トールズ士官学院

登録日:2014/10/10 (金) 16:20:00
更新日:2024/02/12 Mon 03:24:35
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学院憲章・基本三ヵ条
 一、勇往邁進、日々研鑽を怠るな。
 一、個を尊重し、和を重んじよ。
 一、世の礎たれ。



トールズ士官学院とは、英雄伝説シリーズにおいて、エレボニア帝国に存在する学校である。
今からおよそ220年前の七耀暦984年頃(230年前という説もあるが、作中でリィンがこう答えているのでこちらを採用)、獅子戦役を終結させた帝国中興の祖、ドライケルス大帝によって設立された歴史ある士官学校である。
大帝が学校設立時に残した「若者よ、世の礎たれ。」という言葉が学院のモットーとなっている。
また創立時より皇族の男子はこの学院に入学するのが習わしとのこと。

エレボニア帝国帝都ヘイムダルより列車でおよそ30分ほどの距離にある近郊都市トリスタの北に位置する。
1学年約100人ほどの規模であり、通常2年間の課程を修めることで卒業となる。
当然ながら単位が足りない場合は留年も存在する。どこぞの悪い先輩は危うくダブりそうになっていたとか。
また、年間を通じて様々な分野で功績を残した生徒に対して、獅子心四大章と呼ばれる勲章が贈られる伝統がある。
それぞれの勲章は担当教官から相応しいと判断された生徒に対して贈られる。

設備は校舎の他、グラウンド、室内プールを含めたギムナジウム、図書館、学生会館など一通りは揃っており、かつて使われたと言われる旧校舎も取り壊されることなく保存されている。
通常の学校のように定期試験が行われ、クラス毎の平均得点も掲示されるなど競争心を煽っている。
非常に部活動も盛んであり、多くの生徒は加入している。
また、学院祭は盛大に行われる。1204年度で第127回を数え、学生の関係者だけでなくトリスタや帝国各地から一般来場者も大勢訪れる歴史あるイベントである。

かつては火薬式の銃や大砲の扱い方などを教える本格的な軍事学校であったが、現在では士官学校としての体裁は保ちつつ、一般教練に加え音楽や美術などの芸術科目も取り入れている。
そのため、現在では貴族の跡取りや平民出身の秀才などが集まるいわゆる「名門高等学校」という位置づけにある。
そのため卒業後の進路は様々であり、軍属を選ぶ卒業生はおよそ4割ほどとそれほど多くはない(うち3割は正規軍、1割は領邦軍)。

身分制度のある帝国にありながら、出自の差に関わらず優秀な人材を集めることが特徴。これは大帝の理念に基づくものとされている。
ただし、身分によってのクラス分けはされており(貴族クラスはⅠ・Ⅱ組、平民クラスはⅢ~Ⅴ組)、その他制服の色や学生寮なども貴族と平民の間で分けられている。
そもそもは貴族を中心に据え、従者である平民の入学も認めたという初期の経緯があり、学生会館には貴族生徒専用サロンがあり、貴族生徒のみ夏休みには領地運営の訓練の名目で帰省が認められるなど、貴族生徒だけの特権が今でも残っている。
当然ながら一部貴族生徒と平民生徒の間には軋轢が生じており、諍いが起こることもしばしば。帝国内における身分制度問題はそのまま学院内でも存在しているのが現状である。
と言っても基本的に2年の貴族生徒は良識的な人物が多く、これは顔グラ付きの生徒だけでなくモブキャラも似たような傾向にあるので(学生会館一階で平民女子と会話してる貴族男子みたく)ある程度の軋轢は時間が解決してくれる模様。

帝国中から優秀な人材が集められているため、生徒達のポテンシャルは非常に高い。
航海士や通信士としての技能もカリキュラムに取り入れられているのか、ほぼ学生のみで最新鋭の巡洋艦を運用することができる。
他にも猟兵崩れ程度であれば隙をついて制圧できたり、一部の生徒は多対一ならば魔煌兵相手でも互角以上に戦える戦力を持つ。



1206年には正規軍の本格的な軍学校へと体制が変化。
クラス分けは身分別ではなく成績順となり、カリキュラムは近代における軍人養成を目的とするものに変更。自由行動日や部活動も廃止されている。

また、それに伴い帝都近郊のリーヴスの町に第Ⅱ分校が新設。
本校の理事を辞任することになったオリヴァルト皇子が「トールズの精神を残す」ことを目的に設立を働きかけたものだが、内戦の終結後は微妙な立場となったオーレリア元将軍を分校長に据え、生徒も訳アリの者が集められる事態になっている。(オーレリア曰く"捨て石")
そんな状況の為か、本校の候補生には分校を見下すような風潮もある模様。



