エキドナ(ギリシャ神話)

登録日:2014/7/16 (水) 19:43:00
更新日:2023/01/13 Fri 02:08:57
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エキドナとはギリシャ神話に登場する怪物である。
上半身は豊満な体つきの美女だが下半身は斑模様のある大蛇であり、メデューサとは違った意味で蛇女とも言える姿である。
親は諸説あるが旦那であるテュポン同様ガイアという説もあればケートーという説、カリロエーという説など複数の説がある。

概要


実のところ、彼女のエピソードは『そのヤリっぷり』と『多産』にあると言える。
まず、旦那のテュポンとの間にはケルベロス、オルトロス、ヒュドラ、ラドン(東宝怪獣じゃない方)、
エトン(プロメテウスの内臓啄んでたハゲワシ)、キマイラ等数えきれないほどの怪物たちを産んでおり、
さらにゼウス達との戦いで旦那であるテュポンがエトナ火山に封印されると、今度は息子であるオルトロスと交わり
スフィンクス(メス。エジプトのとはちょっと違うらしい)、
ネメアの獅子(後にヘラクレスに絞め殺され、服にされる獅子座のライオン)を産んだ。

しかし、驚くのはまだ早い。
なんと、ヒュドラやネメアの獅子等愛する子供たちを散々殺してるヘラクレスとすらヤッたのである。
というのもこれはヘラクレスの馬を奪い、取り返しに来たヘラクレスに馬を返せと言われた際、
『返す代わりにアタシとヤりなさい!』と迫ったからである。母ちゃんマジパネエ。というかマジビッチ。
そして後の黒海地方沿岸の諸民族の始祖を産み落としたという。

その後の彼女は諸説あるがペルポネーソスで暴れた際にヘラの命令で出向いた百目の巨人アルゴスに撲殺されたとされている。
旦那であるテュポンがギリシャ神話最強にして怪物たちのパパなら嫁であるエキドナはギリシャ神話最多産にして、怪物たちのママなのだ。

なお、同じ蛇女としてラミアーが知られているがあちらが子供を主に食っているのに対し、
こちらは上半身だけを見せ、これに誘われてきた男を食っていた(本当の意味で)ようである。

創作におけるエキドナ

モンスターとしてのエキドナは同じ蛇女であるラミアの上位互換として登場することが多い。

エロ要因としてのエキドナ

ラミア同様下半身が蛇の蛇女だが差別化の為外見は若い娘として
描かれることの多いラミアに対してエキドナは大人の女性…即ち熟女として描かれることが多い。




余談

中世ではそのヤリっぷりから娼婦や尻軽な女…俗にいうビッチな女の事をエキドナに例える事もあった。
『クイーンズブレイド』の露出狂エルフや『超者ライディーン』の恋する悪魔もこれから名前やキャラが来てると断言していいだろう。
名前の意味は『蝮の女』を意味している。
ちなみにエキドナはハリモグラの英名でもある。


追記、修正はエキドナに誘惑されても平気な人がお願いします。

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最終更新:2023年01月13日 02:08