ジェネシックガオガイガー

登録日:2009/07/19 Sun 04:51:03
更新日:2023/12/30 Sat 10:36:12
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それは
“最強の破壊神”



それは
“勇気の究極なる姿”



我々が辿り着いた
“大いなる遺産”




その名は


勇者王

ジェネシック

ガオ ガイ ガー!!

シュー!(蒸気音)



勇者王ガオガイガーFINAL』に登場する後半主役勇者ロボ。
初登場は第6話「我が名はG(ジェネシック)」。
(みこと)がその名の通り(いのち)を懸けたジェネシックドライブに魂奮えない輩はいないだろう。


【概要】

緑の星で作られた真のガオガイガー。
三重連太陽系再生プログラム『ソール11遊星主』に対するアンチプログラムであり、遊星主を倒すことの出来る唯一の存在。
創造神を止める破壊神

しかし、紫の星で開発されたZマスターの暴走による機界昇華が緑の星に迫った為、
緑の星の指導者カインはジェネシックをゾンダーに対して使うことを決断。

本来の役目が完全なる破壊であるジェネシックが、
人間を核にしているゾンダー相手に人間まで破壊しないようパワーを落とすなどの改造を施されることになった。

だがGクリスタル内でギャレオンとジェネシックマシンを調整、改造できるのはカインとその息子ラティオ(天海護)のみであり、
さらに機界昇華のスピードはカインの想像をはるかに超えていたために改造はギャレオンのみで終了。
カインは改造を済ませたギャレオンに、浄解能力を持つ対ゾンダーの希望であるラティオと複数のGストーンを託し、緑の星と共に昇華された。

地球にたどり着いたギャレオンのブラックボックスから、ゾンダー等についての情報と『対ゾンダー用ジェネシック』の設計図を受け取った
『青の星』こと地球の勇者達は、それを元にガオガイガーガオファイガーを完成させた。

お蔵入りになったジェネシックはソール11遊星主が活動を始めたため、獅子王凱を主に復活。ついに本来の役割を果たすことになる。



ソール11遊星主……!

俺は……

貴様らを……ッ!


破壊――するッ!!





【ジェネシックギャレオン】

全高:9.8m
重量:118.1t

カインによって対ゾンダー仕様に改造されていたギャレオンを改造前に戻した本来の姿(呼称はギャレオンのまま)。
パッと見は分かり辛いが、たてがみやスカート部分、背面など細部が異なる。

ジェネシックオーラを放つことができるようになり、また自分が認めた“勇者”とフュージョンすることにより、ジェネシックガイガーへと変形する。

◆ジェネシックガイガー

全高:23.5m
重量:118.2t

ジェネシックギャレオンがエヴォリュダーガイとフュージョンして変形した真のガイガー(呼称は継続してガイガー)。
武装はギャレオンクロー(ジェネシッククロー)のみだが戦闘力はガイガーの比ではなく、遊星主のパーツキューブを一撃で粉砕する威力である。

【ジェネシックマシン】

ガオーマシンの元となったサポートマシン。
ドリルガオーやステルスガオーと同様に、ガジェットガオー・ストレイトガオー・スパイラルガオーはガイガーが装備することも可能。
性能はガオーマシンよりも遥かに高い。

五機がジェネッシクオーラを共鳴展開させることでバリアフィールドを発生させることもできる。
Gクリスタルの中に封印されていたが、命が宇宙空間に生身で飛び出しコントロールパネルを素手で破壊。
『ジェネシックドライブ』を行なったことによって解放される。

