ゼロのしまなんぶ(ポケモン不思議のダンジョン)

登録日:2014/07/23 Wed 15:31:47
更新日:2021/10/25 Mon 10:09:01
所要時間:約 3 分で読めます




ゼロのしまなんぶとは、ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊に登場するダンジョンの1つである。通称ゼロ南。
解禁条件はギルドを卒業すること。

ゼロのしまには南部の他北部、東部、西部も存在しており、それぞれクリア後を前提とした高い操作技術やレベルが求められるが、その中でも最もクリア難度が高いと言われているのがこのゼロのしまなんぶ。
『救助隊』のきよらかなもりに相当するダンジョンで、いわゆるもっと不思議のダンジョン

きよらかなもりと同様、

•Lv1からのスタート
•道具・ポケの持ち込み禁止
•仲間の連れ込み禁止=ソロプレイ縛り
•ダンジョン内ではポケモンが仲間にならない

といった条件がある

前作で多くの人間を苦しめたきよらかなもりと比較すると、

  • 経験値テーブルの見直し(前作ではLv2になるために4ケタの経験値要求がザラだった)
  • アイテム所持数が20個から48個と、大幅増加
  • ふっかつのタネ床落ちあり

などなど、プレイヤーに有利な仕様が多くなり、全体的に見ると一見難易度は低下している。
そう、「全体的」には簡単になったように「見える」。

このダンジョンの恐ろしさは、序盤の難易度がすさまじく高い点である。
終盤にパラセクトなどの強敵が固まった清らかな森とは違い、序盤に容赦なく凶悪なポケモンがゴロゴロ出現する点にある。

クリアするのは厳しいダンジョンだが、終盤はカクレオンの店で超優良なアイテムが多種売られているため、是非とも挑戦したい。

以下、20Fまでに登場する危険なポケモンを紹介する


シードラ(1~3F)
1階からプレイヤーを本気で殺しにかかるポケモンその1
全ステータスが異常に高く、特にHPは29~35もあるため、ポケモンにもよるがまともに戦っても勝機は薄い。
1Fでは♂のポケモンしか出現しないためとくせい「スナイパー」の餌食になりやすく、チンタラ戦えば「どくのトゲ」で毒を貰いやすい。
幸い経験値はそれなりにあるため、固定ダメージを与えるゴローンの石があればカモれなくはない。


リーシャン(1~3F)
1階からプレイヤーを本気で殺しにかかるポケモンその2
ステータスはHPが少し多めな程度だが、固定12ダメージ(6ダメージの場合もあり)を与える「まきつく」が非常に危険。
しかも技がこれしかないため、連続で繰り出される可能性が非常に高い。
その癖シードラと違い経験値は雀の涙ほど。開幕でシードラと同居していたら素直にやり直しましょう。


チョンチー(3~5F)
直線技の「あわ」、混乱を誘う「ちょうおんぱ」と、2つのエグい技を持つ。
だがそれ以上に特性の「はっこう」が危険で、殴れば殴るほどフロアにポケモンが増えていく。
さっさと倒そうにも弱点が少ない上にHPが39~45と異常に高いため、長期戦になりがち。
混乱して通路を逃げている途中、チョンチーやニャルマーに挟まれたら死亡フラグ。


テッカニン(8~10F)
ステータス自体は低く、弱点も多い。経験値も高いのでカモになる…
と思いきや、「むしくい」でリンゴやPPMAXを食い荒らす。実害以上にやっかいな相手なので、出現層では索敵必須。


エレキブル(10~15F)
全ステータスが高い、脳筋モンスター。
とはいえ搦め手を駆使するポケモンの多いこの辺りではむしろマシな部類で、技も弱め。
最大の特徴は(前作エアームドほどではないが)経験値が高い点で、上記のテッカニンとは違い、正真正銘のカモ。
コイツを狩ってレベル上げをしないと、14F以降非常に辛くなるため、可能なら留まって狩りたい所。


スリーパー(14~17F)
このダンジョンを象徴するモンスターその1。ロリーパー
HPは驚異の60代。非常に硬い上に、特性「よちむ」で必中攻撃すら避けることもある外道。
加えて「さいみんじゅつ」や「あくむ」で眠らせてくる上に、上記2つは重複しないため、最悪の場合
催眠術で目が覚める直前に、悪夢をかけられ永眠することもある。
まともにガチると冗談抜きに殺されるため、対スリーパー専用の対策手段の準備必須。
状態異常に頼る場合、技による状態異常は予知夢で回避されるため、できれば遠距離から状態異常効果のあるタネを当てたい。


