魔法少女リリカルなのはINNOCENT(漫画版)

登録日:2014/06/11 Sun 00:00:00
更新日:2021/06/10 Thu 11:44:22
所要時間:約 5 分で読めます




高町なのは、小学4年生。ブレイブデュエル、はじめました。

□概要

携帯端末専用のソーシャルゲーム『魔法少女リリカルなのはINNOCENT』の漫画版。
月刊コンプエースにて連載された。作画は川上修一(SYU)。

世界観は基本的にソーシャルゲーム版のストーリーパートと変わらないが、
ゲーム版とは違いプレイヤーの分身である「あなたさん」は登場せず、ストーリーも別物。
これまでのシリーズのような熱血バトル魔法アクションのノリで戦闘が展開される。
今作では従来シリーズの「魔法」は登場せず、戦闘は「ブレイブデュエル」と呼ばれる、
体感シミュレーションゲーム内での遊びの一つであるため、緊迫とした展開はあっても命のやり取りなどはないのが特徴である。

カードゲームとしての要素は薄く、細かいルールもゲーム内における設定の一部という程度に抑えられている。
そのため、ゲーム版を知らない読者でも問題なく入れる作品となっている。

4巻目からは、タイトルを『魔法少女リリカルなのはINNOCENTS』に改めて第2部が連載され、2016年に終了した。

同じくコンプエース連載の『魔法少女リリカルなのはマテリアル娘。―INNOCENT―』の内容には本作の前日譚とも取れるエピソードがあるが、
一部登場しないキャラがいたりするなど同一の世界観かどうかは不明。
『マテリアル娘。』がA'sのIFであるBOA・GODのさらにIF作品であったことも考えると少しあやしいところだろうか。

この項目では基本的に漫画版で登場した設定のみを取り扱うので、ゲーム版等の情報を追記する場合は必ず前置きを入れること。



◆ストーリー(DUEL:00「ON YOUR MARK!」より)


20XX年夏

地方の研究者変わり者が開発した体感シミュレーションゲームが世界を席巻する。

その名は「ブレイブデュエル」

これは数多のライバルと出会い競い高めあうひとりの少女がそんな運命に出会う物語。

少女たちの夏が、もうすぐ始まる――


○登場人物

ゲーム版と同じく従来シリーズの登場人物がオールスターで登場(設定は調整されている)しているが、
未だに登場していないキャラも多くいる。まぁ元々登場人物が多いので仕方ない。
1部は無印~A's(外伝含む)までの登場人物が中心だったが、2部からはStrikerSの登場人物も加わっている。
StrikerS勢の年齢に関してはなのは達が小学4年生であるため、それに合わせて再設定されている(スバルはなのはより2つ年下の2年生)。
モブキャラの中にはなのは関連作品のどこかでみたようなキャラが混じっていることも。


◇チーム「T&Hエレメンツ」
ホビーショップT&Hの店員の二人とその同級生で構成されるチーム。
ロケテスト全国2位のフェイトと、ゲームそのものの知識が深いアリシアがいるものの、その他は経験の浅い初心者である。
その後練習と実戦を重ね、初心者組も上位二人との差が縮まっているとのこと。
第一回ブレイブグランプリではチーム戦3位、総合3位の戦績を残した。
チーム名は店舗名と「趣味は宝物」という意味合いが含められたT&H、
精霊・妖精にスクールを付けると小学生という意味にもなるエレメンツを合わせたもの。

シリーズおなじみの主人公。今作では私立聖祥大附属小学校ではなく私立海聖小学校の4年生。
ある夏の日に「ブレイブデュエル」のプレイヤーとなり、数多のライバルたちと競い合う。
性格は基本的に無印~A'sに近いが、父親の件がないためかどこか大人びていたところは抜けて年相応の雰囲気に。
絵柄のおかげか表情がとても豊かでアニメ版とはまた違った可愛らしさがある。
困った時は「ですます」口調となり、一人称が「なのは」に変わる。

