ガーリオン

登録日:2014/06/23 Mon 19:16:19
更新日:2023/03/22 Wed 13:36:21
所要時間:約 7 分で読めます





ガーリオンとは、スーパーロボット大戦OGシリーズに登場する巨大ロボット


スペック

分類:空戦型アーマードモジュール
形式番号:DCAM-006(RAM-006)
全長:18.9m
重量:30.4t
空中浮揚機関:テスラ・ドライブ
基本OS:LIEON
開発者:フィリオ・プレスティ
開発:イスルギ重工
所属:ディバイン・クルセイダーズ(DC),地球連邦軍
武装:マシンキャノン、アサルトブレード、バースト・レールガン、ディバイン・アーム(ラミア機)、メガ・ビームライフル(ラミア機)
必殺技:ソニック・ブレイカー

概要

ディバイン・クルセイダーズ(DC)のフィリオ・プレスティが開発したアーマードモジュールリオンシリーズの一体。
リオンの上位種に当たる機体で完全な人型をしており、指揮官やエースパイロットに与えられている。
ゲーム的にも「強めの量産機」ポジションとして多数登場する。
スーパーロボット大戦OG外伝ではラミア・ラヴレス専用の白い機体も存在しており、左肩にラミアの刺青と同じマークを備えている。

テスラ・ドライブを装備しており、飛行能力を持っている他、両肩に熱核ジェットエンジンを推進機関として使用しているため、高い機動力も得ている。
また、テスラ・ドライブの使用時に発生する「T・ドットアレイ」のお陰で防御力が上がっており、T・ドットアレイを応用したブレイク・フィールドを展開しながら両肩の力場誘導子で電磁誘導加熱を施した金属粒子を散布して敵に突撃する「ソニック・ブレイカー」という技も使用することができるようになった。
ゲーム作品では再現されないが、ブレイクフィールドの発生中は敵からの攻撃をほとんどシャットアウトできる。アカシックバスター?あれは規格外だろ。

パーソナルトルーパーのように完全な人型になったことで、リオンにとって苦手な陸戦もできるようになった。かと言って地上には降りる訳ではない。
また、様々な換装武器を用いて射撃や格闘戦も行うことも可能になり、汎用性も増している。特に射撃武装はミサイル系統しか搭載できなかったリオンの事を考えるとかなりのアドバンテージを得たと言える。

武装は近接戦闘に使用する実体剣のアサルトブレードや携行火器のバースト・レールガンを所持しており、内蔵火器として胸部にマシンキャノンを装備している。なお、マシンキャノンとソニック・ブレイカー以外は武装換装が可能で、連邦軍のラミア機はディバイン・アームとメガ・ビームライフルを装備している。

初期の頃は指揮管制機能を搭載した指揮官専用のアーマードモジュールとして開発されており、コストが高かったことから少数生産されたが、指揮官機に搭載されていた機能を排除してコストダウンを図ったタイプが登場してからは多数生産されるようになった。


上記の通り、人型になったことで汎用性が上がったほか、リオンシリーズによくある構造の単純さもあって様々なバリエーション機が開発されており、
バリエーションはリオンシリーズの中でもトップクラスを誇っている。

何より『○○リオン』って名前は語呂がいいしな!!

ちなみにガーリオンの「ガー」はGUARD(ガード)のGUARから来ている。
ブレイク・フィールドによる強力な防御力を持つ本機に合ったネーミングである。


バリエーション

基本機

ガーリオン アーキタイプ

ガーリオンの原型となった機体。

ガーリオンN型

初期生産型。高性能だがコストも高くなっている。仕方ないね。

ガーリオンE型

後期生産型。N型でのコスト面の問題もクリアしている。
マオ社とは違うのだよ!!

