テラナイト(遊戯王OCG)

登録日: 2014/08/04 (月) 00:25:59
更新日:2023/11/19 Sun 14:19:22
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テラナイトとはTHE DUELIST ADVENTで登場した遊戯王OCGのカード群および、それらのモンスターを中心としたデッキの事。
エクシーズモンスターは星輝士(ステラナイト)、それ以外が星因士(サテラナイト)となっているがサポートは「テラナイト」指定のためあまり関係はなく両者ともサポートを受けられる。
…だったがプトレマイオスの登場で「ステラナイト」であるかどうかでプトレマイオスの効果に対応するかどうかの違いは出た。

星座をモチーフとしておりセイクリッドと関連性が見られそうな設定が多い……と思っていたらセイクリッドの星輝士が登場したので、晴れて明確な結びつきが提示された。

基本的に、モンスターは全て光属性・戦士族でメインデッキのモンスターはレベル4、エクシーズモンスターは素材にレベル4を3体要求するランク4で統一されている。
エクシーズ召喚を中心としたテーマである。
下級モンスターの共有効果として
  • 同名モンスターの効果は1ターンに1度しか発動できない
  • 効果は召喚・特殊召喚・反転召喚に成功した場合発動できる(タイミングを逃さない任意効果)
の2つがある。
元ネタが大三角形と繋がりを意識しているためか同名のカードを効果の対象にできないものも多い。
タイミングを逃さない共有効果と言う点が強力で、同名効果の制限もありリビングデッドの呼び声とは相性がいい。

下級モンスターは展開補助や手札を整える効果が多い。
どこかで見たことがあるような効果が多く他のカードで例えやすい。
良く言えばシンプルで強力な効果が多い、悪く言えば没個性的な効果が多い。
特徴のないことこそが特徴と言わんばかりにシンプルイズベストを行くテーマである。

展開をしながら手札を補充して回していくため安定性がある。
展開したテラナイトをエクシーズ召喚に繋げて攻める、他のデッキで言えばガジェットに近い動きをする。

しかしながら、ガジェより遥かに展開やエクシーズに特化しているため、相手に回すと非常に面倒くさい。
光属性・戦士族というのも絶妙で、縛りのあるランク4もホイホイと出てくる。カリバーとかブレハとかパラディオスとか。
地味だけど地味に壊れてるある意味一番嫌なテーマ。
光天使との混合デッキは大会でも結果を残した。

弱点としては典型的なサーチで繋いで展開してエクシーズして殴るテーマには変わりないため、
展開メタ、特殊召喚メタ、サーチメタ、エクストラデッキメタなんかは全部刺さる。
墓地蘇生を多用するため墓地メタにも弱い。
当然光属性で統一されてるため光属性メタもよく刺さる。戦士族でもほぼ統一されてるため当然種族メタも刺さる。

オネストがあるとはいえ打点で対処しなければならない場面は少々苦手。
レベル4なのでリベリオンや戦士族のためエクスカリバーが出せるが後述するアルタイルの制約のためそれらで殴るには工夫が必要になる。
基本的にアルタイルでデネブを釣り上げデネブでアルタイルをサーチして繋ぐ流れになりガジェットに比べればサーチ役はデネブのみな為、
止めどころは非常にハッキリしておりモンスター効果を無効にする効果でアルタイルやデネブを集中的に狙われたり、
釣り上げようとしたデネブをデッキに戻されたり除外されたりすると流れが止まってしまう。

全体的にレアリティが低くエクシーズモンスター以外は全てレア以下であり、エクシーズモンスターはウルトラとはいえそんなに高くはないため安く組める。
ランク4エクシーズを中心とするためランク4エクシーズには高いカードが多いが、余所のデッキで使った物を使い回せる人はそれすら安く済む。
値段的な意味での構築難易度的にも動きのシンプルさ的にも初心者に勧めるには良いテーマなのかもしれない。

星因士(サテラナイト)

シンプルで堅実な動きをするカードが多い。
THE DUELIST ADVENTに収録されたベガまでのカードで大体基本的な動きが完成されている為か、それ以降に追加されたものはやや癖がある物もある。