○1204年の関係者


主人公であるリィンが所属するクラス。
詳細は個別項目へ。

貴族生徒

2年Ⅰ組。自動二輪部所属。
帝国において絶大な権力を有する四大名門が一角にして北部ノルティア州を治める「ログナー侯爵家」の息女。
由緒ある家柄に反して学院では制服は身に着けずライダースーツで歩き回り女生徒に声をかけまくる奔放過ぎる麗人。
侯爵家の本拠がルーレにあることもあり、アリサとは顔なじみである。
トワを私のものと言って憚らず、また学院内外にも大勢の彼女がいるらしい。この女好きはグエン老の影響とのこと。
ある東方の女性から教わり我流を織り交ぜた《泰斗流》を修めており、同級生のロギンス曰く「ステゴロなら学院最強」。

  • パトリック・T・ハイアームズ
1年Ⅰ組。フェンシング部所属。
四大名門に名を連ね、南部サザーラント州を治める「ハイアームズ侯爵家」の三男坊。
学院内で派閥を形成したり、下級貴族や平民の生徒に対しては見下し傲岸不遜な態度をとるなど当初は典型的な貴族気質であった。
しかし定期試験ではトップクラスの成績を残し、フェンシングの腕前もなかなかであるなど高いプライドに見合った実力も兼ね備えている。
ただ感情の昂ぶりから思わず発してしまった言葉について後々謝罪をしたりと根は悪い人間ではない。
何かと目立つⅦ組に対しては寄せ集めと侮蔑していたが後に彼らを認め、彼自身も真の好敵手として成長していくこととなる。
Ⅱでは父親であるハイアームズ侯爵の思惑など関係なく、1人の帝国貴族としてどのような立ち位置に居るべきなのか見定めるべく、Ⅶ組と交戦する。
執事のセレスタンとは子供の頃からの付き合いであり、戦闘では抜群のコンビネーションを見せる。
なお、たまたま出会ったリィンの妹エリゼに恋をするが、兄の強大過ぎるシスコンバリアに阻まれ続けている模様。
Ⅲでは父の代理としてオルディスに派遣されており、バラッド侯の傍若無人っぷりに振り回されている。
高慢な所は完全に無くなり、最早ただのいいやつ状態に。恐らく作中でもトップクラスに成長した人物。リィンにとっても頼れる理解者であり友人となっているが、それはそれとしてエリゼはやらん。

  • フェリス・フロラルド
1年Ⅰ組。ラクロス部所属。
パトリックと並びⅠ組の中心人物。2年のヴィンセントは実兄にあたる。
名の知れた「フロラルド伯爵家」の令嬢らしく高飛車で負けず嫌いな性格をしている。
そのため平民でありながら貴族並みの品格を備え、並の貴族よりも裕福な実家のアリサに対して強い対抗意識を持っている。
努力家でありアリサに勝つため勉強、運動ともに必死の努力を続けているが今のところ全敗である。
実のところ内心ではアリサと友達になりたがっていたツンデレであり、ラクロス部での活動を通じてアリサとお互いに認め合い、親友兼ライバルという間柄になった。
戦闘ではアリサ同様導力弓を用いる。昔は街道で魔獣に襲われて慌てふためいていたのに、努力でそれなりに戦えるようになっている。
卒業後はオルディスの実家に戻り、伯爵家の手伝いをしている。閃Ⅲではオルディスの老舗百貨店「リヴィエラコート」の責任者となっており、クライスト商会設立のライバル店の登場で落ち込んだ経営の立て直しに奔走している。

  • ケネス・レイクロード
1年Ⅱ組。釣皇倶楽部部長。
前作に登場したレイクロードⅢ世の弟にあたり、英雄伝説シリーズ恒例の釣りキャラ。
兄と違っておおらかでマイペースであり、学院が襲撃された時でも釣りを続ける釣りキチ。
釣りのことばっかり考えているが、大切なネックレスをグラトンバスに飲み込まれたアナベルの為にそいつを釣り上げようとするなどかなり良い人。
続編では兄の政略的な婚約相手であるアナベルとさらりとフラグを建てる朴念仁。
卒業後も釣皇師団の一員として各地を回っている。アナベルとも親交があり、Ⅳ終盤で実は両想いであったことが明かされる。

  • マルガリータ・ドレスデン
1年Ⅱ組。調理部所属。
かつて皇族に嫁いだとされる絶世の美女「グランローゼ」を輩出した有名な男爵家の令嬢。なぜこうなった。
自らを美女として疑わず、学院には婿探し及び花嫁修業のため入学。現在のターゲットはヴィンセント及びマキアス
普通に料理をすれば上手なのだろうが(ミリアムが美味しそうに食べてるので)、惚れ薬やらなんやらぶち込むので食べた人間が医務室送りになるカオスな料理が出来上がってしまう。
Ⅱではヴィンセントに「今は結婚出来ぬ」とキッパリ断られるも、「今は」というフレーズをポジティブに拾い上げ、彼を追い続ける決意を新たにした。
ⅣではトールズOGとして事態の解決のため協力してくれる。またなんだかんだあってヴィンセントとは交際を始めた模様。
実は特異体質?の持ち主で、何か食べると激太りするが、逆に何も食べないと細身の美女となる。
完全に別人レベルの変化であり、マキアスはマルガリータだとわからなかった。
というよりもダイエット料理を食べただけで痩せるなんてこともやってのけた。
彼女曰く体重なんてその時の栄養状態でコロコロ変わるものらしいが、少なくともリィンは学生時代は瘦せているのマルガリータを見たことがない。
彼女の前で常識を語るのは無意味だろうという理由でリィンは考えるのをやめた。


