美遊・エーデルフェルト

登録日:2009/08/26(水) 13:25:54
更新日:2023/10/27 Fri 01:45:36
所要時間:約 10 分で読めます




美遊(みゆ)・エーデルフェルト


漫画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』に登場するキャラクター。
CV:名塚佳織

●目次

【概要】

奈須きのこや漫画の編集が「Fateで魔法少女物のスピンオフをやる」と決めた際、ノリと勢いで

武内「オリキャラ出しちゃいましょう」
きのこ「いいでちゅね」
編集「じゃ出しますか」

そんな感じに生まれたキャラクター。
美遊「ノリですか」
作者「ノリです」


遠坂凛と喧嘩ばかりしていたがためにルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトを見限り、それ以外の主人を探していたマジカルステッキ・カレイドサファイアに「あなたをマスターです」と選ばれた少女。
第2話のラストで登場。魔法少女のライバルキャラの鉄則で穂群原学園小等部のイリヤのクラスに転校してきた。


【人物】

基本的に冷静沈着で、表情を変えることもあまりない、クールな女の子。
愛想もほとんどなく、他人を拒絶している節もある。

学力、美術力、体育など完璧にこなす完璧超人。
…なのだが、小学校でキュビズムやらかしたり、実は見方を変えればすぐ解ける図形問題をわざわざ積分法を使って計算したり、
フライパンひとつで手の込んだ料理を作ったり………と、『小学生』としても『女児』としても何かズレている。

魔術関係の知識も持ち合わせており、状況分析能力も高いと『魔法少女』としても優秀。

使命感が強く、遊び半分で英霊と戦う路を選んだイリヤに対して当初は怒りを露わにした。

一方、頭が良すぎる弊害か、良く言えば現実的、悪く言えば常識に囚われてしまっている面もあり、
例えば飛行魔法(魔術)の行使には、「自身が空を飛ぶ」という強固なイメージが必要なのだが、
美遊は「人間は(単独では)飛べない」という(世間一般の)常識・固定観念が強く、故に「空を飛ぶ」イメージが出来ず、飛行魔法が使用できない。
そのため、空中移動については魔力で空中に足場を生成し、その上を歩く(走る)という形で解決するなど、
『魔法少女』(のアニメや漫画)のイメージだけで魔術を行使するイリヤとはある意味対照的な視点で魔術を行使している。


【使用呪文】

  • 夢幻召喚(インストール)
英霊アーサー王と一時的に同化し、セイバーの宝具とスキル、身体能力を会得する。
美遊が夢幻召喚した場合の衣装はイリヤと違い、従来のセイバーに近いデザインである。
ただし、甲冑姿ではあるが肩と胸部のアーマーがなく、へそが見えているなど露出の多い姿となっている。

■英霊との一体化時

―告げる!

汝の身は我に!

汝の剣は我が手に!

聖杯のよるべに従いこの意この理に従うならば応えよ!

誓いを此処に!

我は常世総ての善と成る者!

我は常世総ての悪を敷く者―!

汝三大の言霊を纏う七天!

抑止の輪より来たれ天秤の守り手ー!

夢幻召還(インストール)!!!

【来歴】

◆プリズマ☆イリヤ

現在、ルヴィアに拾われて彼女付きの侍女としてルヴィアの家に住んでいる。つまりメイドである。ロリでメイド。
バイトでメイドをしている肉体言語魔術師遠坂凛を励ます一面もある。
ただ、ファミリーネームからもわかる通りルヴィアからは名実ともに義妹のように扱われており、結構仲良し。美遊はたまに辛辣なこと言うけど。
家はイリヤの道向かい。メイドである事がバレた時、メイド服でイリヤの部屋まで行く羽目になった。

そしてムラムラしたイリヤに襲われかけたり「ご主人様」と呼ばされたり裸になったイリヤに迫られた。
なお、本作のセラは普通の格好をしているのだが、美遊のメイド姿に触発されてメイド魂を取り戻し、アインツベルンメイド服に着替えたことも。

イリヤとはメイド服で家に行った時にお互いを「友達」として認識。
登場当初は頑なで他人を寄せ付けない美遊だったが、最後の「バーサーカー」との対決では戦いに恐怖を覚えてしまったイリヤを戦わせないために英霊化してまで一人で戦った。

