登録日:2011/06/08(水) 23:30:37
更新日:2024/03/01 Fri 17:00:21
所要時間:約 4 分で読めます
秘拳伝説 獅子王伝は、かつてコロコロコミックにて連載されていたアクション漫画。
作者は小林たつよし。単行本は全三巻。(現在絶版。しかし、コミックパークにて復刊。)
完結編は別冊コロコロコミックに移籍する形で展開された。
◇あらすじ
舞台は古代中国。神帝は中国全土を統一した後、見せしめとして、少林寺拳法を使う者達の聖地・獅子寺を焼き討ちしてしまう。
修行から帰って来た獅子王は、幸いにも生き残っていた一人息子の烈男(レオ)と共に、神帝率いる神王朝討伐への旅に出るのであった…。
◇見所
古代中国が舞台だけあってか、血が飛んだり等、コロコロ向けとは思えない程バイオレンスな描写が多い。
それ故、「コロコロ版北斗の拳」とも呼ばれている。
◇登場キャラ
主人公。古代ローマの格闘技大会で優勝後、祖国へと帰還。しかし、獅子寺は既に焼き討ちにされ、妻や両親をも殺されてしまった。
しかし、息子の烈男だけは無事だった。
そして男手一つで烈男を育て、神王朝討伐への旅に出るのであった…。
旅の途中で激しい闘いになる事を予測し、途中で烈男をイナガ和尚に預け、単身で神王朝に向かう。
最終回で無事、烈男と再開。
もう一人の主人公。いや、真の主人公と言っても過言では無い。
まだ幼いながらも数々の秘拳を習得。
旅先で様々な人達と出会い、幾多の修羅場を乗り越えて成長して行く。
獅子王の妻。しかし、神帝率いる神王朝の兵士に襲われ、まだ赤ん坊だった烈男を残して殺される。
麗華共々、神王朝の兵士に襲われ、殺される。
烈男に獅子拳の極意を教えた寺の住職。
寺で一番の暴れん坊で、猿拳の使い手。烈男の良きライバルとなる。
ユーチョンが連れている一匹の小猿。
寺の女の子。烈男に激しい特訓用具を与える。烈男とは大の親友。
神帝に両親を殺された子供達のリーダー。
狂乱拳の使い手で、両親が殺されて行く様を見ていくうち、「闘いこそが全て」と思う様になる。
しかし、烈男との闘いで間違いに気付き、妹と共に村を守って行く決意をする。
玄武の妹。双剣を使った技が得意。兄と共に村を守って行く決意をする。
10歳になった子供達を無理矢理連れ去り、魔神拳を無理に体得させようとする魔神拳王院のドン。
最期は烈男の正義の一撃により、アジトと共に命運を共にした。
魔神拳王院の闘技長。しかし、烈男との闘いで彼に敗れ、奴隷に格下げされてしまった。その後は烈男の味方になった。
魔神拳王院の房長。
三日月型の刃・羅漢月牙鑽の使い手。サモハン共々、最後は味方になった。
新たな闘技長。烈男と羅漢を処刑しようとしたが、最期は返り討ちに遭う。
魔神拳王院の有る村の少年。命からがら脱出した所を烈男に救出される。
ヤンの姉。魔神に捕まり、女中にされてしまうが、最後は烈男達の手により、無事救出される。
格闘技大会で優勝した獅子王を親衛隊隊長に迎えようとしたが、アッサリと辞退される。
その後は祖国へ帰ろうとする獅子王を見送った。
烈男が旅先の村で知り合った女の子。烈男とは大の仲良しになる。
麻衣と同じ村に住む少年。闘鶏場の常連さんで、初めは烈男と敵対するが、最後は親友の契りを結ぶ。
中国全土を統一した若き武者。手始めに獅子寺を焼き討ちする。
彼との決着前に物語は完結した為、戦闘能力等は不明。
神帝の親衛隊隊長。かなりの腕前の老兵で、影虎と黒鷹の実父。
しかし、息子と言えど、敗者には容赦しない冷徹な性格の持ち主。
幻羅の息子。黒鷹の兄。獅子王を足止めし、神帝を逃がす。しかし、最期は両手両足を切断され、死亡する。
幻羅の息子。影虎の弟。幼少時代から無数の鷹と闘って来た為、身体中は傷だらけ。
鷹をも凌ぐ視力を持つが、獅子王にこれを狂わされ、最期は獅子王の懇心の一撃を受ける。
神王朝に用心棒として雇われた拳法の達人。殺気を感じて居合いを打ち込む「気裂星拳」の使い手。
◇烈男が使う技の数々
素早い動きで相手を蹴り上げる。
噴火する火山の如く、相手に拳をお見舞いする。刃を折る事も出来る。
竜巻の如く相手を蹴り上げる。
「ストリートファイター」シリーズでリュウやケンがよく使う竜巻旋風脚の元ネタではないかと言われている。
鋭い手刀で相手の両手を切断する。
「獅子拳追記・修正!」
- この漫画だったかな ロープの引っ張り方やら笹の葉の止血効果がどうとか記憶に残ってた漫画は・・・。 -- 名無しさん (2014-07-09 21:15:05)
- ↑他にも蛇の毒に濃い茶のタンニンが利くとかもあったっけ -- 名無しさん (2014-07-09 22:22:39)
- 思い出した。 これ蓮歳始まったときドラえもんはのび太の魔界大冒険の漫画版やってた。 -- 名無しさん (2014-07-10 20:06:23)
- イナガ和尚ではなくイガナ和尚だったような -- 名無しさん (2024-03-01 17:00:21)
最終更新:2024年03月01日 17:00