テスト用ガーリオン

プロジェクトTDのメンバーが使用する訓練用ガーリオン。アイビス・ダグラスが使用していた。

ガーリオン・ブースター

漫画「スーパーロボット大戦OGクロニクル」に登場するレオナ・ガーシュタイン専用のガーリオン。
マオ・インダストリー社が開発したブースターユニットをつけている。レオナ様曰く、「代車」。

無人型ガーリオン

漫画「スーパーロボット大戦OGクロニクル」に登場する無人機。無人型コスモリオンとともに現れ、カチーナ・タラスクラッセル・バーグマンを苦しめた。



カスタマイズ機

ガーリオン・カスタム

運動性を高めたカスタマイズ機。V型ともよばれており、様々なカラーバリエーションが存在する(でも基本的に仕様は一緒)。
エルザム機(当然トロンベ)のみ、ソニック・ブレイカーの名称がシュツルム・アングリフに変更されている。


ズィーガーリオン

マリオン・ラドムが改造したレオナ・ガーシュタイン専用のアーマードモジュール。勝利オン。
T-LINKシステムが搭載されており、機動性と攻撃力が上がっている。
逆を言うと念動力者にしか使いこなせない機体。


ゼンガー専用ガーリオン・カスタム

漫画「スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX」に登場するカスタム機。
ゼンガー・ゾンボルトが使用する機体であり、純正パーツである胴体以外は「撃発型貫手」、「宙間機動用ブースターレッグ」、頭部の「保護能力は高いものの有効範囲の狭い抗ECMブロック」といった試作品のカスタムパーツで組まれている。
テスラ・ドライブとブースターレッグの同期プログラムが組めていない等の欠陥がある上に試作パーツの特性がいずれも極端すぎてバランスが悪く、
リミッターを付けて運用する予定だった(しかしそうなると通常ガーリオンの8割の性能になる
ところが、ゼンガーはリミッターを外してマニュアル操作で同期させながら戦闘を行っている。真似すんなよ、死ぬぞ?
ちなみに開発者はあのストランドウィック&アルウィック兄弟。この頃から魔改造は健在だったようだが、ゼンガー専用機を突発で造る事になったらしく、上記の欠陥が発生する事になった。
そしてゼンガーがリミッターいらんと言い出した際には「は?」と引き気味。
或いは、ゼンガーが大暴れした結果、調子に乗ってテストヘッドなんて作ったのかもしれないが、あんな運用は教導隊しか出来ない事には気づかなかった模様。


ガーリオン・カスタム“無明”

ロボットチャンバラに取り憑かれた哀れなオッサンことムラタ・ケンゾウ(45)が使用するガーリオン・カスタム。通称「武者我亜里怨」。
「無 明」と(縦に)書かれたメンポが特徴。アイエエエエ!?シフク!?シフクナンデ!?
テスラ・ライヒ研究所から盗んだPTサイズの太刀『シシオウブレード』を装備している。
実はグルンガスト弐式と同じサイズに巨大化できる隠し機能がある。作画ミスとか言うな。


ガーリオン・テストベッド

漫画「スーパーロボット大戦OGクロニクル」に登場するガーリオン。ストランドウィック&アルウィック兄弟が独自に改造した機体。
大幅に改造したものの、その強化プランはバカ兄弟の俺式最強理論(机上の空論ともいう)に基づくもので性能はほとんど向上していない。
まるでいたずらにパーツを載っけたミニ四駆のような『ダメな魔改造』の典型例。だからあんな運用できるのは教導隊だけだっての。
相手取ったマサキには「あんな相手に無茶のしようがない」とまで言われている。
民間人が戦闘に巻き込まれていなかったら瞬殺だったに違いない(逆に言えばそのお蔭でマサキは回避行動を取る事ができず、ほんの少しだけ善戦する事は出来た)


カスタムガーリオン

漫画「スーパーロボット大戦OGクロニクル」に登場する格闘戦用ガーリオン。
ルスラン・マカロフが使用する「ルスラン・カスタム」、トウマ・カノウが使用する「カラテ・ボーイ」、
アレック・ブラウンが使用する「ゴールデンフィスト」が存在する。バトリング仕様ガーリオンとでもいうべきか。
『ガーリオンファイトオオオオオ!レディィィィィ・・・ゴオオオーーーーーーーッ!!!』}


ガーダイド

漫画「スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記」に登場する改造機。見敵必殺クタバリオン。
悪魔や死神を思わせる厨2マインドに刺さる造形がステキな逸品。ゲームでも使いたくなること請け合い。
連邦軍の特殊部隊「FDXチーム」が使用している機体であり、4機存在する。正式名称は「ガーリオン・ダイド」。



後継機

ガレリオン

ガーリオンの後継機。
現在はまだ登場していないが、3機の試作機を改造したケルベリオンが登場している。




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最終更新:2023年03月22日 13:36