四人衆の手引きでうちはサスケが里抜けした際に、シカマルを小隊長として奪還部隊が編成され、チョウジもそれに加わる(シカマルと長年チームを組んできたため、連携がやりやすかったから)。
…ナルトには「…優秀な奴って言ったよな…誘うならシノとかだろ!」って言われちゃったけどね。
当時読んでてナルトと同じこと思った人、先生怒らないから手を挙げなさい。

チームは敵を補足し、奇襲をかけるが、敵の「土遁結界・土牢堂無」に捕らわれてしまう。
この土牢にはチャクラを吸い取る性質があり、いきなり全滅の危機を迎える。
その際、シカマルは一人で敵に命乞いし、チョウジはお菓子をヤケ食いし始める始末。
…が、これはシカマルの作戦だった。会話で気を逸らしつつ、壁の薄い部分をチョウジの肉弾戦車で突破(お菓子を食べ出したのは作戦に気づきそれに備えてカロリー補給するため)。脱出に成功した。

脱出後、シカマルは二手に分かれる策を立てるが、次郎坊の「馬鹿な隊長を持つと苦労するなぁ…下っ端は」という発言にチョウジが激怒。

「ボクだ!! こいつはボクがやる!!」

一人では厳しいと懸念する仲間に対し、「馬鹿な隊長とただのカス共になっちまうぞ」と鼓舞。仲間に兵糧丸を渡し、殿を務める*5

チョウジはこの任務のため、秋道一族の秘薬である"三色の丸薬"を用意していた。
最初の青のホウレン丸で、次郎坊の腕力をも上回るが、この時点でかなりの副作用が発生。肉弾針戦車で追撃するが、呪印・状態1になった次郎坊に破られる。

次郎坊はチョウジを「捨て駒」と罵るが、チョウジはシカマルから「自分は強い」と信頼され、後を任されたと自覚する。
その後、カレー丸を服用し、「超倍加の術」で次郎坊を押し潰すも、状態2へと変化され、返されてしまう。

その後、次郎坊にポテチの最後のひと口を盗られ、「死ね…仲間はずれの哀れなデブ」と止めを刺される寸前に。
ここにきてチョウジは覚悟を決める。「でもこいつは…命に代えても…倒すから!!」

赤のトウガラシ丸は死とも引き換えとなる最後の切り札。体型をも変化させるほどの圧倒的なチャクラを発生させ、背には蝶の如き羽根を纏う。そのチャクラを左手に集め、渾身の一撃を放つ。

「ボクの親友を馬鹿にすることは どんな高級料理の最後のひと口を横取りされることよりデブってバカにされることより 許せない!!」
…字面だけ追うとちょっとアレだけど、この時のチョウジは引き締まった中々いい表情をしている。

次郎坊を倒した後、フラフラの状態でシカマル達に合流するため歩き出すが、その先で見上げた木にはシカマルが後を追ってくると信じてつけた矢印と

『早くこいってばよ』


『みんなまってるぜ』*6

と他の仲間からの叱咤激励の言葉が刻まれていた。
自分を捨て駒ではなく仲間として信じてくれていることを知ったチョウジは、

『父ちゃんボクにも仲間がいっぱい出来たよ…』

と涙を流しその場に力尽きた。


任務終了後、かなりの重態となったが、優れた医療忍者の綱手が火影に就任していたこともあって生命に別状はなかった。
また、トウガラシ丸のおかげでいい感じにダイエットしたけど、見事にリバウンドしちゃったらしい。


第二部

第二部でも登場。デb…ポッチャリした体型も元のまま。
ナルトが里を離れていた間に中忍に昇格している。

再登場の時にはシカマル・ナルトと共に不審なサイを追い詰め、また丸薬に頼らずに「部分倍加の術」も披露した。
その時にナルトに協力を申し出ているが、今度は断られずに済んでいる。

その後、の襲来を受けて捜索部隊が編成され、チョウジもそれに加わる。だが、シカマルと共に別行動していた師のアスマ角都飛段との交戦中に重傷を負い、いのと共に救援に駆けつけるも、時既に遅かった。

チョウジは他の仲間とともにアスマの最後の言葉を聞く。

「お前は…仲間想いの優しい男だ…」
「だからこそ…誰よりも強い忍になる…」
「自分にもっと自信を持て…」
「それと…すこしダイエットしないとな…」

チョウジも涙ながらに「ムリかもしれないけどガンバってみる…」と気弱な返事(アスマもちょっと苦笑気味だった)。

その後、チョウジたちはアスマの弔い合戦を開始。はたけカカシを暫定的に部隊長としつつ、シカマルの策をメインに戦いを挑む。

最後は飛段をシカマルが、角都をナルトが風遁螺旋手裏剣で仕留め、見事に仇を討った。

また、ペインが木ノ葉隠れの里を襲った際には、カカシの助けを借りてペインの情報を火影の綱手に届けている(この時、父のチョウザは無事だったがカカシは一時的に犠牲になった)。

