龍覇 ストラス・アイラ

登録日:2014/09/27 Sat 19:48:28
更新日:2024/03/23 Sat 11:09:28
所要時間:約 3 分で読めます







グレンの力を手に入れる旅にでるのなら、わたしとリトルビッグホーンの力も必要じゃない? ---龍覇 ストラス・アイラ




《龍覇 ストラス・アイラ》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。


概要

グレンモルトと共に旅をする少女にしてヒューマノイド爆/ドラグナーの少女。
藤異秀明氏の背景ストーリー漫画「デュエル・マスターズ SAGA」で先行登場し、実際にカードとしてのアイラが公開された際には「お前もドラグナーなのか!」という展開になった。
まあ漫画はグレンモルトばかり戦っているからなんだけどね。

フルフレームイラストに健康的な肌色をしたポニーテール少女と明らかに萌えを狙っているが、アウトレイジオラクルと違い、古きころからのデュエマの伝統、メカクレ少女である。
漫画では目が出てたが、それはプリンモエルも同じことなので特に変なところはない。

プリンの異世界の姫とか、モエルのレジスタンスにおける妹分とか、アリスのどうともいえないポジションとかに比べてはるかに身近な「幼馴染」というポジションがにくい。
グレンモルト爆発しろ。おまけにやや押しかけ女房的に旅のお供をすることに。本当にマジ爆発しろ。…え、爆発したら《龍覇 グレンモルト「爆」》になりました?なんのことですかね

そんな彼女だが、ドラグナーは基本的には選ばれた者しかなれないので彼女自身も実力者なのだろう。
実際ヒューマノイドデッキにおいて、彼女はある意味でグレンモルト以上にフレキシブルな動きをすることができる。まあヒューマノイド主軸ではないデッキでも暴れるからグレンモルトが壊れと言われているのだが。

龍覇 ストラス・アイラ 火文明 (4)
クリーチャー:ヒューマノイド爆/ドラグナー 2000+
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト2以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
バトルゾーンに自分の火のドラグハートがあれば、このクリーチャーのパワーは+2000される。
コスト4ドラグナーサイクルでは唯一Dramatic Card仕様が存在するあたりタカラトミーはわかっている。

とはいえ、単なるアイドルカードにとどまらない強さを紹介していく。

まず、本来の相棒は《熱血剣 グリージーホーン》/《熱血龍 リトルビッグホーン》なのだが、《二丁龍銃 マルチプライ》を装備してアンブロッカブル化も自由であり、《狂乱の魔鎌 ディスカルド》を用いてハンデスもできる。《神光の龍槍 ウルオヴェリア》ならジャンボカードを使えば盤面を物理的に制圧でき、《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》なら相手をタップしてぶっ叩ける。《龍棍棒 トゲトプス》ではガードマンを得るがあまり旨味は少ないか。
…一枚おかしいとか言わない。プロトハートとウルオヴェリアと巨星城とで盤面を制圧するの楽しいでしょう?
ちなみにジャンヌ・ミゼルはある意味アリエースより使いこなせる気がする。

ヒューマノイドなので出したターンにマナに余裕があれば《機神装甲ヴァルボーグ》を乗っけることも可能。女の子がムキムキマッチョに変化するのはしょうがない。ヒューマノイドには進化を軽減できる《爆裂 B-BOY》や《鬼斗 マッスグ》があるので軽量化は難しくない。とくにマッスグと《一撃奪取 トップギア》がいればアイラを4-1、ヴァルボーグを3-2の計4マナでヴァルボーグに追加効果をつけた状態で殴れる。

もちろんドラグハートは龍解条件を満たすため、次のターンには殴り手が増えていることもポイント。


デュエル・マスターズ プレイスではDMPP-22で登場。
素のパワーが4000になってパワーが上がる能力が削除されており、他文明のドラグハートを使いやすくなっている。



アイラのその後

火のマナがグレンに吸収されていく…。 このままじゃ、私達火文明は戦えなくなるわ!グレン!目を覚まして! ---開眼爆剣 アイラ


開眼爆剣 アイラ 火文明 (3)
クリーチャー:ヒューマノイド爆 3000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト1のクリーチャーをすべて破壊する。

