アトリ(ノエイン もうひとりの君へ)

登録日:2011/06/10(金) 17:07:26
更新日:2021/08/23 Mon 21:16:52
所要時間:約 4 分で読めます




アイツの悲鳴が聞こえるぜ……。




トロワ・バートンを金髪にしたような髪型、ヒョロりした体格、色々イッちゃってる眼が特徴の青年。


現代から15年後の世界の一つ「ラクリマ時空界」の住人。
量子的改造を施された戦闘集団「竜騎兵」の一人。


性格は残忍かつ戦闘狂。任務遂行のため周囲の被害などは全く考慮せず、対象を捕縛さえできれば傷付こうが構いやしない。
周囲との協調性もなく、特にカラスを眼の敵にしており、任務そっちのけで攻撃を仕掛けるほど嫌っている。


電撃を発生させる能力を持ち、発動の際はアンテナのような異形の器官「スピン兵器」が背中から露出する。
実力は非常に高く、カラスに匹敵する程。フクロウ同様、巨人化も可能。



ハルカを捕獲しようとした際に「龍のトルク」の力をモロに受け、ラクリマに強制送還され錯乱状態に陥ってしまう。

この一件で「龍のトルクは危険な存在」と認識。トビ、イスカを連れてラクリマから離脱し、探知を逃れるためパイプラインを切断。
ハルカ、及びカラスを抹殺するため行動を開始する。




以下、ネタバレ


















紛争地帯の出身で、本名はアル。
妹のサラを地雷で亡くし、更に一緒に逃げていた友人までも空爆により目の前で喪うという同じ声の彼とよく似た過去を持つ。



パイプラインを切断したことで存在が不安定となり、デコヒーレンス化が進行。
最終的に、体が伸縮・変形、姿がブレる、腕が切断されても再結合するなど化物じみた状態となる。

この状態で決闘中のカラスとフクロウを襲撃。
一時的に圧倒するが、2人の連携の前に返り討ちに合い消し飛ばされてしまう。


消滅したかに思われたが、ボロボロの状態でミホ達の前に現れる。
デコヒーレンス化と攻撃を受けた影響で記憶喪失、及び幼児退行していた。
以後、穏やかな表情に純真な眼の綺麗なアトリと化す。

どういうことなの……。

この時のアトリはミホをサラだと思い込んでおり、いくら注意しようともサラと呼ぶことを止めない。


その後、トビ達の機転で「NGOの野鳥調査」という偽りの名目で上乃木家に転がり込み、子ども達と交流を深める。
当初こそ口数も少なく怯えた様子だったが、触れ合うにつれて笑顔を見せるようになっていった。


しばらく平和な日々を過ごしていたが、クイナの策により逆算固定でハルカと巻き込まれたユウがラクリマへ召喚されてしまう。
この時のレイズ粒子に当てられた影響で高笑いしながら覚醒。
本来の人格に戻る。

記憶を失っていた間の出来事も覚えていたため、子ども達に対しては邪険に扱いながらもほっとけないツンデレとなった。

「こいつらの未来を守ってやりたい」といった言葉や、
過激な言動をミホに怒られて大人しくなるなど格段に丸くなり、思いやりを見せるようになる。




以下、更なるネタバレ






















20話で2人を救出するためカラスをラクリマへ転送することに成功するが、3人のデータを見失ってしまう。
何とかシャングリラにいることが分かったが、救出の手段が見つからず苛立ちを募らせる。

22話でノエインと龍のトルクの力により上乃木家ごとシャングリラに転移させられる。
子ども達が別の時空(ラクリマの近似値)に取り込まれた際は、ミホの前に現れ絶望の中から引き戻した。


最終局面では一人シャングリラに残り、遊撃艇の大群に苦戦するカラスの下へ助太刀。
カラスをハルカの救出に向かわせ、自身は巨人化して戦いに臨んだ。

途中ウロボロスに引き寄せられ時空の狭間に送られてしまうが、自力で脱出。
繋がった先の現代でも暴れ回り、最期はウロボロスから出てくる遊撃挺を全力で押さえ込み、
ウロボロスと共にアオイユキとなって消滅した。



未来を消させやしねぇよ!

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最終更新:2021年08月23日 21:16