第四次忍界大戦

シカマルと共に我愛羅の班に配属される。
穢土転生された雲の金角・銀角兄弟を相手に奮戦し、特に「猪鹿蝶」の連携で九尾のチャクラを纏う金角をも封印する活躍を見せた。

だが、敵にはさらに薬師カブトにより穢土転生されたかつての師・猿飛アスマも加わっていた。
元教え子のチョウジたちが封印に向かうが、チョウジは戦意喪失気味に。
アスマ先生の「いいかげんにしろデブ!! オレをやってみろ!!」と叱咤激励(?)するが、それでもまだ割り切れない。
一時的にいのの心転身を受けた後、仲間の励ましも受けて遂に立ち直る。


我秋道チョウジは山中・奈良両一族を守り木ノ葉を守るためいざ蛹から蝶へと-
翔かん!!
「変わんなきゃいけないんだ!!」

その後は、秋道一族秘伝のカロリーコントロール(トウガラシ丸の時と同じだが、副作用がない)を完全に使いこなし、蝶の翼を身につける。

この姿にアスマは「そうだチョウジ…その顔だ!」と成長を実感。
また父のチョウザも「秋道16代目として相応しい男になった」と評価している。

その後、アスマは「完璧な猪鹿蝶だった」の言葉を残し、満足げに成仏した。

自信を得たチョウジは「ボクがこの戦場を終わらせる!! だからシカマル いの 協力頼むよ!!」と発言。
いのも「これまでで一番説得力があるわね!」と喜んでいる。

その後は九尾チャクラを貰い元の体型に戻ってしまうも十尾の動きを止め、アスマ班の三人で新たな猪鹿蝶を披露して十尾分身体を蹴散らす、ナルトから託された仙法螺旋丸で求道玉の盾を破壊しチャクラ綱引きにも参加するなど要所要所で活躍。

これ以降はチャクラの枯渇もあり目立った活躍もなく、白ゼツの真数千手の足止めにあいマダラの地爆天星に驚く間に無限月読にかかりそのまま神・樹界降誕に絡み取られてしまう。

無限月読解術後はシカマルと共に無事を喜びあってる姿が描写されている。

BORUTO‐ボルト‐

少年期から終生結婚相手に恵まれないのではないか、という事を不安に思っていたが、終戦後雲隠れのくノ一であるカルイと結婚。娘の秋道チョウチョウを儲ける。
年頃になった娘からある時「実の父親ではないのではないか」という周りから見ればツッコミ必至な疑念を抱かれたが、
紆余曲折の末に久々にカロリーコントロールを行いスリムになった姿を見せた途端チョウチョウは心機一転、
一族の奥義を学ぶことにたいそう熱心になったとか。
小説版およびアニメではカルイにいい所を見せるため、チョウチョウと共に大食い大会に出場。
優勝させまいとする主催者の忍術によって肥大化したおしるこの白玉を超倍化の術で食い尽くすという見せ場も。


◆主な人間関係


十班の上官にして師。強く慕っており、穢土転生された彼との戦いには一番消極的だった。
「食い気ばかり」と早くも中忍になったシカマルと比較して小言を言われることもあったが、最期の言葉にもある通り、実際にはかなり期待されている。

十班の仲間。猪鹿蝶の「猪」。「アンタはいいわねーガツガツ食べても気にしない性格で」「私なんてダイエットで大変よー」なんて嫌味を言われたりもしているが、いの自身面倒見のいい性格なので、お見舞いに来てもらったりと仲良く付き合っている。

十班の仲間。猪鹿蝶の「鹿」。最高の親友同士であり、お互いの力を最も信頼しあっている。悄気やすいチョウジのフォロー役もシカマルの役目。
彼らの関係は幼少時代にまで遡り、「秋道一族はデブばっかで鈍感」と仲間外れにされたとき、自分も抜けてきたシカマルと友達になっている。

幼少時代からの付き合いで、数少ない友人の一人であることがナルトの回想からわかる。
自分もかつて仲間外れにされてきたためか、逆境にもめげないナルトのことは彼なりにリスペクトしており、アニメではナルトの悪口を言ったシカマルに怒るシーンがある。
ただし、それなのにもかかわらずチョウジが初登場した時のナルトの感想は「いつも何か食ってるだけのデブ」「デブチンオバカ」…ナルトェ…バレたらチョウジに殺されるぞ…

