矢澤にこ

登録日:2014/06/01 Sun 19:25:00
更新日:2024/03/13 Wed 11:43:11
所要時間:約 4 分で読めるにこ!





にっこにっこにー♪あなたのハートににこにこにー♪笑顔届ける矢澤にこにこー♪



矢澤にことは電撃G'sマガジンで展開中の作品「ラブライブ! school idol project」に登場する架空のアイドルグループμ'sのメンバーの1人である。


ここでは主にTV版の設定を紹介する 。


【プロフィール】

声優 徳井青空
学年 3年
年齢 17歳
身長 154cm
血液型 A型
誕生日 7月22日(蟹座)
スリーサイズ B74(SIDではB71)/W57/H79
好きな食べ物 お菓子
嫌いな食べ物 辛いもの
イメージカラー ショッキングピンク
所属ユニット BiBi
愛称 にこにー、にこっち
一人称 私、にこ


【概要】

音ノ木坂学院に通う3年生でμ'sのメンバーにしてアイドル研究部の部長。メンバーでは一番小柄で、ぱっと見1年生…というか中学生だがちゃんと3年生。
身長154cmという設定は同年代の平均から見て極端に低い数字というわけでもないが、アニメだと実体以上にかなり小柄に描かれている。

基本黒髪ツインテールの赤い瞳が基本だが、清楚な自分(大嘘)を演じる際は髪を下ろす。学年は海未より上だが、並ぶと海未の妹と取れなくもない。

BiBiのジャケットでは全く見受けられない。

「しょうがないわねー」「仕方ないわねー」というと高確率でスルーされるのがオチ。

チャームポイントは笑顔とおしゃれ。μ'sのメンバーの中でもアイドルへの情熱とこだわりは一際強い。
ステージ衣装ではニーソックスの着用率が高く、練習中でも履いている。そこはアイドルゆえのあざとさを意識しているのだろう。
また、夏の間も無駄な日焼けを防ぐためか、季節を問わずに長袖ピンクのカーディガンで通しており、それがトレードマークになっている。
寝る前に顔面にきゅうりパックを施すなど、細かいところでも美容のための努力を忘れない・・・きゅうりパックの美白・保水効果は迷信らしいのだが。



歌唱力やダンスといったアイドルとしての素養は特別高いわけでは無いが、
後述の理由により他のメンバーよりも努力を積み重ねてきた期間が長いため一日の長があり、(アニメ一期では、ブランクのせいで殆ど練習していないにもかかわらず歌やダンスのレベルは他のメンバーとほぼ互角であることが判明。先輩としての面目躍如といったところか)
アイドルとしての誇りやプロ意識から来る弛まぬ努力で他のメンバーに負けない活躍をする。ただ、名乗り口上の才能だけは絶望的に恵まれないが。
このアイドルとしての意識の高さと情熱、そして逆境にも屈しない精神力こそが彼女の最大の強みであり、内面的な資質なら文句なしにトップクラスだろう。





アニメでは事あるごとに猫被ったりバレバレの悪巧みをしたり年下のメンバーから先輩扱いされていなかったりとコメディリリーフや賑やかしとしての活躍が目立つ。
強力なキャラゆえに動かしやすいのだろうか?
本人の理想とする小悪魔キャラとは程遠い、ボケツッコミ自在でネタ振りからオチまでこなすオールマイティ芸人。
大体アイドル的な行為をするとそれがそのままボケに転化する辺り芸人としての業が深い。



そんなにこだが、本編開始前にアイドル研究部も立ち上げてスクールアイドルを目指すも、
アイドルへの熱意の差から彼女以外のメンバーが退部してたった一人になってしまい、
絶望のあまり腐りながらも2年間アイドル研究部を守ってきたというシリアスなバックストーリーを持つ。
彼女は挫折を経験しながらも「アイドルでありたい」という大事な夢をずっと守ってきた偉大な先人なのである。


1年生の真姫花陽とはよく行動を共にしていてなんだかんだで慕われている。1年生4人組とか言うな。



私生活では両親に代わって幼い弟妹の面倒を見る良いお姉ちゃんであり、とても慕われている。
そんな事情があるからか料理が得意であるらしく、アニメを通して何度かその腕前を披露している。