  • 星因士(サテラナイト) アルタイル
星4/光属性/戦士族/攻1700/守1300
「星因士 アルタイル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、
「星因士 アルタイル」以外の自分の墓地の
「テラナイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで「テラナイト」モンスター以外の
自分フィールドのモンスターは攻撃できない。
墓地からの展開要員。
テラナイトの展開の要。
釣るモンスターにレベルなどの制限はないためエクシーズモンスターも釣れる。
これでエクシーズ召喚に繋げていくが発動したターンはテラナイト以外が攻撃できなくなる。
テラナイトが大量展開しても意外とライフを削りきれなかったりするのは、大体こいつの制約のせい。
守備表示で特殊召喚するため追加打点にはならない。
エクスカリバーなどのバトルしてこそ真価を発揮するモンスターを使うにはエンドフェイズで蘇生して展開する等の工夫が必要になる。
テラナイトのエクシーズモンスターは素材2体で出せるものもあるが、素材2体で出したプトレマイオスは絶望的に戦闘に向いていない。
なので自分のターンに展開した上で殴りたい場合は素材3体以上でテラナイトのエクシーズモンスターを出すか、
制約を無視できるNo.86 H-C ロンゴミアントを頼ることになる。

「発動したターン」という表記のためテラナイト以外で攻撃した後にメインフェイズ2で効果を使う事は可能。
この制約はプレイヤーでは無くモンスターにかかるため、効果を受け付けない状態のNo.86 H-C ロンゴミアントなら無視することができたりする。

  • 星因士(サテラナイト) ウヌク
星4/光属性/戦士族/攻1800/守1000
「星因士 ウヌク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「星因士 ウヌク」以外の「テラナイト」カード1枚を墓地へ送る。
墓地肥し要員。
モンスターには限定されていないため魔法・罠も送ることは一応可能。
序盤では手札、墓地に足りてないテラナイトを落とし蘇生カードやアルタイルに繋げていくのが役割。
なので後半になると仕事がなくなっていく。
1800打点は下級テラナイトでは最も高い。
シャドール・リザードはこいつの成れの果てと思われる。

  • 星因士(サテラナイト) シャム
星4/光属性/戦士族/攻1400/守1800
「星因士 シャム」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手に1000ダメージを与える。
バーン要員。
手札や場や墓地を整えて展開を補助するテラナイトの中ではダメージレースを優先するやや異端の効果。
召喚・反転召喚・特殊召喚しただけで1000ダメージはバーンとしては中々高水準。
他のテーマではこの手の効果は避けられがちだがテラナイトにおいてはこのモンスターを様々な場所から引っ張り出すことは容易。
なので1枚入れておくとチクチク削れるため後半戦で中々嫌らしい活躍をしてくれる。

  • 星因士(サテラナイト) デネブ
星4/光属性/戦士族/攻1500/守1000
「星因士 デネブ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「星因士 デネブ」以外の「テラナイト」モンスター1体を手札に加える。
サーチ要員。
言わずと知れたテーマにあると嬉しい強力な効果。
アルタイルでこいつを釣り上げこいつでアルタイルをサーチしてループさせるのが基本戦術。
なのでアルタイル共々こいつの召喚や蘇生や効果を妨害されると結構痛い。

  • 星因士(サテラナイト) ベガ
星4/光属性/戦士族/攻1200/守1600
「星因士 ベガ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「星因士 ベガ」以外の「テラナイト」モンスター1体を特殊召喚する。
手札からの展開要員。
アルタイルと違い手札から出すため消耗が激しくなるが、こちらは一切のデメリットはなくエクシーズ召喚先の選択肢が広がる。
ベガからアルタイルを特殊召喚してアルタイルでデネブを特殊召喚するパターンがトライヴェールを狙う場合簡単と思われる。

  • 星因士(サテラナイト) シリウス
星4/光属性/戦士族/攻1600/守 900
「星因士 シリウス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の「テラナイト」モンスター5体を対象として発動できる。
そのモンスター5体をデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
回収要員。
アルタイルをデッキに戻して再度デネブでサーチできるようにするのが主な仕事。
エクシーズ召喚やサーチや墓地落としによって墓地が肥え易いとはいえ5枚は重めなため積み過ぎると事故る。
貪欲な壺に比べるとドロー枚数が1枚で場に出す必要があるが、サーチしやすので必要な時だけに引っ張ってこれるのが強み。
ダイガスタ・エメラルが大きな壁。
シャドール・ハウンドはこいつの成れの果てと思われる。

  • 星因士(サテラナイト) プロキオン
星4/光属性/戦士族/攻1300/守1200
「星因士 プロキオン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札の「テラナイト」モンスター1体を墓地へ送り、
自分はデッキから1枚ドローする。
手札交換要員。
序盤では手札に来た墓地にいてほしいテラナイトを捨てて手札を整えることができる。
とはいえこいつで捨てるよりはベガで展開してエクシーズに繋げたほうがいいため微妙な立場かも。