  • ブリジット
1年Ⅱ組。吹奏楽部所属。
男爵家の息女だが、いい意味で貴族らしくない父親のおかげか平民に対する偏見は持ち合わせていない。
そのため平民のミントとも仲がよく、彼女からはブリちゃんと呼ばれている。本人はあまりそう呼ばれたくないようだが…。
日曜学校時代の幼馴染である平民クラスのアランから想いを寄せられているが彼女は気づいていない。
しかし続編で内戦が勃発し、彼と離れ離れになって初めて互いを大事に想う気持ちに気づき、晴れて恋人同士に。アラン爆発しろ。
Ⅲではアランと婚約したことが明かされるが、Ⅳでは呪いで豹変したアランに戸惑う一面を見せる。

  • ヴィンセント・フロラルド
2年Ⅰ組。無所属。
フェリスの実兄にしてフロラルド家の跡取り。常にメイドのサリファを同伴させている。
とにかくナルシストで、貴公子然とした仕草を崩さず、美しい女性と見るや平民・貴族関係なく片っ端から声をかけている。
肉食獣マルガリータにハンティングされようとしている哀れな子羊。
ただ槍を使った実力は相当なもので、卒業する貴族生徒との連絡網を作り、協力して帝国の現状を何とかしようとするなど真面目なときは真面目。
続編終盤では毅然とマルガリータに断りを入れたものの、希望を持たせたニュアンスにとられてしまい、女難は去っていない様子。生きろ。
卒業後は領地運営に専念しており、オルディスにはいないことが多いらしい。

  • フリーデル
2年Ⅰ組。フェンシング部部長。
伯爵家の令嬢であり、普段は穏やかだが怒らせると怖い。
卓越したフェンシングの実力の持ち主であり、2年最強の剣士との呼び声高く、1年最強と呼ばれるラウラと手合せしたがっている。
生意気だったパトリックを叩きのめし、彼の鼻っ柱をへし折っている。
卒業後は実家には戻らず世界各地を剣1本で放浪する予定。ロギンスにも誘いの声をかけている。

  • テレジア・カロライン
2年Ⅱ組。ラクロス部副部長。
男爵家の令嬢であり、実家はバリアハートにある。
エミリーとは出会って当初は対立していたようだが、ぶつかっているうちに身分を超えた友情を育み、部活では部長の彼女を支えている。
父親は平民との付き合いをよく思っておらず、内戦時に実家に戻った際も反発しあっていたが、後にエミリーとともに父親を説得した。
卒業後は父親の反対を押し切りエミリーとともに新設された飛行艦隊へと入隊予定。
…だったのだが、閃Ⅲでは飛行艦隊に所属しているエミリーに彼女の家族経由で手紙を出すという回りくどいことをしており、少なくとも同じ部隊で働いているということは無さそうだったが、閃Ⅳでは共に行動している。
ガルガンチュアで疑問を持ちながらも軍人としての責務を果たすため、エミリーと共にアリサとアンゼリカと対峙する。

  • ランベルト・マッハ
2年Ⅱ組。馬術部部長。
豪放磊落を絵に描いたような人物で、ナチュラル傲慢だった当初のユーシスですら意に介さない。
愛馬マッハ号を可愛がっており、戦闘では大剣を軽々と振り回すなど高い戦闘力を見せる。
卒業後は帝都の近衛騎馬隊へと入隊。軍馬となったマッハ号と共に帝都の競馬に参戦することもあるようだ。

  • フィデリオ
2年Ⅱ組。写真部部長。
貴族でありながら良識ある性格で偏見を持たない。というか2年生で偏見を持っている人が居ない…。
内戦勃発時には貴族連合側のやり方に納得できず、レジスタンス活動をしつつ戦場や戦火に巻き込まれる町や人々を撮影し続けた。
その際の写真がフューリッツァ賞特別賞を受賞し、それが元で帝国時報社からスカウトを受けた。

  • エーデル
2年Ⅱ組。園芸部部長。
実家はラマール旧道周辺を治めている小さな子爵家。
麦わら帽子がトレードマークののほほんとした性格。性格だけでなく体型も包容力に溢れている。つまり巨乳。
だがヴィヴィ曰く隙が無いらしく、双子の入れ替わりにもさらっと気づいている。
内戦時には騎士団の一人として学院を守っており、戦いには不慣れと言いながらも魔導杖を操りランベルトらとともに凄まじい強さを見せた。
卒業後は実家に戻り、自然保護事業を立ち上げようと計画している。
閃Ⅳでは趣味と勉強を兼ねてラマール旧道にあるロッジ「ノーチェ」の管理人を務めている。
あとかなりの酒豪でもある。