【劇中の活躍】

#TVアニメ一期

第1話から登場しているが、本格的にストーリーに絡むのは5話目から。
自分は上手く行かなかったのに後進のμ'sの活動が軌道に乗り始めたのが気に入らず、妬みのあまり嫌がらせの限りを尽くすが、
悪に徹し切れなかったのか、はたまた単にドジなだけなのか、どれもしょーもない物ばかりで穂乃果たちに即座に尻尾を掴まれる。

しかし、希からその過去を聞かされた穂乃果たちは、
「にこを部長としたアイドル研究部が存続している限り、μ'sの活動を公式に認めるわけにはいかない(同じ学校にアイドル部はふたつも要らない)」
と主張する絵里を納得させなければならないということもあり、にこと和解すべく奔走する。

最終的に「にこが部長なのはそのままで、μ'sはアイドル研究部に吸収合併される」という形で決着が付き、それに合わせてにこもμ'sの仲間に加わった。

また、終盤の12、13話では、「自らの過ちを悔やむあまり目標を見失い迷う穂乃果」と「ブレない軸を持ち続けるにこ」の衝突が描かれる。
自分がこれまで孤独に耐えながらも届きたいと願い続けた高み、スクールアイドルの祭典「ラブライブ」に到達する権利を自ら捨て、
自棄になってスクールアイドルを辞めようとする穂乃果に対して激昂し、真姫に抑えられながらも必死になって気持ちをぶちまけた。


にこはね!あんたが本気だと思ったから、本気でアイドルやりたいんだって思ったから…

μ'sに入ったのよ!ここに懸けようって思ったのよ!

それを、こんなことくらいで諦めるの!?






その後、最終話にて、にこは穂乃果に代わって凛と花陽を引き連れ、独自に練習を続けていた。
穂乃果と久々に顔を合わせたにこは、未だ迷走を続ける穂乃果に対し、改めて自らの矜持、思いの丈をきっぱりと告白。


にこはアイドルが大好きなの。みんなの前で歌って、ダンスして、みんなと一緒に盛り上がって…

また明日からがんばろうって、そういう気持ちにさせることができるアイドルが、私は大好きなの!



矢澤にこはスクールアイドルを続けると堂々と宣言。
あくまでも真っ直ぐに自分の「好き」「やりたいこと」に向き合う姿、そしてこれまで見せてきた「アイドル」に対する強い思いがうかがえる。
それまで廃校のための手段としてスクールアイドル活動をしていた穂乃果と、アイドル自体を目的として活動していたにこの対比。
夕陽を背景に真っ直ぐに意志を語るその姿は、きっと誰よりも強く輝いていた。ここで流れる花陽の決意がかなりグッドタイミングである。



そして、ついにメンバーが全員集合した時、希から部長としての一言を求められ、「今日みんなを一番の笑顔にする」と号令。
アニメ1期最後のライブの先駆けとなった。
ちなみに10話でも、これから合宿に向かおうという駅で、絵里から一言を求められた時はグダグダだったにこだが、
13話では見事に希からのフリに応えられている。にこの確かな成長が見えるシーンである。




#TVアニメ二期

第4話では家族構成が判明。SIDで登場したこころとここあ、更に末弟の虎太郎が追加され、家を空けがちな両親に代わって面倒を見ている。
外見に反した面倒見の良さや家事スキル、自立したメンタルなどはこのあたりからきているのだろう。
弟妹たちはにこを尊敬しており、彼らを失望させまいと離散したはずのスクールアイドルをずっと続けていた上で自らをスーパーアイドルと称して嘘をつき、
μ'sの面々をバックダンサーだと吹き込んでいた。
自宅にはμ'sのポスターなども飾られているが、すべて雑なコラージュでにこをセンターにでっちあげたもの。

これまで、にこは自分のプライベートなことはメンバーにも殆ど話そうとしなかったが、
それは仲間に弱みを相談できないいじっぱりで見栄っ張りな彼女の性格がそうさせていた。
「(ファンには)キレイな面だけを見ていて欲しい」というアイドルとしてのプロ意識の高さも相まって、なおさら話しづらかったとも考えられる。