今作では家族から「剣術」を教えてもらっており、
スプーンで空の紙コップを抉ったり、木の枝で空中の木の葉を切り裂いたりといった技を披露した。

BDでのアバターは高火力・重装甲が売りの「セイクリッドタイプ」、デバイスは杖型の「レイジングハート」。
セイクリッドタイプは希少であり(なのはのはその中でもレア)、本人の高い才能と発想もあって、時に熟練プレイヤーも唸らせる活躍を見せる。
だが、とらハ時代から一貫してある種の剣道少女属性持ちなのもあってか、
持ち前の防御力を活かしてビルを突き破るなど、どことなく脳筋……。
大森林コースでもペナルティがなければやる気満々だった。

テスタロッサ家の次女。なのは達と出会った次の日に姉のアリシアと共に私立海聖小学校に転校する。
性格は大人しく引っ込み思案。家族に恵まれているためかアニメ版のようなどこか影のある大人しさではなく、恥ずかしがり屋の延長といった感じ。
ブレイブデュエルの際には一転してアニメ版戦闘時のような大人びた雰囲気に変わる。
なのは達とのチーム戦を経て、彼女たちを正式にチームに勧誘する。
なのはにベタベタになっており、チーム名を「なのはと愉快な仲間たち」にしようとしたり、
ユーリと仲良くしているなのはに複雑な表情を見せることも。

アバターは高機動型の「ライトニングタイプ」、デバイスは斧型の「バルディッシュ」。
ロケテスト時全国2位の実力者……なのだが、チームメイトに合わせてか目立つ活躍が少ない。
キリエとの再戦では切り札のザンバーを披露した。

テスタロッサ家の長女で、ホビーショップT&Hの看板娘。妹のフェイトと共に私立海聖小学校に転校する。
小さな見た目のせいで始めはなのは達に年下だと思われていたが、実際は2つ年上の6年生である。
フェイトに仲良しの友達が出来てうれしい反面、姉離れが顕著でちょっとさみしいらしい。
フェイトとは違い明るく元気な性格。妹のフェイトからはとても慕われており、姉として良きアドバイスを送ることも。

アバターは近距離から遠距離まで多様なスキルが特徴の「ガンナータイプ」を元にアレンジしたオリジナルデザイン「ラッキースター」。
知識豊富なだけあって対応力は非常に高いが、ごり押し戦法への対処は苦手。
BDの実況もこなせる専門的な知識があることから、
バトルではルールの説明やチームのまとめ役を務めることが多い。私にいい考えがある

なのは、すずかと同じ私立海聖小学校の4年1組。
なのはの親友の一人。BDの発表初日になのは、すずかと共にBDを始める。
今作でファン念願の魔法少女デビューとなる。バーニングアリサ? さてなんのことやら。

アバターは中・近距離向きの「フェンサータイプ」、デバイスは剣型の「フレイムアイズ」。
炎属性に特化した性能を持つ。贄殿遮那ではない。
「人間が空をすいすい飛べるわけない」という頭の固い考え方のせいか、飛行はできない。
だからって炎の翼とかは使わない、多分。
思い切りの良い切り込み隊長格だが、リスク管理が甘いとも言う。

なのは、アリサと同じ私立海聖小学校の4年1組。
なのはの親友の一人。BDのことは姉から聞いていた模様。

アバターはスキルの豊富さが売りな「プロフェッサータイプ」、デバイスはグローブ型の「スノーホワイト」。氷属性に特化した性能を持つ。
なのはの活躍であまり目立たないが、初心者でありながら様々なスキルを使いこなし、
且つアリサとは即席の連携・合体技を披露するなど、その順応性は侮れないものがある。
はやてからは「(実戦3回目にして)君に教えることは残ってないような気がするっ」とか言われたりと何かと一目置かれていたり。
グランツも感嘆するレベルのサポート能力だが、周囲ばかりを気にしすぎる傾向もあり。

