神・エネル

登録日:2014/09/10 (水) 11:05:05
更新日:2018/11/19 Mon 22:59:46NEW!
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人にとって…死は最大の“恐怖”!!!

だから人は地に顔をうずめ神に慈悲を乞う!!

仕方のない事さ 生物は恐怖の前にひれ伏すようにできている 本能というものだ


──人は…"神"を恐れるのではない…


"恐怖"こそが"神"なのだ



エネルとは漫画『ONE PIECE』の登場人物。
空島編のラスボスでもある。

●目次

【プロフィール】

異名:(ゴッド)・エネル
所属:スカイピア
役職:神
懸賞金:無し*1
悪魔の実:ゴロゴロの実(自然(ロギア)系)
出身:ビルカ(空島)
誕生日:5月6日
星座:牡牛座
CV:森川智之

【概要】

名前の由来はおそらくエネルギーから。デザインモチーフは仏像美術関係。

ルフィたちが訪れた空島の一つ「スカイピア」の支配者で神を名乗っている。通称「(ゴッド)・エネル」。
笑い方は「ヤハハハ」。やたらと長い耳たぶが特徴。
自らを全能なる神と呼んで憚らない傲岸不遜な男で、自分以外の人間を殺害するのに何の躊躇もしない残忍な性格。
また、ロビンの行動だけで黄金の鐘の場所を看破したり、追い詰められても相手を分析して有効な対抗手段を考え出したりなど頭も非常に切れる。

部下には4人の神官と神兵長ヤマ率いる神兵たちがいる。

【戦闘能力】

自然(ロギア)悪魔の実「ゴロゴロの実」の能力者で体を雷に変化させることができる雷人間。
最大電力は2億ボルトと絶大。
電撃はもちろん、自らを雷とすることで黄金の中を伝ったり、雷の速度で移動したりすることも可能。
ちなみに雷が空中を伝う速度は秒速150km~200km。(秒速300000km)と比べれば格段に遅いものの、生物に捉えられる速度ではない。
心停止に追い込まれても、電気ショックで自分の心臓をマッサージして復活する。

しかも厄介なことに「能力にかまけた愚か者」ではなく、電熱を利用して金属を加工したり、電熱を武器に蓄えて高熱を発させたり、
自分のエネルギーを生かすための箱舟「マクシム」の開発までしているなど、能力の応用と研鑽に余念がない。
「マクシム」の複雑な回路が破壊された際にも慌てず自ら修理を行っており、エンジニアとしても非常に優秀。
戦闘においても、未知の敵への対処を即座に考え出すなどその地頭の良さが遺憾なく発揮されている。

ロギアであるので当然ながら単純な物理攻撃は効かず、逆に触れた方が電気でダメージを負う。
その能力は電熱によって空気が音速で膨張したことを意味する雷鳴がとどろくほどで、ナミは彼の能力を見て「エネルギーのスケールが違いすぎる」と戦慄していた。

更に生身の肉体もしっかりと鍛錬しており、顔を踏みつけられたゾロは自力で振り払うことが出来ず、彼の怪力に驚愕していた。
他にもバク転で転がりながら間合いを取ったり、能力に頼らず棒術や槍術で戦うことも出来たりなど、素の身体能力もかなり高い部類に入る。

これらに加え「心綱(マントラ)」(見聞色の覇気)の達人。
ただでさえ高い感知能力を実の能力で強化することで、なんと島(スカイピア)全域を感知することができる。
平時には電波を飛ばしてスカイピア中の会話を聞き、自分に反抗的な言動を取った人物には「神の裁き」として処刑を降す。
無論戦闘時においては心綱で相手の行動を先読みできるため、彼に攻撃を当てるのは非常に困難である。

このように頭も良く身体も強い上にチート能力まで持っていると言うトンデモないスペックの人物だが、
実は後述するように本人も気が付いていなかったある致命的な弱点が存在する。

◆使用技

大半は各国神話の雷神由来。

  • 神の裁き(エル・トール)
肘から先を雷に変え、真横に極大化させて放つ。スカイピアを恐怖に叩き込んだ「裁き」も多分これ。
パンチの要領で射出する、上から叩き落すなどの使い方がメイン。名前の由来は、北欧神話の雷神トール。

  • 放電(ヴァーリー)
電撃を放つ。MAX電圧は2億V。なお由来は「電撃がバリバリいうから」という安直なもの。

  • 雷冶金(グローム・バドリング)
電熱で金を操り形状を変える。持っている棍を槍に練成したほか、ルフィの右腕にマクシムの部品を溶かした金を球状に纏わせた。

  • 電光(カリ)
全身から電熱を発する。エネルギー量が莫大なため雷鳴が轟く。ワイパーの燃焼砲(バーンバズーカ)による熱線を周囲の大気を超高熱化して相殺した。
名前の由来は、マライ半島小人族の伝承に登場する雷神。

