イース/東せつな/キュアパッション

登録日:2009/07/27 Mon 16:34:26
更新日:2024/04/14 Sun 17:38:27
所要時間:約 10 分で読めるわ





我が名はイース。ラビリンス総統、メビウス様が僕。


フレッシュプリキュア!の登場人物。
CV:小松由佳


【イース】

管理国家ラビリンス三幹部の一点。一般人に成りすます時は「東せつな」と名乗っている。

「イース」の名前の由来は、彼女の名字でもある「東」を意味するEast(イースト)から。
また「せつな」は「刹那」を意味し、他の幹部同様早いものの名前を冠している。

黒いエナメル調のボディラインが強調されるようなボンデージ風衣装という、プリキュアシリーズとしては過激な衣装を着ており、その風貌は女王様のよう。
ラビリンスや総統メビウスへの忠誠を誓っており、任務としてラビリンスが地球を管理しインフィニティを出現させるために生物の負の感情をFUKOゲージとして集めている。
一見クールだが激しい感情の持ち主であり、何かと任務の邪魔をするプリキュア達に敵対心を燃やしている。そして仲間のウエスターを見下している。
何度も任務の邪魔をしてくるプリキュアを排除する為に占い師[東せつな]としてラブ達に接近するが、四つ葉のペンダントを貰ったり、友達として接するラブに不思議な感覚を抱いていく。

その後もタイミングを見計らっては偶然を装って接触したりと、某ポケモンのライバルのようなストーカーとなる。
また、日 曜 朝 か ら事後のような姿を見せたのも記憶に新しい。

プリキュアに敗れ続け任務を遂行できていないイースに対して、ラビリンスは管理している寿命を削り、余命宣告を伝えていた。
追い詰められたイースは自ら正体を明かし、翌日ラブと一対一、拳と拳で戦う。その際に自分はラブが羨ましかったと告白し、和解した。
しかし戦闘直後に残り寿命が尽きて死亡してしまう。
その時赤い光がイースの身体の中に入り込み…


なおプリキュアシリーズには『序盤の敵キャラは少々ネタ臭い』という法則があるが、
  • ほぼ毎回誰も見てないとこで自己紹介
  • 街中をジュースの海にしてしまえー!
  • 子供を突き飛ばして「脆いものだ…」
  • 主人公に対してギャルゲーのヒロインの如くにチョロくなる ラブゥ!
 ……と、彼女もネタには事欠かなかった。

ちなみにドーナッツを初めて食べた時、
「ふん、こんなもの……美味しい
とコメント。


その女児向けアニメとは思えない美しい姿、熱い性格やエピソード、そしてネタにも事欠かない事から大友からの人気が高く、一部ファンから「イース様」と呼ばれている。







せつなとの出会い。

せつなとの時間。

せつなの声。

せつなの仕草。

せつなの笑顔。

せつなの…涙。

せつな、私…貴女と戦うよ。

だって、友達だから!

フレッシュプリキュア!

イースの最期!
キュアパッション誕生!!

みんなで幸せゲットだよ!



【東せつな】



精一杯、頑張るわ!


死亡してしまったイースが幸せの赤い鍵の妖精アカルンにより蘇生、キュアパッションとして生まれかわった姿。光堕ち*1プリキュアの第一号。偽名だった名前をそのまま本名にしている。
人間界でイースが活動する時に使用していた姿にデフォルトで固定された事を除けば、容姿には特にイースの時と劇的な変化はない。*2

憑き物が落ちたかのように穏やかになっており、不器用ながらも、真面目で優しい性格をしている。ただし元同僚たちへの態度はイース時代と大差ない。
口癖は「精一杯、頑張るわ!」

覚醒直後はイースとしてやってきた事を悔やみ(といってもそんなヒドいことしてないような気がするが)、仲間にはなれないと拒んだがラブ一家の暖かさに触れ、徐々に心を開いていく。
3話のタケシ君と再会し、その時の行いを忘れず向き合っていく事も誓った。

イースを先に見限ったのはラビリンスの方だが、せつな自身やラビリンスの面々は、
プリキュアに加担するようになった彼女の行為を「裏切り」と見なしている。

せつなも後悔は無いとはいえ、ラビリンスを裏切ったという罪悪感を少なからず抱いており、そのため仲間がいなくなる事を何よりも恐れている。
上北ふたご先生のコミカライズでは、自分を物理的な意味で傷つけて安心する、失敗に過剰反応する等、
本編以上にダークな側面が強調されて描かれている。

ラビリンスを追われたため宿無しだったが、ラブの提案で桃園家に居候することになる。歯ブラシの色は赤。ハンカチの色も赤。ラブマザーの手作ブレスレットも赤。

頭も良く、運動も出来る。
ラビリンスの教育もそれなりのものらしい。
じゃあこの人は?とか聞いてはいけない。
まあ中学生相当の若さで一国の幹部をやっていたのだから元々優秀だったのだろう。

視力もかなりいい方で、遠方にいるタルトの両親を見てタルトが母親似であると発言した。

メビウスとの戦いが終わった後は、ラブたちと共に念願のダンス大会で優勝する。
その後は、「ラビリンスを幸せな国にする」という新しい夢のために、ラビリンスへの帰郷を決意。
ラブたちに別れを告げ、かつての同僚であるウェスターとサウラーと共にラビリンスへ帰って行った。

