最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。

登録日:2014/08/02 Sat 01:41:02
更新日:2022/06/28 Tue 04:06:53
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『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』とは月刊ドラゴンエイジにて連載していた漫画である。全11巻。
作者は松沢まり、略称は『妹ちょ。』。

2014年1月にはテレビアニメ化されたが、過激な描写によりBPOによる審議が入り、
22時台に放送していたTOKYO MXとサンテレビは深夜への時間変更を余儀なくされた。

同年5月にはまさかの実写映画化


  • あらすじ
母親の再婚により神前夕哉と同居することになった美月。しかも両親は2人を置いて海外に赴任してしまう。
血の繋がらない兄妹との生活に戸惑いギクシャクする2人。そんな中美月が歩道橋の階段から転落。
美月が目を覚ますと、何故か貞操帯のようなものを着けており、背中に羽を着けた少女が見えるようになっていた……。


■登場人物

  • 神前美月 CV.橋本ちなみ

この物語の主人公。旧姓は明坂。基本的には無愛想で無表情、日和曰く「やる気のない妹」。バスト76のBカップ。
実の父がろくでなしで、実父に捨てられた後も母親が変な男とばかり付き合っていたせいか男嫌い。
ある時から日和に取り憑かれ、TST(前述の貞操帯)を着けて過ごす羽目になってしまった。
割とネガティブな性格で、日和と本格的に入れ替わってしまいそうになったときには、
「母親は自分のことなどどうでもいいだろうし、自分よりも愛想のいい日和のほうが夕哉の妹になったほうがみんな幸せなのではないか」
などと考えたり、夕哉にTSTを見られてしまった時には、
精神的に参ってしまい文字通り生命の危機(ただし日和の推測)になったこともあった。
学業は意外と苦手で、特に数学は壊滅的。



美月の前に現れた幽霊。胸は大きい(バスト88のEカップ)……のだが、雪那のせいであまり大きい印象がない。
美月に憑依することができる。背中には天使のような羽根が存在する。
この世に未練を残しており、成仏するために美月に(無理矢理)協力を求める。
日和が美月の身体に入ると身体能力が向上する。
過去の記憶をなくしており、思い出せるのは「夕哉のことが好きだった」「夕哉お兄ちゃんと呼んでいたらしい」ことくらい。
(自分の名前すら覚えておらず、名前は絵本の登場人物からつけた)。


  • 神前夕哉 CV.間島淳司、 Lynn(幼少期)

美月に突然できた義兄。突然できた妹に戸惑うも、なんとか友好な関係を築こうとしている。
幼いころに母を亡くしていることもあって、女性の扱いには慣れていないが可能な限り優しくしようとしている。
気難しい美月と無邪気な日和に翻弄される。時々日和が見えるらしいが条件などは不明。
女心に鈍感なうえに思い込みが激しいところがあり、
よくわからないことに無理やりにでも理屈をつけ、しかもそれが正しいことが前提で話を進めてしまう悪癖がある。
その所為で美月の下着を漁ったり、鳥居の妹・萌亜の(ひよこ柄の)下着を見て大はしゃぎするなどといった奇行をすることも。
ただし、前述の美月が命の危機に陥った時はその悪癖が逆に功を奏したことがあった。
料理が得意で、基本的には美月の弁当は彼が作っている(逆に美月が夕哉の分も弁当を作ることもある)。



桐谷雪那 CV.金元寿子

神前家の隣に引っ越してきた。バスト95Gカップの巨乳で日和はデカ乳女と呼んで彼女の事を敵視している。夕哉とは幼馴染の間柄だが、幼いころに遠くに引っ越していた。
かつては男っぽい外見や活動的な性格で、一人称も「ボク」だったが、引っ越しを契機に外見・内面共に女性らしくなった。
いわゆる恋敵ポジションだが、美月との仲は基本的に良好。
作中で日和が美月の身体に入るまで、憑依したところは見たことがなかったらしい。
(それ以前に身体の外にいる美月を見ていたことがあったので、おそらく憑依する瞬間、という意味合いだと思われる)。
当初は日和や根子以上に読めない人物だったが、後に彼女に関わる謎はだいたい明かされる。



夕哉と同じクラスの友人。「根子家のしきたりで~」とのセリフがあるのでおそらく名字。
常に本を読んでいるが、美月や夕哉の動向を離れた所から知ったりと謎が多い。



  • 鳥井正太郎 CV.内匠靖明

夕哉の友人。いわゆるスケベで女好きな友人ポジション。夕哉の境遇を何かと羨ましがっている。
妹の萌亜がいるが、あまり仲はよくないらしい(といっても、割と「喧嘩するほど仲がいい」の範疇)。


  • 明坂七海 CV.佐久間紅美

美月の叔母。漫画雑誌の編集部で働いている。酒癖が悪い。
途中から神前家に居候する。




■世界観

  • TST

日和に取り憑かれた美月の下半身に突如装着された。
形は貞操帯そのもので、(正式名称を日和に耳打ちされた)美月も「貞操た……」と言ってしまっている。
ハートのゲージが付いており、夕哉とのラブラブ体験をすればゲージが溜まるほか、擬似的に自分で溜めることも可能(……上記の放送時間変更の原因でもある)。
何も起こらなかったり美月の機嫌が悪くなれば徐々に減っていき、黒く変色した場合は、最悪命の危険もあるらしい。
トイレやお風呂のときなど、短時間だけなら解除することも可能だが、
すぐにまた装着される(アニメ版では3分間だけ解除でき、その後1時間は解除できない)ため、基本的には入浴中や水着姿のときも装着したまま。
普段美月はTSTの上に下着を履いているが、フィット感のせいで時々うっかり忘れたりする。
夕哉は「エグイパンツ」「エグいパンツ」などと呼んでいる。


  • 幽霊

本作では日和のこと。ただし他にも存在はしているらしい。
美月の身体に入って美月として振る舞うことが可能。その場合美月は幽体の状態で身体の周囲を漂う(ちょうど普段と逆になる形)。
ある程度なら現世にも干渉できるようで、美月の服を脱がせたり、
福引の結果を操作したり、雪那が貸してくれた上着を羽織ったりするシーンがある。
身体に入っている方は幽体と会話するときに口を動かさずにテレパシーのような会話ができる(幽体のほうも当然テレパシー)。
霊感がある人間には見ることができるが、本体と幽体のテレパシーは聞こえない。


  • 天の門

日和が成仏するためにくぐらなければいけない門。時の狭間に存在する。
日和と美月が時の狭間に行っている間、美月の身体は眠っているような状態になっている。
門のところに行くには階段を積み重ねる必要があり、
前述のゲージが満タンになればその時のラブラブ体験の“質”に応じた数だけ階段が積み重ねられる。


「やっぱ普通の追記・修正だよな。地味追記・修正最高」

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最終更新:2022年06月28日 04:06