  • 稲妻(サンゴ)
腕を雷に変えて攻撃する。技名の由来は稲妻の形が珊瑚(サンゴ)に見えることから。

  • 3000万V“雷鳥”(ヒノ)
背負っている太鼓の一つを叩いて雷の鳥に変え、敵を貫く。名前の由来は、インディアンイコロイ族の伝承に登場する鳥。

  • 3000万V“雷獣”(キテン)
背負っている太鼓の一つを叩いて雷の獣に変え、至近の敵を噛み砕く。名前の由来は、日本の伝承に登場する雷獣「木貂」。

  • 6000万V“雷龍”(ジャムブウル)
背負っている太鼓を一度に二つ叩いて雷の龍を作り出す。名前の由来は、アーネムランドの雷神。

  • 万雷(ママラガン)
マクシムから発生させた雷雲から落雷の雨を降らせる。名前の由来は、アボリジニの伝承に登場する雷神。

  • 雷迎(らいごう)
雷雲を球状に固めて目標地点に降下させ、起爆する。放電爆弾というべき代物で、エンジェル島を土台の雲ごと消し去った。

  • 2億V“雷神”(アマル)
全身を電気化して巨大な雷神のような姿に変身する。名前の由来は、日本語で落雷を意味する「天降る(あもる)」。



【来歴】

◆過去

8年前に、故郷の空島ビルカを自らの手で消し去り、自分を信奉する神官や兵を率いてスカイピアへ侵攻。
当時の神(スカイピアの長のこと)ガン・フォール率いる神隊と先住民族シャンディアに大打撃を与えて神の島に君臨した。
それ以来、入国者を犯罪者に仕立てて裁きの地に誘導するよう義務付け、国民の罪の意識を煽り、
さらに前述の能力を使って不穏分子に「裁き」を与えるなど、恐怖によって国民を支配していた。

その目的は故郷ビルカに伝わる聖地「限りない大地(フェアリーヴァース)」に到達し、神の国を建設すること。
そのために神隊を幽閉し、空飛ぶ箱舟「マクシム」を建造させていた。

また、「空に人間が住むのは不自然」と考えており、前述の通り自身の故郷ビルカを滅ぼしたほかスカイピアも消滅させようと企んでいる。

◆劇中での活躍

部下である神官・サトリがルフィ一行に倒されたことに加え、シャンディアが侵攻してきたことで発生した麦わらの一味&シャンディアとのサバイバルに
神官と神兵を投入し、自らも参戦する。
サンジウソップ、シャンディアのカマキリとラキを瞬殺し、さらにサバイバル終盤にはガン・フォールとロビンを撃破する。
一度はワイパーに不意を突かれて海楼石で動きを封じられ、「排撃貝」を受けて倒れるものの、雷の力による心臓マッサージで復活し、
ワイパーとゾロをも圧倒的な力でねじ伏せた。


その後、箱舟の上で彼を追ってきたルフィと交戦するが、ルフィが自身の能力の最大の弱点である「電気を通さない絶縁体であるゴム」であったために大苦戦。
ゴム人間であるルフィには電撃が全く効かず、しかも電気を通さないルフィに触れられると物理的な攻撃を受け付けてしまう。
このことを知った時にはあまりの衝撃と混乱にとんでもない顔芸を披露した。


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       |    |    `-──‐′

↑それがこれである。
いままで圧倒的な強さ・凶悪さを誇ってきた彼の見せた顔芸はまさにシリアスな笑い
作者のツボに入ったのか、その後もしばしばこの顔をするキャラクターが登場している。


もっともその後はすぐに落ち着きを取り戻し、
「超人系は原型を留める事が多い」ことから斬撃が弱点と看破し鉾を創って応戦するなど、対抗策を編み出している。
さらに「心綱」を駆使して攻防を繰り広げた末に、ルフィを箱舟から突き落とし、退けることに成功。
その後は箱舟マクシムでさらに上空へと上昇し、自身最強の攻撃「雷迎」でエンジェル島を破壊した後、黄金の鐘を発見する。

欲するものをすべて手に入れた彼は最後にスカイピアを消滅させようと企むが、なおも追ってきたルフィによって阻止されてしまう。
このことに怒り、巨大な雷神・アマルに変身してルフィと戦うが、最後はルフィの「ゴムゴムの黄金回転弾」を受け、黄金の鐘に叩きつけられ敗北。
箱舟マクシムと共に海雲へと沈んでいった。