▽チーム「八神堂」
書店「八神堂」の店長はやてとその家族で構成されているチーム。
八神堂はBD設置店の一つで、「ベルカスタイル」のBDオーナー。地下にT&Hと同等規模のアリーナが設置されている。
いまだチームの詳細は不明なものの、次回のクランプリに向けてはやてやヴィータ以外も本格的に動き出すようである。

八神堂の店長。なのは達と同年代ながら、飛び級で大卒の社会人一年目。
まだ子供でありながら(おそらく)道楽に近い書店経営に加え、
家族からは「主(あるじ)」と呼ばれ敬愛されているなど謎の多い人物。
よく似た容姿を持つディアーチェを姉とすべく会う度に口説いているが、いつも邪険に扱われている。

アバターは希少な技能を持つとされる「ロード・オブ・グローリータイプ」。それ以外は現在のところは詳細不明。
まだ初心者チームだったなのは達が強豪「ダークマテリアル」と戦う際に助っ人としてチームに参加してバックスを務めたが、
それは人数合わせのようなもので専ら後方からのアドバイスに徹していた。

八神堂の店員。夜間学校で建築学を学んでいる。なんでもはやてのために理想の家を造りたいとのこと。
他の媒体同様にはやてのことを「我が主」と呼ぶが、人前でも平気でこう呼ぶためはやてはたじたじ。
原作などとは違い男口調はほとんどない。
何かにつけて服の上からでも分かるその「わがままボディ」を我々に見せつけてくれる。

八神家の末娘。小学校に通っている。BDの全国展開に伴い、全国トップを目指して燃えている。
今作では年齢が見た目相応なので精神的にも子供。
馬が合うのかアリサと絡むことが多く、T&Hエレメンツの中では最も仲が良い。

BDではロケテスト全国6位の実力を持ち、「鉄槌の騎士」の通り名も持つ強豪プレイヤー。
年齢に合わせてか、アニメで見られるような打算的な行動はなく、直情的かつ力押しな戦術を取る。

しかし油断もあったとはいえ初心者のなのはに一撃貰い、
シュテルには一撃でノックダウンさせられるなど、今作での初心者狩り役兼かませ犬的なポジションに……。今後に期待しよう。

はやて「ヴィータがやられたようやな……」
アインス「えーと……くっくっくっ奴は我らヤガミドーの中でも最年少」

八神堂の店員。大学に通いながら剣道場の師範をしている。……何気に凄くね?
その腕を買われてか、なのは達の接近戦の特訓(現実でのスポーツチャンバラ)に付き合った。
師範の立場は伊達ではなく、現実世界での訓練では、アリサとフェイトの二人がかりを余裕で捌いている。
スポーツ少女らしくジャージに愛着があるらしい。ニート? とか思った奴は表に出ろ。

八神堂の店員。医大生。
家事も手伝っているようだが、料理に関してはたまに暴発するので油断できない。

八神家の愛犬。喋る犬であり、子供程度なら背中に乗せたまま走れるスゲー奴。
ちなみにこの世界では喋れる動物が結構いるらしいのでそのことを不審に思われることは無い。

海外に留学している八神家の面々。イノセンツ最終話にて一時帰国する形で登場した。
アギトはシグナムに懐いている。


◇チーム「ダークマテリアルズ」
BDの総本山であるグランツ研究所に所属する、ロケテスト時のチャンピオンチーム。
フローリアン家に居候している留学生で構成されている。
なお、内3人の容姿はなのは、フェイト、はやてに酷似しているが血縁とかではない。
それぞれが飛び級の中学生である。
ブレイブグランプリでは総合1位に輝く。
チーム名は本作の前日譚の側面がある「マテリアル娘。INNOCENT」によると、
自分達はテストプレイヤー、つまり素体(マテリアル)であるとして付けられている。
ダークの方はほぼノリで決められたけどね。