平民生徒

詳しくは個別項目へ。

  • ジョルジュ・ノーム
2年Ⅲ組。技術部所属。
ARCUSの整備は朝飯前、導力バイクの開発に加えゼムリアストーンの加工までこなすなど学生離れした技術を持つ。というか軽くチートじみている。
トワやアンゼリカ同様Ⅶ組へのサポートを積極的に行っている。
好物は甘いもの。疲れた頭に糖分補給は大切ということだが、目の輝きかたから普通に甘党なのだろう。
設定では武器としてハンマーを使うとされており、使うことはなかったが、閃Ⅳの塩の杭攻略の際に一部クラフトで使う姿が見られる。
かつては天才科学者G・シュミット博士に師事していたが、彼の研究姿勢についていけず工科大学への進学を蹴り士官学院へと入学した。
卒業後はZCF、ヴェルヌ社、エプスタイン財団など各国の技術工房への武者修行を計画している。

  • モニカ
1年Ⅲ組。水泳部所属。
気弱でおとなしいが人一倍頑張り屋であり、当初はほとんどカナヅチだった水泳もラウラの指導もあり50アージュ以上泳げるようになった。
ラウラにとっても彼女はかけがえのない親友となり、レックスに撮ってもらった二人の写真をお互いに持っている様子。
卒業後はノーザンブリアの福祉団体に所属している。

  • ベリル
1年Ⅲ組。オカルト研究会会長。
怪しげな雰囲気を纏った女学生。
ただの電波な中二かと思いきや的中率100%で当ててくる占い、なぜか持っているゼムリアストーンなど謎が多い生徒。
続編でも騎神の存在を知っていたり、リィンとメンバーの絆の進み具合を教えてくれるなどミステリアスさは変わらず。エマやセリーヌですら説明できないらしい。果たして明かされる日は来るのか。
Ⅳではクロスベルのミシュラムでよく当たる占い師として働いていた。他にも帝国各地の曰く付きのスポットにちょくちょく現れ、独力で結界が張ってあるはずの隠れ里エリンにまでたどり着いている。真EDに繋がるとある重要クエストにも関わっており、本当に何者なんだ…。

  • ヒューゴ・クライスト
1年Ⅲ組。無所属。
帝都にある「クライスト商会」の御曹司であり、学生でありながら営業部長を任されている。
そのため合理性を優先し商売について独自の観点を持つためベッキーからは目の敵にされている。
非常に頭の回転が速く、成績も優秀である。
ベッキーの商売方法を非効率的としながらも、そんな彼女のやり方も徐々に認めてきて、最終的には浅からぬ思いを抱くように成った模様。
卒業後はクライスト商会の専務となり、辣腕を振るっている。閃Ⅲでは効率と利益を最優先にし帝国政府に取り入る他、汚い手段も平気で取るようになっており、ベッキーからは敵対視されている。しかしそれは激動の時代の中でクライスト商会を守ろうとするが故の行動だった。世界大戦のことも学生時代から予期していた。

  • ミント
1年Ⅲ組。吹奏楽部所属。
ルーレ出身の平民で、マカロフ教官は叔父にあたる。
父親はルーレの技術屋、叔父はルーレ工科大首席卒業というサラブレッド家系だが、彼女は母親のドジっ子属性を色濃く受け継いでおりトラブルメーカーとしての面が強く出ている。
導力学の試験でほぼ満点を取りながら解答欄をずらして0点になったり、導力戦車を整備した際に(学生の身で整備できるのは凄い事なのだが)アクセルを踏むとバックする魔改造を施したりとサラブレッドドジっ子をまざまざと見せつけている。
卒業後はジョルジュのように帝国各地の工房や職人の下を回り武者修行していたが、閃Ⅲではトールズ第二の人材不足を知り整備員としてやってくる。
ヴァリマールにマイスターとして認められ、シュミット博士からも「ドジさえ無ければマカロフ並みになる」と評価される程の腕前を誇る一方で、ドジっ子ぶりも健在。あのシュミット博士を振り回すという快挙(?)を見せる。

  • アラン
1年Ⅳ組。フェンシング部所属。
貴族であるブリジットとは幼馴染であり、彼女に想いを寄せている。
平民で取り柄のない自分に卑屈になり、彼女を避けたこともあったが、なんとか彼女に吊りあう男になるべく努力を続ける好漢。
内戦を通じてお互いが大事な存在であることを再認識し、晴れて恋人同士に。爆発しろ。
卒業後はブリジットと婚約し、正規軍に入隊。閃Ⅲでは第四機甲師団所属の准尉となり、ナイトハルトの補佐役となっていた。
しかし、閃Ⅳでは帝国の呪いの影響を大きく受けてしまっており、前線に出るために第二機甲師団に転属することを考えるようになる。また、魔煌機兵メルギアも乗りこなしている。最終幕で彼を説得するクエストが存在する。