  • 星因士(サテラナイト) ベテルギウス
星4/光属性/戦士族/攻 700/守1900
「星因士 ベテルギウス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、
「星因士 ベテルギウス」以外の自分の墓地の
「テラナイト」カード1枚を対象として発動できる。
このカードを墓地へ送り、対象のカードを手札に加える。
サルベージ要員。
テラナイトとついていれば何でもサルベージできるが自身を墓地へ送ってしてしまうのが重い。
出した時とタイミングを選べないのもやや難点。
モンスターの場合は戦士の生還があり、テラナイトは基本的には手札に回収するより蘇生してしまった方がいい。

なので魔法・罠を回収したいところだがテラナイトと名のつく魔法・罠は癖が強くこいつを墓地へ送る手間をかけてまで回収したいものがないのが辛い。
神星なる因子が「テラナイト」とついていれば出番があったかもしれない。
タイミングを逃さない任意効果の利点であるサイクロンチェーンリビングデッドで蘇生しても効果を使えない唯一の下級テラナイト。

  • 星因士(サテラナイト) カペラ
星4/光属性/戦士族/攻1100/守2000
「星因士 カペラ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターン自分は、モンスター3体以上を素材としたX召喚をする場合、
自分フィールドのレベル4以下の「テラナイト」モンスターを
レベル5の素材として扱う事ができる。
レベル調整要員。テラナイトにしては似てる効果のモンスターがいない。
光属性で展開が容易なテラナイトで全部レベル5にできる…と言えば聞こえがいいが出せるのは3体以上限定。
つまりプレアデスとかヴォルカは無理。
レベル5を3体要求するランク5エクシーズと言えば面子が微妙な上に特定の素材を入れないと本来の効果を発揮できないランクアップ関連が多い。
下記のセイクリッド・ダイヤを狙えと言わんばかりの効果だがセイクリッド・ダイヤはランク4テラナイトエクシーズに重ねても出せるのでこれを使ってまで出したいかは微妙である。
追い打ちをかけるかの様に次のパックでプトレマイオスが登場しセイクリッド・ダイヤが素材2体で出せるようになってしまった。
後にプトレマイオスが禁止になったものの、こいつの立場は相変わらず厳しい状況にある。

こいつの利点としてはメインフェイズ1でセイクリッド・ダイヤを狙える事。
つまり先攻1ターン目でも出せるが、かなり難易度が高く相手によっては無意味なモンスターにもなるためそこまでして出したいかは良く考えたい。

  • 星因士(サテラナイト) リゲル
星4/光属性/戦士族/攻1900/守 700
「星因士 リゲル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、
フィールドの「テラナイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターは、攻撃力が500アップし、エンドフェイズに墓地へ送られる。
打点パンプ要員。性質は同弾に収録されている妖仙獣の辻斬風に似ている。
テラナイトが苦手とするミドラーシュやライオウを打点アップによって殴り倒しメインフェイズ2に墓地へ送られる前にエクシーズしてデメリットを回避できる。
エクシーズモンスターも対象にでき、エクシーズモンスターは墓地へ送られた時の効果を使うかメインフェイズ2にセイクリッド・ダイヤに繋ぐかでデメリットを回避できる。
1900はテラナイトでの最高打点である。
シャドールへの復讐に燃えるTHE SECRET OF EVOLUTION収録のテラナイトの中では汎用的かつ堅実な効果。

☆テラナイトセフィラ☆

  • 覚星輝士(アステラナイト)-セフィラビュート
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/悪魔族/攻1900/守0
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「テラナイト」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
「覚星輝士-セフィラビュート」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・P召喚に成功した場合、このカード以外の自分のモンスターゾーン・Pゾーンの、
「テラナイト」カードまたは「セフィラ」カード1枚と、相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
ビュートさんセフィラとテラナイトの力を得た姿。
攻撃力もさることながら、テラナイトに足りないと言われていた除去効果を持つ。
しかし、ペンデュラム召喚からX召喚に繋げる戦術は、Pモンスターまで墓地に落ちてしまう本家セフィラよりも純テラナイトの方がやりやすいため、
テラナイトでは除去よりもむしろペンデュラム召喚による大量展開をメインに用いられる。
とはいえ、セットカードの除去は強力だし、リゲルの効果の受け皿となれば、Pモンスターであることを活かして
高い攻撃力と復帰力を備えたアタッカーとなるだろう。
「ステラナイト」に属するため、エクストラデッキに表側表示で存在すればプトレマイオスの効果でX素材とする事ができる。

