ゼノン(超速変形ジャイロゼッター)

登録日:2014/6/19 (曜日) 20:06:15
更新日:2021/11/23 Tue 11:03:37
所要時間:約 10 分で読めます




超速変形ジャイロゼッターに登場する敵の組織。
新エネルギー『ゼタレイト』を独占する企業、エネルクスを傘下に収めており、アルカディア学園に所属する選ばれしドライバー達と対立する。


※ネタバレ注意!





◆構成人物

  • ゴート
ゼノンを統括する科学者の男。老けて見えるがこれでもまだ42歳。
過去に色々と精神的な負担を多く受けており、老けて見えるのはそのため。

娘を亡くしたり(と思い込んでいた)、部下が失敗続きだったり、挙句裏切られて操られたりとかなりの苦労人。そりゃ老けるわ

元々は40年後の未来、2053年の人物。
主人公である未来の轟カケルと一緒にメヴィウスエンジンを開発していた。

ところが過去の世界から当のメヴィウスエンジンを積んだライバードと、過去のカケルが飛来。
既に完成したメヴィウスエンジンを目撃して驚愕するが、そのエンジンに設定されたバーストコアシステムが鍵として設定されていたため、轟博士に裏切られたと勘違いする。
ここからカケルを憎むようになってしまい、『過去の世界に戻って子供の頃のカケルを抹殺』しようと考えた。
これがジャイロゼッターの元凶である。
まぁ当のゴートからすれば、「なによこの子!いったい誰の子よ!」といった具合なので憎むのも当然っちゃ当然か。それにしたって過去に遡るのは些かやりすぎなような気もするが・・・・・・

  • 搭乗機
ゼノクロノス 戦車型GZ。見た目はパルテノン神殿。過去の世界に飛び立つのに使用した。強化機体にゼノゴルドスが存在。全身金ピカでどっかのサーヴァントが喜びそうである。
デスゼノン  霊柩車の死神型GZ。アーケード版ラスボスであり、3ターン経つと凶悪性能に。戦闘BGMは3DS版ラスボスと同じ「選ばれし者の戦い」。3rdシーズンPVでも使用され、評価の高い曲。

  • トーマ
ゼノン傘下の企業・エネルクスの社長兼ゼノン戦闘ドライバー。メガネ。
本名はトーマ時貞。「トーマって苗字だったんだ」と思った視聴者多数。
ゼノンの参謀役であり、様々な作戦を考え実行するが、この手のアニメにありがちな失敗続きに終わる(とはいえ、ガチで追い込むことも多々)。
ここでは書ききれないほどのネタの宝庫。それでいて意外と常識人。
アニメと3DS版で迎える未来が分岐しており、アニメ終盤ではゲドーと名乗り始めゼノンの頭領になり、そのまま3DS版の未来に繋がった場合ラスボスとなる。
アニメ中盤でサトリがこの未来を予言しており、これがなければ先述のルートになっていた可能性が高い。アニメ最終話では再びエネルクス社長へと復帰し、アルカディアと手を組んで新しいプロジェクトを開発する。
ちなみに最終話エンディングでチラっと見えた設計図は3DS版に登場するエネガードのものである。

アニメではなにかと優遇されており、出番や見せ場(特に最終話付近)が非常に多い。カケルが主人公(笑)となった要因の一つ。

  • 搭乗機
ゴブリエース   量産型汎用機であるゴブリのリーダー機体。初登場時に搭乗していた。3DS版では他にもマグマゴブリ、アイスゴブリ、エアロゴブリ、ゴブリゾンビといったバリエーションが存在する。
アギトツインS   アニメ序盤での愛用機。アーケードではアルカディア製のはずなのだが・・・・・・(漫画版ではアギトツインの改造車と説明が入っている)
インプレッサ1.5i_s 今週の怪人枠として搭乗。後にWRXにも搭乗しているが、ロボット形態になっていないのでジャイロゼッターかどうかは不明。後に部下二人がGZ版WRXに搭乗している。
ミツオカ オロチ  リアルでは超高級車のヘビ型GZ。アギトツインSが破壊されてからこの機体に乗り換え、愛用機に。
ミツオカ ガリュー ヤ○ザ型GZ。アニメ終盤で搭乗する。合体フラグだった。
ヤツメノオロチ   オロチ、ガリュー、ビュートの三機が合体したGZ。この機体が登場した回のトーマは非常にイケメンと評判。
ドラグノス     重機が合体変形したドラゴン型GZ。アケ版ではゴートが使用している。アケ版強化機体はドラグノス改。
グレートクラーケン 戦艦→クラーケンに変形するGZ。アーケード版ではボスとして登場。強化機体はメガロクラーケン。登場時のトーマは非常に悪役ズラ。アニメ版ではプリちゃんのレギュラー枠を破壊した戦犯。
ダイコンゴウ    大根号・・・・・・ではなく大金剛。実際カケルにも言われた。SLから将軍型ロボットに変形するGZ。圧倒的なパワーでカケルたちを追い込むが、イレイザーキングに利用されてしまった。アケ版強化機体はダイショーグン。まんまとか言うな。アケ版では物理属性すべてを半減する凶悪機体。日産統一の天敵。
ゼノデイモス    3DS版ラスボス。なんと宇宙戦艦型のGZ。地球にあるゼタレイトを大量に積み込んで月へと向かっていくが、主人公たちに撃破され、ゲドーもろとも爆発四散した。強化機体はゼノデイモスⅡ。