その後、リリカルでマジカルな感じに事件が終わりイリヤにベッタリになる。一夜にしてすさまじいデレっぷり。
しかもクラスメートが仲良くしようと言った際、腕を払いのけて


「は?どうしてあなたと仲良くしなくちゃいけないの?わたしの友達はイリヤだけ。あなたたちには関係ないでしょう。もうイリヤに近づかないで」


ドン引きの周囲。
その件を追求したイリヤに対し


「なにを怒ってるの…?わたしの友達は生涯イリヤだけ。ほかの人なんてどうでもいいでしょ?」


重いしズレまくり…。
素でこんなヤンデレもどきやるはずがないから、過去に何かあったのだろう。まぁ一応フォローしておくと、後に運動会等を通じて他のクラスメートとも打ち解けるようにはなるのだが。


◆プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!(2期)

いきなり寝ぼけたイリヤに唇を奪われている。

そして士郎の第3の妹疑惑(実妹?)が浮かんできている。
とりあえず、初対面の士郎を一度『お兄ちゃん』と呼んだが、それ以降は『士郎さん』と呼んでいる。
番外編4『華憐先生は働かない』では、藤村大河の『わたしが責任をとって士郎のお嫁さんに』発言に対して怖い顔をしていた。

◆プリズマ☆イリヤ ドライ!(3期)

イリヤが攫われた美遊を追ってたどり着いた並行世界で、彼女のお兄さんが登場。
美遊とは仲が良い兄妹だったようで、やはり士郎に似ているかと思われたが…






※以下『3rei!!』の重大なネタバレ※









本名「衛宮美遊」。並行世界における衛宮士郎の義妹である(なお、元々の名は「朔月(さかつき)美遊」という)。
クラスカードと共に別の世界から来た少女であり、彼女こそが『プリズマ☆イリヤ』の物語の発端。

美遊の過去

この世界に来た原因は並行世界(美遊の世界)の士郎が、聖杯戦争の果てに「美遊が幸せになりますように」と聖杯に願ったため。

美遊は生まれながらに完成された聖杯で、関係者いわく「世界のバグ(によるチート)」で「聖杯が人格を持ってしまった」「間違った」存在。いわば、並行世界のイリヤ。

元々は上記の朔月家の子供であり、「神稚児」と呼ばれる「神を身に宿し七歳まで願いを無差別に叶える存在」である。(簡単に言えば生きたドラゴンボール)
その力は一歩間違えれば核ミサイルのボタンと同様なため七歳まで結界の中で過ごすことに朔月家はしていたが、
その力を求める切嗣により連れ去られ、そして「正義の味方」であるエインズワースにも目をつけられることとなる。

美遊の世界の聖杯戦争は「彼女のために」「聖杯戦争が作られた」、すなわち美遊の能力を利用しようとしたエインズワースが、彼女の意志とは関係なく聖杯戦争の術式を構築し儀式を起こした。

士郎と出会ったのは切嗣(Zeroの魔術師殺しモードを更に悪化させたモード)が美遊を「確保」するために連れられて来たことから始まる。
冬木市に訪れた切嗣達が第四次聖杯戦争の際に発生した『闇』が冬木市に包み込む時、
人々の「この『闇』を消してくれ」という願いを感知し、美遊が『闇』を消滅させたが、その際に結界が消え、切嗣により確保された。
『stay night』と同じく切嗣に助けられその理想に焦がれた士郎だが、魔術師殺しモードを悪化させた切嗣の行為*1を見る内に士郎は「正義」に迷いを抱く。

そして切嗣が永眠した数年後、迷いを抱きながら士郎はある夜に美遊と流れ星を見る。
美遊が願ったのは――「士郎さんと本当の兄妹になりたい」。
この時まで美遊の瞳は赤いものであったが、目を開いたときの美遊の瞳は士郎と同じ色になっていた。
そのささやかな自身の願いを叶えた美遊を見た士郎は「美遊のお兄ちゃん」になることを決意する。

だが、それは長くは続かなかった。
美遊は士郎と初めて外に出掛けた。
初めて外に出る美遊は無邪気な笑顔で「隣にお兄ちゃんがいるのに何を怖がるの?」という「お兄ちゃん」に対する無上の愛をこの日も伝えた。
士郎が目指すのは初めて美遊と出会った場所。
そこで本当の事を伝え、懺悔する。
真に「兄妹」としてやり直す事を決めた士郎には避けては通れない道であった。
そのために、美遊に全てを伝えようとして――