  • 竜星因士(イーサテラナイト)-セフィラツバーン
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻 0/守2100
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「テラナイト」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
「竜星因士-セフィラツバーン」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・P召喚に成功した場合、
このカード以外の自分のモンスターゾーン・Pゾーンの、「テラナイト」カードまたは「セフィラ」カード1枚と、
相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
ビュートさんと異なり、表側のカードを破壊する効果を持つ。
むしろ、破壊効果を用いる機会が多いのはこっちのほうだろう。
ちなみに、ルビが異なるため竜星のカテゴリには含まれない。

星騎士(テラナイト)

ルール上、カード名を「セイクリッド」カードとしても扱う。
「テラナイト」、「セイクリッド」双方の展開に反応する効果を持つ。

  • 星騎士(テラナイト) アルテア
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1700/守1300
このカード名はルール上「セイクリッド」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分フィールドの光・闇属性Xモンスターの数までフィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):自分フィールドに「星騎士 アルテア」以外の「テラナイト」、「セイクリッド」モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
このターン、自分はXモンスターでしか攻撃宣言できない。
Xモンスターの数に応じた除去効果と、「テラナイト」、「セイクリッド」の特殊召喚に反応する自己再生効果を持つ。
ウヌク等で素早く墓地へ送り、自己再生条件を満たしたい。
除去効果は、あらかじめXモンスターの準備が必要であるが、(2)と合わせ、
プトレマイオスのX召喚効果を擬似的なフリーチェーン除去とする事もできる。

  • 星騎士(テラナイト) リュラ
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1200/守1600
このカード名はルール上「セイクリッド」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「星騎士 リュラ」以外の「テラナイト」、「セイクリッド」モンスターが召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「テラナイト」魔法カード1枚を手札に加える。

「テラナイト」、「セイクリッド」の召喚に反応する手札からの展開効果と、「テラナイト」魔法カードのサーチ効果を持つ。
召喚にしか反応しないが、モンスターの展開を進め、魔法カードのサーチまで行える。
星守の騎士団や天架ける星因士をサーチする事で、更なる展開へ繋げる事も可能。
同じ弾で登場した他のカードの効果は「テラナイト」、「セイクリッド」両方をサポートしているが、このカードのサーチ効果だけは「テラナイト」魔法カードのみを対象としているため、間違えないよう注意。

星輝士(ステラナイト)

  • 星輝士(ステラナイト) デルタテロス
ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2100
レベル4モンスター×3
(1):X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時には、
相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札・デッキから「テラナイト」モンスター1体を特殊召喚する。

こいつがエクシーズ素材を持って場に存在する限り自分のモンスターの召喚・特殊召喚成功時に相手に妨害されない。
こいつのエクシーズ召喚成功時も例外ではなく、はいはい奈落奈落といった事態に陥ることも無い。
ただしあくまでも召喚成功時に妨害されないだけであり、召喚無効化系には無力。

召喚・特殊召喚成功時のタイミングに干渉できないのは相手だけであり、このタイミングで自分のカードを使った場合、全て超融合のように妨害されない状態になる。
その場合効果処理終了時のタイミングという隙を与えることになるため(2)の効果発動までにフリーチェーンのカードで除去される可能性があることには注意しよう。

1ターンに1度フィールド上のカードを破壊できると言うシンプルながら強力な効果を持つ。
エクシーズ召喚成功時妨害されないためエクシーズ召喚にさえ成功してしまえば1回は効果は使えるだろう。
墓地へ送られると後続のテラナイトを特殊召喚する効果もある。
タイミングを逃さず送る方法も指定されていないため墓地にさえ送られてしまえば後続をデッキか手札からリクルートできる。
ただ、フィールドから墓地に送られる必要があるためやっぱり召喚無効化系には無力。
当然墓地へ送られなければ効果は出ないため次元幽閉や強制脱出装置には注意が必要。
自身の効果で自滅することも可能なため場合によってはそれを狙う事もできる。

素材指定がなく結構汎用的な効果のため(3)の効果がほぼ使えないとはいえ他のデッキでも使う事が可能。
特に光天使 セプターと絡めるとエクシーズ召喚時、妨害されずにカードを1枚破壊して1ドローできるため強力。

とまあ一見普通のエクシーズモンスターに見えるのだが、よく見ると(3)の効果に1ターン1度制限が無い
倒したらリクルート効果でアルタイルがやって来て釣り上げられて、何故かバトルフェイズ前よりもモンスターが増えるなんてことも。
釣り上げられたこいつを倒したらまた他の後続が飛んで来るため持久力が高く、非常にめんどくさい。
レベル4×3という素材指定も普通のデッキなら重いのだが、展開に特化したテラナイトにとっては屁でもない。