  • カスパル
1年Ⅳ組。水泳部所属。
帝都西部のラマール州の海沿いの町出身の平民。水泳部部長のクレインを尊敬してやまない。
内戦勃発時には西部戦線が激戦地となっており、家族の安否を心配していた。
内戦終結後はクレインより水泳部部長を引き継いだ。卒業後はラマールの海運局に就職。

  • リンデ
1年Ⅳ組。美術部所属。
ヴィヴィの双子の姉であり、行動的な妹に対して落ち着いた性格でやや気弱。
妹の罠でリィンからグランローズを手渡された時は本気で動揺している。
ただし緊迫した状況では肝が据わっており、妹もそんな彼女を信頼している。
内戦後は美術部の部長に就任した。
卒業後はクロスベルのウルスラ医科大学に編入。閃Ⅲでは研修医となっていたが、医科大からの派遣という形でトールズ第二の保健医として赴任する。
Ⅳでは一時行方不明となっていたが、合流後は保険医としてⅦ組らをサポートする。また終盤のイベントでは(お互い無自覚っぽいが)ガイウスとかなりいい雰囲気になっており、そのことを翌日ヴィヴィにからかわれていた。

  • ヴィヴィ
1年Ⅳ組。園芸部所属。
リンデの双子の妹であり、容姿が瓜二つなのを利用して入れ替わるなど悪戯好き。特に姉に対する悪戯が生きがい。
ただし精神的に弱い面があり、緊急時にはあからさまに取り乱したり、姉と離れ離れになってしまった際は明らかに憔悴していた。
内戦後は園芸部部長に就任した。
卒業後は帝国時報に就職。記者としてあちこちを飛び回っており、閃Ⅲでは新Ⅶ組を率いるリィンとの遭遇率も高い。

  • コレット
1年Ⅳ組。無所属。
社交的で買い物好きな女の子。軍資金調達のためアルバイトに勤しんでおり、トリスタの主婦とは買い物友達。
また可愛いものに目がなく色々なグッズを集めており、特定のアクセサリを彼女に渡すとゼムリアストーンの欠片がもらえる。
続編後日譚のフリマでも衝動買いをしまくり、新学期早々金欠確定と学習していないようである。
卒業後は、内戦時に世話になっていたバリアハートの職人通りに服飾店をオープンし、自身のファンシーブランド「キューティ・コレット」を立ち上げている。

  • ベッキー
1年Ⅴ組。無所属。
交易町ケルディック出身で関西弁で話す活発な女子。父親が大市で屋台を出店しており、自分の屋台を持つことが彼女の夢。
放課後はアルバイトに励んでおり、勉強よりも優先した結果試験の結果は散々である。
人情派な彼女とは考え方が正反対のヒューゴを目の敵にしていたが、後に認め態度を軟化させている。というか最後には浅からぬ想いを抱いている。
卒業後にはクロスベルの商工会に就職。閃Ⅲではヒューゴのクライスト商会が勢力を伸ばしていることを知り、対抗するために小規模商店を結ぶ「商店ネットワーク」を作ることを決意。その第一歩としてトールズ第二の購買部にやってくる。

  • レックス
1年Ⅴ組。写真部所属。
女子を撮ることが生きがいで、エスカレートしすぎた結果盗撮まがいの行為にまで発展し部長のフィデリオからお叱りを受けたことも。
内戦が勃発すると戦場カメラマンに目覚め、命の危険を押しても激戦の西部に向かおうとするなど向こう見ずな面を見せた。
ただ戦場カメラマンという目標はできたものの、女性を撮影することはやめられないようである。
卒業後は帝国時報に就職。ヴィヴィとは部署が異なる。
閃Ⅳでヴィヴィが行方不明になったせいで帝国時報の文化面の仕事がレックスに流れてきてしまっていた。

  • ムンク
1年Ⅴ組。無所属。
ラジオをこよなく愛するラジオオタク。ラジオネームはムンムンボーイ。
「アーベントタイム」のMCミスティの大ファンであり、投降したハガキが読まれるともらえるステッカーを何枚も所持するなど熱狂的。
それだけに内戦が始まりアーベントタイムが終了してしまった際は意気消沈していた。
卒業後は念願叶ってトリスタ放送に就職、リーヴス支局に配属され番組作りに励んでいる。閃Ⅲでは同じ町に住むリィンにも度々協力してもらっている。

