フレームアームズ

登録日:2014/07/26 Sat 13:58:??
更新日:2023/05/19 Fri 20:38:57
所要時間:約 12 分で読めます





概要

フレームアームズ(FRAME ARMS)」とは、コトブキヤが展開するオリジナルプラモデルシリーズの一つ。
コトブキヤのプラモデルといえばアーマードコアやスーパーロボット大戦オリジナルやゾイドなどが有名だが、フレームアームズはそういった原作を持たないコトブキヤのオリジナルロボット製品である。








【特徴】


最大の特徴は「フレームアーキテクト」と呼ばれる素体の存在。デザイナーは柳瀬敬之氏。
すべての本体キットに一体付属しており(成型色はキットごとに異なる)、このフレームアーキテクトに装甲などのパーツを取り付けることでフレームアームズは作られる。
(※商品名の末尾に「:RE」とついた商品では、付属するアーキテクトの部品が一部オミットされているので注意)

このフレームアーキテクト、可動範囲がもの凄く広い。

いろいろなポーズを取らせることができるので、組み立てずにフレームアーキテクトをぐりぐり動かしているだけでも結構楽しい。『買ってすぐ遊べる』をコンセプトにしているだけはある。
これにパーツを取り付けるのだが、組み上げた後の機体も可動性は良好なものが多い。

また、素体が共通という特性上、ほぼ全てのキット・パーツに互換性があるのも大きな特徴。パーツの接続部分の大きさは殆どが3mm径で統一されており、組み換えや改造がしやすい。
単純に部分部分の組み換えだけでなく腕や脚を増やしたり全身に武器を装備したりといった魔改造も比較的容易である。
大まかな世界観・設定は存在するものの、基本的には気に入った機体にどんな改造をしようがどんな色に塗ろうが問題はない。それは自分が設計した自分の専用機となる。思うがままに私色に染め上げるといいだろう。

組み立て済みのアーキテクトについては手間が省ける一方でゲート処理が甘かったりと仕上げに難があり、(キットの単価が高めなのもあって)あえて組み立て済みにしなくてもいいという声も多く賛否両論ある。
それゆえ未組立のアーキテクトが販売されるようになったが、それはそれで追加の出費を強いられるので痛し痒しといったところ。
そのような声を受けてか、2019年6月発売の「ゼルフィカール/GA」からフレームアーキテクトが未組み立ての状態で封入される事になった*1他、再版品も「:RE2」から未組立となっている。

上記のように改造が容易、というか半ば改造前提で設計されているので主に自分で好きなように弄れる中級者以上に向けられたキットと言える。
だが素組みでも充分に見栄えするので「塗装とかやったことないし…」という方も「改造とか壊れそう、ってゆーか不器用だから無理」という方も恐れずに手に取ってもらいたい。

アーキテクトはこれまでに何度かバージョンアップされており、以下のような具合になっている。

なお設定については こちら を参照。


◆フレームアーキテクトType001

初期のフレームアーキテクト。ABS樹脂製*2。スティレット/轟雷からバルチャー改にかけて使用されていた。
拡張性や弄りやすさを優先していたのか、パーツの保持力や接合部の耐久性が低くポロリも多かった。
作る際には接着剤を用意しておくと楽になるかもしれない。
後に各部の接合と関節保持力を強化し、ハンドパーツを「FA専用ハンド」に変更した「改良版」に置き換わった。
単体販売版は組み立て済みで、成型色はグレー。2009年10月発売。定価1200円。


・フレームアーキテクトType001 For Modelers Edition

上記の改良版アーキテクトをベースにした単体販売品。未組立の状態で販売される。
2013年9月発売。定価1000円。
成型色はガンメタリックで、PS樹脂製。

組み立ては必要になるものの、組み立て済み故の仕上げの粗さとは無縁で、素材の変更により塗装や加工がより容易になった。
これのおかげで大胆な改造が盛んに行われるようになり、中にはアーキテクトの部品とMSGの武器だけで一体作り上げてしまう猛者もいる。
下記の改良版も単品では未組立の状態で発売される事となる。

コトブキヤショップ限定品として、成型色をクリアカラーに改めた「フレームアーキテクトTYPE001 クリアVer.」も存在する。2014年3月発売。定価1000円。
数年前のキット且つ旧式のフォーマット、更に限定品という事もあって入手難易度はとてつもなく高い。


◆フレームアーキテクト リニューアルVer.

