登録日：2010/02/18(木) 12:33:09
更新日：2020/10/09 Fri 02:51:26
所要時間：約 7 分で読めます
年齢：17歳
身長：157cm
趣味：弓道、茶道
好物：和菓子
声優：後藤沙緒里
テーマ曲：花いろ日記
（以上のデータは初登場時のもの）
●ゲーム版
白き月の聖母を守る為に組織された、女性のみの戦闘部隊
ムーンエンジェル隊のメンバーのひとり。
大きな赤いリボンと、腰まで届く黒髪が特徴。
当初の階級は少尉。
エオニア戦役後、新たに「白き月」から発見されたGA-006シャープシューターへの適性が認められてエンジェル隊に入隊した新メンバー。
物腰が柔らかく、おしとやかで真面目といった、典型的な……というか理想的な大和撫子。
代々優秀な軍人を輩出する家系の一員で、父も艦隊の司令官を務めていた。
トランスバールの中でも最エリートと呼ばれるセンパール士官学校を主席で卒業した逸材で、とりわけ超長距離狙撃と情報分析能力に優れる才女。
尚、タクトは「凄い人材が来た」と言っているが、小説版の設定などを加味すれば、どのエンジェル隊も凄い経歴を持っている。
真面目かつ控えめな性格だが、当初はそれが災いして非常にフリーな集団であるエンジェル隊に馴染めずにいた。
メンバーに説得されてようやく階級呼びをやめるような有様だが、そもそもエンジェル隊が異常なので彼女に落ち度はない。
ある意味
レスターと同じタイプだが、レスターはタクトとの長い付き合いで順応している。
責任感が強い反面、自分を追い詰めがちな部分があり、過去に事故で亡くした父への淋しさを押し隠している節がある。
その為か、年上の男性に対して憧れを抱きやすい。
ちなみに普段着は和服。
微妙に見える胸元やら、崩れた時の足元やらがやたらエロい。
真面目で凛とした雰囲気を漂わせているものの、毛糸と編み棒から闇鍋を連想したりと、ミルフィーユ程ではないが割と天然ボケ。
その為、密かに数々のお笑いシーンを生み出した。
ヴァニラ並みの働き者で、自主的に情報の分析や訓練を行う優等生。
また、他のエンジェル隊に追いつくために、シミュレーションルームで特訓していることもある。
和風にコーディネートされた部屋には弓道用の的があり、暇な時はよく練習している。
正鵠を連発する恐ろしい女。狙い撃つぜ！
彼女の乗機は先述のGA-006シャープシューター。
シャープシューターはその長大な射程距離が売りで、恐らく作中で最大の射程距離を誇る。
しかし扱いが難しく、他の紋章機と比較すると指示の出し方が問われる。巧く運用すれば厄介な敵を一方的に撃破する事も可能。
もっとも、一番困るのが必殺技の「フェイタルアロー」。
遠くから放つ必殺技である関係上、相手から離れないといけない上、一発一発打ち続けるという微妙っぷり。せめて一気に2、3発撃ってくれたら強力なのだが……。
生真面目で固い時の初々しさに萌えるもよし、慣れた頃のやり取りに萌えるもよし。
とりあえずしゃおりボイスだけでも萌えられる。
MLのPC版では攻略不可能という事態に多くのプレイヤーが涙し、PS2版を買いに走る事となった。ある意味、PS2版の販促キャラ。
ELのオマケディスクでPC版も攻略できるので、PS2を持っていない人々（あんまりいないだろうが）への救済措置もなされた。
以下、各作品中の活躍。
ネタバレを含むので注意。
- GALAXY ANGEL Moonlit Lovers
エオニア戦役から半年後、エルシオールから降りた
タクトの危機を救う形で登場する。
初っぱなから艦砲射程外からの超長距離射撃という芸当をこなし、タクトを驚かせた。
ちなみにモノローグで彼女の幼い頃の姿が確認出来る。
他のメンバーと違って今作が初登場なので、タクトとは特別親しい訳ではない。
また、シナリオ上は無印のバッドエンド後からのスタートになるため、タクトは他のエンジェル隊メンバーとも特別親しくない状況である。
だが、タクトに亡くした父の面影を抱いており、ちとせの方は最初からタクトに憧れていた。
ちとせルートの最初はストーリーは、ちとせがエンジェル隊として慣れるまでの話となっており、
他のヒロインルートではタクトを「さん」付けで簡単に呼ぶようになるが、ちとせがヒロインの時のみ「さん」付けで呼ぶのに時間がかかっていた。
最終決戦では決戦兵器である7号紋章機に成功確率が高いという理由でタクトと共に乗り込む…はずだった。
だが、帰って来れる可能性が僅かな作戦である為、タクトを置いてちとせは一人で出撃しようとする。
しかしタクトから説得を受け、ふたりで出撃。ネフューリアのオ・ガウブを破壊する事に成功した。
- GALAXY ANGEL Eternal Lovers
前作から更に半年、ヴァル・ファスクの脅威を知った皇国の命でヴァル・ファスクの調査隊に任命されたエルシオールに乗り込む。
他のメンバーとは違い、別にタクトと恋人関係にある訳ではない。もっとも既に両思いで、気付いていないのは当人たちだけであったが。