そこで、「正義の味方」に見つかる。
その名は「エインズワース家」。
その当主「ジュリアン=エインズワース」にして――
お兄ちゃんの親友であった。

お兄ちゃんは正義の味方には敗北した。
お兄ちゃんから引き離され、エインズワースから絶対の真実を告げられる。

――お前は道具として、あの二人に拾われたのだと

そして、お兄ちゃんは美遊に再びたどり着いた。
だが、美遊が向けるのは拒絶と哀咽。
自分に向けられた笑顔も、
自分にしてくれていたことも、
自分に対する愛も――
全てが嘘だった。

ならば――どうしてきたの?

「…そんなの 考えるまでもない 俺はお兄ちゃんだからな 妹を守るのは当たり前だろ?」

「どうすればよかったのか ずっと考えた 間違い続けた俺だからこの選択も もしかしたら間違いかも知れない だけど この願いは本当だから」

「--我 聖杯に願う」
「美遊がもう苦しまなくていい世界になりますように」
「やさしい人たちに出会って―――
笑いあえる友達を作って―――
あたたかでささやかな―――
幸せをつかめますように」

その答えは、嘘偽りのないお兄ちゃんの妹への無上の愛であった。
その言葉は、別の平行世界でのイリヤの弟への「--と一緒にいたい」という願いに対する「お姉ちゃん」の無上の愛と同質であった。


こうしてイリヤの世界に導かれた美遊はルヴィアと出会い、魔法少女になり、
やさしい人たち笑いあえる友達に恵まれてささやかだが幸せな生活を送れていたが、
エインズワースに攫われてこの世界に戻ってきてしまうのだった。



エインズワースとの決戦

囚われの身だった彼女だったが、仲間たちの手により助けられ、最愛のお兄ちゃんとも数年越しの再開を果たした。



その後はひとまずは一旦衛宮邸に帰宅。

実は愛用していたのが着ぐるみパジャマだったり、兄の前では普段では想像つかないくらいの甘えん坊だったりと意外な一面も発覚。
なおその一部始終を見ていたイリヤとクロは、恥ずかしさのあまり美遊に枕で叩かれている。



Fate/Grand Order



美遊です。姓は一応、エーデルフェルトと。

ステッキのマジカルサファイアと申します。……姉がご迷惑をおかけしていませんでしょうか?

『プリズマ☆イリヤ』とのコラボイベントの復刻版、『魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ~ -Re-install-』開催に際し、サーヴァントとして参戦。
レアリティは☆4(SR)で、クラスはキャスター。

元々同イベントに出演しており礼装にも描かれていたが参戦はしておらず、復刻版でもシナリオは変更されていないので、イベントバトルにサポートとしては参加しない。
その代わりに浅上藤乃の時同様に体験クエストが設けられている。

ILLUST:ひろやまひろし
声優:名塚佳織(美遊)&かかずゆみ(マジカルサファイア)

◇データ

【ステータス】
身長:134cm
体重:30kg
出典:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
属性:秩序・善
性別:女性
日常においても戦闘においても合理性を好む。
『こんにちは初めましてゲイ・ボルグ』

【パラメーター】
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
E D C A C A


【スキル】
クラス別スキル
対魔力:B
転身中の美遊に付与される強力な魔術障壁。
詠唱三節以下の魔術を無効化。大魔術、儀礼呪法などは防げない。
また、転身状態はこの他物理保護、治癒促進、身体能力強化など各ステータスに影響を及ぼしている。

無限の魔力供給:B
カレイドステッキから文字通り無限の魔力が供給される。
しかしその出力は術者本人の魔術回路の性能に制限される。

保有スキル
愉快型魔術礼装(妹):A
ヘンテコステッキの妹の方。
ハイテンションな姉に比べ、落ち着いていて理性的。
が、やはり人工天然精霊の性か、マスターを振り回し、
面白おかしい事態を引き起こしてしまうやっかいさは、あんまり変わらないのであった。
なお、契約者のコスチュームはなぜか姉に比べてやや露出が多くなる傾向がある。
ゲーム中効果は自身のArtsカード性能とクリティカル威力をアップ(3ターン)。