ジィダオ/レイダオから出雲にかけて使用されていたアーキテクト。PS樹脂性。

For Modelers Editionをベースに、上腕部の一体成型化、股関節の開脚角度の拡大が行われている。
これまでのフレームアームズシリーズで個別に行われてきた改良をフィードバックした物であり、腕パーツは「ウィルバーナイン」、股関節は「カトラス」に入っているパーツで行われていた改良点で、めでたく標準化された。
バイザー/アイセンサー部分もクリアカラー成型となっている。

さらに最新の技術で新規に金型をおこしており、全身のパーツの精度が向上、ポリキャップを3mm径に変更*3など、細部に数多くの変更が行われている。
各部の軸径などの違いにより、旧アーキテクトが付属するキットに組み込む際には調整が必要な場合があるため注意。
また、末尾に「:RE」とついたキットはアーキテクトをこちらのバージョンに変更し、外装パーツもそれに合わせた改修が施されたリニューアル版キットとなっている。

単品版は2016年7月発売。オフホワイト、ガンメタリック、グレーの三種が存在し、定価1200円(共通)。

後述のフレームアームズ・ガールで擬人化されているのはこの系列。詳しくは こちら を参照。


◆フレームアーキテクトTYPE-001:RE2

迅雷〈突撃装備型〉から使用されている現行のアーキテクト。PS樹脂製。
上記リニューアル版をベースに更に改良を加えた物。

スティレット〈装備拡張試験型〉で導入されていたHIPS製の腰ジョイントが正式に取り入れらている。
拡張スティレットから凸軸の長さも調節され保持力が大幅にアップした。
更にハンドパーツが「FAハンド2」にバージョンアップ*4
根元にスイング機構が組み込まれ、人差し指をトリガーにかける事が出来る「銃持ち手」が追加されている。

単品版は2021年4月発売。カラーリングは変わらずオフホワイト、ガンメタリック、グレーの3種。価格も変わらず定価1200円(共通)。


【世界観設定】


当初は塗装や組み換えが前提、或いは部品取り用という位置づけであったようで、創作の制約とならないよう、あえて世界観や機体ごとの設定は設けられていなかった。
途中から路線変更したようで、一応「月のアーキテクトが暴走して地球に侵攻してきた、よしFAで立ち向かえ」といった大まかな世界観および各FAの活躍を書いたショートストーリーや機体の設定がキットの取説につくようになった。
特に近年はシリーズを重ねるにつれ設定が充実してきており、このショートストーリーを読むのが楽しみというファンもいる。
それでも「創作の制約にならないように、むしろ幅を広げられるように」という配慮は一貫しているらしく、妄想の余地が大きいのも特徴。

これらの機体設定やストーリーは実際の商品展開やキットの素性、コトブキヤ社内のフレームアームズチームの紆余曲折が元ネタとなっているものも多数あるため、色々見比べていくと面白いかもしれない。
登場人物用語はそれぞれの項目を参照のこと。


【メディア展開】


Web漫画が連載されていた時期もあったが、現在は閲覧できなくなっている。
このため現状ではアニメや漫画のような一貫したストーリーを持った長編作品は公式には公開されていない。

…といった状態が長く続いていたが、studio A-catとのコラボでの映像化された。
ゼルフィカールとフレズヴェルク=アーテルの激突を描くショートムービー「A violent struggle」を収録したキットが2015年5月に発売されており、特設サイトにてトレーラームービーも公開中。


【シリーズ展開】


◆「フレームアームズ」シリーズ

所謂本体キットで、組み立て済みの「フレームアーキテクトType001」が一体と、外装パーツ一式がセットになっている。(例外として未組立のアーキテクトが付属するものもある。)
定価は概ね5千円前後。実売3~4千円ほど。スケールは1/100で、組み立てると全高は20cm前後になる。
商品の性格故か、量販店などにはまず置かれていない。見てから買いたい場合は模型店などへ行こう。また、通販ならごく一部の流通限定品を除けば多くの通販サイトで注文できる。
コトブキヤ公式サイト限定のものもあるので、一度は公式サイトを覗いてみるといいだろう。
最近は後述のフレームアームズ・ガールのヒットの逆流を受け、ヨドバシやビックカメラなど規模の大きい家電量販店ではそこそこ見かけるようになっている。

・「:RE」版

「フレームアーキテクト リニューアルVer.」の発売以前にリリースされた商品のアーキテクトをリニューアルVer.に変更したもので、商品名の末尾に「:RE」が付く。
付属するアーキテクトは単品版と異なり、組立に不要な部分(頭部や外装、足先など)は付属しない。