  • 星輝士(ステラナイト) トライヴェール
ランク4/光属性/戦士族/攻2100/守2500
レベル4「テラナイト」モンスター×3
このカードをX召喚するターン、自分は「テラナイト」モンスターしか特殊召喚できない。
(1):このカードがX召喚に成功した場合に発動する。
このカード以外のフィールドのカードを全て持ち主の手札に戻す。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ送る。
(3):X素材を持ったこのカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「テラナイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

完全テラナイト専用のエクシーズ。
エクシーズ召喚時お互いのフィールドのこいつ以外のカードを全て手札にバウンスする。
堅実な効果ばかり書かれていた他のテラナイトと違って、明らかにおかしなことが書かれている。
全体バウンスと言うことは対象を取らないバウンスのため対処しにくい。
対象を取らない破壊以外の除去と言えば、某氷結界の龍某お菓子の国の女王様などがあげられるが、
トライヴェールの場合は枚数が決まってる彼らと違いフィールド全体である。
召喚時誘発なので召喚反応罠で除去したとしても、バウンス効果そのものを無効化出来なければ終わり。
シンクロやエクシーズ主体の場は壊滅する。ペンデュラム召喚の場合は次ターンで即復帰出来るのが幸いか。

シャムと合わせれば残りライフが3100の時点から勝利が出来る。

魔法・罠も戻すため自分の使用済みのリビングデッドの呼び声なども再利用が狙える。
しかしそれは相手にも言える事なので出すタイミングには注意が必要。

しかもバウンス効果で戻ったカードをハンデス効果で叩き落とす事ができる。
このハンデス効果はバウンスで対処できなかったカードを潰すと言う意味では噛み合ってるとは言えるし、手札を増やさせた上でハンデスすると言う意味では噛み合ってないとも言える。
墓地へ送るのため暗黒界の効果も発動しない。

墓地へ送られた場合に後続に繋ぐ効果はデルタテロスと比べると対象が墓地になり対象を取る効果になったことと、素材を持った状態で墓地へ送られないといけないという違いがある。
なのでこいつ自身をアルタイルやリビングデッドの呼び声で墓地から出す意味は薄い。
範囲の違いはあるが基本的にはデルタテロスより使いにくくなったと言っていいだろう。

とはいえ素材がテラナイトのみで3体揃えないといけないためルートはかなり縛られるので出すのはそれなりには大変。
デルタテロスに比べるとエクシーズ召喚時の妨害はしっかり受けるのでデルタテロスに比べると安定はしにくいかもしれない。
このカードをエクシーズ召喚するターンはテラナイト以外が特殊召喚できないが素材の関係でそこまで気にならないはず。

  • 星輝士(ステラナイト) セイクリッド・ダイヤ
ランク5/光属性/幻竜族/攻2700/守2000
光属性レベル5モンスター×3
このカードは自分メインフェイズ2に、「星輝士 セイクリッド・ダイヤ」以外の
自分フィールドの「テラナイト」Xモンスターの上にこのカードを重ねてX召喚する事もできる。
(1):X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いにデッキからカードを墓地へ送る事はできず、墓地から手札に戻るカードは手札に戻らず除外される。
(2):相手の闇属性モンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

唯一のランク5の星輝士。
といっても正規素材でエクシーズ召喚するのは困難なので、実質上記2体からのみの派生専用となる。
2種類の効果はメタ的なもので、能動的な効果ばかりのテラナイトの中では異色の性能である。
THE DUELIST ADVENT以降の環境をご存じの方ならピンとくるであろう、超露骨なシャドール(及び闇属性)メタ。
……に見えるが、ネフィリムには殴り倒されるし守備のシェキナーガは突破出来ないしと絶妙にメタり切れていない。寧ろ森羅やライロを殺す効果である。
他にもシャドールはカテゴリ以外の多種多様な要素を取り入れられる連中なので、これを立てておくだけで縛れるほど甘くはないのだが、なんにせよ動きづらくなるのは確かだろう。テラナイトだけでは先行初手で立てるのは無理だが。
反面これまでの星輝士にあった特殊召喚効果は備えておらず、安易にエクシーズチェンジすると逆に損をすることも考えられる。

プトレマイオスが使用可能だった頃はレベル4を2体並べる事さえできれば相手ターンに簡単に出せた為、変化先兼素材補充要員として様々なデッキで採用された。
そのためこいつの持つメタ効果がガン刺さりするデッキにとっては戦い難い環境となっていた。

