テルウテに封印されていた者(アタゴオル)

登録日:2014/09/15 (月) 23:47:48
更新日:2017/04/15 Sat 19:21:53
所要時間:約 5 分で読めます




「オマエノヨウナ奴ガ 王様ダッタラ 食イツクシガイガアッタナ」




『アタゴオル』シリーズに登場する怪物。青黒い粘液状の体に巨大な一つ目を持つ。

透明鳥からそう呼ばれていたことや、ランダの門を操っていたことから本名はランダと思われるが、
公式ガイドブックの『ヒデヨシのおもちゃ箱』のキャラ一覧にははテルウテに封印されていた者としか表記されていない。


脈旅団がテルウテ(絶対鉱物)の力で入り込んだ神話世界『屈折率の異界』で、
鉱物的快楽を味わった際に、団員のナバに巻き付くようにテルウテから抜け出し現れた。
この怪物が抜け出した為か、テルウテの持っていた不可思議な力はなくなってしまった。

周囲の大地を急速に結晶化させて行き、巨大な山体を形成し多くの生き物を鉱物化させて行った。


以下、ネタバレ






「奴ハ倒セナイ 奴ハ永遠…… ソシテ子供タチ オマエタチモ永遠ダ」

その正体は憎しみの生命体。全ての生き物の心に宿る憎しみの感情そのものの為、滅びることの無い永遠そのもの。
生き物の憎しみの感情に干渉し鉱物化させる力を持ち、周囲の生き物の憎しみに比例して成長して行く。

鉱物化した仲間を助ける為に侵入したヒデヨシとギルバルスの前に巨大に成長した姿で現れ、
ギルバルスを一瞬で鉱物化させるが、全く鉱物化する気配の無いヒデヨシに興味を持ち憎しみの感情を増幅させ、わずかに水晶を生やさせるが「食べ物が腐るから太陽が憎い」と言う内容に呆れ果て投げ捨てた。


その後、鉱物化したツキミ姫の体から狼煙のような煙が上がっていることに気付き、完全に水晶化させようとするも逃げられる。
その際、ツキミ姫が自身に関する何かに気付いたことを察し、テルウテを取り戻す為にヒデヨシを狙い始めた。

溶岩で出来た巨人・溶岩幽霊堂(パンキライア)を操りヒデヨシの乗る、リンゴ丸を襲い熱風を吹きかける。
しかし、それによって熱されたテルウテが輝き紋様が現れた。


「憎メ ユルサナイ 絶対ニ忘レナイ 憎メ」

「想イ出セ 誰カヲ本当ニ憎ンダ事ヲ 決シテユルサナイト憎ンダコトヲ」

「憎メ 憎メ 絶対ニユルスナ イツマデモ呪ウ」

「生キルコトハ憎ムコトダ 憎ミ続ケルタメニ オマエタチハ生マレテ来タノダ」
「いやだ 憎しみなんか越えていくのよォ」


テルウテに浮き上がった紋章。古代の結晶記号の集合体。
テルウテを手にしながら、記号を読み上げた事でテルウテからヒデヨシの形をした光の塊が現れた。

「ナゼダ? ナゼ オマエハ憎シミニ飲マレナイノダ サワルトちかちかスルこれ? コノ胸ノ奥ニアルノハイッタイ?」

光のヒデヨシから零れ落ちた欠片、無数のタコの形をした光に溶け混じり、楽しそうに歌を歌いながら憎しみの山の山頂に向かい噴火と共に消えて行った。

さあ行こう 憎しみの時間を越えて行こう



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