◆ガジェットガオー

黒鳥型ジェネシックマシン。背部及び尻尾を構成する。
ステルスガオーの元。

◆ブロウクンガオー

鮫型のジェネシックマシン。右肩及び右上腕部を構成する。
頭部は500系新幹線を模している。
ライナーガオーの元。

◆プロテクトガオー

イルカ型のジェネシックマシン。左肩及び左上腕部を構成する。
頭部は700系新幹線を模している。
ライナーガオーの元。

◆ストレイトガオー

土竜型ジェネシックマシンの雄。左脚を構成する。ドリルは直線型衝角。
ドリルガオーの元。

◆スパイラルガオー

土竜型ジェネシックマシンの雌。右脚を構成する。ドリルは螺旋型衝角。
ドリルガオーの元。


【ジェネシックガオガイガー】

全高:34.7m(頭部まで31.45m)
全幅:37.5m
重量:684.7t
総出力:1億kw以上
最高層高速度:時速195.0km

ジェネシックガイガーとジェネシックマシンが「ファイナルフュージョン」することで誕生する最強の破壊神であり、真なる勇者王。
ガオファイガーと互角のパワーを誇るパルパレーパ・プラスを圧倒するとんでもない強さや、凶悪な面構えなど、正に『破壊神』

サイボーグガイと同じように、エネルギーチューブの髪を持つ。
無限の情報サーキットともいえるGストーンの原石・Gクリスタルの力を受け継いだ無限を超えた絶対勝利の力である。

Gクリスタルから「ジェネシックオーラ」と呼ばれるエネルギーを発し、このジェネシックオーラを利用して攻防における様々な能力を発揮する。
このジェネシックオーラは詳細は不明ながら宇宙開闢に関わるエネルギーと同質であることが覇界王編にて示唆されている。
ジェネシックオーラはソール11遊星主のエネルギー源であるラウドGストーンを停止させる働きがあり、
そのために対機界原種相手であればキングジェイダーに軍配が上がるが、ソール11遊星主相手ならばこちらが絶対的優位を誇る。
なおジェネシックオーラはあくまでもソール11遊星主に対して特効というだけでソール11遊星主以外の相手に対しても絶大な威力を発揮する。

相変わらずギャレオンの口ががら空きである。
もっとも特殊能力なしでは侵入できないらしいが。

公式には「ジェネシック・ガオガイガー」と間に“・”が入るのが正しいらしい。
実は全長がガオガイガーやガオファイガーよりも低い(わずか50センチ程度ではあるが)。
他の規格がその二つよりでかいために少々意外である。


《ファイナルフュージョン》

基本的にガオガイガーと同じ。
ただし、ガオガイガーではガイガーがコマのように回転して発生させていたが、
ジェネシックでは下半身だけ回転させる。元からガオガイガーになるカッコいい合体過程がジェネシックに変化したことでさらにカッコいい合体過程となっている。

異星技術の純正ガオガイガーであるためプログラムドライブは不要で任意の合体・分離が可能*1


《武装》

◆ジェネシックアーマー

ジェネシックオーラによって形成されたバリアであり、ジェネシックガオガイガーの装甲表面に展開している。
パイロット(凱)の勇気の高まりに伴って防御力が無限に上昇するとされ、まさに鉄壁と呼ぶにふさわしい防御力を発揮する。
またジェネシックオーラは遊星主の弱点であるために遊星主たちはこのジェネシックアーマーに振れただけでも大きなダメージを負う。
なお空間そのものへの干渉は防げないという弱点があり、覇界王と化した際にはガオファイガー、ガオガイゴー、そしてベターマンたちの通常攻撃は完全にシャットアウトしたものの空間制御ツールであるディメンジョンプライヤーによって空間ごと引き剥がされて一時的に無効化されたことがある。

◆アルティメットGパワーバリアシステム

装甲に直接Gクリスタルのエネルギーを注入して防御力を高める防御システム。
ジェネシックアーマーと違って装甲そのものの物理的防御力を向上させる。

◆ブロウクンマグナム

基本攻撃技。ガオガイガーやガオファイガーと異なり、右手首のみを射出する
それでも威力はブロウクンファントムを上回り、パルパレーパ・プラジュナーを容易く打ち抜くパワーがある。
実はテレビ放送当時に手首だけを飛ばすガオガイガーのおもちゃが出ている。