私立天央中学校の留学生。レヴィやはやてからは「王様」と呼ばれている。
常に尊大な態度を取り挑発的な言葉も多いが、仲間や友人のことを大切に思っており、口では悪態をつきつつも何だかんだで面倒見が良い心優しい人物。
出張中のグランツ夫人に代わり料理当番をしており、その腕前はそのシーンだけグルメ漫画が展開される程。
でも本人曰くグランツ夫人の方が上らしい、どんだけ。

はやてとは容姿・特技・好み・アバターに至るまで被っており、
彼女からは「わたしの姉やんになるべき」と熱烈アプローチを受けているがいつも邪険に突き放している。
とはいえ別に嫌っているわけではなく、むしろ満更でもない様子。たぶんプライドの問題なのだろう。

アバターははやてと同じ「ロード・オブ・グローリー」だが「暗黒甲冑」と呼ばれるそのデザインはユーリの愛によって超☆魔改造されたもの。
ダークマテリアルズのリーダーであり、プレイヤーとしても指揮官としても優秀。
仲間の心情を察し、場を暖めた後に自ら身を引く場面もあった。

ゲーム版に先駆けてGEモードが登場している。
作者のあとがきによると、はやてよりも少しスタイルが良い模様。

私立天央中学校の留学生。なのはのデュエルを観て彼女に興味を示す。
眼鏡を掛けたクールビューティであり、性格も学生とは思えないほど落ち着いている。

アバターはなのはと同じ「セイクリッドタイプ」。色は黒。
ロケテスト時全国1位の強者だけあり、同じく全国6位のヴィータを寄せ付けない実力を持つ。
魔力量はなのはとは違って多い方ではなく、練磨によって徹底的に無駄を減らした技巧派タイプ。

ゲーム版に先駆けてGEモードが登場している。
髪型が変化している一方で、スタイルは他の二人と比べると大人しめのようだ。

私立天央中学校の留学生。ヴィータを負かしたというなのはの噂を聞き、BDを申し込んだ。
今作随一のネタ担当であり、愛すべき馬鹿。
……とりあえずこの娘だけ別世界のデュエルをしている気がする。
一人称は「ボク」で、性格もフェイトとは正反対で明るく子供っぽい。
なのは達からは上級生なのだが、その性格ゆえに全く先輩扱いされていない。

アバターはフェイトと同じ「ライトニングタイプ」。
ロケテスト時全国4位という戦績の持ち主だが、本人の頭の弱さが祟って自滅するパターンが多い。
とはいえ作戦負けしているだけであり、個人での実力は圧倒している上、初心者組から有効打を貰ったことは一度もない。
フェイトとは同じ高機動タイプだが、空中ドリフトやコーナリングを駆使するフェイトに対し、
レヴィは直線的な軌道でスピードを出すという対極のプレイスタイルとなっている。

ゲーム版に先駆けてGEモードが登場している。
作者によると、三人の中で一番セクシーダイナマイツとの事。

フローリアン家に居候している留学生。普段は家事やグランツ博士の手伝いをしている。
喫茶翠屋のシュークリームデリバリーでフローリアン家を訪れたなのはと仲良くなり、アドレスを交換した。
BDでは「紫天装束」を纏い、ダークマテリアルの後衛を務めるが、今のところは戦闘シーンはあまり描かれていない。
ちなみに八神堂に書籍を注文しており、タイトルは「永遠結晶のつくりかたⅡ」。……おい何をつくる気だ。


◇グランツ研究所
BDを開発したグランツ博士の研究所であり、BDの総本山と言える場所。
同時に「インダストリースタイル」のBDオーナーでもある。
研究所の所員達もBDのプレイヤーであり、製作側ならではの戦い方でなのは達を唸らせた。

エルトリア・ガールズ・ハイスクールの2年生。風紀委員長をしている。周りからはアミタと呼ばれる。
常に丁寧語で話し、年下が相手でも礼儀正しい対応を崩さない。
学内ではお姉ちゃんキャラとして人気があり、下級生からは「お姉さま」と呼ばれ慕われている。
しかし当の本人曰く、「私の妹はキリエだけ」とのこと。