少女の意地:B
美遊の意志の強さがスキルへと昇華したもの。
高潔な決意は生半なことでは揺るがず、致命傷を受けても戦闘続行を可能とする。
これは生来のものではなく、様々な経験を経て獲得した精神性である。
だがもしかしたらその頑固っぷりは、兄に似たのかもしれない。
ゲーム中効果は自身にガッツ、弱体無効状態をそれぞれ1回付与する。

神稚子の願い:EX
自他の区別なく願望を実現してしまう性質を、ごくわずかに解放するスキル。
彼女の願いは、きっと天に届くだろう。
ゲーム中効果は味方単体にNPを付与し、強化成功率をアップさせる。

催眠電波:A
サファイアに搭載されている、謎の機能。
強力な催眠効果のある電波を撒き散らし、周囲の人間の記憶や認識を置き換える。
悪用すれば一国が滅びかねないスキルだが、ルビーとは違い面白半分で乱用したりはしないので、そこはご安心いただきたい。
なお、脳に負担がかかるためか催眠にかかった人間のIQは1低下する。


宝具

星天を照らせ地の朔月(ほしにねがいを)
ランク:EX
種別:対人~対界宝具

百億の小さな明かり、その一瞬の輝きを忘れないで……
星天を照らせ地の朔月(ほしにねがいを)

どうか、あなたの想いが届きますように

ほしにねがいを。
人の願いを無差別に叶えてしまう神稚児の性質を一時的に制御し、限定的に願望を実現させる。
「人理を守りたい」というマスターの願いのみに焦点をあてることで成り立つ宝具であるため、何よりも信頼関係が大事となる。
内に秘めたささやかな思いは、月ではなく星に願うのだと彼女の兄は言った。
願いを束ねて輝く地上の月は、虚空の彼方に光を投げる。

ゲーム中ではArts属性の強化型宝具。
自身に『朔月の加護』(毎ターン味方全体のNPを増やす&味方全体のHPを回復+毎ターンスターを獲得)を付与し、同時に自身のHPを3000減らす(デメリット効果)。
後に宝具強化が実装され、デメリットが消滅した上で『朔月の加護』に攻撃力アップの効果が追加される。


◇キャラクター概要(FGO)

『魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ』では実質ヒロインのような役割を担っており、上述の通りサーヴァント参戦はしていなかった。
そのためか、立ち絵そのものはひろやまひろし先生描きおろしだったものの、服装は魔法少女衣装のみであった。*2

サーヴァント参戦に伴い、イリヤと同じ穂群原学園の制服(第一段階) → 魔法少女衣装(第二段階) → 神稚児衣装(第三段階)と、3パターンの衣装が用意されている。
特に、気合が入った神稚児衣装のバトルキャラは美遊ファンであれば一度は見てほしいレベル。
また、名称こそ『美遊・エーデルフェルト』のままだが、第三段階からはセイントグラフに表示される名前が『朔月美遊』に変化するというファンサービスも。

戦闘モーションはイリヤ同様にカレイドステッキを用いた魔術攻撃になっているが、Quickではランサーのカードをインクルードしてゲイ・ボルグを用いる。
そのためか、プロフィールではゲイ・ボルグを用いたこんにちは初めましてゲイ・ボルグ(ニーハオ!死ね!)という台詞が、
美遊の合理主義者ぶりを表すものとして例示されている。
これにはアサシン先生も苦笑いかもしれない。
なお、原作で美遊が「飛べない」という設定を反映してか、戦闘モーションでも跳躍はしても浮遊することはない。

担当声優は、美遊はアニメやドラマCDと同じく名塚佳織氏が担当しているが、
マジカルサファイアはアニメ第三期まで担当した松来未祐氏の逝去*3を受け、かかずゆみ氏*4に変更されている。


◇マイルーム

マイルーム対応台詞はイリヤ、クロ、アイリ、エミヤ(弓、殺)の5人。
イリヤがいると『良かったぁ、ここにはイリヤもいるんですね!』と喜び、同室にしてくれるようそれとなく頼んでくる。
ちなみにベッドは一つでいいらしい。美遊ェ…
一方、クロには『ここでも悪さしてるの?』と奔放な彼女を咎め、『躾のために、一旦檻にでも入れておいた方が』と忠告してくる。
『絵面的にアウトです、美遊様』

