聖闘士星矢 Legend of Sanctuary

登録日:2014/06/21 (土) 15:15:38
更新日:2024/03/10 Sun 20:55:06
所要時間:約 4 分で読めます





以下、本作におけるネタバレが多数あります。
未見の方は十分ご注意ください。





















ここを訪れし少年達よ……

君達に、アテナを託す



君は小宇宙(コスモ)を感じたことはあるか―





2014年6月21日公開の聖闘士星矢の劇場版6作目にして、「車田正美 熱血画道40周年」記念作品。
監督はさとうけいいち氏。
車田正美氏も製作総指揮として参加している。
原作において最も人気が高い聖域十二宮編をフル3DCGアニメーションで現代風にリメイクした作品である。
フル3DCGならではの人間離れしたアクションの数々は圧巻。

2011年の聖闘士星矢誕生25周年記念作として制作が発表され、2013年10月にタイトルが公表された。
シリーズの劇場作品としては『聖闘士星矢 天界編 序奏〜overture〜』から実に10年ぶりの作品である。

基本設定および物語の流れは原作通りだが、年齢、性格等のキャラクター設定や聖衣(クロス)デザイン、とあるキャラクターの性別等、本作ならではのアレンジも存分に盛り込まれている。
特にストーリーは尺が90分しかないという事情もあり、後半の展開はバッサリと変わっている。
キャラクターデザインもセミリアル指向になり、特に黄金聖闘士の平均年齢はかなりあがっている。



【物語】
この世に邪悪がはびこるとき、必ずや現れるといわれる希望の存在にして、女神アテナを守るために小宇宙を用いて戦う戦士たち『聖闘士(セイント)』。
そんな彼らが存在し、女神アテナが存在する世界『聖域(サンクチュアリ)』。
その上空を疾駆する3つの黄金の影。
一つは何かを抱え、聖域から逃げるように空を舞う青年、射手座(サジタリアス)のアイオロス。
そんな彼を追撃するのは山羊座(カプリコーン)のシュラ。そして……双子座(ジェミニ)のサガ。
2人の闘技を辛うじて躱してきたアイオロスだったが、僅かな隙を突かれ、サガに羽交い絞めにされ、サガの後押しを受けたシュラの手刀を受けてしまいサガと共に地上に落下。

一方、辰巳徳丸を伴い極寒の地ヒマラヤ山脈に冒険の為、訪れていた城戸光政は谷底にて黄金の揺り籠に守られていた赤子と瀕死のアイオロスを発見。
彼の小宇宙の力で2人に何があったのかを知った光政にアイオロスは赤子を託し、射手座の紋章が刻まれた黄金のレリーフを残し、消滅。


16年後。
美しく成長した少女、城戸沙織はいつものように送迎車で帰宅途中だった。
幼少期、ある男の子が自分を野犬から救い、傷を負ってしまった彼の傷を自分の不思議な力で治したという微笑ましい思い出を回想する中、辰巳からある重大な言葉を贈られる。
曰く、「城戸沙織は女神アテナの化身である」と。
その送迎車を狙う不気味な人物。
明らかに人間業とは思えない謎の光を放ち、周囲の車両を巻き込んだ大破壊を繰り広げる刺客に為す術がない沙織。
刺客の鉄拳が沙織に迫る瞬間、一人の少年がその鉄拳を軽く受け止め、刺客を容易く蹴り飛ばした。

「あんた…沙織さんだろ!?」

何者か問う沙織に対し、少年は首からぶら下げたドッグタグから変化した鎧を纏い、こう名乗った。


「俺の名は星矢(セイヤ)! 天馬星座(ペガサス)の聖闘士だ!」




【登場人物】

《城戸沙織と青銅聖闘士(ブロンズセイント)達》
CV: 石川界人、吉永拓斗(幼少期)
主人公である天馬星座の青銅聖闘士。
16歳。
他の青銅聖闘士同様、孤児だったが、光政によって聖闘士の資質を見いだされ、修行に明け暮れていた。
そのタフネスさと俊敏な機動力で敵を翻弄し、撃つ。
原作以上に多感でコミカルな性格となっている。
それゆえか、明るさとどんな事態を前にしても折れない勇敢な心を持ち、青銅聖闘士のリーダー格となっている。
本作の顔芸担当であり、アテナ輸送隊1号。