  • ロジーヌ
1年Ⅴ組。無所属。
部活には所属していないが、トリスタの教会でシスター見習いとして奉仕活動に従事している。
学生ながら慈愛の精神に満ちており、内戦時にも避難先の教会で調薬を学び傷ついた人々を癒し続けた。
あるイベントで図らずも胸ムギュされたリィン曰く「尼僧服は着やせして見える」らしく、なかなか豊満な体つきをしているようである。
なお、彼女にはある特別な秘密がある。
卒業後はリーヴスの礼拝堂にシスターとして赴任。閃Ⅲでは住民にも親しまれる一方、リィンとも連携し裏の任務もしっかり遂行していた。

  • ポーラ
1年Ⅴ組。馬術部所属。
曲がったことが嫌いで貴族生徒相手であっても歯に衣着せずものを言う。そして貴族であろうとなかろうと偉そうな人間は大嫌い。
フェンシング部を見学に行った際パトリックがいたことから入部を断念、初心者ながら馬術部に入部した。
当初は傲慢な態度を隠さないユーシスにも噛みついてたが、軟化していく彼を見続けて考えを改めている。
というかフラグが建っているような気がしないでもない。内戦時には身内の非道な行いを目の当たりにし苦悩するユーシスを気に掛けている。
卒業後は調教師の道に進んでいる。

  • ステファン
2年Ⅲ組。第二チェス部部長。
文化部ながら暑苦しい性格をしており、貴族中心の第一チェス部とは対立していた。
だがチェス対決を機に互いに認め合い、内戦時に第一チェス部がチェス部を守り抜いていたことに感動していた。
卒業後は正規軍の導力端末・ネットワーク部門への就職が内定。情報局とは違う視点で情報に携わりたいとのこと。

  • クララ
2年Ⅲ組。美術部部長。
彫刻を専門としており周りの情勢には目もくれず作品作りに没頭する根っからの芸術家。
また作成することにのみ興味を示し、完成した作品は賞を取ろうが見向きもしない。
遺跡の壁画を見ただけで騎神の性能を高める宝珠を作ることに成功したとんでもない人。
ヴァリマールを芸術品としても評価しており、騎神以上のものを作ると意気込んでいた。
彼女の作品が富裕層に認められパトロンがつくことになり、卒業後も彫刻家として活動していくようである。閃Ⅲではコンクールで優勝するなど名が売れ始めていることを聞ける。

  • ハイベル
2年Ⅳ組。吹奏楽部部長。
柔和な雰囲気の男子で吹奏楽部をまとめる。
士官学院生として責任感も持ち合わせており、内戦時には猟兵崩れにハイジャックされた定期船をⅦ組やクレインとともに制圧し人質を解放した。
卒業後はブリジットに部長を引き継ぎ、正規軍の音楽隊へと入隊予定。

  • ロギンス
2年Ⅳ組。フェンシング部所属。
強面の上に短気のため怖がられやすいが面倒見はよく、アランをしごいている。
1年の時は手の付けられない暴れん坊だったらしいが、フリーデルに完膚なきまでに叩きのめされて以来心を入れ替えた。
卒業後ははっきりした目標が定まらないまま正規軍入りが決まっていたが、フリーデルの誘いを受け正規軍入りを蹴り剣の旅に出ることになった。

  • エミリー
2年Ⅳ組。ラクロス部部長。
学院内では"炎の女"と呼ばれるほどの熱血女であり、テレジアとは身分を超えた親友。
内戦時にも熱い想いを失わず、直接バリアハートに乗り込みテレジアの父を説き伏せるなど行動力に溢れている。
卒業後はテレジアとともに飛行艦隊へと入隊。クレア大尉に憧れを抱いたようである。

  • クレイン
2年Ⅴ組。水泳部部長。
成績優秀、運動神経バツグンと文武両道を地で行く好青年。
ハイベルとともにハイジャック犯制圧に参戦するなど勇気も持ち合わせており、カスパルからも尊敬されている。
卒業後は正規軍へと入隊予定で、閃Ⅳでは情報局に所属している。

  • ニコラス
2年Ⅴ組。調理部部長。
よく言えばおおらか、悪く言えば放任主義であり、マルガリータやミリアム劇物作成を笑顔で見守る。頼むから止めてくれ。
内戦時にはレジスタンス活動を行っており、その際も有り合わせの食材で自慢の料理の腕を振るっていた。
卒業後は大陸鉄道公社から誘いを受けており、企画中の食堂車へと乗車予定。

  • ドロテ
2年Ⅴ組。文芸部部長。
所謂腐った感性をお持ちの女性であり、そのような内容の物語を書き綴り読み耽っては鼻血を吹きだす。エマも引き込まれそうになっていた。
当初は隠していたそうだが、1年の時にアンゼリカから褒められたことでタガが外れたようである。
内戦時に書き綴っていた作品が受賞されたことにより、作家デビューが決まった。
閃Ⅲではデビュー作がその手の愛好家には非常に好評で、「先生」と呼ばれる場面も。まだ作家一本では食べていけないため、帝都博物館で学芸員のバイトをしている。