自分の知っている人とは微妙に異なるエミヤ(アサシン)とアイリには戸惑っているが、エミヤは『(自分の知っている切嗣と)目がそっくりだった』と共通点を見出す一方、
アイリについては『私の知っているアイリさんとはまったく雰囲気の違う聖女様』と評している。

なお、エミヤ(アーチャー)は美遊をジロジロ見た挙句、ニヤリと笑って『ほう、これが…』とか言っていたとか。
『事案ですね?通報いたしましょう』*5


主人公に対しては抵抗なく『マスター』と呼んでおり、本編中の人物で言えば凛相手の時くらいの距離感で接している。
顔色が悪いと心配してくれたり、好きなものや嫌いなものを教えてくれたりもするが、終始敬語なので若干距離がある…という感じ。
ちなみに好きなものは「イリヤ、お兄ちゃん、ルヴィアさん、サファイア」(クロは友達兼恋敵?のような距離感らしい)。
嫌いなものは特にないらしいが、サファイアに言われて「イリヤに手出ししようとするマスター」を想像した際には即座に『嫌いです』と答えている。
サファイアに『日本では、小学生に話しかけるだけで、事案となりえます』と脅されながら絆レベルを上げていくと、
実は会った時から「自分の知っている誰か」に似た雰囲気のある主人公に奇妙な親近感を抱いていたことを教えてくれ、
イリヤと同じように「誰か(人理)のために戦っている」主人公に信頼を寄せ、自らの力を預けると宣言してくれる。
『どうか、あなたの願いが届きますように』

◇性能

ユニットとしては支援型のキャスター。カード構成はArts×3、Quick×1、Buster×1の典型的なキャスタータイプ。
所持スキルの中では味方単体に最大30%のNP回復と強化成功率を上げる効果を付与する『神稚子の願い』が特に優秀。
自己強化型の『愉快型魔術礼装(妹)』と『少女の意地』も美遊の宝具や性能にマッチしている。

その宝具『星天を照らせ地の朔月』も支援型としては優秀で、効果的には絶賛過労死中のマーリンの宝具とほぼ同一
『無限の魔力供給』の効果で毎ターン終了後にNPが4%ずつ回復していく特性もあり、宝具の回転効率も良い。
宝具強化前は使う度に美遊のHPが3000(固定)減少するというデメリットを抱えているが、
宝具強化後はデメリットが消滅した上で更に毎ターン攻撃力まで上がるようになる。地味に回復量も2倍にアップ。
とはいえ、『朔月の加護』自体は美遊にしか付与されないため、美遊が強化解除されてしまうとそれで終わりなのが弱点。
また、処理の関係上HP回復は最後の最後に行われるので致死量のスリップダメージを防ぐことが出来ないという穴もあったりする。

とにかく宝具を回し続けていれば味方が際限なく強化されていくのでうまくNPを供給して宝具発動を狙っていくことになる。
単独支援も可能だが、他のサポーターと組ませてこそ輝くとも言える。


ちなみに、『神稚子の願い』や支援型の宝具持ちということで、イリヤ・シトナイとの相性はかなり良い。
運良く彼女たちを持っているのならば、是非とも組ませてあげて欲しい。




追記編sy「していいのはイリヤだけ」

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最終更新:2023年10月27日 01:45

*1 多数の為に少数を切り捨てるのはもちろん、「美遊の誕生日祝いがしたい」と言った士郎に「世界を救う「道具」が効力を失うリミットを祝うに等しい」と一蹴し、士郎が切嗣のために用意した食事をどこぞの妊婦よろしくぶちまけるレベル。

*2 身も蓋もない言い方をすると礼装の『蒼玉の魔法少女』からの切り抜き絵である。

*3 第三期の収録時点で既に体調が思わしくなかったそうで、特に9話以降はサファイアの台詞等が本来の予定よりカットされていたという。

*4 マジカルステッキは『月姫』の琥珀・翡翠姉妹と声が同じという設定であり、かかず氏は『真月譚月姫』で翡翠役であったのが理由の一つと目されている。ちなみに『真月譚』で琥珀を演じたのは、本作を含む『Fate』シリーズで遠坂凛を演じている植田佳奈氏である。

*5 その後どういうやり取りがあったかは不明だが少なくとも「かつて兄を助けてくれた英霊」であることは知った模様で非常に複雑な感情を懐きながら感謝の言葉を送っていたことがマテリアルで判明している。