CV:佐々木彩夏、こおろぎさとみ(赤子)、諸星すみれ(幼少期)赤ん坊役が一番年上のベテランってどういうことだ。
ヒロインである女神アテナの化身。
16歳。
原作であった傲慢な性格は幼少期含めて全くの皆無で、テレビ版以上に自分の宿命に戸惑いながらも、他者を慮る心優しい少女という人物像になっている。
武技とは無縁の少女だが、幼少期から不思議な治癒能力が使える。
アイオリアの襲撃の際、右後ろ髪を切られた後聖域に向かう際ショートカットになる。意外と体重を気にしている模様。そしておっぱいが控えめ。


CV:赤羽根健治
龍星座(ドラゴン)の青銅聖闘士にして、天秤座(ライブラ)童虎(ドウコ)の弟子。その関係上、牡羊座(アリエス)のムウとは知り合いである。
16歳。
基本的な人物像は原作通りだが、生真面目さが高じて天然になることがあり、星矢も「頭の固さも聖衣並だな」とツッコまれても「それは褒めているのか?」と素でボケるほど。
城戸邸で聖衣のまま過ごしたり、時間が無いのに沙織に対して十二宮の解説を長々と始めたり……。
しかし、自分の信じる人物を侮辱され、静かに闘志を燃やす姿はやはりカッコいい。
そして入場者プレゼント第三弾『キャストサイン入り「煌く!特大ポストカード」』で中の人が「聖衣を脱いでからが本気だ!!」と書いてた通り、本気を出すと脱ぐ


CV:小野賢章
白鳥星座(キグナス)の青銅聖闘士にして、水瓶座(アクエリアス)のカミュの弟子。
16歳。
紫龍同様、こっちも基本的には原作通り。
金牛宮へのショートカットの為、星矢に踏み台にされる等、こっちもコミカルなシーンが多い。
初登場時はバイクでかっ飛ばし、そのまま上空に舞い上がりながら聖衣を纏い、ダイヤモンドダストを放った後南十字のポーズを取るというイカス登場の仕方をした。
沙織=アテナに関しては当初は懐疑的であったが、後に信じるようになった。


CV:岡本信彦
アンドロメダ星座の青銅聖闘士。
16歳。
こっちも基本的には原作通りだが、普段の言動はどことなく余裕を感じさせるような雰囲気となっておりファッションもストリート系。
残念ながら、他のメンバーと比べて見せ場はかなり少ない上、聖闘士全体で見ても最強クラスの技であるネビュラストリーム、ネビュラストームも未使用。
そしてやはり一輝召喚アイテム。


  • 一輝(イッキ)
CV:野島健児
鳳凰星座(フェニックス)の青銅聖闘士にして、瞬の実兄。
20歳
基本的に原作通りの一匹狼だが、年齢が上がった故の巨躯と厳つい顔立ちも相まって、原作以上にワイルドな印象を受ける。
敵に対してもかなり攻撃的で、シュラに対して物怖じせず「さっさとかかってこいよ…金メッキ!!」とコケにする程。しかし、星矢VSミロに尺を取られまさかの戦闘シーン無しで敗北、そしてその後一切活躍無しというあんまりな扱いを受ける。
基本的にぶっきらぼうだが、別行動を取りながらも沙織=アテナであることを信じていたり、星矢をこき下ろしながらも信頼する等、所謂ツンデレ。


  • 辰巳徳丸
CV:島田敏
原作ではおなじみ、ハゲの辰巳。・・・じゃない、だと・・・!?
少し気弱そうな壮年男性で、ハゲに眉毛無しで剣道着を着込んだいかついオッサンの面影はない。
しかし内面は変わっておらず、沙織を思う気持ちは非常に強く、アイオリアに啖呵を切る場面も見られる。
残念ながら聖域にはついていかない。


CV:大杉蓮
原作では100人の女を孕ませた超絶倫人だったが、今回はちょっと冒険好きな普通の好々爺。
アイオロスにアテナを託される。
聖域の目を逃れるためアテナの秘密を隠しており、無自覚とはいえ彼女が小宇宙の力を使うことを禁じていた。
また、星矢達は子供ではなく孤児院から小宇宙の素質を持った子を拾ってきたという事になっている。そのせいか彼らとの関係も悪くない模様。
本編ではすでに故人となっている。