ランターン(14~18F)
あのチョンチーが進化して帰ってきた!
HPは70近くまで上がり、「あわ」や「みずでっぽう」で平気で40オーバーのダメージを与えてくるぞ!
「ちょうおんぱ」による混乱も健在、「でんじは」で麻痺を狙ってくるようにもなったぞ!
必死の思いで倒したら、特性の「はっこう」で増えたスリーパー達に囲まれてたりもするから注意が必要だ!!


スカンプー(15~19F)
全ステータスが30前後もある、そこいらの脳筋とは一線を画したポケモン。ただしHPだけは45と低め。
「いやなおと」をされた後に「みだれひっかき」をされると瞬殺される為、不用意に近づくのは厳禁。
おまけに倒すと時々「ゆうばく」の効果で爆発し、現存HPの半分のダメージを与えてくる。
幸いあしらいスカーフがあれば攻撃技は全てあしらえるため、持っているなら使うべき。


ドーミラー(16~20F)
このダンジョンを象徴するモンスターその2。
HPが80~85と、もはや反則の領域。加えて特性「ふゆう」と「たいねつ」の二重発動のせいで弱点が無い。
おまけに「さいみんじゅつ」や「ふういん」でこちらの動きを完全に止めつつ、ジワジワと削ってくる。
似たようなスリーパーと比べると、火力は控えめで予知夢による理不尽な回避をしないため若干戦いやすいが、それでもコイツ1体で詰むことは多い。
ちなみにポケダンにおいてのふういんは本編とは異なり、相手を数ターンの間完全に行動不能にするという恐ろしい技である。受けたら軽く死ねる。

ユキノオー(20~24F)
特性「ゆきふらし」によって霰を振りまく迷惑なポケモン。
霰でガリガリHPを削ってくる上に、本人も『覚えている技』が異常に強い。
特に「くさぶえ」で眠らされたところに「こごえるかぜ」による鈍足を貰えばまず助からない。
幸い強いのは技だけで、ステータスだけを見れば単なるザコ。経験値も豊富。
こおりタイプ、特にムチュールならこの地帯はむしろ狩場として見ることも出来なくはない。




…といった具合である。この後も当然恐ろしいポケモンがひっきりなしに出現する…のだがそれは精々40階代までで、
特に60F以降は「今までの苦労は何だったんだ?」と言いたくなるくらいに手ぬるいポケモンばかりが登場する。
一応80階代にもなれば流石に強力なポケモンもチラホラ現れるが、しっかりとボーナス地帯を探索してアイテムを集めていれば
十分に対処できる相手ばかりであり、序盤ほどの難しさはない。

レディアンの銀風で俺のターンされた?ルナトーンのロックカット+催眠コンボで遠距離から永眠させらされた?ハッサムの連続切りで1ターンキルされた?
知らんがな…



なおこのダンジョンにおいても、あしらいスカーフ・ワープスカーフ・みとおしメガネのいわゆる三種の神器は有効。ただし金銭・アイテムの持ち込みが不可能であるため、ドロップやカクレオンの店でのどろぼうに期待するしかない。手に入るかは運次第だが、入手してしまえば難易度が激変するので入手できることを祈ろう。

クリアに有効なポケモンについては初期値が高いもの、強い特性を持つものがあげられる。くわしくは後述のうんめいのとうのページを参照。


【余談】
空の探検隊ではうんめいのとうというダンジョンが追加された。
このダンジョンはゼロ南のモンスターテーブルを基に一部のポケモンが追加、削除されており、結果的に見かけの難易度は少し厳しめになっている。

だがそれ以上に極悪なルールがいくつか追加されており、

  • 通常攻撃で罠発見ができない
  • (プレイヤー側の)かしこさの効果が発揮されない(実質、復活不可)
  • 救助要請ができない

というとんでもない理不尽さ。
その上クリア報酬が凄まじくショボいため、さらに熟練者向けのダンジョンとなっている。


追記・修正はスリーパー・ドーミラーに嵌め殺された方にお願いします

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最終更新:2021年10月25日 10:09