アース・ドラゴン(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/07/06 Sun 11:37:58
更新日:2023/11/21 Tue 18:13:49
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大地に住む龍は生きる年月と共に巨大さを増していく。

故に十万年も生きればその体長は小さな大陸一周分にもなるのだ。




アース・ドラゴンとは、TCGデュエル・マスターズ」の種族である。


概要

バーニング・ビーストによって目覚めさせられたドラゴンのひとつ。
古代から目覚めさせられた、という点で後世のジュラシック・コマンド・ドラゴンとポジションがかぶっている気がしなくもない。
ただあちらが恐竜や古代蜘蛛、翼竜首長竜など古代生物をイメージしたものなのに対してこちらはちゃんとドラゴンやっていると言える。

ドラゴン自体が高パワー偏重気味かつ自然文明も高パワー偏重のため、掛け合わされたことでアホみたいなパワー馬鹿が多い。
そのパワーも数字で表せる左下のパワーにとどまらず、マナブーストやランデスなどの盤面に影響するものも。

単種族は「緑神龍」で多種族は「無双」。進化すると他の「○神龍」系同様「超神龍」になる。

多色クリーチャーも存在するが、特にこの種族といえば無双竜機が著名か。
多色になってもパワーは計り知れない。


代表的なクリーチャー

緑神龍ディルガベジーダ 自然文明 (9)
クリーチャー:アース・ドラゴン 23000
Q・ブレイカー
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに山札に加えてシャッフルする。

数多くの準バニラスーパーレアを葬ってきたパワー馬鹿の極致。
激竜王》や《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》には及ばないが、激竜王がバニラでヘヴィ・デス・メタルはバトルゾーンに出しづらいこともあって、こちらがファッティの代名詞として語られる事が多い。まさに「スケールが違う」。
コストが重いものの、自然文明もドラゴンもマナブーストは豊富なので心配することもない。
体にはどうやら《ボルメテウス・武者・ドラゴン》と《竜極神ゲキメツ》が取り込まれているようだ。

詳しくは個別項目を参照。

剛撃無双カンクロウ 自然文明 (9)
クリーチャー:アース・ドラゴン/ジャイアント/サムライ 19000
W・ソウル
リベンジ・チャンス-各ターンの終わりに、バトルゾーンに相手のコスト11以上またはパワー18000以上のクリーチャーがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
Q・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを4枚ブレイクする)

リベンジ・チャンスのおかげで召喚しやすいクリーチャー。パワーはともかくコストならターボゼニスやサイクリカキューブ、GT墓地ソースなどで11はいるため。そしてやはり自然なので、9コストくらいなら普通に召喚できる。
使いやすくなったディルガベジーダと捉えても良いか。背景ストーリーでは後に覚醒編の5人の勇者の一人となるがこいつだけコマンドではない。

緑神龍ドラピ 自然文明 (1)
クリーチャー:アース・ドラゴン 15000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにカードが9枚以上なければ、このクリーチャーを破壊する。
T・ブレイカー

雪渓妖精マルル》ちゃんの犠牲によって生かされるドラゴン。《ポッポ・弥太郎・パッピー》《剛力防機シュビルパンチ》《結界の面 ブオン》など他の2コストセイバーもいるけど。
低コストでデメリットがあるが1コストTBとなかなかに強い。あとかわいい。
一応最軽量ドラゴンだが、進化元に使うクリーチャーではなく自身が攻めるクリーチャーと言える。というか、中途半端な進化クリーチャーではこいつにスペックで劣る。

詳しくは個別項目を参照。

緑神龍グレガリゴン 自然文明 (5)
クリーチャー:アース・ドラゴン 4000+
パワーアタッカー+3000
W・ブレイカー

コモンのドラゴンだが、5コストの中途半端な準バニラたちをストレージに追いやる程度には同コスト帯では強い。
ソウル・フェニックスのデッキでは優秀であったし、ドラフト戦をやるなら程度のいいアタッカーになりえるだろう。完全相互互換の《緑神龍ガラギャガス》が存在している。
ただし現在はあまり見かけない存在でもある。このへんになると、能力持ちのクリーチャーが欲しくなる頃だから、まあ仕方ない。

詳しくは個別項目を参照。

緑神龍ミルドガルムス 自然文明 (7)
クリーチャー:アース・ドラゴン 5000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のマナゾーンからカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。その後、自分の山札の上から1枚目を自分のマナゾーンに置く。

《焦土と開拓の天変》がクリーチャーになった性能で、その焦土から繋がり、更にここからザールベルグやバジュラに繋ぐことができる。ランデスデッキでは外せない一枚。
自身のパワー自体は低いがそれでも5000であり、それにバジュラを乗っけるならどうだっていい話である。そもそも敵を殴るのが仕事ではないし。
名前の由来はミドガルズオルムだが、おそらくはヨルムンガルドという名前のほうが有名だろう。ヨルムンガルドというクリーチャーは後に登場している。

ボルバルザーク・エクス 火/自然文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/ハンター 6000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにあるカードをすべてアンタップする。
スピードアタッカー
W・ブレイカー

WotCはフリースペルから何を学んだんですかね?
7コストSAWBP6000となかなか恵まれた性能からマナゾーンのカード全アンタップ。踏み倒されて出されようが全アンタップ。序盤で出ても終盤で出ても強すぎる効果である。
こいつが殿堂に入っていない頃はエクス数体と《爆竜 GENJI・XX》or《超竜バジュラ》という地獄絵図を見ることもできた。カードパワーおかしいよ…種族も恵まれた3つを持つ。
当然殿堂入りしました。

詳しくは個別項目を参照。

無双竜機ボルバルザーク 火/自然文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 6000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、他のパワー6000のクリーチャーをすべて破壊する。その後、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。そのターンの終わりに、自分はゲームに負ける。
スピードアタッカー
W・ブレイカー

上述したエクスの転生元にして、みんな大好きボルバルマスターズの元凶。
2年間にも渡りトップメタに君臨し、こいつの入っていないデッキは紙束とすら揶揄されるTCG界でもなかなか類を見ない暗黒期を生み出した。

エクストラターンは当時はニンジャ・ストライクもない時代なので、トリガーさえなければ相手の追撃を許さず、そのトリガーすらガラムタで封じられて《母なる大地》や《炎槍と水剣の裁》、《スケルトン・バイス》にエターナル呪文、《アクア・ハルカス》といった後に殿堂やプレ殿の憂き目に遭う強カードと共に環境を制圧。
しかもボルバルに対するメタカードもまたボルバル自身や前述のカードたちなので、もうどうしようもない。

史上初のプレミアム殿堂になったが、2年にわたって暴れたせいでプレイヤーが減少。
おまけに転生編、不死鳥編のカードのインパクトのなさやサファイア地獄のおかげで当分の間デュエル・マスターズは低迷期に入る。

詳しくは個別項目を参照。



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最終更新:2023年11月21日 18:13