そもそも、にこがスクールアイドル活動をメンバーとの意識の違いから失敗し、挫折した過去もにこ本人ではなくの口からμ'sのメンバーに語られている。
本当にいじっぱりな先輩である。←アンタもね。

そしてラスト、スーパーアイドル矢澤にこの幻影を脱しμ'sのメンバー矢澤にことして新たにスタートすることを弟妹達の前で宣言。
真の意味で心のわだかまりを払拭することができた。
「にっこにっこにー!」の合言葉と共に始まる4話のEDの入りは必見。

終盤、穂乃果たちがμ'sを3年生の卒業と共に解散させるという方針を打ち出したときは当然猛反対し、気丈に振る舞い続けたが、希に絆されてとうとう大泣きした。
にこが本気で涙を見せたシーンなんて実はこれくらいである。


2期最終回では母親(CV:三石琴乃)も登場。若々しくスタイルのいい美人である。ここで意外にもママっ子であることが判明。母にべたべたに甘えるにこはかわいい。
しかしそれは弟妹にもμ'sメンバーにも弱い部分を見せず、気丈に振舞っていたにこが唯一心を許せたのが母の前だけだったとも見えるのが、なんだか切ない。




#劇場版

2期13話以降の話で、花陽の知らせによりスクールアイドルをメインとしたドーム大会が開催されることが決定した。その後μ'sは、理事長の提案により海外でライブを行おうと考える。
ライブ先でもある某国に降り立ち、タクシーでホテルへ移動中の際にはのぞまきに挟まれながらも窓ガラスを見て、相も変わらず自分を「ス・テ・キ」と発言していた。ホテルでも案の定きゅうりパックをしていた。帰国後、μ'sが海外で圧倒的な人気を誇ったことを、日本のファンから示され、1期1話や1期9話に登場した例の赤縁のサングラスを3生がつけながらネタ曲でもある?←HEARTBEATを披露し、ファンからランナウェイしながらなんとか逃げ切った。その後の穂乃果の家では、(妄想のなかで)迷言ともいえるにっこにっこにーを「ヌィッコヌィッコヌィ~」とキモうざかわいいアレンジして披露。(そこのアンタ…今迷言って…?)

μ'sの今後についての話題では、ファンたちがμ'sの次のライブを期待している。にこはスクールアイドルを続けていきたいという想いはありながらも、2期11話での決意を無意味にしてしまうと考え、最後のライブにも最初は反対していた。しかし、穂乃果の、「私たちの活動はここで一区切りだけど、ドーム大会に出場する。そして、スクールアイドルみんなで、スクールアイドルの良さを伝えよう!そこで私たちの活動は3年生の卒業をもって終わりにすることも伝える。」というような旨の大規模な発言をして納得した。その際に真姫A-RISEの綺羅ツバサが音楽室でピアノでメロディを一緒に奏でていることに嫉妬驚愕しているシーンを希に目撃される。
その後はSDSでは家族も一瞬登場。
これで無事ににこが思い描くようなアイドルになれたようで歌い終わったあとの撮影シーンでは満面の笑みでにっこにっこにーをしている。僕たちはひとつの光では「にっこり笑顔は」というフレーズでワンコーラス。




#漫画版

こちらではきつさがほとんど無く小悪魔要素と良い先輩を絶妙に兼ねた性格になっている。
小悪魔的なあざとさをμ'sメンバーを和ませる為に見せるなど周囲への気配りに長ける。

アイドルへの情熱は他の媒体を凌駕するほど熱く、それを目掛けて一直線。
本当はスクールアイドルとしてトップの知名度を誇るUTX学園に入学したかったものの、家計の事情で断念し音ノ木坂学院へ入学する。
入学後もメイド喫茶などでバイトをしながら衣装の可愛さやあざとい演技の練習をするものの現状のままではダメだと悟り、UTX学園への編入を試みるも諸事情により断念。
同じタイミングで編入申請を求めていた真姫を連れ、前に勧誘された音ノ木坂のスクールアイドル部へと参加しアイドルの階段を駆け上がる事を決意する。