《教皇と黄金聖闘士(ゴールドセイント)達と刺客》
年齢はブルーレイ特典の台本プレゼント当選者達がネットに投下したネタバレによる。
  • 教皇
CV:山寺宏一
女神アテナと共に聖域を統括する男性。
物腰穏やかな雰囲気だが、聖域の秩序を乱す者には一切の容赦をしない苛烈な面もある。
一応、聖域守護の為という建前があるとはいえ、沙織を執拗に狙う等、どことなく不審な行動が目立つが……?


  • 女神アテナ
聖闘士を束ねる言わずと知れた戦女神。
艶やかな紫の長髪が特徴的な美女。
教皇と共にいるものの、何故かその口から言葉を発さないが……?


  • ムウ
CV:宮本充
牡羊座の黄金聖闘士である理知的な男性。35歳。
当初から教皇の命には不信感を抱いており、また天秤座の童虎とも知己の間柄という事もあり、紫龍とも知り合いで、最初から沙織側の人間である。
必殺のクリスタルウォールは幾何学的なブロック体で構成した小宇宙で相手の攻撃を防ぐ防御技だが、相手の体に纏わせて動きを阻害する等、柔軟な使い方も可能。
アテナ輸送隊2号。


  • アルデバラン
CV:小山力也
牡牛座(タウラス)の黄金聖闘士。
その守護星座に違わない巨躯と豪放磊落な性格の持ち主で、金牛宮では膨大な量の豪奢な料理をかっくらいながらの登場をした。
鼻輪を付けているので、ますます牛っぽい。
基本的にパワー重視の闘法をメインとするが、星矢らに気取られない見事な歩法での接近等、小手先の技術も見事なレベル。
必殺のグレートホーンは小宇宙で作り上げた巨大な猛牛を模した無数のオーラをブチかまし、相手を粉砕するというモノ。
基本的に大らかな性格だが、おっさん呼ばわりは禁句。
「貴様ァ……俺はおっさんじゃない!!」でも40歳なのでオッサンやん…
アテナ輸送隊3号。


CV:平田広明
蟹座(キャンサー)の黄金聖闘士。
まるでミュージカルショーの舞台のように誂えられた巨蟹宮で死人達に歌を歌わせ、自身は舞台役者の如く聞くに堪えない不気味な歌を歌ったり踊ったりする等、全体的にコミカルな雰囲気の持ち主。
しかし、その根底には、青銅も黄金も平等に扱うと言いながら「自分以外の聖闘士は全て鉄屑」と言い放つ傲慢さと、死人を笑顔で踏みにじる残忍さを持つ。
必殺の「積尸気冥界波」は相手を黄泉の国に強制的に送る技で、自身も向かう事が可能。
その技により紫龍と氷河を黄泉へ送るが、氷河はカミュの横槍のせいで宝瓶宮へ飛ばされてしまう。指差し確認は大事。
外見からして別人と化している。(泣)つり目尖ったあごの原作と同一人物とは思えん。
腕毛ボーボーのマッチョで隻眼髭面で柄の悪さがアップ。背中に「蟹」の字の入れ墨があるが、別に小宇宙の高まりとかは関係ない。
(ビシッ!)「よしっ!」(ビシッ!)「よぉしっ!」
「カニ!?カニカニカニカニッ!?」


CV:井上剛
獅子座(レオ)の黄金聖闘士にして射手座のアイオロスの実の弟。本作では口ピアスに髭面胸毛ボーボーと容姿のワイルドさが増しており白人ぽさが強調されている。
黄金聖闘士としては最年少の23歳ながら、その実力は周囲の黄金聖闘士も認める程の強者。
他の黄金聖闘士と違って特異な能力こそないが、純粋な武技に関してはトップクラスで、単純な格闘だけでも極めて高い戦闘能力を発揮する。
序盤、兄アイオロスの聖衣を取り返す事と沙織の抹殺の為、城戸邸に単身殴り込みをかけ、星矢達に青銅と黄金の格の差を嫌というほど叩き込んだ。
その過程で沙織を手にかけようとしたが、彼女の小宇宙がアテナの物であると知り、教皇にその真意を聞き出そうとするが……。
必殺のライトニングボルトは標的の周囲から光速の雷をブチかますというもので、回避はほぼ不可能。星矢に空中コンボを叩き付けた。
ライトニングプラズマはライトニングボルト以上に収束させた雷を標的に叩き込むというもので、威力はアイオリアの技の中でも最高である。