その後何とか生存しており、マクシムの体勢を立て直すことに成功。
「自分一人だけでいい、他人など不要だった」と負け惜しみのような言葉を吐いて、再び上昇を開始する。
彼が見上げる「限りない大地」、その正体は月であった。

マクシムの推進力はプロペラであり、月はおろか、大気圏突破すらできるわけがない。
たまさか手に入れた強大な力に溺れて、自らを神と慢心し、届くはずのない場所へ行かんとする姿は、
皮肉たっぷりの筆致で描かれていた…

…と思いきや、表紙連載「エネルのスペース大作戦」にてなんと本当にたどり着いたことが判明。


◆エネルのスペース大作戦

「限りない大地」こと月面に到達したエネルだが、早速騒ぎに遭遇。
別の場所に来ていた宇宙海賊が戦闘を始めており、この爆発に驚いた地上の科学者・ツキミ博士が食べていた餅で窒息死→かたき討ちのためスペーシー中尉率いるからくり人形の部隊が出撃→宇宙海賊と戦闘、という状況に乱入、両方ともぶっ飛ばした。

この攻撃で地面がえぐれ、中から遺跡への入り口が出現。
早速中に入ってみたエネルだが、構造がわからずとりあえず放電攻撃をかましたところ、その電撃がエネルギーとなって都市のシステムが再起動。さらに、スペーシーたちのオリジナルらしきからくり人形部隊も起動、恩人と崇め奉られることになった。

人形たちを連れて遺跡を探索していると、壁画を発見。
それによれば、どうやらエネルの故郷たる空島・ビルカはもともとこの遺跡で栄えた文明であり、資源不足で地球に移住したらしい、という、何気にストーリー上の事実が判明。

が、元々「還幸」のために故郷を滅ぼしたエネルは、過去の話には全く興味がなかった。
「限りない大地」とスペーシーを筆頭とするからくり人形達を従えエネル軍団を結成、次なる目的に向け行動を開始している。

これ以後の動向は不明だが、扉絵連載は後々のストーリーの伏線であるため、今後の出番が期待されている。


【余談】

  • 人気
その言動、強さ、顔芸などのネタキャラ感から割と人気があり、第3回、第4回の人気投票では共に22位につけている。
ゲーム作品にもよく登場するが、ストーリー的にもかなり優遇されている事が多い。

空島の人間なので世界政府による懸賞金はついていないが、
  • 自分を「神」とし、従わない他人を例え島ごとであろうと容赦なく消し去る危険な思想
  • ゴロゴロの実を使いこなす頭脳と戦闘能力
  • 空島時点でのゾロ・ルフィとも生身で渡り合える基礎戦闘能力
  • 極めて優れた見聞色の覇気の使い手
などの要素から、作者曰く「仮に政府への脅威度を示す懸賞金を付けるとすると最低でも5億ベリー以上はかたいだろう」とのこと(43巻SBS)。

43巻時点ではドンキホーテ・ドフラミンゴの元3億4000万ベリーが明らかになっている懸賞金額の中では最高であり、彼の脅威度が伺える。
また、新世界においても5億ベリークラスは七武海以上のレベルの海賊にかけられる額であり、
いくら危険とは言え(おそらくは)武装色の覇気を習得していない者としては破格の評価額である。

ただし、作者からは 「青海には彼よりもケタ違いに強い人物がいるため、彼では天下は取れない」 と同時に断言されている。
新世界では武装色の覇気を習得し、彼を遥かに上回る身体能力を持ち、中には更に悪魔の実を使いこなす者もいるため、空島時点でのエネルでは実際に天下を取ることは無理であることは明らかである。

それでも、ゴロゴロの能力による凄まじい威力の攻撃を受けて耐えられる者は決して多くなく、エネルに正面から勝てるのは少数であろう。
まさに「出る時期を間違えた」強敵である。実際、ルフィもゴム人間でなければまず負けていた。

  • フジテレビのイベント
過去にフジテレビのイベントで上映されていた「両さん・悟空・ルフィの球体パニックアドベンチャーリターンズ」では、オリジナル&強化形態のハイパーエネルが登場し、ルフィ&悟空と熾烈な戦いを繰り広げた。

  • 耳たぶ
SBSによると、長い耳たぶは本当はもち。またいつもかぶっている水泳キャップのような帽子の下は実はオバハンのようなパンチパーマである。



追記・修正おね…


ドッゴオオオオオオオォォォォン!!!


(裁きを受け消された立て主に代わって追記・修正お願いします)

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