メイド服の可愛さ目当てでメイド喫茶のバイトをしている事から分かるように、可愛い系の服が好きでことりとはその点で実に話が合う。
可愛い系にも色々あるようで細かい差異で少々好みの差があるようだが、その齟齬を噛み合わせるのがまた楽しんでる模様。




#sid版

弟・虎太郎がまさかのリストラを喰らった。




#スクスタにて

第5章から登場。μ'sへの取材にやってきた「あなた」(スクスタ主人公)に対して最初は普通に接していたが、彼女が実は虹が咲の人間と知ると、とたんに対抗意識をむき出しに。
その後、希に彼女の資料をμ'sの魅力の鍵と(ガセネタ?を)吹き込まれ、その資料を見せてくれるようお願いする「あなた」に対し、μ'sと虹が咲学園スクールアイドル同好会との九番勝負による対決を持ち掛ける。
九番勝負では司会を担当するが、いつの間にか勝負を通して、虹が咲の面々と仲良くなっていくμ'sの面々が面白くない様子……と思いきや、彼女も自分と同じくスクールアイドルに詳しいせつ菜のことを気に入っちゃったり。
最終戦では、中須かすみと「アイドル力対決」を行うが、あざとすぎる妹の演技が災いしたのか、「両方ともひどい」の結果が一番となり、引き分けになってしまうのだった。

イベントストーリーでは、周囲に振り回されたり、アイドルとしての力を磨いたり、色々やってる。温泉旅行の話では、迷子になって、「ママ~!」と呼びながら同行していた千歌をおいて逃げ出す一幕も。かと思えば、おもちゃ屋の話では、妹や弟たちの面倒を見てたこともあり、良く子供たちの面倒を見ているという一面も。


【センター選挙結果】

第1回総選挙:5位
第2回総選挙:1位
第3回総選挙:5位
第4回総選挙:2位
第5回総選挙:5位


第2回の1位の結果を受けて『夏色えがおで1,2,Jump!』でセンターを担当
あくまでセンター投票で人気投票とは趣が異なることに注意。
票数は公開されてないとはいえ実はμ'sメンバーで5位より下に落ちたことがないのはにこだけである。

#カテゴリ別投票で上位だったものを記載

電撃G'sマガジン カバーガール決定戦:3位
キュアメイドカフェ「ラブライブ!カフェ」μ'sカフェイメージペア投票:3位
アミューズメントガール決定戦第3回「プリントシール機が一番似合うのは誰?」:1位
アムラックス東京 助手席クイーン総選挙:3位
G'sマガジン付録 にいてんごフィギュア化決定戦:2位
コトブキヤ 水着フィギュア化決定戦:3位
ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル クリスマスカード決定戦:2位
風薫るピクニックガール投票:1位
スクフェス 5th アニバーサリーキャンペーンガール 総選挙 μ’s:1位




あと某イラスト投稿サイトでは、投稿イラスト数から見てメンバーでも頭一つ抜けた人気がある。ビジュアルのわかりやすさやカップリングの相乗効果だろうか?



にこのソロ曲「まほうつかいはじめました!」はみんなを笑顔にする彼女のアイドルとしての在り方を歌った名曲である。メロディーがロードオブメジャーに似ているともよく言われる。
もうひとつのソロ曲「にこぷり女子道」もにこの生き様をかわいさを全面に押し出して歌った良曲なのだが、いかんせん電波成分も多分に含んでいるため中毒性が高い。


【余談】

アニメ化前の初期設定や漫画版では猫を被ったキャラが素になっており、腹黒というより「ちょっと痛い子」という一面が強い。
アニメにこが素とアイドルモードの二面性とするなら、それ以外の媒体ではアイドルモードが素になっている感じ。
ラブライブはアニメ、SID、漫画版とそれぞれでキャラが異なるので、アニメから入ったファンは驚くというが、にこは特にその傾向が強い。


アニメでは髪型がツインテールで統一されているが、それ以前や漫画版では東條希のようなおさげのスタイルに結っている場面がある。



SIDではなんとバストサイズをサバ読みしてることが判明し、実数値はなんと71センチ。
72を下回る絶望的数値である。
まぁあちらに比べて身長が8cm低いが。






追記・修正はにっこにっこにー♪と笑顔でお願いなの!


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最終更新:2024年03月13日 11:43