ブラックピット

登録日：2014/09/26 (Fri) 18:40:32
更新日：2023/10/09 Mon 14:48:37
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ギザスマブラスマブラ参戦キャラダッシュファイターナチュレピットブラックピットブラッド・ピットではないブラピブラピの狙杖ブラピ様ライバル中二病厨二病堕天使新・光神話パルテナの鏡神弓シルバーリップ自由の翼高山みなみ黒いピット

自由の翼ブラックピット！

パンドーラが所有する魔物を増やす『真実の魔鏡』から誕生。が、完全にコピーをする前にピットが真実の魔鏡を破壊したためか、冥府軍に対する忠誠心は全くない。
しかし、邪心に満ちていて(？)性格は攻撃的でプライドが高く、他人の指図を嫌う。セリフは厨二病全開。
身体能力はコピーなだけあってピットとは互角。自称自由の翼。
初登場した次の章でかわいいという理由でパルテナからブラピと略されてしまい、以降みんなから(公式からも)ブラピと呼ばれているが本人はこの呼び名を嫌っている。ブラックピットと呼ぶのは最初以外はメデューサくらい。
ちなみに海外では「ダークピット」に変更されている。あだ名は「ピット２（Pit　two）」を略して「Pitoo」になっている。ひでえ。

どいつもこいつもラスボスまでもがスチャラカなノリの本作において比較的真面目でシリアスなブラピはライバルらしい所を見せつつも格好のいじられ役である。

物語の関わり(以下、ネタバレ注意)

5章
ブラックピットが誕生した章。初見では登場した時は誰もがここから1対2になるかと思いきやブラピはパンドーラに対して攻撃するため2対1になる。ただしこちらがブラピに攻撃すると怒って反撃する(尚この時の彼は、何故かピットと同じ神器を所持している)。パンドーラを倒すとブラピはパンドーラの最後の魔力を自らの翼に吸収し、飛翔の奇跡に似た飛行能力を手に入れ撤退する。

6章
最初の空中戦はブラピと戦いながら進み、地上戦では待ち構えているブラピを探し、2回倒すと最後はボスとして一騎打ちになる。ブラピがいる場所によって使っている神器(ブラピの狙杖、破掌バイオレット、巨塔百鬼の棍、爆筒EZランチャーの中から二つ)が変わり、ボス以降は神弓シルバーリップを愛用する。

9章
メデューサの居城に現れ冥府軍を倒してくれる他、冥界ガーディアンの弱点を蹴り倒してくれる(この時の彼は、最初の撃剣を所持)。ややツンデレセリフに近いことを吐く。

13章
静寂のアロンに住む月の神殿の制御コアの護衛役として登場。ブラピは指図を嫌うがアロンは彼のライバル心を言葉巧みに煽って護衛役として雇ったらしい。
今回は制御コアもあるがこれを攻撃すると反撃の弾が来るため実質1対2の戦いになる。
…と思いきや、制御コアは中立であり、ブラピに攻撃されたと判断するときっちりブラピに反撃を行う。

20章
オーラム編では一切出番がなかったが、ラストに久々の登場。混沌の遣いが住む混沌の狭間の入口を光の戦車で広げてくれる。この時なぜかブラピはパルテナを『パルテナ様』と呼んだ。彼の性格的に皮肉にも聞こえるが、パルテナに対して内心では忠誠心があったということである。

21章
混沌の狭間で途中からピットと共に共闘する。特に混沌の遣い戦前のボスに対して言う決め台詞を掛け合いをするところはかなりアツい展開であろう。その後混沌の遣いを撃破し、去ろうとした直後に灰になった混沌の遣いに新たな宿主として纏わりつかれて高台から落下するがピットの捨て身の救出により助かる。