◆プロテクトシェード

基本防御技。左腕の複数の板が円状に展開してバリアを発生する。
ただ攻撃を防ぐだけでなく、受け止めた相手の攻撃のエネルギーを破壊的なジェネシックオーラの波動に変換して相手に撃ち返すことができるため、
まさに攻防一体の防御システムと言え、上述のジェネシックアーマーの防御力とあいまってほとんどの攻撃を無効化することができる。
手を向けた側にしか形成されないガオガイガーやガオファイガーのそれとは違い、
こちらはジェネシックガオガイガーの全身を完全に覆うために死角がなく背後からの攻撃も防ぐことができる。

なおノーマルのガオガイガーもグランドノヴァに囚われた際にはギャレオンの意思でプロテクトシェードを全身に展開したことがあるので全方位の展開もやろうと思えばできるようだ。

◆ストレイトドリル

左膝のドリルニー。貫通力に優れ、一点を集中して破壊する際に使用。

◆スパイラルドリル

右膝のドリルニー。広範囲の破壊に優れ、パルパレーパ・プラスの胴体を粉砕した。

◆ゴルディオンネイル

ゴルディオンハンマーと同じ重力衝撃波を放つ金色の指。
指の一本一本がゴルディオンハンマーと同質の機能を備え、触れた相手や打撃攻撃を放った相手を光子分解して消滅させる。
その出力はゴルディオンハンマーを遥かに上回るとされているが面積がゴルディオンハンマーより狭いためか作中では攻撃範囲がハンマーに比べて狭いようにも見受けられる。
作中ではパルパレーパプラスと手を組み合い指を光子分解したが、パルパレーパプラスは無限再生能力により光子分解に対抗した。
また、覇界王編では重力衝撃波を黄金の粒子状にして放出し、遠距離の相手を光子分解するという能力を披露した。

この時、コミカライズ版では「ゴルディオンハンマー級の威力」と例えられており、
ゴルディオンアーマー装着時に強化されたゴルディオンネイルが「ゴルディオンハンマーに匹敵する」と表現されていること、
その他、作中の描写を含めると「トリプル・ゼロに強化された状態で一発の威力がゴルディオンハンマーより少し上」くらいの威力の可能性もある。

◆ガジェットフェザー

ガジェットガオーの翼を展開し、機動性を高める。
これにより、ジェネシックは大型ながら高機動戦闘が可能。

◆ハイパーモード

サイボーグ凱と同じく髪の毛状のエネルギーアキュメーターを束ね直列パワーに移行し瞬間最大出力を向上させる。
凱のサイボーグ・ボディはジェネシックのデータを基に作られたものであるためこちらが元祖ハイパーモードである
実はFinal8話の終盤、ピサソールを光子変換する直前にこのモードになっている。

《ガジェットツール》

ジェネシックの尻尾(ガジェットガオーの首部)に存在するツール。
節ごとに分割、変形して手に装着することで使用する。戦況に応じて即時に展開・装着が可能。

ギャレオンのブラックボックスにもガジェットツールの情報があったが、
地球の科学力ではその複雑なシステムを開発および小型化による内蔵をすることは不可能だったため、
ガオガイガーに直接搭載できず追加オプション『ハイパーツール』となった。

◆ウィルナイフ

ガジェットガオーの頭(尻尾の先)のツール。
右手に装着、展開してナイフとなる。
凱の持つウィルナイフと同様に、凱の勇気次第でその切れ味が増す。
〈ボルティングドライバー〉と異なり、局所破壊に使用される。
設定画では空間ごと対象を切り裂くと記述されていたが本編にその設定が取り入れられているかは不明。

ボルティングドライバー

ディバイディング、ガトリングの元となったツール。
第2~3節が分離後、連結して左手に装着される。主に広域破壊に使用。
先端に装着するボルトによって効果が変わる。
劇中ではギャレオンの口から放たれる〈ジェネシックボルト〉を装着。
湾曲空間を通し広範囲にジェネシックオーラを放ち、対象物を内部から破壊した。
〈ブロウクンボルト〉と〈プロテクトボルト〉も存在するが劇中未使用。
前者は敵を内部から爆発させ、後者は空間湾曲の効果がある。

