瀬尾結月(月刊少女野崎くん)

登録日: 2014/09/21 Sun 07:36:07
更新日:2024/03/15 Fri 09:50:34
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反則でも構わない!!!
退場するまでがゲームだぜ!!!




大胆不敵なローレライ

瀬尾 結月         


▼概要▼
瀬尾結月(せおゆづき)は月刊少女野崎くんに登場する人物。
CV:沢城みゆき

学年…2年A組
誕生日…7月7日(七夕)
血液型…B型
身長…163cm
部活…声楽部
趣味…体を動かすこと・友達と遊ぶこと・格闘ゲーム(ゲーセン)・戦術、アクションゲーム(家庭用)
得意な事…歌を歌うこと・スポーツ
苦手な事…集団行動・空気を読む事
服の趣味…ちょっとパンクっぽいギャル系
家族構成…父・母・兄
好みのタイプ…面白い奴
好きな食べ物…寿司・焼き鳥
嫌いな食べ物…桜でんぶ・食用菊等の飾り食材
得意科目…数学・歴史(日本史・世界史)
苦手科目…国語
選択科目…音楽
野崎アシの担当…なし
胸のサイズ…大きい


▼作中での活躍▼
新キャラを出そうとするもアイデアが浮かばなかった野崎に、千代が「少女漫画のキャラのモデルにぴったりな友人」として紹介したのが初登場。
初対面でいきなり野崎をロリコン呼ばわりするというなかなかのインパクトを見せる。

顔はかなり可愛く、お胸もたわわに実ってらっしゃるなど容姿は完璧だが…格好、内面共にガサツで男勝り。やや自意識過剰でもある。
壊滅的に空気が読めない所謂KYという一面も持ち、野崎がわざと相手を怒らせようとしていると勘違いするほどに言葉選びが下手で、
本人は全く悪気がないのに、話している相手を怒らせてしまうような、余計なことや水を差すようなことを言ってしまう。

映画の好みも人と随分ズレており、何故か人が殺されたり傷ついたりするスプラッタでバイオレンスなシーンが大好きで大爆笑する。

また、運動部に所属しているわけではないが非常に運動神経が良く、頻繁に運動部の助っ人に呼ばれているのだが、
スポーツでは普段よりも輪をかけて傍若無人っぷりを発揮し、自己中プレイは当たり前、パスやドリブルを協力ではなく(周囲への)攻撃のために行う等、
敵に回った男子生徒すら悲鳴を上げるほどのラフプレイヤーとして試合を引っ掻き回す。
実際、助っ人に呼ばれる理由は乱暴なチームと当たった時の練習、チームプレイの大切さを知るための反面教師としてだったりするのだが、
当人も運動が楽しいらしく週の半分は助っ人に行っている辺り、(実際に彼女とプレイする部員を除けば)一応win-winの関係と言えるかもしれない。

と、悪いところばかり列挙してしまったが、裏表のないサバサバした性格でナチュラルに姉御肌気質と良い一面も持っており、
(KY発言にはイラっとされているが)千代を始めとして友人は結構多く、相談事もよく受けている。
雨の日に傘を忘れ、下駄箱で立ち往生している千代に自分の傘を投げ渡し、自分は雨の中を帰るなどの男前な行動も作中見せている。

ちなみに、千代の紹介の後に実際に野崎の漫画に登場するサブキャラのモデルにされている。男キャラだが性格や言動は割とそのままである。
作中では若松をモデルにした女キャラとよく絡んでおり、モデルの二人と似たような関係になっていくが、作者である野崎自身は二人が恋愛関係になることを全力で阻止しようとしており、
その二人の関係の進展に千代が期待するようなことを言うと常にネガティブな反応をし、千代を困惑させている。

「なんでこの二人には常にネガティブなの」



▼声楽部のローレライ▼
声楽部に所属する彼女に付けられた異名。
意外なことに結月は天使の歌声と称されるほどの美しい声を持っている。

一見褒め言葉なのだが…そもそもローレライとは美しい歌声で船乗りを渦潮におびき寄せ、破滅させる魔女のことである。

つまり声楽部のローレライの由来はそのまま…
  • 結月の歌声を聴いた男子が憧れと幻想を持つ
  • そんな気持ちを持ったまま彼女の正体を探ろうとする
  • そして期待に胸を膨らませて声楽部の部室へ突撃する
  • 結 月 登 場
  • 絶望に打ちひしがれ死んだ目をして部室を後にする

