ソドム七福神軍団

登録日:2014/07/22 (火) 20:30:16
更新日:2024/03/22 Fri 08:46:21
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ソドム七福神軍団とは曉!!男塾に登場する戦闘集団。

ソドム世界会議が誇る最強の人間兵器で、その名の通り七福神の名前をコードネームとして持つ。ソドム日本支部の拠点・七福神諸島を根城にしている。
当初は七福神諸島の各島で男塾を待ち構えていたが、江田島平八が乱入すると鯨の背の上で「大海鯨撰闘」で戦うことになる。
各員様々な技で男塾を苦しめたが、最終的に壊滅した。
後に、この戦いの生き残り福禄寿と弁財天が報復のため行動を開始した。


◆福禄寿
最初に登場した七福神軍団。「~フク」という口癖が特徴。古来、福禄寿は娯楽・芸能を司る事から藤堂を楽しませるように戦うことを信条としている。
一号生達が上陸した福禄島で待ちうけ、持っていたで頭を叩き一号生達を次々に砂に埋めてしまう。
続く信長との対決で亀の甲羅を利用した奇襲で倒されたかと思われたが、実はそれも福禄寿の仕込であり、
甲羅の中にあった運動神経を麻痺させる毒煙で追い詰めたが、駆けつけた袁紹の水鏡漿で自らを砂に埋めてしまった。
その場は脱出し撤退。江田島が登場した際に対戦相手として現れたが、江田島相手にかなうはずもなく一撃で倒された。
この時は命をとりとめておりもう一人の生き残り、弁財天と共に報復のため行動するが、悟空に惚れた弁財天に裏切られ殴りとばされ池に水没した。

魚郡裡威血(ギョグンリイチ)
七福神殺法奥義。海の生き物と心を通わせることで、生き物達に攻撃させる。
元ネタはどう見てもアレで塾生たちからはパチンコジジイ呼ばわりされた。


◆弁財天
第二の島・弁天島で男塾を待ち受ける。妖艶な美女で、美と芸術を司る。
琵琶の音を使った聴覚催眠でシラノを瞬殺。続く悟空に催眠音波を破られると、真の奥義「性天廻」で性別を変え悟空を翻弄、窮地に陥れる。
しかし、筋斗雲を構成する虫を使った戦法に敗れる。
その際、自らの身を捨てて命を助けた悟空に女としては異性として、男としてはその男気に惚れ敗北を認め撤退する。
江田島が登場した際に対戦相手として再度現れたが、やはりかなうはずもなく一撃で倒された。

その後ソドムの生き残りとして行動し、台湾からの留学生「天麗」と偽って悟空と接触していた
(この時は女子高生姿になりきっており、ルーズソックスを履きこなしてかなり可愛かった)が、
悟空を手にかける事ができずソドムを裏切ることになり、
その心中を見かねた獅子丸の助言で「天麗」の姿を捨て、男の「弁財天」として男塾に入学した。
しかし、それ以降の出番は塾長の偽葬式時と、裏箱根地獄駅伝スタート前の時にモブ塾生として1コマあっただけで、そのまま連載終了となってしまった。

冥界琵弦抄(めいかいびげんしょう)
七福神軍団奥義。琵琶の音色を利用した聴覚催眠。
古来、中国拳法において催眠術を応用した奥義は数あるが楽器の音色によって相手の脳を刺激し、幻覚及び幻視状態に陥れるというものはこの奥義の他はない。
もちろんこれに用いられる楽器は特性のものであり超高周波を放出し特定の人間だけを狙い撃ちにすることができるように設計されている。

性天廻(せいてんかい)
七福神軍団超極奥義。自らの身体の性別を自由に変化させることができる。女の時は美女だが、男になると体格も変わり筋肉質の大男になる。
数ある中国拳法秘奥義の中でも最高位にランクされるもののひとつ。
その真髄は己の意思で肉体の男性ホルモンと女性ホルモンを操作し男女それぞれの肉体へと瞬時に転換させることにある。
メリットとして男女の肉体及び精神構造の違いを生かした独特の技を繰り出せることにある。
この奥義の始祖は「王華摩(1903‐?)」という人物とされ俗に「オカマ」というのはこれが語源である。


