シャーリィ・オルランド

登録日:2014/06/19 (木) 10:19:05
更新日:2024/01/03 Wed 23:57:07
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軌跡シリーズの登場人物。登場作品は碧の軌跡
CV:竹達彩奈

ゼムリア大陸西部にて西風の旅団と共に最強の猟兵団に数えられる《赤い星座》の部隊長。
異名は《血染めのシャーリィ》(ブラッディ・シャーリィ)

赤い星座の副団長《赤の戦鬼》シグムント・オルランドの娘。
かつて赤い星座に在籍し、現在は特務支援課に所属するランディ・オルランドとは従妹の関係。

武器は赤い星座の工房が製作した火炎放射付きのチェーンソーライフル『テスタ・ロッサ』
帝国の御伽噺に登場する千の武器を操る強大な魔人からその名を取ったという。

まだ少女と言っていい年頃だが部隊長を務めるその実力は凄まじく、結社『身喰らう蛇《ウロボロス》』に所属する《執行者》の域に達する実力を持つ。
洞察眼も相当なもので父であるシグムントも太鼓判を押す程の鋭い観察力を持つ。
かつて闘い方をランディに教わっていたらしく、「ランディ兄」と呼び慕っており仲は悪くなかった模様。

奔放で猫を気に入ったりと普段は無邪気で自由な少女。
しかし、9歳の頃から戦場で生きていたからか、その倫理観は常人とはまるで異なるもの。
その本質は自分を含む人の生死に無頓着で他者を傷付ける事に何の躊躇を持たず、たとえ身内が相手でも一切の容赦のない危険人物。
ランディからは「人喰い虎」と評されている。
闘いに喜びを感じる戦闘狂であり、作中ではある人物と全力で闘う為に全く無関係な人物を重傷を負わせた。
但し、戦闘狂と言っても「強者との闘い」を求めるらとは違い、彼女の求めるものはあくまでも互いに互角の力量を持った者同士による「好勝負」であり、明らかに格上の強さの持ち主には興味を示さない。
桁違いの力量を誇るアリアンロードを目にした際は「勝てる気が全くしない」という理由で闘う気は欠片もなかった。

またおっぱい星人でもあり、初登場した時にエリィ・マクダエルのおっぱいをムニムニした。
本人曰わく自分は胸がないから羨ましいらしい。
リーシャ・マオと会った際にも狙っていたが隙がない為に出来なかった。

作中では帝国政府の依頼で、ギリアス・オズボーンの護衛の依頼でクロスベルに来日。彼の命を狙うテロリスト≪帝国解放戦線≫の部隊を皆殺しにして殲滅。
その事に激怒するランディを見て、昔と違うその姿にガッカリしてヘタレ扱いしていた。
その時の帰りに銀(リーシャ)に目をつけ、対等に殺しあえる実力者として興味を持つ。
また一目で銀の体型を変える術を見破りで彼女が全力で闘えていない事を察していた。
その後は帝国政府と入れ替わる形でマリアベルと契約。

クロイス家の計画に協力し部隊を引き連れて鉱山街マインツを襲撃。
その半ばでランディと対峙し、ベルゼルガーを片手に奮闘する彼の姿に自分の趣味とは違うけどカッコイいよ、と喜び彼と一騎打ちになる。
しかし、ブランクのあるランディでは彼女の満足させるには物足りないようで彼をあっという間に蹴散らしてベルゼルガーも両断。あっさりと勝利を納める。
ランディの片腕を切り落とそうとするもそこに乱入してきた特務支援課と交戦する。
戦闘後は本命のリーシャを狙ってクロスベルに戻り、彼女と戦う為にアルカンシェルを襲撃。
シュリ・アトレイドが舞う舞台に入り込み、天井のシャンデリアを斬り落とす暴挙にでる。
シュリはイリアに庇われて助かるも、代わりにイリアが下敷きになり再起不能の重傷を負ってしまう。
イリアを傷つけられた事で完全にブチ切れたリーシャと念願の交戦を果たすも、勝負は中断になり結局決着を付ける事は出来なかったようで残念がっていた。

その後はマリアベルに従い、碧の大樹でリーシャとの決着を付ける時を待ち焦がれており、いざ大樹内で再会した際には嬉々として決着をつけようとする。
しかし、特務支援課やアルカンシェルとの交流で成長したリーシャには復讐心はなく、幼い頃から闘いに明け暮れた彼女と《銀》という暗殺業を行う自分は似た存在と評するものの、アルカンシェルで光を見いだした自分と闇しか知らないシャーリィとの違いを見せる為にこの場に現れたと宣言される。
再び彼女と交戦を果たし、リーシャに敗れ失神していった。異変後はマリアベルの勧誘に乗り、結社に入り新たな執行者となったという。

余談だが名前の由来は恐らくリーシャの並び替えと推測されている。



「閃の軌跡」及び「閃の軌跡Ⅱ」では名前こそ出ていないが、《赤い星座》のライバル《西風の旅団》に所属するフィー・クラウゼルの話からするとどうやら彼女とも知り合いの模様。
団長同士の決闘前夜に猫を追っていたら《西風の旅団》の陣地に入り込んでしまったという。
猟兵は基本的に戦闘は仕事と割りきっているので特に揉め事は起きなかったようだが、フィーとは猫好きという共通点からそれなりに気があった模様。
一方で人喰い虎としての本性も感じ取られたようで、自分とは違って一人でも生きていけそうな強い人間と彼女から評されていた。


そして「閃の軌跡Ⅲ」においても参戦が確定している。執行者としてのナンバーはNo.ⅩⅤⅡ、コードネームは「《紅の戦鬼》」。
《赤い星座》の大隊長を務める一方で執行者として結社の依頼も受けているようで、帝国入りを果たす。
スクショを見る限り戦闘狂な部分は相変わらずなようで、フィーとの絡みもあるようである。

「閃の軌跡Ⅳ」ではセドリック皇太子と共に行動している。
星杯以降、「縁があるというか放っておけなかった」という理由でセドリックを気にかけていた。自分の武器とセドリックの騎神の名前が同じだからだろう。
第四相克でも力を貸していたらしく、相克後はかなり消耗していた。
決戦後にセドリックをシグムントに紹介し、セドリックを結社に勧誘した。

「創の軌跡」では頭で分かりながらも、かつての身分への未練や甘えが抜けないセドリックを半ば殺す気で訓練し、「死ぬ気」で努力するという事を教えることで彼が自らの殻を破るきっかけを与える良き師弟或いは相棒のような関係となり、その甲斐あって新人の身でありながらもセドリックは短期間で執行者に上り詰めた。

これまで戦うばかりであった彼女にとって、セドリックは戦い以外で接する機会がある初めての人間であり、本人曰く「弟のような感じ」らしい。同じような境遇のフィーがⅦ組で変わったように、セドリックとの出会いが彼女の転機であり、同時にセドリックにとっても彼女との出会いが転機にもなっている。


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最終更新:2024年01月03日 23:57