教官

Ⅶ組担任。詳しくは個別項目へ。

軍事学担当の教官であり現役軍人。第四機甲師団から出向している。詳しくは個別項目へ。

  • マカロフ
導力技術・自然科学担当の教官。いつも気だるげにタバコを吹かしている。
実はルーレ工科大首席卒業の秀才であり、シュミット博士の元弟子。仲はかなり悪い。
ミントは姪にあたり、彼女の巻き起こすトラブルに頭を抱えている。
ミントは彼とメアリーをくっつけようと画策し、当初は歯牙にもかけていないような状態だったが、続編終盤では満更でもないようである。
戦闘では魔導杖を使用。アーツだけでなく敵の解析も行うなどやる気なさげだが有能。

  • トマス・ライサンダー
文学・帝国史担当の教官。
捉えどころのない飄々とした性格をしており、歴史について話し出すと数時間にも及ぶため生徒だけでなく教官にも嫌われてないが敬遠されがち。
意外にも飲みに行くのが大好きで、サラ教官が酔い潰されるほどの蟒蛇の如き酒豪。
「中世の魔法使いに憧れていた」らしく、戦闘では魔導杖を操り高位アーツも使いこなす。
眼鏡でいい人」という英雄伝説シリーズにおける黒幕フラグに加え随所に胡散臭さも見せこれでもかとプレイヤーの心理をつついてくる上、マカロフには本気を出せばこんなもんではないはずと勘繰られている。
その後、本校の体制変更に伴い退職。閃Ⅲではフリーの歴史学者として帝国各地を回っているが…
果たしてその正体は・・・?

  • メアリー・アルトハイム
音楽・芸術・調理技術担当の新任教官。
サザーラント州の名門、アルトハイム伯爵家の息女。
聖母のように慈愛に満ちており、生徒たちに優しく分け隔てなく接する。
ミント策略の効果か徐々にマカロフに想いを寄せるようになってきている。
内戦時にはなぜかミントの実家に避難しており、外堀から埋められてきている。マカロフ爆発しろ。
閃Ⅲではマカロフにアプローチを掛けている様子が母親の口から語られる。そんなことを知らない父親は見合い相手となる貴族を探しているが、平民のマカロフの存在を知ったらどうなるのだろうか。

  • ハインリッヒ教頭
男爵位を持つ教官で、授業では政治経済を担当する。
神経質な性格で規則にうるさく小言が多い。授業そのものはわかりやすいそうである。
なんとも小物臭が漂うが、士官学院襲撃の際は学院に残る生徒たちの指揮を執り、生徒には手を出させないと気概を見せた。
小言が多いのも生徒の将来を思ってのことであり、士官学院にふさわしい優れた教官である。
周囲には隠しているがアルカンシェルの若きスター、リーシャ・マオの大ファンであり、彼女のブロマイドを手帳に入れ肌身離さず持っている。

  • ベアトリクス
学院の保健医であり、授業では医学全般を担当。
訪れる生徒たちを懐深く包む学院の母的存在であり、ヴァンダイクからも次期学院長に推薦されている。
元正規軍であり、退役直前の階級は大佐。得物は導力ライフル。
《死人返し(リヴァイバー)》の異名を持ち、戦場に現れては敵味方関係なく物理的に沈黙したうえで治療を行うといった手段を取っていた。
サラにとって命の恩人らしく、彼女には頭が上がらない。
学院最強候補その1。

  • ヴァンダイク
トールズの学院長にして帝国軍名誉元帥。今は好々爺だが現役時代はそれはそれはおっかない人だったらしい。
教え子であり現理事長のオリヴァルト皇子を支えるよき理解者でⅦ組発足にも尽力している。
御年70を迎える高齢だが、2アージュ近い体躯は些かも衰えておらず、斬馬刀を軽々振るい装甲車を容易く両断する人外老人。
《剣仙》ユン・カーファイと友人だったり、オズボーン宰相は軍人時代の部下だったりととんでもない人間関係をお持ちの御仁である。
学院最強候補その2。
閃Ⅲでは正規軍に復帰し、総指揮官としてその手腕を振るっている。
閃Ⅳでは世界大戦の表の役割を任されている。その一方でウルスラ医科大学でユーゲント皇帝の見舞いに来た新旧Ⅶ組と対面し、若者たちが新たな道を見つけ出せる事を期待する面もあった。
エンディングではカシウスと共に世界大戦の停戦を行った。

その他関係者

学院の現理事長にしてⅦ組の生みの親。士官学院のOBであり、ヴァンダイク学院長の教え子でもある。
詳しくは個別項目へ。

  • イリーナ・ラインフォルト
帝国最大の重工業メーカー、ラインフォルトグループの会長。学院の常任理事の一人であり、アリサの母にあたる。
夫を亡くして以降、家庭を顧みずグループを大きくすることにのみ力を注いでおり、娘との親子関係は最悪。
ただお互い口にしないだけで、そこには確かに家族愛があった。意地っ張りの似たもの親子ともとれる。