第2弾にして早くもピンチに。
グレンモルトがあろうことか彼女とではなくガイギンガと合体、そのまま火文明のマナを吸収して暴走し始めたのである。
このことは水文明からはオガプーが実況しており、光文明は巻き込まれてアリエース部隊が壊滅、自然文明はサソリスがドミティウスを殴ろうとしている事件につながるが、火でも彼の師匠のスコッチ・フィディックと盟友マッカラン・ファインがグレンモルトを止めに動き出した。
もちろん彼女も叫ぶ。

肝心の性能は微妙としか言えないスペック。
バニラビートや闇自然墓地進化速攻などに対しては刺さる効果ではあるが、各種速攻対策にしても、1マナのクリーチャーを焼くのであればごく一部を除いてS・トリガーの《破壊者 シュトルム》で十分であり、採用率はヒューマノイドデッキでもかなり低い。



モルト!わたしもマナ武装を身につけたんだから、少しは役に立ててよね! ---爆熱血 ロイヤル・アイラ


爆熱血 ロイヤル・アイラ 火文明 (3)
クリーチャー:ヒューマノイド爆 2000
マナ武装 3:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、カードを2枚引く。

スーパーVーデッキ 勝利の将龍剣ガイオウバーンに収録された新たなアイラ。
モルトがガイギンガに乗り、強力なマナ武装を得たように自身もなかなか便利なマナ武装を得た。
条件の付いた擬似《エマージェンシー・タイフーン》を有し、効果を使わなくてもクリーチャーとして活躍もできるのでどんな状況でも腐りにくい。
似た効果を持つクリーチャーは《禍々しき取引 パルサー》がいるが、あちらの方が墓地肥やししやすくマナ武装に依存されないので上手く使い分けたい。

後に、武者修行としてモルトと一緒にランド大陸に訪れた際にはこの姿で来訪したが…

モルト…『ランド大陸』は平和な大陸じゃなかったの?一体、侵略者たちとは何者なの!? ---爆熱血 ロイヤル・アイラ

ちなみに、革命編で再録された時の姿でスリーブ化された。ただし、交換に3億デュ円必要なので要注意。



あんなに強力な剣を2本も…すごい…モルト、もう私の手の届かないところまで成長しちゃったな。 ---龍覇 アイラ・フィズ


龍覇 アイラ・フィズ 火文明 (3)
クリーチャー:ヒューマノイド爆/ドラグナー 1000
マナ武装3:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、火のコスト2以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)

再びドラグナーとなったアイラの姿。詳細は専用項目で。



リンクウッド!わたしたちもできる限りモルトを助けましょう!  ---爆襲 アイラ・ホップ


爆襲 アイラ・ホップ 火文明 (2)
クリーチャー:ヒューマノイド爆/ドラグナー 1000
S・バック-火(火のカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、コストを支払わずにこのクリーチャーを召喚する)

男友達のリンクウッドと共に決戦に立ち向かうアイラの(上記の再録を除いての)最終形態。
収録された超戦ガイネクストは極と真の2種類あり、アイラは側に収録されているので、集める際には間違って側を買わないように。
S・バックを持ったことで、非常にコンパクトな《デュアルショック・ドラゴン》となった。
他に効果を持たずパワーも貧弱なので、上手くS・バックで出したら返しのターンに《機神装甲ヴァルボーグ》や《音速 ガトリング》に進化・侵略して打点を上げたいところ。



禁断の力が解放されようとも、私はモルトだけを応援するよ! ---爆煽動 アイラ


爆煽動 アイラ 火文明 (3)
クリーチャー:ヒューマノイド爆/革命軍 2000
自分のクリーチャーが攻撃する時、それがそのターンはじめての攻撃であれば、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、カードを2枚引く。

革命編中盤のDMR-19にて、モルトと共に革命軍に加勢したアイラの姿。
フレーバーテキストは禁断の力を前にしても果敢に立ち向かおうとする彼女の決意、そしてモルトに対する力強い思いが込められたセリフ。
モルト爆発しろ。

実は彼女はDMR-19の「煽動」サイクルというサイクルに組み込まれている。
このサイクルは「禁断」の力に魅了され、彼の配下になりたいが為に他者を煽り立てようとする者達という裏設定があるのだが、そんな彼女が煽り立てようとしているのは禁断でも革命軍でもなくモルトただひとり。モルトマジで爆発しろ。

効果はロイヤル・アイラとかなり似ているが、こちらはマナ武装の必要がない代わりに条件付きのアタックトリガーとなっており、使い勝手はやや異なる。数少ない火のドローソースとして希少価値がある点はそちらと同じ。
ロイヤル・アイラと同じく火中心のデッキのドロー要員として使っても良いが、どちらかというと墓地ソースなど、マナ武装の使いにくいデッキに投入したほうが活躍できるだろう。