  • ハルカ
ゼノン戦闘ドライバーの少女。14歳。
勝気で気まぐれな性格。ネコ大好きでクロというネコを飼っている。
40年後の未来にもハルカというそっくりな少女がいたが彼女はゴートの娘であり、現代のハルカは彼女のクローンである。
未来のハルカはゼノクロノスの戦闘に巻き込まれており、それで死亡したとゴートに思われていた。
現代ハルカが造られたのはゴートの勘違いによる娘への歪んだ愛である。

アニメでのバレンタイン回ではシュンスケに好意を抱いていることが発覚。
チョコを渡したあたりからフラグが立ち始め、ロボット同士の殴り合いの末、死亡フラグを見事にへし折り最終的に両思いに。

ジャイロゼッターという作品全体を見渡すと、かなりの重要キャラであり、真のヒロインと呼べるキャラである。
リンネちゃんがヒロイン(笑)と呼ばれ(ry

  • 搭乗機
ヒッポカノン     これなんてTF?なカバ型GZ。搭乗期間が比較的長く、劇中で「新しい機体が欲しい」と愚痴ったことも。
ekワゴンmx      カピバラ型のGZ。バレンタイン回で初登場してから何度か搭乗。ロボット形態でシュンスケの搭乗するGT-Rにチョコを渡す姿はなんともシュール。
シルビアsrec-R AERO 女騎士型GZ。アヘったりはしない。シュンスケのフェアレディZと殴り愛を繰り広げた。
ミツオカ ビュート  バニーガール型GZ。カラーはピンク。最終回付近で月里 キラリから借り受けた。シュンスケのGT-Rにお姫様だっこされる等のイチャイチャっぷりを披露。爆発しろ。ちなみに未来のハルカも同型のGZに乗っていた。
ハーピィシュミット  ハーピィ型の爆撃機GZ。アーケードボスの中でなぜかコイツだけアニメ未登場。強化機体はハーピィシュミットⅡ。強化機体も何故か3DS版には登場しない(ダイショーグンも未登場だが、当時アケ版未実装だった)。

  • イレイザー01
謎の機械「ソウルイレイザー」を装備したゼノン上級ドライバーの少年。
カケルを憎んでおり、アニメでは度々激突する。他人を罵る時にゴミ呼ばわりするのが口癖。
正体は、カケルの以前の親友である軍司 ソウタ。ぶっちゃけ視聴者にはバレバレだったって?イヤーワカンナカッタナー
病院に入院するため、カケル達と別れた後にゼノンに誘拐されたらしいが、何故・どのようにして彼を誘拐したかは一切不明。

ソウルイレイザーから開放された後はアルカディアに帰属。イレイザー01時代の記憶と葛藤するも、カケル達と戦うことを決めた。
カケルとの絡みが妙に多く、見た目もショタショタしいことからリンネちゃんよりヒロインしていた。

  • 搭乗機
ギルティス  カマキリ型GZ。ゼノン機のほとんどが空想上の生物をモチーフとしている中、アルカディア機の傾向である実在生物モチーフであることから、鋭いプレイヤーは後に味方になるとピンときていたとか。
ギルティスEX EXの読みはエクストリーム。全身に赤く発光するラインが追加された。アケ版では新3弾でゴブリ・ゴブリエース・ギルティスME(後述)との合体GZ扱いとして参戦。ボス時代の技も全て使える豪華仕様となった。
ギルティスME MEの読みはメヴィウスエディション。メヴィウスエンジンを搭載したギルティスで、EXの赤いラインが明るい水色になった。EX時代には無かったリアウイングが追加され、ロボット形態ではブーメランとして使用する。専用ファイナルバーストは「タービュランスエッジZERO」。実装時期の関係か、このFBだけアニメ未登場。轟炎轟雷鳳翼翔はキチンと登場したのに・・・・・・。おかげで唯一ボイスの無いFBとなってしまった。

  • イレイザーα・β・γ
通称イレイザー軍団。いわゆ三馬鹿であり、下品な言動が目立つ一昔前のヤンキーなトリオ。
アケ版にもちゃっかり登場し、ボス並みの体力&全行動をしてくることから下手なボスより強かった。

  • 搭乗機
デミオ13-SKYACTIV それぞれ赤・緑・青のデミオ。登場当時赤のデミオはアケ版には実装されてなかったが、後の新1弾で赤デミオが実装された。
羅武流      読みは「ラブリュー」。ヤンキー型のGZ。いかにもである。リーゼントからのビーム砲はアケ版プレイヤーにインパクトを与えた。

  • イレイザーエース
本名、鬼沢 ジン。イレイザー四天王の一角で元スタントマン。
他のイレイザーにも言えることだが、何故どうやってイレイザーになったのかは不明。
ここが地獄の一丁目だ!

