ミシェル・タナー

登録日:2014/07/05 (土) 23:30:00
更新日:2023/10/13 Fri 18:46:27
所要時間:約 4 分で読めます




「おっけーべいびー」


ミシェル・エリザベス・タナー(Michelle Elizabeth Tanner)とはアメリカのテレビドラマ「フルハウス」の登場人物。
主人公の一人・ダニーの娘たちの中で一番の末っ子である。

演:メアリー・ケイト・オルセン/アシュレー・オルセン(二人で一つの役を演じている)
声:川田 妙子

○家族関係
※上記で書いた通り、ダニーと亡き妻・パメラの間に生まれた三人の娘の中で最も末っ子。彼女が生まれた後、パメラは飲酒運転の車に轢かれこの世を去った。
 そのため、ミシェルだけ母の事を覚えてはいない。が、ダニーが残したホームビデオでパメラの顔を見る事ができた。
※叔父であるジェシーとはいつも一緒で、寝ているジェシーを起こしに行くのは勿論、ジェシーの相談に乗った事もある。
 その後ジェシーが妻のベッキーとの間に生まれた子供・ニッキーとアレックスの双子を子分のように連れ回している。

○性格
※三女という立場からか、姉のDJやステファニーと比べて贔屓される事が多く、三人の中で一番得する事が多い。
 が、成長するにつれてしっかりとダニーの教育を受け、同じぐらいに怒られるようになった。
※甘やかされて育った為にアルファベットや靴ひもの結び方を覚えるのが遅かったり、サッカーの試合では運動音痴ぶりを見せたりしたものの、
 なんと作中で日本語を話すシーンがある。詳細は後述。
※シリーズが進むにつれ大人に対して強い憧れを抱くようになり、DJの恋人・スティーブとの結婚を望んだり、姉達と一緒にショッピングモールへ行きたがるようになった。
 …が、ぬいぐるみに話しかけたり男の子とのキスを嫌がったりと根本的なところはまだまだ子供。
※シリーズを通してこれと言った趣味を持たなかったものの、友人関係は広く作中で登場しただけで以下のメンバーがいる。どれも個性派ぞろい。
テディ 最初にミシェルと友達になった黒人の少年。破天荒なミシェルに突っ込みを入れる事が多い。一度テキサスに引っ越すものの、後に戻ってきた。
デニーズ ソバージュヘアーが素敵な黒人の少女。作中何度もキレッキレのダンスを見せるが、叔父がリトル・リチャード(という設定)なので恐らく血なのだろう。
アーロン 生意気な口の利き方をするガキ大将タイプの白人の少年。だが何だかんだ言って一緒に遊びたがるなど子供っぽい面も。
デレク 妙に丁寧で大人びた口調をする白人の少年。本人曰く「ボクって影が薄いんです」だが、一度暴れると止まらない。歌がとても上手く、劇の主役をやった事も。
リサ 最終シーズンにのみ登場した白人の少女。アーロンが引くぐらいの毒舌家だが、オシャレについては人一倍。実は中の人はステファニーと同い年である。
※何にでも興味を持つ好奇心旺盛な点があり、言葉が話せない頃から電話に出たがったり、エンジンではなく重力で走る子供用のカーレースに出場したりした事がある。
 また、子供用のフィットネスクラブや乗馬教室に通っていた。

○名言
※「パパ」
 作中で初めてミシェルが話した言葉(後のシリーズでは何度か別の言葉という事になっている)…だが、なんと相手はジェシー。
 ダニーは最初しょげるものの、その後きちんと声をかけてくれたときは大喜びした。
※「どぅあー」
 説明されても分からない時や相手をからかう時に使う言葉。成長するに従い頻度は減っていったが、最終回で久々に使った。
※「あいしゅくりん」「かちこまちまちた」「どういたまして」
 まだ幼く、言葉遣いがおぼつかなかった頃の名言の数々。
 英語版では「Ouscream」など母音を変えたセリフになっている。
※「もしもし、よしこはん?」
 作中でこっそり日本に電話をした時に。英語版ではミシェルが日本語を披露するが吹き替え版では京都弁になっている。
 日本とアメリカの時差を考えると真夜中のはずだが…相手をしてくれたよしこはんは偉い。
 ちなみに、英語版ではミシェルが電話をかけた相手はよしこはんではなくミコさんとなっている。ミコという名前の女性なのか巫女さんかは不明。


○中の人のその後
※赤ん坊の頃から『フルハウス』に出ていた為に演技力は高く、番組終了後も『ふたりはふたご』『ふたりはお年頃』といったヒット作を生み出すものの、
 12歳で始めたブランドの経営が忙しくなった事と、自分に合う役柄が減ってきた事により
(本人たち談。実際、ティーンエイジャーの頃の作品の評価はあまり芳しくなく、「オルセン姉妹でなければ見なかった」という声が聞かれるようになる)
 アシュレーは2004年、メアリー・ケイトは2012年に女優業を引退する。
※ちなみに妹のエリザベス・オルセンも女優であり、映画『GODZILLA ゴジラ』のエル・ブロディ役や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』等でのスカーレット・ウィッチ役で知られている。
※番組終了後の95年には両親が離婚。雑誌のインタビューでは「二つの家族を失って悲しい」とコメントした。
※その後ふたり揃ってニューヨーク大学に進学するものの、妹のメアリー・ケイトは後に中退している。
※現在は主にファッションデザイナーとして3つのブランドを抱え、自らもモデルとして活動するなど多忙な毎日を送っている。
 仕事についてはかなりの熱意を持っており、会社に寝泊りして家に帰らない事もザラだとか。そのためか、総資産額は二人合わせて3億ドル以上。約300億円という超セレブ生活である。
 だが、フルハウスの集合イベントには最低でもどちらかが顔を見せている。
※メアリー・ケイトは彼氏をパリス・ヒルトンに奪われたり、ヒース・レジャーとの交際を死後に公開されたりとスキャンダラスな話題に事欠かなかったが、
 2012年からはサルコジ元フランス大統領の腹違いの弟と交際を続けている。
 アシュレーは『ナショナルトレジャー』などで知られるジャスティン・パーサーと2008年から交際していたが2011年に破局。以降は映画監督のベネット・ミラーと交際している。
 余談だが、番組終了後に寂しさを紛らわせる為にジェシー役のジョン・ステイモスの家に二人で泊まり、ベッドを共にしたそうな。
 …大人になった後の話だから恐らくは…ゲフンゲフン
※2016年に配信予定された新作『Fuller House』には出る予定はないものの、スタッフ曰く「ミシェルとして出すことはまだ可能」だとか。
…が、5シーズンの中で結局ミシェルの出番はなし。
原因ははっきりとはしておらず「17歳の時からカメラの前に立っておらず、演技は得意ではない(アシュリー)」「アシュリーが出ないなら私しかいないだろうけど、今はそのときではない(メアリー・ケイト)」と答えていた。
スタッフ側も後に「二人とも明らかに復帰を望んでいなかった」と言っていたが、メアリー・ケイトは「最初は様子見をしていたが連絡が来なかった」とそれぞれの話しに食い違いが見られる。
放送中もダニー役のボブ・サゲットのチャリティーイベントに顔を出し、彼が急逝したときには駆けつけるなどキャスト間の不仲ではないようだ。

「追記、修正?どんと、まかせて!」

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最終更新:2023年10月13日 18:46