・「:RE2」版

迅雷強襲装備型以前に発売されたキットのアーキテクトを「フレームアーキテクトTYPE-001:RE2」に変更して再版したもの。やはり商品名の末尾に「:RE2」が付く。
アーキテクトが未組立になり仕上げの雑さから解き放たれた他、一部キットは軸径も調整されている。


◆「エクステンドアームズ」シリーズ

特定の本体との組み合わせを想定した改造キット。もちろんジョイントなどの規格は共通のため、他の機体に組み合わせるのも自由。多くは某フルアーマー的に全身に纏うようなパーツ類だが、中には半身丸ごと交換するような大掛かりなものも。
こちらもキットによっては「:RE」及び「:RE2」版が存在する。


◆「アーマーパーツ/アーマーセット〈Ver.F.M.E.〉」シリーズ

特定の系列機の外装パーツを一纏めにしたセット。
アーキテクトを加える事で単品で複数のバリエーションを再現できる。
F.M.E.(For Modelers Edition)の名の通り改造や塗装を前提にしている部分があり、ホワイト/ライトグレー成型(クリアパーツは無色)で塗装や形状確認がしやすい。
但し一部武装や特殊なアイテムは付属しないことがある為注意。
またこれが発売された後にバリエーションキットが登場したりすることもあり、全ての外装が揃う訳でもない。



◆「クロスフレーム」シリーズ

アーキテクトを芯にして他版権のロボットを立体化するシリーズ。
BORDER BREAKブレイク ブレイドからいくつか登場していたが、売り上げが振るわなかったのかあるいはコンセプトの時点で無理があったのか、2016年以降は新製品の発売はされていない。
しかしながら「自社のフォーマットで版権モノを立体化する」というコンセプトはクロスフレーム・ガールに引き継がれており、系譜そのものは途絶えていないと言える。


◆「フレームアームズ・ガール(FA:G)」シリーズ

2014年の全日本模型ホビーショーで発表された、フレームアームズのスピンアウトシリーズ。
FAをモチーフとしたメカ美少女のプラモデルで、フィギュアではない。
各部には3mm径ジョイントが仕込まれており、フレームアームズやM.S.G.との組み合わせも容易。
島田フミカネが同人誌に寄稿したイラストが企画の元だが、現在は複数のデザイナーが参加している。
フミカネ+柳瀬+メカ少女ってこれなんて武そ(ry
生産ラインが拡大される程のヒット商品となり、2017年にはアニメも公開された。
詳しくは当該項目を参照。


【イベント・コンテスト】


改造前提のキットということもあって、改造例などを募る公式の作例大会が開催されるのも特徴の一つ。
コトブキヤ公式サイトでも全国のモデラーたちの力作を見ることができる。腕に覚えのある方は是非とも参加していただきたい。
最近では最優秀作品を公式設定に含めるといった、模型メーカーオリジナルコンテンツならではの副賞が設定されていたりする。

また、FAキャラバンと称したイベントを大型模型店などで定期的に開催している。
作例の展示やキットやパーツの先行販売以外にも、モデラーを招いての作成・塗装・改造の実演なども行っている。FAキャラバンは首都圏以外でも大きな都市で開催されるので、それらに手を出したいと思っている方やスキルアップを図りたい方などは参加してみるのもいいだろう。



【機体紹介】


発売順に記載。各機体の派生(リデコ・リカラー)キットについては各項目にまとめている。


SA-16 スティレット

デザイナー:柳瀬敬之

記念すべき一機目のフレームアームズ。
シャープなシルエットをした飛行可能なタイプ。モチーフはF-2
詳細は個別項目を参照。


三二式一型 轟雷

デザイナー:柳瀬敬之

スティレットと同時にリリースされた二番目のFA。モチーフは10式戦車
詳細は個別項目を参照。


RF-9 レヴァナント アイ

デザイナー:なし

特殊部隊用の偵察・強襲型FA。
詳細は個別項目を参照。


SA-17 ラピエール

デザイナー:NAOKI

スティレットをベースに高高度からの狙撃を目的として開発された空戦用FA。
詳細は こちら を参照。


EXF-10/32 グライフェン

デザイナー:木下ともたけ

重機のような無骨さと逆関節が特徴の水中用FA。
詳細は個別項目を参照。


NSG-12α コボルド & NSG-25γ シュトラウス

デザイナー:NAOKI

少し歪な人型をしたコボルドと恐竜のようなシルエットのシュトラウス。
設定的には突如地球への侵略を開始した月面軍の機体。
詳細は個別項目を参照。


NSG-04 ヴァイスハイト

デザイナー:NAOKI

コボルドとシュトラウスが専用パーツを使って合体することでこのヴァイスハイトになる。
というか型番から察するにこちらが本来の状態だと思われる。
詳細は こちら を参照。