BDではグランツ研究所のトッププレイヤーの一人を務め、剣に可変する二挺拳銃型デバイスを駆使した戦いをする。
訓練に手詰まりを感じていたなのは達に仮想敵とてキリエと共にデュエルを挑み、
ほぼNPCで構成したチームでありながらなのは達を完封、圧倒的な実力差を示した。
その後はコーチとしてなのは達の実力アップに貢献する。

エルトリア・ガールズ・ハイスクールの1年生。アミタの妹。礼儀正しい彼女とは反対に飄々としており、ノリが軽い。
とはいえ根っこ部分は似ているため、友人からは「似たもの姉妹」と言われている。

BDでは姉と同様にグランツ研究所のトッププレイヤーの一人で、武器も同じだがプレイスタイルは接近寄り。
一度目のなのは達とのデュエルではユーリ&NPCとの隙のないチームワークで翻弄し、二度目の時は大剣を駆使して彼女達を追い詰めた。

  • グランツ・フローリアン
アミタとキリエの父親であり、BDの開発者。元々はロボット工学が専門。
浪漫と情熱に溢れた科学者で、家族や娘であるアミタとキリエにも父ではなく「博士」と呼ぶように言っている。
ディアーチェも認める人格者ではあるが、研究に没頭するあまり約束をすっぽかして昼まで寝過ごすことなども多々あるようだ。


◇ホビーショップT&H
海鳴市の駅前に新しくできた大型ホビーショップ。
BD設置店の一つで、「ミッドチルダスタイル」のオーナー。
親戚関係にあるハラオウン&テスタロッサ家によって経営されており、店長二人は昔からの親友。
店舗名は各ファミリーネームの他「トレジャー&ホビー」、趣味は宝物という意味も込められている。

フェイトとアリシアの母親で、ホビーショップT&Hの店長。
原作のような暗く近寄りがたい雰囲気ではなく、アリシアの記憶にある優しい頃のプレシアに近い。
二人の愛娘を心底大切に思っており、娘達と共有する時間に何よりの幸福を感じている。
娘達のことになると周りが見えなくなることが多々あり、娘のために時折店の仕事を放り出してはリンディからお叱りを受けている。
アリシア不在時にはデュエルの実況も務めている。

同じく店長。大らかな雰囲気は変わらないものの、
「娘☆命」なプレシアの行動に頭を悩ませている苦労人。

家族構成の説明の際に一コマだけ登場。
リンディの息子で、フェイト達にとってお兄ちゃん的な存在であるらしい。出番があるかは不明。

ホビーショップT&Hのチーフスタッフ。初めてBDを体験するなのは達にゲームの概要と操作説明を行った。
店内バトルの実況も務めているが、アリシアに仕事をとられたり、プレシアの娘馬鹿な実況にツッコミをいれたりと忙しい。

  • アルフ
テスタロッサ家の愛犬。たまに人間形態(小)に変身して店を手伝っている。

  • リニス・ランスター
テスタロッサ家の家政婦。家政婦としての仕事だけでなく店の業務もこなす。
テスタロッサ家とは単なる仕事の関係ではなく、家族同然の付き合いであり、家ではお姉ちゃん的な存在。

  • リニス2世
テスタロッサ家の愛猫。


高町家
なのはの家族。詳しくは項目を参照。

なのはの兄。剣術を習得しており、日々次女の美由希と鍛錬に励む。
高町家の道場をなのは達の練習の場として提供した。
どうやらジャンケンゲームと陣取り将棋の腕はなのは、アリシア、美由希では勝てないレベルであるようだ。

なのはの姉。兄と共に剣術の練習をしている。

高町家で飼っているフェレット。今作では動物形態が本体(たぶん)。
なのはの良き相談相手である模様。


◇その他

フローリアン姉妹の学校での友人。登場時なんかどっかで見た……と指摘されていたが、作者がTwitterにて本人達と認定。
その後も地味に出番を重ねており、スピンオフ作品「魔法少女リリカルなのはマテリアル娘。INNOCENT」にも出演。 
ゼッケン1084はアミタの事を「アーちゃん先輩」と呼んでいる。登場するたびアホ毛が成長中。