  • 搭乗機
ケルベイザー ケルベロス型GZ。初登場はアケ版でのボス機体だったが、当時はドライバーどころかイレイザー四天王も未公開だった。
後にイレイザーエースのケルベイザーとして登場したが、ボス並の体力で全行動、それでいて攻撃力も高かったためかなりの強敵であった。
さらにその後にプレイヤー仕様として実装。当然の如くウルトラプレミアムであり、稼働終了直前までカードショップでのシングル価格はかなり高かった。

  • イレイザージャック
本名(?)西園寺 サクラコ。
ガッシリした体格のオカマ。本人曰く「サクラコって呼んで」だそうだが、実際の本名もコレなのかは不明。
ソウルイレイザーが破壊された後、「俺はいったい・・・・・・」と普通にイイ男になっていたことから、本名は違う可能性大。
戦闘中は男口調になる。

  • 搭乗機
マッドタウロス ミノタウロス型GZ。攻撃・防御に特化した能力を持つ。ボスとしての登場もなく(ゼノンチャレンジに登場するがボス扱いではない)、アニメでも出番があまり無かったことから割と影が薄い。しかしアケ版でゼノン統一する場合は唯一のワゴンなので重宝されていた。

  • イレイザークイーン
女王様のイメージそのままの振る舞いで、イレイザー軍団をコキ使ったりしていたが、当の軍団からは姉御と呼ばれ慕われていた。
本名、河野 サキ。元アルカディア所属で久石司令の秘書を勤めていたが、後にゼノンのスパイであった裏切り者。
司令に密かに想いを寄せていたが、ソウルイレイザーを装備し自らの意思で河野サキを捨ててイレイザークイーンとなった。
ソウルイレイザーから開放された後は再びアルカディアの秘書に復帰。コンビニでたむろっていた解放後の軍団とハチ合わせたり。どの面下げて来たんだアンタ。

  • 搭乗機
ヴィッツ F ハチドリ型GZ。見た目はネイティブアメリカンを思わせる女性型ロボット。イレイザー軍団を乗せたウイングロードを従えていた。
メヂュナス メデューサ型GZ。ジャックのマッドタウロス同様ボス登場無し、アニメの見せ場も少量に加え、アケ版ではエコ枠に優秀なゴブリ・ゴブリエースが存在したため非ッ常に影が薄い。
ゼノンチャレンジで登場した際は、上記のイメージからかウイングロードを二体引き連れていたが、ウイングロード自体がジャイロゼッター最不遇マシンと名高かったため他の四天王と比べると倒しやすいという不遇っぷりであった。

  • イレイザーキング
本名道場(みちば) ヘイスケ。
侍のような壮年の男で、達人のような言動を振舞う。というか実際実力は作中でも達人クラスであり、ライバードのファイナルバーストを打ち破った。これが3DS版でのストーリーの始まりでもある。
ソウルイレイザーを装備しているが、精神力が強すぎたため操られてはいなかった。道場師匠スゲー
3DS版にも同名の人物が登場し、主人公たちの師匠を務める。しかしこちらは完全ハゲのエロジジイである。が、クリア後に師匠と戦うと圧倒的な実力でこちらを本気でねじ伏せてくる。適当なレベル100のGZを3体並べただけでは間違いなく3タテされる強さに、多くのプレイヤーはポカーン ( ゚д ゚)・・・・・・とした。
こちらの師匠はおそらくアニメ版の息子であると推測される。

  • 搭乗機
キメライガー キメラ型GZ。ライバードのFBを打ち破り、カケルを未来へ飛ばした張本人である。他のGZとは違い、初登場時はCGではなくセル画で描かれていた。CGの評判が悪かったアニメの中でこのシーンはかなりの評判があり、キメライガー自身の人気に直結していたと言える。
スカイライン2000GT-R   武蔵坊弁慶をモチーフにしたGZ。アニメ版ではラストにチラっと車だけ登場していたが、3DS版では先述の通り道場師匠が搭乗。コヤツの竜巻旋風脚に数多くのドライバーが散っていった・・・・・・。


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最終更新:2021年11月23日 11:03