CV:真殿光昭
乙女座(バルゴ)の黄金聖闘士。
パッと見、線の細い優男のようだが、圧倒的な小宇宙を用いた不可思議な攻撃の数々は強力無比。
彼もまた教皇に不信感を抱く者の一人であり、諸事情で操られていたアイオリアの鉄拳を軽々と受け止め、更に洗脳も容易く解く等、圧倒的な力を見せた。
原作登場当初で見られた超越者故の傲慢さは皆無で、後半のような正義感を持つ性格となっている。
36歳。


CV:山寺宏一
双子座の黄金聖闘士。41歳と最年長。
アイオロスとは次期教皇の競争相手であったが、惜しくも敗れている。
流石、教皇候補になっただけあって極めて高い能力を持ち、清廉な心を持つ有徳の人物。
16年前、反逆者となったアイオロスをシュラと共に追撃。アイオロスを倒す為、シュラにアイオロスを自分ごと斬らせて地上に落下。
そのまま戦死した。……はずだったのだが?
総じて壮麗なデザインの黄金聖衣だが、サガの双子座の黄金聖衣の場合、右半身が黒で左半身が金。更に両肩に目玉を模した装飾が為されている等、どことなく不気味なデザインとなっている。


CV:浪川大輔
水瓶座の黄金聖闘士にして、氷河の師匠。32歳。
原作ではクールさが強調されていたが、本作では傲慢さが強調されている。
氷河の事はデスマスクの手によって黄泉の国に落とされようとした所を拾い上げる等、大切な弟子として見ているも、聖域の反逆者となるなら容赦なく排除しようとする等、冷酷な面も見せた。
氷結の技を使う際に、左肩の水瓶のパーツに凍気を集め、それを拳に握りしめ放つという動作を取る。


CV:浅野真澄
蠍座(スコーピオン)の黄金聖闘士。
黄金聖闘士の中では一番の矮躯ながら、その戦闘力は極めて高い。
常に仮面で顔を隠しており、どことなく女性的な声を発するのが特徴。
必殺のスカーレットニードルは原作では痛点をつく技だったが、本作のミロのソレは小宇宙による強烈なレーザー砲として使用される。
威力も極めて高く、余波で星矢と瞬を人馬宮付近まで吹っ飛ばした上、連射まで可能。
降伏か死を選ばせる慈悲深い技とは何だったのか。星矢の渾身の攻撃にも平然としており危うく殺しかけるところだった。
尚、最大のネタバレとなるが本作のミロは女性である。
女性である
女 性 で あ る
素顔は紅いショートヘアにキツめの目つきが特徴的な32歳の美女。早い話、シャイナさんの代理である。
女聖闘士は素顔を見た相手を愛するか殺すしかない、、はずだったが本作ではそういう説明は一切無く、その設定は最初から没だったのかもしれない
(原作でも魔鈴以外は有名無実化している掟だが)

CV:川田紳司
山羊座の黄金聖闘士。
16年前、サガの後押しもあり、彼ごとアイオロスを一刀両断し、致命傷を負わせた男。
戦いを求める血気盛んで陽気な青年として描かれているが、根は邪悪ではない。
16年前の事も言わば騙されての事であって、本人は純粋に聖域を守ろうとしただけである。
必殺のエクスカリバーは右腕に長大な小宇宙で作り上げた光の刃を出現させ、相手を切り裂く技。
更に小宇宙を高める事で、某ライザーソードみたいなごん太ビームソードを作り出す事も可能。
なんと生き残る上に36歳マジかよ!