第2部からの登場人物

小学生。容姿はアニメ第3期のスバル・ナカジマの幼少時代のもの。
第1部のラストにて初登場、その際なのはのデュエルを観て彼女のファンになる。
ティアナと仲良くなるため、彼女をブレイブデュエルへと誘う。

スバルの同級生。リニスの妹で、兄にティーダがいる(二人とは歳が離れている)。両親は海外出張中との事。
第1部のラストに初登場し、BDを少し気になっている。
兄の影響でガンシューティングやFPSが好きだが、
趣味が少々女子らしくなく、自身の性格も相俟ってクラスにはあまり馴染めていない。
なぜかスバルから熱烈なアプローチを受け戸惑うも、次第に打ち解けていく。

  • 中島クイント
中島家の母。毎朝夫と熱烈な「いってらっしゃい」をしているという。ゲンヤさん爆発しろ。
言動がなんとなく肝っ玉母さんな感じ。
本作ではジェイル・スカリエッティの妹という設定。
また、高町家の母の桃子とは学生時代の先輩後輩の間柄らしく、彼女の事を「モモちゃん先輩」と呼んでいる。

中島家の長女。お父さんっ子のようであり、
ゲンヤに「いってらっしゃい」を狙っているが、タイミングが合わずに失敗が続いている。

中島家の次女。こちらの世界でも常に右目を閉じているが、理由は不明。
アリシアとは初対面にして「心友」と呼ぶ仲となった。

中島家の三女。

中島家の五女。
姉のスバルに対してシスコン気味。
ドクターJのカードを使用した際は、サウンドステージX以降のBJにバイザーを付けた姿となり「マスクドファイター1号」と名乗る。

中島家の六女。ノーヴェとは双子。
同じくドクターJのカードを使用した際は「マスクドファイター2号」と名乗る。

  • 中島ゲンヤ
中島家の父。

  • ティーダ・ランスター
ティアナの兄。ティアナの回想に一コマだけ登場。
おい、あんたの趣味に付き合っている妹がクラスで孤立してるぞ。

雑誌連載時に、初登場回で「一体何者なんだ……。」という煽り文句が記載されていた。
娘たちと共にブレイブデュエル内で世界征服を目論む。自らは「ドクターJ」と名乗っている。
グランツとは研究生時代の同期で、友人でもあり宿敵でもあると言った間柄。

スカリエッティの娘。原典でのウーノ。

スカリエッティの娘。原典でのドゥーエ。
BD時には博士の美しき秘書にてスパイ『ドゥーエ・ザ・ライアー』を名乗る。

スカリエッティの娘。原典でのトーレ。
BD時には研究所の用心棒『トーレ・ザ・インパルス』を名乗る。
シグナムは彼女の先輩にあたる

スカリエッティの娘。原典でのクアットロ。
BD時には戦略参謀『クアロット・ザ・ミラージュ』(※クアットロの誤字)を名乗る。遠距離召喚型。

スカリエッティの娘。原典でのセッテ。
BD時の名前は、無口系悪役少女『セッテ・ザ・ムーンエッジ』。中距離メインのアーチャータイプ。

正統派格闘家。ViVidアニメ化記念の登場と思われる。
スカリエッティ研究所の地下のジェネレーターから突如現れる。
ヴィヴィオはStヒルデ女学院初等科4年生、アインハルトはStヒルデ女学院中等科2年生(学校名、学年共に原典と同じ)。

