エイリアン(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/06/16 Mon 11:31:37
更新日:2023/01/17 Tue 06:35:05
所要時間:約 4 分で読めます




エイリアンの皆よ、いっくのじゃー!――好奇心 プリンセスプリン

エイリアンはデュエル・マスターズの種族の一つである。

概要

覚醒編の終盤で姿を見せ、エピソードシリーズの中核をハンターと共に担った特殊種族

そして、敵側として登場したあと、そのシリーズの最終章を待たずして味方側と和解した珍しい種族でもある(最終章で和解した例にはハンター&エイリアンvsアンノウン(含ゼニス)やアウトレイジvsオラクルが存在する。全部エピソードシリーズだな…)。

超次元の穴の「向こう側」の世界(パンドラ・スペース)の住人。更にドラゴン・サーガでは、そのさらに向こうにも世界が存在することが判明した。覚醒の力を操るのが得意(穴の中に住んでるわけで、当たり前といえば当たり前だが)。また友好色のエイリアンに力を与えるクリーチャーも多く、この種族でデッキを組むと超次元含め5cになることはよくあること。超次元抜きでも3〜4cは当たり前。この点は当初のハンターとは真逆である(あちらは超次元入れても色数が少なくなる傾向がある)。
当初は対ハンターメタ能力も多かったが後期は逆にハンターサポートも多く登場した。

デザイン上「目がなくつるんとした顔、口は大きく大きなオーブが体のどこかに埋め込まれている」というややグロテスクな姿をするものが多い…がのような例外もいる。

「エイリアン(Alien)」の原義は「異邦人」であるが、最近では異邦人はForeignerと呼ばれ、エイリアンは「異星人」を示す言葉になっている。そのため《異星秘伝エイリアン・ストーム》のような呪文も存在している上、あながち間違いでもないのだが(異世界の星は異星に決まっている)どちらかといえばこの場合は「異世界人」と考えるのが妥当であろう。

パンドラ・スペース

超次元の穴の向こうの世界の呼称。「パンドラ王家」と呼ばれる王家の元に5文明が存在する。

5文明はいずれもハンターの住む世界と同じ種族が住んでいる文明で見た目の違いを除けば構成は変わらない。ハンターの住む世界と似た姿のクリーチャーも多く存在する。この時期に登場した新種族はエイリアン、ハンター両方に同時登場していたりする。

エイリアンと最初に接触したのはZ軍と思われていたが、後のアンノウンやゼニスの行動から実際はアンノウンが事前に接触していた可能性も指摘されている。

命名ルール

一応エイリアンには以下のような命名ルールが適用される。

1.既存の種族の冠詞に超巨星クラスの恒星の名前を追加する。
2.光は「ガガ」、水は「セブ」、闇は「ザビ」、火は「ギル」、自然は「ジオ」、多色は「ディス」を名前に含む。
3.既存の種族の冠詞をいじる(メカ・デル・ソル「光器」→「光鬼」、エンジェル・コマンド「聖霊王」→「聖隷王」など)

だが、ぶっちゃけ、以上のルールはあまり厳格に守られない。
  • 自然なのに「ジオ」ではなく「ギル」を持つ(《コッコ・ギルピア》)
  • 登場初期や登場終期のクリーチャーは2のルールが適用されない(《プロキオン・ドラグーン》)
  • 王家のクリーチャーはルール完全無視(《エイリアン・ファーザー<一曲いかが?>》《マザー・エイリアン<よろこんで>》)
  • ハンター複合はルール無視(だいたいハンターのせい。《勝利宣言 鬼丸「覇」》など。ヒューマノイド/ハンター複合は「鬼」を持つことが多い)
  • エイリアンのサイキック・スーパー・クリーチャーには適用されない(が、《雲龍 ディス・イズ・大横綱》は例外の例外で適用される)
  • オンセン、リキシ、シャチホコの使用するクリーチャーは適用されない
  • もはや適用されない理由がわからない(《激次元!グレンジュウ》、《食べてクルシメジ》、《光器パーフェクト・マドンナ》などなど)

…例外多すぎだろ!

背景ストーリー

覚醒編のZ軍を影で操っていたエイリアンは彼らが敗れると表舞台に姿を表す。そして、「こちら側の世界」への侵攻を開始する。この過程で「こちら側の世界」の多くの民は亡くなったが生き残ったものは残り続ける傷から武器を取り出しハンターになる。

こうしてエイリアンとハンターとの戦争は開始される。







…が、それはアンノウンの罠だった。

エイリアンの生態と弱点を調査するために派遣されたハンター5戦士はエイリアンの女王《マザー・エイリアン》に遭遇する。彼女はアンノウンに娘ともども殺されそうになり逃げてきたと語る。

そして、この戦争はエイリアンの王《エイリアン・ファーザー》が「娘をハンターに殺された」(厳密に言えば「ハンターになるはずのこちら側の世界の住民に殺された」)と思い込んでいることがきっかけであり、またそれを吹き込んだものがいることが判明する。

ありていにいえば、エイリアンもまた黒幕でも何でも無く巻き込まれた側であった。

後の話はハンターを参照。

エピソード2以降

エピソード1が終わるとエイリアンの登場数が少なくなっていったが、ヒューマノイド/ハンター複合がエイリアンを併せ持つようになった。また彼らの争いはエピソード2、3にも影響を及ぼしている。なおエイリアンはハンターに庇護される形になった(というより、和解したあと恐らく互いの世界の住人同士で交配が進み、エイリアンとハンターを区別する理由がなくなっていった中で、ヒューマノイドが名残を残したとも考えられる)。

エピソード2の争いの場合、ハンターの代表である鬼丸とアンノウンの代表であるベートーベン(修羅丸)はいずれもパンドラ王家の出身(プリンの弟たち)であることからも、エイリアンの存在感は要所で現れている。

まあ簡単に言えば、シーザーさんのせいである、ということである。


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最終更新:2023年01月17日 06:35