モルト、この戦いが終わったら……んーん、今はこんな話する時じゃないよね、ごめん。 ― 龍覇 グレンアイラ


龍覇 グレンアイラ 火/光/闇文明 (3)
クリーチャー:ヒューマノイド爆/ドラグナー 3000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト3以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)
DMBD-14 「クロニクル最終決戦デッキ 龍魂紅蓮譚」での姿。デッキコンセプトとフレーバーテキストからもう言うまでもなく、後述の黒箱グレンモルトの直前にあたる姿。盛大な死亡フラグだが見事へし折って見せたようである。やっぱ爆発しろ。 黒箱より先に出てたら危なかったかもしれない。
正確には結婚前なのに姓が変わっている*1のはご愛嬌。

デッキの作りが一部使い勝手を無視しているなどファンデッキに近く、このカード自体も黒箱を踏まえたファンサービスなのか能力は非常にシンプルなもの。

余談

彼女をアイドルカードとして分析した場合、外見的特徴としては和装・紫のポニーテール・スパッツ・花(ハイビスカス?)の髪飾り・巨乳などが挙がる。特に「胸」に関してはこれまでのアイドルカードと比べてもかなりのサイズであり、デュエマアイドルカード屈指の逸材といえる。
アイラ・フィズ時にはイラストレーターTanru氏の好みか、かなり胸が萎んでしまったが、それはそれで需要があるので問題は無い。なお、心配しなくでもアイラ・ホップ時には元に戻った模様。

そんなアイラ関係のイラストの多くはlack氏によるもの。今では「lack氏=アイラの人」の様に思っているプレイヤーも少なくない。
しかし、実際には《暴龍事変 ガイグレン》や《最強熱血 オウギンガ》などカッコイイ系のイラストも多く手がけている。
D2G ゴッドファーザー? 誰ですかそれは。

例外は上記のアイラ・フィズ。また、アイラの姿が確認できる他のカードとしては、Piro氏が手がけた《勇愛の天秤》、Murakami Hisashi氏が手がけた《爆勝 グレンモルト「魂」》、あの黒箱に収録されている4種類の《龍覇 グレンモルト》の内の3種がある。

勇愛の天秤ではSDイラストのアイラとモルトが描かれており、オリジナルとはまた違ったアイラの可愛さを堪能できる。SD体系になってもおっぱいがデカいままなのは流石といったところ。ちなみに、カードとしては割と洒落にならないレベルのハイスペック呪文だったりする。

黒箱のグレンモルトはそれぞれ彼の誕生・入学式・結婚式・老後の姿を描いたものだが、それらの内「誕生」以外の3つにアイラの姿も描かれている。
入学式ではモルトの後ろにランドセルを背負ったロリっ娘アイラちゃんの姿がある。かわいい。
老後では縁側で茶を飲むいい笑顔のモルトの傍に年老いたアイラさんが描かれている。流石に胸はなくなったが、年をとっても美しい。

そして、特筆すべきは「結婚式」のイラスト。
ワードからしていかにもという感じだが、その内容は「花嫁衣裳を着たアイラをモルトがお姫様抱っこしている」という色んな意味で衝撃的な代物。
色々思うことはあるだろうが、とりあえずこのイラストのアイラは本当に美しいので、お姫様抱っこに耐えられる興味の沸いた方は是非とも一度目にしていただきたい。

…と、ここまで読んでもらえた方は気付いたかもしれないが、アイラが登場しているイラストにはもれなくモルトも付いてくるのだ。モルト爆(ry

決戦前に逆プロポーズしかけたところを見るにどうやら二人の物語は革命編で終わっているらしく、続くファイナルには登場しなかった。新章は10万年も経っているし、黒箱を踏まえても流石にもう天寿を全うしたのだろう。
因みに開発陣によるとその後モルトとの間に双子をもうけたという設定が意味深に語られているためもしかしたら今後この双子の話が語られる日が来るのかもしれない。





グレン!良項目を手に入れる旅にでるのなら、追記と修正の力も必要じゃない? ---龍覇 ストラス・アイラ

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最終更新:2024年03月23日 11:09

*1 「SAGA」では「グレン(姓)モルト(名)」とされている