◆ギャレオリア・ロード

映像作品未使用ツール。両手に装着する巨大なシリンダー状のツール。
ギャレオリア彗星と同じ様に、次元を超えて異世界へ通じるゲートを開く事が出来る。
上記の通り、GGG技術部はジェネシックの様々な機能をハイパーツールとして再現してきたが、
その彼らでも唯一再現できなかったガジェットツールがこのギャレオリア・ロードである*2


ジェネシック・ヘル・アンド・ヘブン

真のヘル・アンド・ヘブン
ジェネシックオーラによる嵐のような力場を放って敵を包み込んで拘束し、組んだ両拳に破壊エネルギーを充填。
ガジェットガオーの推進システムをフル稼働して突撃して両拳を相手に打ち込んで敵を破壊する。

衝撃から拳を守るため、ガジェットガオーの首の第4~6節の三つを使って両手の親指以外の四本(装着時に長く伸びる)をグローブ状に覆う。
小説版では『ヘル・アンド・ヘブン・アンリミテッド』と呼ばれる。

地球製のヘル・アンド・ヘブンは対象物のコアを抉り出すが、こちらは純粋に対象物を破壊する。
破壊力は勇気ある限り無限に拡大するというチート性能。カインが弱体化改造をした最大の理由がこれ。

パルパレーパに「攻防一体の技」と言われたことから従来のガオガイガーのヘル・アンド・ヘブンのような防御力の低下は起こらないと考えられる。
しかしながら技の終了時に背中の推進システムに僅かな隙ができるため、パルパレーパの攻撃を許すことになってしまった。
恐らくは推進エネルギーを放出するために推進システム周囲のバリアにわずかな隙間が空くと考えられる。

ヘル・アンド・ヘブンの発動中は機体周囲が嵐のような強大な力場で包まれる上、
技自体の破壊力が圧倒的であるために通常であれば推進システムのわずかな隙は問題にならないと思われるが、
パルパレーパ・プラジュナーは無限再生能力を駆使してヘル・アンド・ヘブンを受けて消滅しつつ瞬時に再生するという力技でこの隙を突いてみせた。

発動呪文は『ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ・ウィータ』
昔は『ウィータ』が不明だったが、呪文自体は護がZマスターを浄解するときに言ってたりする。なお、『ウィータ』とはラテン語で『生命』を意味する。
またオーバーフローエネルギーは怒りのガオファイガー同様、破壊の地獄から発生する。

スーパーロボット大戦W』では、途中でライオンの炎を纏い、更に加速して突っ込んでいく。
トドメ演出では、敵を含む周囲が崩壊し、背景に悪魔が浮かぶ(劇中でパルパレーパが連想した“滅びを呼ぶ悪魔”のイメージ)。
これがジェネシック・ヘル・アンド・ヘブンの本来の形式なのかは不明。


《ハイパーツール》

ゴルディオンクラッシャー

本来はガオファイガー用のツール。
エヴォリュダーである凱がその力を使い使用した。詳細は個別項目参照。


【覇界王】

『勇者王ガオガイガーFINAL GGG』のDVD-BOXの映像特典『プロジェクトZ』に登場した謎の存在。
木星のザ・パワーがジェネシックのような姿を形どっている。
その正体は、クラインスペースからの脱出の際に通過することになった「オレンジサイト」という宇宙の卵と呼ぶべき空間を満たしていた、
後に宇宙そのものとなるエネルギーの塊終焉を超えた誓い(オウス・オーバー・オメガ)(別名:トリプルゼロ)」に取り込まれたジェネシックガオガイガーそのもの。
通称「覇界王ジェネシック」
ザ・パワーとは次元の裂け目を通ってこの空間からこぼれ出ていたエネルギーだったのである。