その後は1年ほどラビリンスの復興に尽力していたようだが、小説版での事件が起きたことでラブ達の世界に帰ってくる。
アカルンの力は失ってないのでいつでも帰れたはずなのだが、リンクルンを一度返却していたためそもそも力が使えなかったようだ。

事件解決後はちゃっかりラブ達の世界にしばらく居残り、リンクルンも手元に残ったためその後も旅行兼社会勉強感覚でラブ達の世界にもちょくちょく通ってる様子。
いつの日か、ラビリンスとラブたちの世界が自由に行き来できる日が来るかもしれない。
現在定期的に、世界(主に山陽地方)の平和を守っているキュアパッションの姿が確認されている。



【キュアパッション】



真っ赤なハートは幸せの証。熟れたてフレッシュ、キュアパッション!


アカルンにより蘇生されたせつなの変身後の姿。色は

赤と黒を基調とした他3人とはデザインの違う衣装。
名乗りの文も他3人の法則とやや異なる。

あと、熟れてるのにフレッシュというのもスゴい。
一応、パッションフルーツは実がなった後約45日~50日で完熟し、その後収穫されるので熟れているうえでフレッシュで間違ってはないが。

武器は
「歌え、幸せのラプソディー!
 パッションハープ!」

必殺技は
「吹き荒れよ、幸せの嵐!
 プリキュア・ハピネスハリケーン!」

パッションといっても、彼女は胸を叩いたりはしない。

モチーフはパッションフルーツ。“パッション”は「情熱」という意味がある。
また彼女のモチーフとなったパッションフルーツの“パッション”は、「受難」「贖罪」といった意味が強く(というよりこのpassionに「情熱」の意味はない)、
まさにせつな=キュアパッションを象徴するフルーツである。

髪の色はイースのときは(灰色?)
せつなは紺色
パッションはピンク
一番変わりが激しい。
プリキュアに変身する時に一瞬銀髪に見えたりもする。

瞳の色が赤のこと、四つ葉のペンダントを貰ったことなどからかなり前から4人めと予想されていた。
むしろ初登場の占い師のシーンの時点で「むしろこの娘がプリキュアに変身しろよ」とすら思われていた。
4人めはイースかミユキさんかなど議論もされていたとか。
最大のネタバレは「声」だろうか。
おかげでミユキさんは巷で後発の例年追加プリキュアの予想のネタキャラ兼真冬と初夏の名物キャラに…。

番組の最後に『四人目のプリキュア、もうすぐ登場!』の字幕スーパーとともに徐々に姿が明らかになっていき、CMなどにも現れ始め、パッション=せつなが確定していった。
というか映画の宣伝自重しろ。
『イースの最期!キュアパッション誕生』の回において、OPが終わりすぐの映画のCMで三人とせつなの姿。しかも『でも気をつけて~』と台詞まである。

なお、『もうすぐ登場!』のエンドクレジットは一ヶ月以上続いた。
稀に実況スレなどでは放送時間の関係上、勢い余ってカメンライドしている事があるが気にしてはいけない。
実は43話における戦闘シーンにおいて一瞬だが、彼女の胸の谷間が垣間見える。

ちなみに映画ではパッションがアカルンの瞬間移動能力をフル活用して敵を惑わせたりした。
そしてDB顔負けの瞬間移動→攻撃→瞬間の繰り返し。敵泣くぞ……
しかし本編では変身前におけるメンバーの移動手段としてしか力を借りていない。
DX2DX3でもこの能力を使った方が良かったような……
小説版ではこの瞬間移動能力を使うと使用者本人が次第に疲れてしまうこと、短時間なら相手の記憶にまで入り込めることが明らかになった。


他のヒーロー系作品では割とお約束の「一度落命して蘇る」という展開だが、プリキュアでは今のところ彼女以外該当者がいない。
味方サイド(になる予定)の人物が一時的とはいえ命を落とすというのは女児アニメではショックが大きかったのだろうか。
プリキュアで似たような展開をする場合でも瀕死状態とか変身能力の喪失といった描写に留めている。


余談だが、後に小松女史はとあるゲームでせつなと良く似た境遇の女性キャラを演じることになる。




満「悪役がプリキュアになるなど」
薫「許されないな」
ブンビー「まったくだ」
ダークドリーム「アンタ達……」
キリヤ「ブンビーさんには言われたくないでしょうに」





追記・修正 精一杯、頑張るわ!

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キューティーハニーFの葉月聖羅が悲惨な最期を遂げたことへの反省を感じます。
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最終更新:2024年04月14日 17:38

*1 敵組織側からプリキュア側に寝返り変身能力を得たプリキュアをファンの間ではこう呼ぶ。彼女以後、同様に光堕ちしたプリキュアに黒川エレン/キュアビート、紅城トワ/キュアスカーレット、ルールー・アムール/キュアアムール、菓彩あまね/キュアフィナーレが挙げられるが、ルールー以外の3人は敵組織に洗脳されており、アンドロイドのルールーは善悪の概念がそもそも無かった。なので真っ当な悪役からプリキュアに寝返った事例は現状せつなだけである。

*2 細かい違いであれば眼にハイライトが入ったり、全体的に声が高くなったりしている。