という一連の流れから名付けられた。

しかし学校中で噂になっているのにもかかわらず、ローレライの正体を知っているのは、一部の友人(野崎、千代、鹿島くん、みこりんなど)、声楽部の他の部員、そして正体をバラされた被害者だけである。
何故なら、声楽部が面白がって黙っていることに加え、騙された被害者がこぞって「他の連中も道づれにしてやる」と息巻いているため*1

この異名について当の結月本人はというと…
全 力 で 利 用 し て 楽 し ん で い る 。

「黙ってた方が夢があるんだろ?なら、夢見させてやりたいじゃん」
「…まぁ、その夢は 私 が ぶ ち 壊 す ん だ け ど な」

「最低だな、お前」

…実際に夢がぶち壊される瞬間を見た野崎は戦慄していた。

(破滅までがセットなのか…)

ただコンクールの際はコンクール仕様と称し髪をハーフアップにし、普段着崩している制服もきちっと着て喋らなくなる。
そのため他校生からは「浪漫学園の人魚姫(リトルマーメイド)」と呼ばれている。
これは声楽部の先輩たちが頑張った結果である。


▼結月と若▼
野崎の中学時代からの後輩であり、アシスタントでバスケ部の若松を気に入っており、何かと絡んでいる。
その理由は、若松が結月に嫌われようとあれこれした行動を「自分に懐いている」と勘違いしたり*2、若松が正体を知らないまま声楽部のローレライを褒めちぎったため。

なので若松のことが相当かわいいらしく、バスケ部に助っ人に行った際には休憩時間にまで絡んだり、一緒に帰ろうとしたり、「若」というあだ名を付けたり、
荷物持ちをさせてそのままファミレスへ行って奢ってあげたり、若松にだけお土産を買ってあげたり、週末は遊びに誘ったりと、とかく若松を構っている。
若松が悩んでいる際には相談に乗ろうとしたり(原因は結月自身だが)、カッターを欲しがっていた若松にカッターをプレゼントしたりなど、先輩らしく面倒見の良い面も度々見せる。

若松自身は結月を内心では苦手としているものの、体育会系気質故に先輩である結月に気を遣い、人の好さなどから結月からの誘いを基本的に断らずに律儀に付き合っている他、
結月からのプレゼントや気遣いには素直に感謝している等、当人たち…というよりも若松の内心はさておき、傍目にはただの仲の良い先輩後輩にしか見えない関係を築いている。

また、千代たちとのやり取りでは(KYなところを除けば)どちらかと言えば男前でかっこいい言動を見せる結月だが、
若松とのやり取りでは、一緒に映画に行ったり絶叫マシン制覇をした時などはかなり楽しんでいたり、若松がローレライのことを褒めちぎるのをニマニマして聞いたり、
若松が構ってくれなくなった時は歌う気を失くしてしまうなど、可愛らしい言動を見せることもある(作者曰く結月は結構面倒くさい性格をしているとのこと)。
更に第三者からカップル扱いされると恥ずかしがる一面も(乙女というよりは小学生男子に近いタイプ)。

そして、上述の通り結月は自分が『ローレライ』であることを『ローレライ』に幻想を持つ男子生徒に隠しており、同じように『ローレライ』に憧れる若松にも長らく黙っていたのだが、
随分楽しんだとして若松に『ローレライ』が自分であることを明かそうとした際、結月の方が緊張してしまう事態に陥る。
更にそこに至るまでの不審な行動*3を若松が結月の兄・瀬尾遼介に相談した結果、何故か揃って「犬を拾ってきたので犬小屋を作りたい」と勘違い。
以降も若松は結月が『ローレライ』である事を一向に信じてくれず、逆に結月の方は信じて欲しいという思いでますます若松に構うようになり、
「立場逆転」として野崎の新たなネタにされるのだった。


▼余談▼
結月のキャラのコンセプトは男女それぞれの要素がちぐはぐに混ざった子、であるらしい。

没設定として、「歌は下手くそだが何故か若松だけは寝る」というものがあったが、作者の椿先生がそれでは本当に長所がなくなってしまうと思ったため今のような形に落ち着いた。


お前が追記、修正した項目、まじダセェな!

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最終更新:2024年03月15日 09:50

*1 ちなみにローレライの異名を名付けたのは被害者のうちの一人だったりする

*2 傍目にも懐いているようにしか見えない行動だったため、これに関しては若松にも責任がある

*3 何かを言おうとして止めたり、プラカードを用意したり等。