トリプルゼロは本来は素粒子Z0同様にGストーンのパワーと反発するが、オレンジサイトから現宇宙にあふれ出ようとしたトリプルゼロを止めるためにハイパーモードを使用した為その反動で疲弊したところを取り込まれてしまった。
また、ジェネシックオーラがトリプルゼロを基にした技術だったこともありジェネシックはトリプルゼロの力を最も効率的に利用できるインターフェースとして最も相性が良かったためにこんな有様になってしまった。

巨大な姿はソムニウムが「暁の霊気」と呼ぶ高密度エネルギーによる擬態であり、本体はジェネシックと同じ。
だがスペックがトリプルゼロの影響で大幅に強化され、咆哮だけで周辺一帯を光に変えてしまえるほどの恐るべき力を振るう。

木星をブラックホールに変えてトリプルゼロが現界するための門を開いたが、その門を通って帰還した凱のガオファイガーと、直前まで対峙していたガオガイゴーの同時ヘル・アンド・ヘブンで致命傷を負い、ベターマン・シャーラが接続したゲートの向こうに落ちて行った。

少々ネタバレがあるので読みたい者は反転して読んでもらいたい


19回にて 凱のうちにはある予感があった。これがギャレオンとの永遠の別れになるはずがない、と── あり再登場フラグは立っておりついに54回にてカタフラクトがギャレオンを過去から連れてきた。(テンプスの大河を遡ってきたらしい) ここに最強コンビ復活である。しかし覇界王ジェネシック自体はまだ健在のため過去ガイガーで対峙するのだろう。 過去から持ってきたためガオオガイゴーの時代のシステムになっていないため凱のエヴォルダー能力でアップデートしながらファイナルフュージョンをした。そして返さないといけないので壊せない模様


【ファイナル・ガオガイガー】

『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』で登場した最強最後の勇者王。
2度目の覇界王ジェネシックとの死闘によってトリプルゼロから解放されるも損傷し、休眠状態になった各ジェネシックマシンの制御中枢を補うため、
  • 戒道幾巳
  • 卯都木命
  • ルネ・カーディフ・獅子王
  • 蒼斧蛍汰
  • 彩火乃紀
の計5人が各ジェネシックマシンにフュージョンした上で獅子王凱と天海護がダブルフュージョンした「ファイナル・ガイガー」を中心に合体し完成した姿。
合体号令は「ファイナル・オブ・ファイナルフュージョン」
その名は「起源(ジェネシック)」に対し、全ての戦いを終わらせる「終局(ファイナル)」の意味を込めて大河幸太郎長官によって改名された。
要は7人乗りになったジェネシックガオガイガーであり、EI-15戦での人力ファイナル・フュージョンと理屈は同じ。
また各ジェネシックマシンには神経物質伝導体として古細菌リンカージェルが注入されており、パイロットの意思疎通効率化やGを緩和する衝撃吸収作用といった恩恵を得ている。

余談だがスパロボ登場前は公式が発表した画像がゴルディオンアーマー・コネクトモードのものだったため、
そのインパクトもあり一部未読者から「ゴルディオンアーマーをつけたジェネシックがファイナル・ガオガイガー」だと勘違いされていた。
実際には内部の仕様とGGGギャザリングマーク以外にはジェネシックとほぼ同じ見た目である。

◆ゴルディオンアーマー

ガオファイガーおよびガオガイゴー用に開発した対覇界王決戦ツール。つくづくガオファイガーは装備を取られるものである
2回目の覇界王ジェネシック戦に間に合わず、その後の覇界の帝王となったベターマンたちに地球製ガオーマシンを破壊されたため、
ファイナル・ガオファイガー仕様に改修し、後述のマーグアームを追加して投入した。
ウルテクエンジンを内蔵した「Gブロック」と呼ばれるテトラポットみたいな6つのパーツが各ジェネシックマシンとプラズマケーブルで接続。
前述のゴルディオンネイルの強化の恩恵のみならず金色の翼を彷彿とさせるガジェットフェザーの数倍のサイズの巨大プラズマウイングを形成し、ウルテクエンジンの重力制御により亜光速に達する超スピード戦闘を可能とする。