テラナイトでありながらセイクリッドに属し、さらに「ダイヤ」といえば決闘者はあのマスターの存在を連想せずにはいられない。さらに種族が幻竜族であるので竜星も絡んでいるのだろうか? 非常に謎の多いモンスターである。

そしてマスターガイド5によれば影霊衣の反魂術で蘇ったマスターダイヤがテラナイトたちとの究極融合を果たした姿とのこと。
しかし、そのまま後述のプトレマイオスとの融合にも関わっていながら、同じ起源だろうオルシャドール・セフィラルーツの存在もあったりとまだまだ謎が多い。

ちなみに種族とランク以外はセイクリッド・トレミスM7と同じステータスで、このカードからM7を出すこともできる。

☆テラナイト☆

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻 550/守2600
レベル4モンスター×2体以上
(1):このカードのX素材を3つまたは7つ取り除いて発動できる。
●3つ:「No.」モンスター以外の、このカードよりランクが1つ高いXモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●7つ:次の相手ターンをスキップする。
(2):お互いのエンドフェイズ毎に発動できる。
自分のエクストラデッキの「ステラナイト」カード1枚を選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。

星因士でも星輝士でもないテラナイト。
セイクリッドたちと究極融合を果たしたラズリー=ソンブレスが、更にセイクリッド・ダイヤとテラナイトたちとも融合して生まれた姿である。

召喚に必要な最低枚数は2枚なので星因士アルタイル一枚から呼び出す事が可能であるほか、それ以上の数のモンスターを素材にすることも可能。
3つ取り除いて「No.」以外のランク5エクシーズモンスターを重ねる効果が大問題で、プトレノヴァインフィニティという魔法の呪文が飛び交い続けた。
DDBを抜き去り、子征竜に次ぐ早さで禁止を喰らった。詳細は個別項目にて。

テラナイトでも使うが他のデッキで見かける事が多かったカード。
テラナイトで運用する場合の独自の利点としては後述する天架ける星因士とのシナジーがある。

  • 煉獄の騎士(テラナイト) ヴァトライムス
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/戦士族/攻2600/守 550
レベル4「テラナイト」モンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドの全ての表側表示モンスターは闇属性になる。
(2):このカードのX素材を1つ取り除き、手札を1枚捨てて発動できる。光属性の「テラナイト」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターをX召喚できない。自分の墓地に「テラナイト」モンスターが7種類以上存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。

キラーリリスとこれまで多くのDT世界の悪役と合体してきたネフィリムだったが今度はなんとテラナイトモンスターとなってしまった。
……と思いきやコイツはティエラに覚醒させられたジェムナイト・ラピスの魂の成れの果てとのこと。
(元を辿れば同一ではあるが、根本は抜殻でしかないネフィリムと魂そのものが変異したヴァトライムスは別存在であるとも言える)

名前こそ「テラナイト」であり「ヴァトライムス」も「プトレマイオス」のアラビア語表記ではあるものの、ネフィリムを核にインフェルノイド・クリフォートの意匠を散りばめたその姿にはテラナイトの要素が見受けられない。

しかし全体的なフォルムはプトレマイオスに似ており、プトレマイオスの物を反転させた攻守、効果もプトレマイオスの調整版+αと明らかにプトレマイオスを意識したものとなっている。
ちなみに後述の創星の因子のイラストからするとプトレマイオスが取り込まれた訳ではなく、姿形をコピーして誕生した模様。エメラルとヘリオロープの関係に近い。

永続効果で場の表側モンスターを闇属性に変更するため、相手の属性サポートの一部を妨害しつつ、セイクリッド・ダイヤの無効化範囲を全体に広げることも可能。
変わった所では相手モンスター2体を超融合させればスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンも出せる。

また、手札1枚とX素材1つで光属性の「テラナイト」エクシーズを重ねられ、自身の素材指定も合わせると全テラナイトエクシーズがレベル4テラナイト2体から出せ、ひいてはアルタイル1枚から全テラナイトエクシーズが出てくる事になる。
さらに、条件はやや満たしにくいが墓地に7種類以上のテラナイトがいるなら相手ターンにもエクシーズ・チェンジ出来る。
サクリファイス・エスケープの様に除去からの回避に使えるだけでなく、トライヴェールと組み合わせて相手フィールド全バウンスによる妨害も可能。