  • 秋道チョウザ
父親。
木ノ葉隠れの上忍で、先代の「猪鹿蝶」としてシカマルたちの父親シカク・いのいちと組んでいたほか、はたけカカシとも共闘した経験があるらしい(ペイン襲来の際には一緒に戦っている)。かつてはマイト・ガイとエビス、不知火ゲンマの担当上忍を務めていた。
余談だがこの人、
1.里が壊滅、カカシ等の準レギュラーキャラが死亡したペイン六道との戦いで深手を受けたが一命を取り留める(死亡した木の葉の忍達は長門の術で蘇生したが)
2.第四次忍界大戦ではその能力で戦場に居たため、十尾の超遠距離尾獣玉で本部でサポートしていたシカク、いのいちが死亡。結果、猪鹿蝶の父親で唯一生き残る。
と二度に渡る死亡フラグを回避した剛の者である。

  • カルイ
妻。
雲隠れの里のくノ一で八尾の人柱力であるキラービーの弟子の一人。
本編中はほぼ接点がなかったが、第四次忍界大戦後に急接近、最終回では一子を設けている。
「サクラ秘伝」ではその過程の一端が描かれている。

  • 秋道チョウチョウ
娘。
ミーハーな部分があり、外伝では実の父親ではないと疑われていた(外から見ればそっくりだが)。
チョウジと異なり「デブ」と言われてもさらっと受け流せる。

◆余談

  • チョウザについて
記念すべき第一話にて、ナルトが初代火影の封印した禁忌の巻物を盗み出した際、「(ナルトは)どのみちろくな奴じゃねーんだ 見つけ次第殺るぞ!!」と気炎を上げていた忍集団にチョウザらしき忍の姿が確認できる。おかげで某動画サイトを筆頭に「チョウザを許すな」というコメントが多数。
連載終了後に出版されたカラー版NARUTOでは上記の秋道一族が金髪であったことが判明し、チョウザは赤髪なので長きに渡る冤罪を解消できた。
なお、アニメではシーンそのものがカットされている。

ただし、盗んだ書物の最初には多重影分身が載っていたことを考えると、ナルトが盗み出したのは影分身の開発者である二代目火影ことあの千手扉間が記した書であるという説が有力である(実際に編纂したのは柱間だという説も)。
読んだのがナルトでかつ最初に見た影分身で終わったからよかったものの、仮に卑劣様の禁書だとすればほぼ間違いなく穢土転生や互乗起爆札が記されている。そんな危険な代物が木ノ葉の外部に漏れるリスクを考えれば、最悪抹殺してもやり過ぎではない。

さらに言うなら今でこそ里の人気者のナルトも、当時は一部やり過ぎなレベルのイタズラの嵐もあって相当な嫌われ者だった(アニオリでは入学前とはいえイルカにも敬遠されていた)ことを忘れてはならない。

  • ゲーム版では
どの作品でも立ち回りは基本的に同じでそんなに目立つわけではない(原作での描写が省かれることも多いためむしろ目立たない)が、例外のひとつがナルスト3である。
このゲームでは終盤において、トビが口寄せした外道魔像を相手に巨大化状態で単身奮戦するという見せ場がある。決着時のチョウザと組んでのダブル蝶弾爆撃は一見の価値あり。

  • 音声収録
作中ではポテチを食べてる場面がかなりあるが、チョウジ役の声優伊藤健太郎が言うに実際にポテチを口に含めて食べながらの収録だったらしい。
しかもその場合、撮り終わるまで口に含んでいないといけないらしく、終わる頃にはマッシュポテトと化してるとか。

追記・修正は自分はポッチャリ系だと思っている人がお願いします。

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最終更新:2024年02月07日 22:48

*1 ただ原作では「一両=十円が目安」とされており、そのレートで考えるとアスマは三千円も払えない極貧生活をしていることになってしまう。因みにアニメでは「三千両=三万円」に修正された

*2 アニメでは30秒ほど

*3 因みにナルトは忍界大戦でカカシとガイに穢土転生された人柱力について説明しようとしたがグダグダになってしまい、ガイから「何言ってるのか分からん」と言われ、結局カカシが要約してくれた

*4 これらは陽遁の性質変化に基づいた体系の術である

*5 シカマルやネジも一人一殺の覚悟でサスケを追っていた

*6 このシーンはアニメのみ。上がナルトで下がキバ