◆マーグアーム

正式名称5連装グラビティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ツール」
「Gブロック07 マーグアーム」とも呼ばれ、本来はゴルディオンアーマーとは別装備だが、この装備も込みでゴルディオンアーマーが完成する。
三重連太陽系でジェネシック・ガオガイガーの闘いを目撃した獅子王雷牙が、オービットベースに帰還後に新たに開発したとされる。

その外見は巨大な2基のタービンを内蔵した、ファイナル・ガオガイガーの全長の2倍近いサイズを誇る超巨大な右腕。
厚みは概ねファイナル・ガオガイガーの全幅ほど。
おまけに5本の指先全てがゴルディオンハンマーとなった異形の手があり、掌にはゴルディマーグの顔がある。
ちなみにこのゴルディマーグの顔は本物。マーグアームの制御AIを兼ねており、ファイナル・ガオガイガーの右腕にドッキングすることで運用する。
装備としては5基のゴルディオンハンマーを纏めて振るっているのと同義であり、五重に折り重ねられた重力衝撃波を発生させることが可能となった。
ちなみにセーフティロックは2重でかけられるため非戦闘時でも安心。

  • ゴルディオンフィンガー
プラズマウイングとマーグアームを併用して繰り出すファイナル・ガオガイガーの新必殺技。
マーグアームをかざしながら亜光速で相手に突撃して行く手を阻むモノ全てを握り潰すとともに、光子変換により右掌が触れた全てを芥子粒にも変える恐るべき殺意の塊。
その光景を例えるならば近づくもの全てを光に変えて消滅させる、亜光速で飛んでくる巨大な砲弾である。




【立体物】

◆モノシャフトドライブ ジェネシックガオガイガー(海洋堂)

◆MAX合金 ジェネシックガオガイガー(マックスファクトリー)

◆BRAVE合金 ジェネシックガオガイガー(シーエムズコーポレーション)

◆アクションフィギュア3体セット(DVD-BOX限定版特典)

スーパーロボット超合金 ジェネシックガオガイガー(バンダイ)

◆D-スタイル ジェネシックガオガイガー(コトブキヤ)

◆ネクスエッジスタイル ジェネシックガオガイガー

◆AMAKUNI機神 ジェネシックガオガイガー

他多数


【余談】

名前に冠された「ジェネシック」は英語で書くと“Genesic”である。
実は、このスペルの単語自体は存在しておらず、恐らく「起源」「創始」「(聖書における)創世記」などを意味する“Genesis(ジェネシス)”の形容詞形。
もしくは「起源に関する~」「遺伝上の~」などを意味する“Genetic(ジェネティック)”が変形したものと思われる。
いずれにせよ、「ガオガイガーの起源」「創世時のガオガイガー」のような意味合いになるのであろう。

一方で、よく似た響きの英単語に、「ジェネック」“Generic”)がある。
だが、こちらは「一般的な~」「包括的な~」というような意味を持つ*3
乱暴に言ってしまえば、「ジェネシック」とは対極にある概念である。
なので、うっかり「ジェネリックガオガイガー」なんて言ってしまうと、それは後発の(通常の)ガオガイガーや、ガオファイガーなどを指してしまうことになるので注意が必要である。





追記・修正は、勇気ある誓いと共に……。

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最終更新:2023年12月30日 10:36

*1 上述通り、『ジェネシックドライブ』は合体のための手順ではなく、Gクリスタルからのジェネシックマシン解放のための手順である

*2 かろうじて解析できた一部の情報が次元を切り開くツール『ディメンジョン・プライヤー』として活かされたがそれ以外はいまだに未知数である

*3 「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」が耳馴染みがあるであろうか。