今までのテラナイトの戦略を強化しつつ、プトレマイオスの禁止によりアルタイルから出せて攻撃参加出来る2体エクシーズがいなくなった弱点を補強する良カードであるものの、自分の場のモンスターも闇属性に変更されると言う難点がある。
つまり自分もオネスト等の有用な光属性サポートを受けられなくなるので出すタイミングには気をつけたいところ。

  • 星騎士(テラナイト) セイクリッド・カドケウス
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/魔法使い族/攻2500/守1650
レベル4モンスター×2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがX召喚に成功した場合、
自分の墓地の「テラナイト」、「セイクリッド」カードをそれぞれ1枚まで対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(2):手札・デッキから「テラナイト」、「セイクリッド」モンスター1体を除外し、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
この効果は、除外したそのモンスターの召喚成功時に発動する効果と同じになる。

テラナイトとなったセイクリッド・カドケウス。
X召喚時の「テラナイト」「セイクリッド」カードのサルベージ効果と、X素材を取り除き、「テラナイト」「セイクリッド」モンスターの召喚成功時の効果をコピーする効果を持つ。

サルベージ効果は、カードの種類を問わず、最大2枚回収できるのが利点。
「テラナイト」「セイクリッド」両方として扱うカードであれば、同名カードを2枚回収する事もできる。

コピー効果は、コピー元が1ターンに1度しか使用できないモンスターであっても、その制約に掛からずに使用できる。
サーチ効果を持つデネブやリュラ、展開効果を持つアルタイルやベガ等、便利な効果を状況に応じて使う事ができる。
セイクリッドでは、セイクリッド・シェラタンをコピーし、セイクリッド・カドケウスをサーチし特殊召喚する事で、モンスターを増やしつつ魔法カードのサーチも行える。

X素材の指定は2体以上なので、一気に多くのモンスターをエクシーズ素材にする事も可能。
5体素材でX召喚→M7を重ねる→星守の騎士団でプトレマイオスを重ねる
とする事で、プトレマイオスのX素材7つの相手ターンスキップが行える。
後攻1ターン目以降であれば、
4体素材でX召喚→セイクリッド・ダイヤを重ねる→M7を重ねる→星守の騎士団でプトレマイオスを重ねる
でも発動可能。

○魔法カード

  • 天架ける星因士(サテラナイト)
速攻魔法
「天架ける星因士」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「テラナイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとカード名が異なる「テラナイト」モンスター1体をデッキから特殊召喚し、
対象のモンスターを持ち主のデッキに戻す。
この効果で特殊召喚したモンスターが表側表示で存在する限り、
自分は「テラナイト」モンスターしか特殊召喚できない。
フィールドのテラナイトとデッキのテラナイトを交換する。
フィールドのいらないテラナイトと手札・フィールド・墓地に欲しいテラナイトを交換するのが主な役割。
フリーチェーンなので追撃やサクリファイスエスケープにも使える。
ただしデッキに戻してしまうためアルタイルやエクシーズのテラナイトとは相性が悪い。

この効果で出したテラナイトがいる限り自分はテラナイト以外を特殊召喚出来ないと言う重いデメリットがつく。
素材2体のランク4エクシーズが封じられ、テラナイト以外の特殊召喚に頼らず素材3体のテラナイトエクシーズを目指す事になるので中々に厄介。
後述の神星なる因子のコストにしてしまうなど上手く処理したい。
効果解決時に対象に指定したテラナイトがデッキに戻せない状態になっても特殊召喚処理だけは行うと恵まれた裁定が出ている。
この裁定を利用する事で
  • チェーン1:素材3プトレマイオスを対象に天架ける星因士発動
  • チェーン2:プトレマイオス(1)の効果発動
という手順で、若干のデメリットは残るがほぼ無消費でデッキから星因士を特殊召喚する
強力な動きが可能となり、プトレマイオス自体も素材二体でX召喚できるのでデメリットの解消も容易。
プトレマイオスを採用するなら3枚積んでも良いだろう。

  • 星輝士(ステラナイト)の因子
装備魔法
自分フィールドの「テラナイト」モンスターにのみ装備可能。
(1):装備モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
装備モンスターは相手のカードの効果を受けない。
(2):自分フィールドに「テラナイト」モンスター以外の
モンスターが表側表示で存在する場合にこのカードは破壊される。
装備モンスターにかなり強固な耐性をつける。
元々のステータスが高いエクシーズモンスターに装備すれば突破が難しくなる。
ただしテラナイト以外のモンスターを自分フィールドに出してしまうと自壊してしまうため維持しようとすると戦術がかなり縛られる。