CV:桐本琢也
魚座(ピスケス)の黄金聖闘士。
女性と見間違うような美しい容姿が特徴的な男性。25歳。
以下、衝撃的なネタバレにつき、魚座の方は特に注意。
アテナが人馬宮まで辿り着いたことを教皇に報告するが、既に十分な小宇宙を奪い、もはや正体を隠す必要のなくなった教皇の「アナザーディメンション」によりどこかに飛ばされる。
飛ばされたのは人馬宮の上空で、バラの花を散らせながら星矢達の前に落下。地面にバラのクレーターを作り出す。
しかも飛ばされた瞬間には既に死んでいたという、あまりにもあっけなさすぎる結末を迎えてしまう。


CV:森川智之
射手座の黄金聖闘士。
次期教皇としての地位が決まっていた仁・智・勇に優れた聖闘士であったが、突如聖域に反逆した。
……というのは嘘であり、実際は幼いアテナをある人物から守る為だったのが真実。
射手座の黄金聖衣は翼を用いる事で飛翔する事が可能。……だが、シュラとサガも飛翔しているので黄金聖闘士は全員飛べるのかもしれない。
シュラとサガの猛攻を辛うじてながら躱し続けているあたり、彼の実力の高さがうかがえる。
今回、劇場版という事もあり、恒例の星矢の射手座の黄金聖衣装着があるのだが、何故かアイオロスのソレとは違い、ケイローンを模したケンタウロス型の姿になるのが特徴。
弓矢は某創世弓同様、斬撃武装として使う事が可能。享年29歳。


  • トレミー
CV:沼田祐介
矢座(サジッタ)白銀聖闘士(シルバーセイント)
教皇の命を受け、沙織暗殺を目論む男。25歳。
アイオロスの事で悩むアイオリアに見下した目線を送る等、非常に嫌味な性格の持ち主。
沙織に対して、小宇宙を定期的に絞り出し、教皇に送る呪いの矢を撃ちこむ。
紫龍の追撃を振り切るも、逃走先で一輝と遭遇。
彼の一撃で灰となって果てた。






《???》
  • 石像
アテナから集めた小宇宙により動き出した巨像。
天に浮かぶ闘技場を破壊し、聖域を破壊しようとした。
1対1以外の戦いを禁じられる黄金聖闘士達も、聖域の危機と、化け物相手という事で協力して立ち向かう。

  • ケルベロス
最後に立ちはだかる途方もなく巨大な怪物。
とある人物がアテナの小宇宙を用いて、3体の石像と融合し、誕生した化け物。



【用語集】
最早言わずと知れた聖闘士星矢の醍醐味たる鎧の総称。
こちらも基本設定は原作通りなのだが、各パーツにキャラクターのメインカラーを示すラインが走っており、小宇宙が高まるととラインも輝く。
更に小宇宙が最大限に高まるとヘッドギアが展開し、装着者の頭部を覆うフルフェイスヘルメットとなり、どこぞの特撮ヒーローのような姿となる。
例によって青銅のはボドボドになる。
原作との相違点として、聖衣箱(クロスボックス)は携帯するのではなく、特定の媒体を携帯し、それを使って現実世界と聖域と繋ぎ、聖衣箱を召喚するという流れになっている。
ちなみに召喚の際、青銅はドッグタグ、黄金は大人一人が抱えるような黄金のレリーフを使う。
モチーフとなったのは、おそらくΩの聖衣石(クロストーン)と思われる。前者はともかく、後者は明らか携帯がめんどくさそうだが。
また聖衣箱の中に聖衣が収められているのではなく、聖衣箱そのものがトランスフォーマーよろしく変形して聖衣になる。


  • 小宇宙
こちらも言わずと知れた聖闘士星矢の醍醐味。
登場人物たちはこの体内に存在する宇宙的エネルギーを自在に操る事で、様々な現象を引き起こすことが出来る。
本作独自の演出として、登場人物達の小宇宙が高まると、瞳の輝きも増す演出となっている。


  • 聖域
聖闘士とアテナのいる異世界。
基本的に別空間にあるが、特定の場所でドッグタグかレリーフを使う事によって聖域への扉を開く事ができる。
浮遊大陸や現実にはありえない形状の飛行船や独自に発達した都市等、地球ではない惑星の世界のような印象を受ける荘厳な世界である。



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最終更新:2024年03月10日 20:55