魁!!男塾の次回予告

登録日 :2014/08/29 (土) 17:21:12
更新日 : 2017/09/22 Fri 20:23:20
所要時間 :約 3 分で読めます




魁!!男塾』のアニメ版は、1988年2月25日からフジテレビ系列で放送された。
アニメ版男塾は『北斗の拳2』の後番組であり、キャラクターデザインの須田正巳、脚本家の戸田博史、鬼ヒゲ役・千葉繁と、北斗シリーズゆかりのスタッフも多く参加している。
そして『北斗の拳』と言えば「千葉繁による暴走気味の次回予告」というのは誰もが知る事実。

……だからなのか、北斗シリーズ同様、アニメ版男塾でも、次回予告でのちょっとしたお遊びが試みられている。

アニメ版男塾の次回予告は、次のように構成される。
①主人公・剣桃太郎(以下、桃)が「押忍。桃太郎です」と挨拶
②桃が 視聴者から寄せられたお便りを読み上げ、一問一答する
③まれに次回の内容にちょっとだけ触れる
④サブタイトルを読み上げ、「そこんとこ……よろしく」で〆

お分かりだろうか。 お便りを読み上げるのである。
と言っても、第1話からこのスタイルだったわけではなく、最初期の時点では「桃の友達(電車通学の話がよく出るので、恐らく塾生ではない)の男らしい行動」をネタにしたフリートークを行っていた。

  • 「『男は体力だ』と言って、電車のつり革で懸垂しながら学校に通ってる奴」の話
  • 「肺活量をつけようと、山手線に乗っている間ずっと息を止めている奴」の話

そして、ネタが切れたからか第6話から「視聴者からお便りを募る」という方向に転換することになるのである。
1~5話までの流れを受け、こちらは「視聴者のやっている男らしい行動」をテーマに、桃が「そんな行動をした投稿人は男塾入塾にふさわしいか?」を判定するというスタイルになっている。

  • 「僕は健康食品に凝っていて、何でもかんでも納豆やヨーグルトのように腐らせて食べています」→桃「お前は男塾に合格だ!」
  • 「僕の友達が花粉症を治したいというので、くしゃみをするたびに一発殴っています」→桃「おいおい、そりゃただのいじめだよ。男塾に入るには、精進が足りないな」

こんな具合。
「夏も冬も学ランを着て、私服も学ランです」といった 勘違い気味の投稿 には、冷ややかな突っ込みを入れることも多かった。

中盤からは質問や相談の投稿も増えていく。
女性視聴者からの投稿も多く、「天然パーマをからかわれて困っています」という投稿に
「女の子をいじめるなんてなんて奴らだ! 今度からかってきたら、『男塾が黙っちゃいないぞ』って言ってやんなさい」、
「登校拒否の友達をどうやって励ましたらいいのか教えてください」という投稿には
「そのお友達の名前を教えてくれ。男塾全員で励ましのエールを送るから」と真摯に語るなど、桃の人柄もよく見えてくる。

たまに他の1号生も登場することがあり、
「男塾合格の五箇条を教えて」という質問には
  • とにかく体が丈夫
  • 根性だけなら誰にも負けない
  • 何でもおいしく食べる
  • 喧嘩には自信がある
  • あまり頭を鍛えない(田沢曰く「九九と英語は常識だ」)
と回答。
アメリカ人視聴者からの「アメリカには忍者スーツを制服にしている幼稚園がありますが、男塾も忍者の養成所なんですか?」という質問では
「同じアメリカ人として何か言ってやれ」とJに話を振るも 「忍者の養成所じゃなかったのか!?」 と返され、呆れる一幕もあった。
残念ながら、アニメ打ち切りの煽りを受けた終盤5話は普通の次回予告になってしまったが、
本編ではクールで口数の少ない桃が見せるDJめいた軽妙な喋りは、そのギャップも相まって大勢の人間に受け入れられた はず である。



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