ゲーム版と異なり、本作の未来からスカリエッティ博士の制作したタイムマシンによってタイムスリップしてやってきた。

未来のグランツ博士を通して未来から通信してきたヴィヴィオの友達。
ヴィヴィオ達の無事を心配していた。


○用語

●ブレイブデュエル
プレイヤー自身が身体を動かして3D立体映像のキャラクターを操作し、
プレイヤー同士の対戦を始めとした様々なルールの元で遊ぶ体感シミュレーションゲーム。開発者はグランツ・フローリアン博士。
東京の一部地域でロケテストの後に全国展開され、海鳴でも3つの店舗で設置されている。
プレイヤーはカプセル状の機械に入り、各店舗に設置されている「ブレイブシミュレーター」に投影された自身のアバターを操作する。
プレイ中のプレイヤーの視点・感覚はアバターと完全にリンクする。
とはいえそれなりに大きくスペースを取る上、アーケードゲームである以上順番待ちが必須である。
そのためホビーショップT&Hのコミュルームには卓上でもBDを遊べる簡易シミュレーター「エンタークン」が設置されている。
プレイヤーが操作するアバターと、自らが組んだカードデッキを駆使して遊ぶゲームであり、戦いは「デュエル」、プレイヤーは「デュエリスト」と呼ばれる。
両スピンオフで主にレヴィがさんざんネタにしてたが、某カードゲームとは一切関係ない。

20XX年の夏、新しいゲームの噂を聞きつけたなのは達が「ホビーショップT&H」に足を運んだところから物語が始まる。

●カード
BDで使用するカード。
基礎となる自分のパーソナルカードの他に、スキルカードやカードの強さを示すカードランク等の細かい設定があるが、漫画媒体である仕様上あまり気にしなくても楽しめる。
従来のなのはシリーズで使われていた様々な「魔法」がカードのスキルになったという認識で良いだろう。

●魔力
BDでの「精神力」。攻撃やスキルに魔力を込めることで単純に威力を上げたり、何らかの効果(加速や誘導性能など)を付与することができる。
しかし使いすぎると体の力が抜けていき、最悪気絶状態となってしまう。
行動を控えれば魔力は自然回復していくため、ルールによってはそれも戦術の一つとなる。

●データカートリッジ&ブレイブホルダー
ゲームプレイの必需品。どちらもデータの記録・保存に利用する。
データカートリッジはブレイブデュエルのプレイヤーの証で、データ(おそらくアバター関連や戦績)の記録に使われる。
ブレイブホルダーはカードデッキの保存の他に、ゲームスタート時のコールやスキルカード使用時にカードをスラッシュするために必要。
ちなみに対戦中にアバターがカードをスラッシュするのではなく、プレイヤー自身がスラッシュする。
その際のプレイヤーの動きがアバターに反映されたことはない。武器持ちの人には邪魔なんだろう。

●カードローダー
基礎のカードとなる自身のパーソナルカードを作るためのマシン。
自分の身長・体重・年齢・性別の入力の後にカメラで自分をトレースさせれば出来上がり。エイミー曰く、「夢のスーパーマシン」。
プライバシーな情報の入力に加え、自分が映し出されたカードが出来上がるなど少々精神力を問われる。
ちなみに一日一枚新しいカードがもらえる。

●チヴィット
BDで使用できるNPC。チーム戦などで人数を補う際に使われ、手持ちのカードから選ぶ。
見た目は選んだカードの人物がディフォルメされた姿になり、能力や性格もそれに準じる。
グランツ研究所ではダークマテリアルズのチヴィットが飛び回っているが、
これはチヴィット達NPCを現実でも遊ばせたいという思いでグランツ博士に作られたロボット。
後に各BD設置店舗にもそこの代表デュエリストのチヴィットを提供するという。


▽サウンドステージ01
コミックマーケット88にて先行販売されたドラマCD。漫画版というよりはソーシャルゲームの方を意識した内容。
主要キャラに加え、あの「のろいうさぎ」にも声が付く。
ボーナストラックとして漫画版作者が脚本を務めた話も収録されている。


▽余談
原作者の都築真紀氏によれば、アニメ原作の重めなテーマから逸脱した別モノのスピンアウトをコンセプトで作られているとのこと。


追記・修正はブレイブデュエルを始めてからおねがいします。

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最終更新:2021年06月10日 11:44