途中で旧文明EDENの民と名乗るルシャーティとヴァインの姉弟を保護する。
ヒロインがタクトとルシャーティの関係に不安を抱くルートが多いのだが、ちとせルートにおいてはちとせに接近するヴァインは、
タクトとちとせの関係を理想的な司令官と部下の関係だと言って、ちとせとタクトの両想いの関係を否定し続けて、ちとせの不安を煽っていく。
そして、ヴァル・ファスクの工作員だったヴァインの紋章機の細工によってて意識不明の重体となってしまう。
その後回復はするものの後遺症で記憶が混乱し、何故かレスターと付き合っていると言い出す。
ちとせの想いに自信が持てなかったタクトは彼女を傷つけることを恐れ、レスターにも話を合わせさせるのだが、そんなタクトをレスターは一喝。
他のメンバーからも励まされたタクトは、ちとせに恋文を送って告白する決意を固める。
一部ではレスタールートと言われる程、このルートのレスターはカッコいい。レスターファン必見である。
なお、タクトが送ろうとした恋文は、ちとせはレスターからの恋文だと勘違いして元気を取り戻し、EDEN解放に貢献することになるのだった。
その後、レスターを通じて渡していた恋文が、タクトが書いたものだと気づくことで、ちとせは記憶を取り戻すことに成功する。
そして、ちとせから告白して、タクトも告白を返して晴れて恋人となった。
なお、その際は目に見えるほど顔を真っ赤にしており、晴れて恋人同士になった際には目を回しながら気絶していた。
最終決戦では、ヴァル・ファスク首領ゲルンが放ったクロノ・クェイク・ボムを、シャープシューターで別宇宙を創るという手段で回避する事に成功。
タクトと共に帰還した後、彼と結ばれた。EDではタクトとデートしている姿が確認できる。
前作から4年後、NEUEで軍事顧問として活動している。
登場時はEDENに戻り、紋章機のメンテナンスのためエルシオールに一時帰還していた。
そして、メンテナンスが完了した紋章機に乗り、さらわれたミルフィーユを救う為再び戦場に舞い戻る。
スコアアタックでは放置推奨。残念だが、紋章機レベルの機動性ならば彼女の狙撃はあまり脅威にならない。
無限回廊の鍵についてくる『麗しのカトリーヌ』では彼女がマジークで
カズヤと話す描写が追加されている。
また、他のGA2メインヒロインとは特別親しい間柄ではなかったが、お忍び中の
ナツメ・イザヨイとも出会っており、その後のシナリオにも関係していくことになる。
UPWの創設にあわせてUPWの一員となり、NEUE以外の平行世界の調査隊の一員となって活動をしている。
また、EDの時にはPHOSという平行世界からペル・オレキエッテという新たなゲートキーパーを発見するなどの活躍を見せている。
序盤から参戦してその力を見せ付けるが、ブラックホールを止める為に紋章機を犠牲にする為中盤は出番なし。
しかし終盤にて量産型エルシオール「リプシオール」を専用カラーに染めて参戦して、ウィルを撃破し、宇宙を救った。
ナツメがルーンエンジェル隊に正式加入したことに伴い、彼女がナツメと関係を持ち、視聴覚室で見ることができる映画を貸す仲になっている。
また、ナツメがヒロイン時は『麗しのカトリーヌ』後の世界で話が進むため、マジークでナツメとニアミスしたことにお互い気づいている。
●アニメ版
第4期から登場。アニメ版と原作でもっとも乖離してしまったキャラクター。
何故か最初は病弱な少女として登場、やたら「お友達」を欲しがり、ミルフィーユに目を付けた。
しかし散々な目に遭った挙句、エンジェル隊ではなくツインスター隊に入ってしまう。事あるごとに倒れたり吐血する。
どうしてこうなった……
る～んでも一応登場しており、扱いが悪いのは変わらないが、こちらでは原作に沿って元ムーンエンジェル隊の一員になっている。
●漫画版
ゲーム版と違い、エオニア戦役の最中に登場する。
ミルフィーユと蘭花の三角関係が終わった後に、新たな三角関係要員として結構表に出る。
キャラデザインのかなんの趣味か、やたらダークな雰囲気を漂わせている。
実際は、
ノア(インターフェース)の操り人形にされていた。
追記・修正をお願いします。
- シャープシューターの性能が本当に残念なんだよなぁ・・・ -- 名無しさん (2017-06-16 18:26:07)
- 必殺技の仕様に『対象を撃破したら次の目標を照準する』という他には無い利点がある。無論、有効射程圏内に敵がいなければならないし、彼女のルートであり十分な攻撃力が確保できていなければ有用性は薄れるが -- 名無しさん (2018-03-28 09:07:15)
- シャープシューターの性能じゃなくて、遠距離狙撃期待なのに敵に突っ込んでいくAIの仕様が残念過ぎる。適切な距離を保ちつつ攻撃できれば強いんだが…。 -- 名無しさん (2020-10-09 02:51:26)
最終更新：2020年10月09日 02:51