  • 星守る結界(ヘキサ・テラナイト)
フィールド魔法
(1):フィールドの「テラナイト」Xモンスターの攻撃力・守備力は
そのX素材の数×200アップする。
(2):自分フィールドの「テラナイト」Xモンスターが攻撃対象に選択された時、
手札の「テラナイト」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その攻撃を無効にする。
テラナイトのエクシーズモンスターをサポートするフィールド魔法。
だが、テラナイトのエクシーズモンスターはレベル4を3体要求しそれしかサポートしてないため重い。
サポートの内容も(1)はステータスアップとあって困るものではないがイマイチ割に合わない。
(2)はコストもサポート対象がかなり限定され、公式でも「手札1枚の割に合わない」と言われたデプス・アミュレットでありコストの割に弱い。
(1)の効果とイマイチ噛み合ってない上にテラナイトのエクシーズモンスターは後続をリクルートできるためそこまで必死に守る必要がない。
肝心なバウンスと除外に対して耐性をつけられてないためハッキリ言って採用がかなり難しいカード。

  • 創星の因子(ジェネシス・テラナイト)
速攻魔法
(1):このカード以外の自分フィールドの「テラナイト」カードの数だけ、フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。
魔法・罠破壊カード。
テラナイトの展開力ならハーピィの羽根帚さながらの性能にもなるが、可能なら展開前に召喚反応などを除去しておきたいので微妙に噛み合わない。
さらに相手の魔法・罠の数が自分のテラナイトの数以下の場合、自分にも被害が及ぶ事も起こりうる。
破壊数にカウントする「テラナイト」はPゾーンも含むのでどちらかと言えばセフィラ向きのカードと言える。
自分も巻き込んだ場合でも、Pゾーンのカードを破壊すればセフィラのデメリットを解除しつつスケールの張り替えやエクストラにPモンスターを溜められる。

イラストではクリフォートのコア(?)を頭上に掲げたヴァトライムスがインフェルノイド・デカトロンとプトレマイオスに向けて糸を伸ばしている。おそらく吸収しようとしている所だろうか

  • 星守の騎士団(テラナイト・セイクリッド)
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
自分の手札・墓地から「テラナイト」、「セイクリッド」モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
(2):自分フィールドの「テラナイト」、「セイクリッド」Xモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターとはランクが異なる「テラナイト」、「セイクリッド」Xモンスター1体を、
対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
発動時の「セイクリッド」、「テラナイト」の展開効果と、「セイクリッド」、「テラナイト」へ重ねてX召喚効果を持つ。

展開効果でX素材とするモンスターの数を増やしつつ、特殊召喚時の効果を発動させる事が可能。
「セイクリッド」、「テラナイト」を重ねてX召喚する効果は、テラナイトの場合、基本的にランク4以外をX召喚する事となる。
セイクリッド・プレアデスやセイクリッド・トレミスM7が特に強力。
後者は自身でも重ねてX召喚可能であるが、このカードでX召喚した場合には、即座に効果を使える利点がある。
ランク5のセイクリッド・ダイヤを経由すれば、ランク4を重ねる事も可能となる。

イラストでは、セイクリッド・カドケウスが杖を掲げている。
星騎士 セイクリッド・カドケウスへパワーアップするシーンだろうか。

○罠カード

  • 神星なる因子
カウンター罠
(1):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
自分フィールドの表側表示の「テラナイト」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
テラナイト専用の万能カウンター。
テラナイトを1枚リリースしてしまうが手札補充できるデネブ、釣り上げを行うアルタイル、墓地へ送られると後続に繋げるテラナイトのエクシーズモンスター辺りがリリース対象として適任。
1ドローもするため損はない。
ただしこの1ドロー効果は無効化しても破壊を行えないとドローできないため破壊耐性持ちやフィールド以外で発動した効果などに対して使った場合はやや損な取引となる。
強力なカウンター罠のためテラナイトをフィールドに出して魔法・罠ゾーンにカードをセットするだけでこのカードの存在を意識させられる。

  • 神星なる波動
永続罠
(1):1ターンに1度、
自分メインフェイズ及び相手バトルフェイズにのみ、この効果を発動できる。
手札から「テラナイト」モンスター1体を特殊召喚する。
テラナイト専用のノーコストの代わりに回数制限がついた血の代償。
召喚権の疑似追加はベガで足りてしまう事も多いので相手ターンで効果を使う事を意識して使いたい。


罠カードには「テラナイト」とついていないため、ウヌクとベテルギウスの効果には対応していない。



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最終更新:2023年11月19日 14:19