NSG-X1 フレズヴェルク

デザイナー:木下ともたけ

極めて高い機動力を持ち超長距離からの電撃的侵攻を得意とする月面の可変型FA。
その外観と可変機構からFAの中でもかなり人気が高い。
詳細は個別項目を参照。


四八式一型 輝鎚・甲

デザイナー:稲葉コウ

轟雷以来のゴツい陸戦型FA。
詳細は個別項目を参照。


YSX-24 バーゼラルド

デザイナー:柳瀬敬之

フレズヴェルクに苦戦した地球側が新たに開発した次期主力FAの試作機。
詳細は個別項目を参照。


RF-12 ウィルバーナイン

デザイナー:なし

地球側のFA。これも可変機で、バイク形態⇔人型の完全変形が可能。
もちろんパーツ差し替えなし。ホント、コトブキヤは馬鹿野郎(褒め言葉)だぜ。
詳細は個別項目を参照。


NSG-Z0/D マガツキ & NSG-Z0/E ドゥルガーⅠ

デザイナー:ToMo

月面陣営最新鋭の多用途FA。
基体と呼ばれる基本ユニットに増加装甲を取り付け、配置の変更により特性を変化させることができる。
詳細は個別項目を参照。


XFA-CnV バルチャー

デザイナー:倉持キョーリュー

鳥型に変形する細身の格闘型可変FA。三節刀やカギ爪など特殊な武装を持つ。
詳細は個別項目を参照。


JX-25F ジィダオ & JX-25T レイダオ

デザイナー:稲葉コウ

全然似てないけどバーゼラルドの制式量産バージョンとその砲撃仕様。
詳細は個別項目を参照。


LX-00 レイファルクス

デザイナー:ToMo

月面プラント攻略戦で確認されたFA。
全身に配されたベリルユニットが特徴。
月側のFAを多数撃破したとされるが…
詳細は個別項目を参照。


X-2 白虎

デザイナー:新川洋司

「アーキテクト抜きで新規設計したほうが高性能化できるんじゃないか?」という疑問から生まれた実験機体。
詳細は個別項目を参照。


X-7R 玄武

デザイナー:新川洋司

白虎をベースとして開発されたと推測される試作重装FA。
詳細は こちら を参照。


DDX-101 金剛

デザイナー:柳瀬敬之

戦後発足したリベルタが、"原初のFA"こと「DD-01」を現行技術で蘇らせた艦船型FA。
詳細は個別項目を参照。


桜華二式 信玄

デザイナー:大河原邦男

リベルタ騒乱終結後に開催された「フレームアームズ・バトルコンプレックス」に参加した機体。
詳細は個別項目を参照。


タイプ・ヘクター デュランダル

デザイナー:稲田航

信玄同様、フレームアームズ・バトルコンプレックスの為新規に建造されたFA。
詳細は個別項目を参照。



余談


  • 実は初弾のスティレット及び轟雷発売直前にFAを立ち上げた当時の担当が突如企画から外され*5、その後の展開が一旦白紙に戻るという憂き目にあっている。
    その際に引き継ぎもまともにできなかったのか一年近くリデコでお茶を濁す時期が続くことになり、一刻はシリーズそのものの存続も危ぶまれたが何とか立て直しに成功。
    やがてFAガールというある種の特異点を生み出す程のコンテンツに至るのだから世の中何がどう転ぶか分からないものである。

  • 宣伝は「フレームアーキテクトマン」という謎のメカ生命体が精力的に行っているようだ。
    コトブキヤが明かしたところではコトブキヤ社員が改造手術を受けて誕生したとのことで、彼の前に1人、同じ手術を受けて亡くなった社員がいるらしい。
    コトブキヤは本当に新種の生物兵器を産み出すのが大好きなようである。
    最近は「センチねるくん」なる亜種も登場した。






追記・修正はFA沼にはまりながらお願いします。

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最終更新:2023年05月19日 20:38

*1 アーキテクトが未組み立てのキット自体は以前のラインナップにも疎らに存在している

*2 後発のキットにはPS樹脂製になっている物もある

*3 従来のポリキャップとポリ用接続軸は3.2mm径で、組み合わせる際に難があった

*4 M.S.G「ハンドユニット ノーマルハンド2020」として単品でも販売

*5 外されたのではなく「情報を持ち寄って他企業に逃げようとしたところを抑えられて解雇された」という説もあるが、ソース不定の与太話であり憶測の域を出ない