  • カール・レーグニッツ
帝都ヘイムダルの現知事。学院の常任理事の一人であり、マキアスの父にあたる。
平民の出ながら実力で帝都知事にまで上り詰めた優秀な人物であり、オズボーン宰相の盟友と呼ばれている。
地位の割には気さくでお茶目な面もあり、トマス教官と同じく「眼鏡でいい人」に合致するためファンから色々疑われた可哀想な人その1。

  • ルーファス・アルバレア
四大名門の一角「アルバレア公爵家」の跡取り。学院の常任理事の一人であり、ユーシスの腹違いの兄にあたる。
貴族派きっての貴公子と呼ばれ、そのカリスマ性は凄まじく社交界での話題をかの放蕩皇子と二分している。
OPで「正面」を向いていたのでファンから速攻で疑われた可哀想な人その2。疑っていた通り黒幕の一人であったが。


ラインフォルトグループから派遣されたⅦ組が利用する第三学生寮の専属メイド。
詳しくは個別項目へ。

  • セレスタン
ハイアームズ侯爵家に仕える執事の好青年。パトリックとは幼き頃から一緒の主人と従者を越えた仲。
執事としての実力は凄いようで、ハイアームズ侯から直々に実家の手伝いをするようにお呼びがかかるほど。
格闘術も天才的で、パトリックとは息がピッタリの抜群のコンビネーションを見せる。
その後はセントアークに戻ったが、閃Ⅲではトールズ第二の人材不足を知った侯爵の厚意で第二分校に派遣される。相変わらずのパーフェクト執事っぷりで第二分校の諸々の環境が劇的に改善されることに。

  • サリファ
フロラルド伯爵家に仕えるメイド。基本的に細目で本気を出した時のみ開眼する。
普段はヴィンセントの後ろに控え、彼の行動を暖かく見守っている。
ヴィンセントとフェリスに対する忠誠心は本物で、彼らを守るためにボディーガードとしての厳しい訓練を受けたそうな。
二丁拳銃を用いた実力は凄まじく高い。

  • ロッテ
貴族生徒が生活する第一学生寮のメイドさん。
まだまだ未熟なようで、セレスタンやサリファといった優秀な使用人に手伝ってもらいながらも成長している。
最終的には第一学生寮の食事全てを一人で用意できるほど成長した。

  • ガイラー
用務員。朝早くから夕方まで学院を陰から支えるおじいさん。

  • ラムゼイ
  • サマンサ
学生食堂の担当。
寡黙な料理人のラムゼイと、肝っ玉母さんのサマンサの夫婦。ちなみに息子は帝都の百貨店の喫茶コーナーで働いており、そちらも学食の味と似ているらしい。

  • ジェイムズ
購買部担当。あんまり特徴の無いお兄さん。



学院のOB/OG。
ウォレス、オーレリア、ミュラーはこの順番で1年違いで入学した先輩後輩にあたる。ただしオーレリアは特例で1年間で卒業したためウォレスとは同年卒で、ミュラーとは入れ違いになり同時期に在学はしていない。
クレアは216期生で、リィン達221期生にとって5年先輩にあたる。



○1206年の関係者

本校

  • セドリック・ライゼ・アルノール
皇位継承権第一位の次期皇帝。本来は1205年に入学する予定だったが、内戦での衰弱から回復しなかったため延期となり、1206年に入学。彼の入学と同時に本校の軍学校化が進められた。
以前は心優しい反面少々頼りなかったが、静養中に別人のようにたくましくなり、本校には主席入学。一方でやや傲慢で強引な所が出ており、分校のことを「二軍」と呼ぶなどあからさまに見下している。
入学前はリィンの後輩になるのを楽しみにしていたが、入学が1年ずれてしまったことを残念がっており、分校の教官になった彼を本校に引き抜こうとしたことも。また本来は自分の護衛になるはずだったクルトにも本校に移るよう誘いを掛けている。

  • エイダ・グラント
1年Ⅰ組所属でセドリックの側近。メガネ美人。
当初は分校を見下していて高慢な印象を受けたが、なんやかんやあって和解した後は意外と愉快で親しみやすい人柄を見せるようになる。

  • フリッツ・ガイトナー
同じく1年Ⅰ組所属でセドリックの側近。大柄で太眉の男子生徒。
見た目通り堅物で、卒業後もセドリックに仕えたいと考えているらしい。
分校のチェス部との交流戦にエイダと参加していたが、クルトを追い詰めるなどエイダより腕前は上の様子。

  • ナイトハルト
1206年度の途中から再び教官として出向することになる。

  • マカロフ
1206年度は軍事導力技術を担当している。

  • メアリー・アルトハイム
1206年度は軍楽を担当している。

分校




追記・修正はトールズ士官学院を卒業してからお願いします。


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最終更新:2024年02月12日 03:24