◆大黒天
七福神軍団の副長。太った体に袋をさげた大黒天そのものといった姿をしている。
シンと戦い、炎に焼かれて倒されたかと思われたが、実は本体は袋の中で傀儡を操作しておりその隙をついてシンに重傷を負わせる。
シンの命がけの攻撃で今度こそ倒されたと思われたがまたしても復活。続く獅子丸にその秘密を破られると遂に敗北。
シンが倒れた際安心して逝けるよう死んだふりをした男気から、ミネ打ちで命は助けられたが寿老人に粛清されてしまった。
武器は使わず、貫手で攻撃する。

傀儡操軀殺(くぐつそうくさつ)
奥義。人形の担いでいる箱や袋に身を隠し、背後から人形を操作する。
もちろん人形は精巧な作りであり操るには高度な技術を必要とし、達人となれば人形に表情までつけたという。
因みにこの達人には逸国道なる者がいるが某人気腹話術師と関係があるかは定かではない。

矮塔軀(わいとうく)
数ある中国拳法奥義の中でも秘伝中の秘伝といわれる技。体の小さな闘者が特殊な粘土で身を固めあたかも大きな闘者に見せかける。
その目的は敵に急所の位置を錯覚させ致命傷を受けたと思わせて一転反撃に移ることにある。
この奥義を極めんとする者は己の身体の成長を防ぐため幼少の頃より壺の中に身を閉じ込め生活したという。
因みに今でも窮地に陥ることを「ドツボにはまる」というのはこの修行の残酷なまでの過酷さに由来する。


◆寿老人
全身に「懲戒墨」という経文のような刺青が彫られている坊主頭の大男で、本名は閻豹
かつては袁紹のライバルで同じく神拳寺で学んだ間柄だったが、神拳寺の次期継承者を決める戦いで勝利はしたものの拳によこしまな野心が見えるとされ敗北とされてしまう。
それを不服とし暴れた末、懲戒墨を刻まれ神拳寺を脱走。ソドムの一員となった。ある理由からサングラスをかけている。
袁紹との因縁の対決を行い、だまし討ちまで使って勝利しようとするが最後は袁紹の奥義「髪雷驚」で倒され、直後に投げられた毘沙門天のから袁紹をかばって死亡した。
死の間際、袁紹をかばった事で赦された為か、懲戒墨も消えていった。

舌濤驚(ぜっとうきょう)
神拳寺超究極奥義。舌をカメレオンのように自在に伸ばし、攻撃する。体内に備蓄された硫酸などの劇薬を舌から分泌することもできる。
その修行方法の要諦は舌に鉄球などをつけ極限まで引き延ばすことにある。「口は禍の門」という諺があるがこれはこの奥義の恐ろしさを如実に示している。

舌濤驚廻幻眩(ぜっとうきょうかいげんげん)
下を渦巻き状に回転させて相手を混乱させ、その隙に舌を巻き付け硫酸を分泌する。


◆毘沙門天
藤堂の依頼によりソドムによって作られた、かつて、男塾の一員として戦った伊達臣人のクローン人間。オリジナルよりパワーアップしているとされる。
赤石に対し、かつて伊達がやったように円を作り一歩でも踏み出せば負けを認めると宣言。赤石も負けずに同じ条件で立ち向かうがその技の凄まじさに圧倒される。
しかし、闘いを続ける中でクローンの中の男塾の血が目覚め止めをさせなくなってしまう。
業を煮やした藤堂に電波で操られてしまうが赤石が電波を放出するアンテナを破壊。自らを先輩と呼ぶ赤石に戦意を喪失し敗北を認めた。
直後に藤堂に体内に仕掛けられていた爆弾(自爆装置)を起動され、致命傷を負ってしまうが止めをさそうと現れた布袋和尚を
赤石との合体奥義「斬岩先輩後輩誇羅墓剣」で倒すと、力尽き海の中へ消えていった。

渦龍無轆消(かりゅうむろくしょう)
を回転させ、円の動きから攻撃する。回転する槍はあまりの速さのため見ることができない。


◆布袋和尚
鏡餅のような辮髪と丸い巨体をした七福神一の大男。
クローンの伊達と赤石に止めをさそうと奥義・弾毬餅で襲い掛かるが、二人の合体奥義の前に真っ二つにされ「まずそうな鏡餅」にされてしまった。
禅杖が武器。

弾毬餅(だんきゅうべい)
超極奥義。体をゴム毬のように弾ませ、飛び跳ねながら攻撃する。布袋和尚はこの肉体を究極の肉体と称する。牛宝のパクリ。


◆エビス
布袋和尚敗北時に藤堂に呼び出されたが、江田島によってすでに倒されていた。プロレスラーのような恰好をしていたがその実力は不明。



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最終更新:2024年03月22日 08:46