22章
翼を失ったピットを復活させるために、復活の街を経由した先にある『巻き戻しの泉』に向かう。一人プレイで唯一ブラピを操作できる。この章はボス以外は空中戦のみで、ピットが装備していた神器を装備する。巻き戻しの泉に到着した直後、パンドーラが巻き戻しの泉を使って復活し、そのまま戦うことになる。パンドーラ撃破後ピットを復活させるが、パンドーラの魔力を失ったため自力で飛べなくなってしまった。この時ナチュレが回収したため以降自然軍に身を寄せた(？)。
これまでも何度かあった「パルテナ様が何か能力でサポートしていた→『そんな能力ありましたっけ？』『いえ、ありませんけど？』『んがっ！』」のやりとりはブラピになっても健在。聞き返すのはナチュレ様だが、ずっこけるのはちゃんとブラピである。

23章
冥府神ハデスの心臓を倒した時の衝撃を見て光の戦車でピットを救出した。

最終章
ハデス撃破後エンディング前にちょっとだけ登場。飛翔の奇跡はおそらくパルテナによってかけられたと思われる。

最初は敵対していたが紆余曲折あって最後は共闘するようになった。
天使の降臨では闇チームの天使として操作できる。

あら、ご無沙汰してましたね

……まぁな

そして、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS／Wii U』に隠しキャラとして参戦した。
それ以前からパルテナ参戦PVの最後にブラピが登場したり、新キャラのイラストにもかなり小さいがいたりとブラピ参戦の予想はされていた。

案の定というかなんというかピットのモデル変え枠として参戦。
身体能力はピットと同じだから当然ではあるが、二人のモーションや使う技は殆ど一緒。
性能はキャラクターのイメージのせいか、ピットから小回りのきくところを減らし、攻撃力や決定打に重視されていると勘違いしている人が多いが、実際はまったくの逆。
当初はブラピはピットと比べ、一部の地上近接技(と弓)の性能が低く、劣化版ピットと言わざるを得ない性能となっていた。
しかし、アップデートにより通常必殺ワザの連射力の向上、横必殺ワザのふっ飛ばし力が大幅な強化されて早期撃墜ができるようになり‪、あちらは弓に優れた技巧派なのに対し、こちらは豪腕に優れたパワータイプといった性能になった。
ちなみに豪腕はピットが上に吹っ飛ばすのに対しブラピは横に吹っ飛ばし電気属性も付いているという性能となっている。

明確な性能差がある最後の切りふだはブラピの狙杖。これはゼルダの光の弓矢に酷似しているが、発生と吹きとばし力でブラピの方が勝っている。
また、後ろ投げから繋げることもできるのでかなり強い。
ブラックピットのフィギュアだと「謎の存在」と説明があるのに、これのフィギュアはブラピの存在をネタバレしてしまっている。

モデル変え枠だったり使う神器や技がほとんど一緒で、同じモデル変え枠のドクターマリオやルキナとは違って相違点が分かりづらいという点、最後の切りふだもゼルダに酷似と少なからず批判はあった。特に弓の性能についてはどこからどう見てもピットと逆、というか神弓ダークネスラインと取り違えているとしか思えないものなので新・光神話パルテナの鏡をやっていた人には違和感があったかもしれない。

Wii U版ではピットのスマッシュアピールにもブラピが登場するが、原作での冥府神ハデス撃破後の彼の経緯が判明した。具体的な詳細は不明だが本人曰く利害一致で自然王ナチュレ率いる自然軍の幹部になっており、ピットとパルテナは驚いていた。ハデス撃破後もパルテナ軍と自然軍の戦いはまだ終わっておらずこれからも続く模様である。
ちなみに上必殺技の飛翔の奇跡は性能こそピットと同じだが、飛ぶ瞬間に緑色に輝くので原作での自然軍のカラーと同じなのがわかる。

ちなみに勝利BGMはピットとパルテナと異なり彼のテーマBGMのアレンジである。

その後、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にも続投。ピットのダッシュファイターとして扱われる。
前作から続投したピットのスマッシュアピールでは今作から復活したアイスクライマーとウルフが相手の時の天界漫才にも登場する。
ゼルダ&シークの切りふだ変更により、性能被りは無くなった。(リンクの古代兵装の弓矢は貫通しないので差別化は出来ている)

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