丹下段平

登録日:2014/09/16 (火曜日) 19:14:15
更新日:2024/04/15 Mon 10:28:27
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丹下段平(たんげだんぺい)とは、漫画・アニメ『あしたのジョー』の登場人物。
CV:藤岡重慶
演:辰巳柳太郎(1970年版)・香川照之(2011年版)

【人物】
ジョー西の所属する「丹下拳闘クラブ」の会長兼トレーナー。通称「拳キチ(拳闘キチガイの略)」。
かつては日本タイトルに挑戦するほどの選手だったが、目を傷めて引退。
その後はとあるジムを運営するものの借金を背負い解散、ドヤ街に流れつき酒浸りの生活を送っていた。

ある日ドヤ街に現れたジョーの才能に惚れ込み、一流の選手に育て上げようと決意。それからは酒を断ち、真面目に働きながらコーチをする。
しかし、ジョーが数々の犯罪に手を染めた時には心を鬼にして警察に引き渡すなど苦渋の決断をする事もあった。

【活躍】
ドヤ街にやってきたジョーが初めて出会った人物で、この時はまだ公園で寝ていた酔っ払いだった。
ここでジョーに「拳闘をやらないか」と持ちかけた事で二人の関係がスタートする。

最初は全く相手にされなかったが、やくざから身を挺してジョーをかばった事でジョーがボクシングのコーチを受ける事を承諾、晴れて師弟の間柄となる。
が、多額の義援金詐欺を行ったジョーを鑑別所に送る事を決意、壮絶な殴り合いの末警察に引き渡した。

それでもコーチを諦めたわけではなく、葉書による通信教育(「あしたのために」)や青山を使った防御&孤独の実践訓練でジョーにボクシングのテクニックを教え込んでいく。
そして、「泪橋を逆に渡り、あしたへの栄光を目指していく」とジョーや西と共に「丹下拳闘クラブ」を立ち上げて奮闘する。

一時は力石の呪縛から逃れられないジョーの不振や、西の故障による引退などで存続の危機に立たされた事もあったが、ジョーが復調し選手として成長すると門下生も増えジムの経営も軌道に乗り、遂には世界タイトルに挑戦するまでになった。


ジョーにとってはボクシングの師匠としてだけではなく、父親代わりのような存在。普段他人に対して素直にならないジョーが段平にはきちんと謝ったり礼を言うなど、二人の絆は深い。
料理を作ったりサンドバッグを手縫いで直したり、意外と家庭的な面もある。

強面の外見とは反対に、かなりの慎重派で試合でもほとんどが序盤は様子を見るように指示している。
また、親心もあるのだろうがジョーを実力者と試合をさせるのを渋る傾向があり、それが原因でジョーと衝突する事もあった。

コーチとしての腕前は高く、才能があったとはいえジョーを世界タイトルに挑戦させるまでに育て上げ、少年院では全くの素人の青山に高度な防御テクニックを短期間でマスターさせている。
ウルフ金串が子供達を練習台にした時にはその傷を調べ上げてウルフの作戦を看破するなど、分析力も高い。
現役時代は強豪だったようだが、もしかすると慎重な性格と合わせて防御を得意とするテクニシャンだったのかもしれない。

パロディにもされる「立て! 立つんだジョー!!」であるが、劇中では数えるほどしか言っておらずED1で毎回彼の台詞として存在するため間違えて覚えられたと思われる。

意外にも英語が読めるようで、ハワイへ向かう飛行機の中で「LIFE」を読んでいる。



「立て! 追記・修正するんだWiki篭もり!!」

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最終更新:2024年04月15日 10:28