ミラボレアス(極限征伐戦)

登録日:2014/05/18(日) 15:47:56
更新日:2023/10/28 Sat 18:41:34
所要時間:約 15 分で読めます








怨毒蠢く暗雲に晃る巨星





地焦がす劫焔に轟く憤怒







この項目では、『モンスターハンターフロンティアZZ』に登場する黒龍・紅龍ミラボレアスのG級版について説明する。


 種族:古龍種
 別名:黒龍/紅龍※
ランク:共に★7*1
狩猟地:シュレイド城/火口深部
戦闘曲:舞い降りる伝説(黒龍)/真紅に染まりし厄災の使者(紅龍前半)/覚醒せし厄災の劫焔(紅龍後半)



◆もくじ



概要

GG時点におけるG級のエンドコンテンツ「極限征伐戦」に登場。
実装されているのは黒龍・紅龍ミラボレアスだが、昨今の「原種から中身が別物化したアレンジモンスター」の傾向に漏れず、G級では見た目が大きく異なり攻撃パターンが激増している。
そのため、実際はほぼミラボレアスを下地にした別モンスターに近い。
造形で分かりやすいのが頭の角で、黒龍が4本から6本に、紅龍は額に巨大な角が生えて5本に増加した。
ただ、従来と同一個体なのかはゲーム内外でも明確にされていない。
(運営側は従来の個体を「原種」と呼称し、区別している)
鳴き声も大きく変わった一方で、元の面影は一応残っている。


それぞれの素材から生産する武器には新複属性「黒焔」「紅魔」が宿る。
内包属性は同じ火+龍だが、黒焔は火50%龍150%、紅魔は火150%龍50%と倍率が違う。
複属性は簡単に言えば「2種類以上の属性ダメージを同時に与える」というもので、
例を挙げると黒焔属性500の武器があるとして、実際の数値は火属性が50%補正で0.5倍(つまり半分)の250に下がるが、龍属性は150%補正なので1.5倍の750にも上昇。
この場合は両方効く相手に有効なのは言うまでもなく、あるいは火属性の低さからおまけ程度と割り切り、強力な龍属性武器として運用することも可能にしている。
ただし全部の複属性がここまで強力という訳ではなく、大体は火70%・雷70%の光属性を基準として強すぎず弱すぎずのバランス調整が施されている。
また、俗に言うマイナス属性肉質を持つモンスターには分が悪く、どちらか片方の属性がマイナスだと物理ダメージが低下してしまう。


極限征伐戦の仕様として、討伐するごとにレベル上昇・ステータスが強化される。
難易度は共に☆7相当で、防御減算も同ランクの数値が適用。紅龍は当時「GG最凶の極征古龍」として大々的に宣伝された。


元々MHFにおけるミラボレアスというのは、オンラインゲームの性かすこぶる不遇であった。
というのも、ムダに硬い、攻撃力が高すぎる、それでいて単調という旧来の欠点が置き去りなのに、
肝心の武具が(一部を除いて)お世辞にも使い勝手が良いものとは言えず、見返りが美味しくないため。
これは世界観上では秘匿にせねばならない存在であり、仮に何らかの武具追加や更新を行うとしても
表へ情報を出すことが難しく、迂闊に弄れないからだと思われる。
またG10のHR大改新以前のシステム下では、HR50試験の黒龍以外、戦わなくても金の力でスルーできるなど全体的に影が薄かったのも問題である。
(とは言っても普通は金でスルー=十分なPSが無い地雷プレイヤー扱いされるのがオチだが)
実力面でも、当時存在感を放っていた覇種軍団やディスフィロアを初めとしたヤバイモンスター達のせいで立場が危うかった。
唯一重宝されたのはキャラバンクエストのミラボレアス種3連戦「ミラトリオ」だけであったとも。
そんな不遇極まりない環境下であることも重なり、発表時は大いに注目を浴びた。

現時点で黒龍、紅龍と立て続けにG級対応しているため、次は祖龍G級化だと予想する人も少なくなかった。
が、そう囁かれてから3年以上経て生まれ変わったG級祖龍は極限征伐戦とは異なるイベントでの登場となった。



黒龍の戦闘BGMは従来と同じだが、紅龍はなんと完全新規のBGMが2曲も与えられた。
特に前半戦の曲はラスボスらしさ溢れた威圧感のみならず、途中で透き通るように神秘的なコーラスが入る。
実際に聴けば分かるが、あまりのギャップに戸惑うこと必至。



おもな攻撃

ブレス、這いずりなど旧大陸仕様と同じ行動も仕掛けるが、
新モーションが非常に多いので使用確率は相対的に下がっている。
振り向き時の尻尾から攻撃判定が無くなっているのもストレスフリー。
少なくとも、原種ほどの単調な作業感は消え失せているといってもいい。


共通


  • 這いずり、倒れこみ、空中ブレス、滑空など
原種にもあった行動。
黒龍の場合、這いずりは後述の尻尾振りと二択で開幕時に使用する。
空中ブレスはかなり使用頻度が低く、他の有力なモーションに割いている感が強い。
ちなみに本来の紅龍は這いずりまで行うことは無かったが、G級では使用する。


  • 大咆哮
原種の咆哮とはまったく違うモーション。
当たると食事効果やアイテム使用によるステータスアップ効果が消滅してしまう。
その中にはクーラー、ホットドリンクの効果も含まれている。
紅龍は上記の性質によってクーラー消費が激しくなるため、スキルで対策する必要あり。
アイテム頼りは危険と言ってもいいレベル。
なお以前は紅龍の場合レベルアップによる解禁だったが、現在はデフォルトで備えている。


  • 尻尾振り
尻尾の一振りで豪快になぎ払う。
飛竜種の尻尾回転と同様に2回連続で行うこともある。


  • 尻尾叩きつけ
2,3歩後退し、後方に尻尾を叩きつける。


  • 四股踏み→ボディプレス
後脚で地面を力強く踏みつけ、飛び上がってボディプレスをかます。
紅龍の場合は踏みつけるたびに溶岩が巻き上がり、ボディプレスの着地で大噴火が起きる。


  • 大火炎ブレス
正面・右・左の順に炎のブレスを吐き、軌道上を激しく燃え上がらせる。
炎上した部分に触れると火傷ダメージで猛烈に体力を削られてしまう。
ブレス自体の攻撃力が高いことも相まって真根性(G級版根性)が発動しやすく、
直撃で炎の中へ放り込まれるとまず助からない。
MHF-Gでは地形ダメージを完全シャットアウトする手段が無いのも、この攻撃の危険性を助長している。
黒龍はレベルアップで覚えるが、紅龍の場合は基本行動。


  • バックジャンプ火炎ブレス
↑の単発版。
バックジャンプしながら正面に向けてブレスを吐き、一直線に炎上させる。
近接最大の天敵。
これも黒龍はレベルアップで、紅龍は最初から使う。


  • ボディプレス
少し溜めた後に倒れこみ、ワンテンポ遅れて前方に火炎弾を飛ばす。
紅龍の場合は火柱が噴出。
黒龍はレベルアップかつ覚醒状態で使う。紅龍は最初から使う。


  • 尻尾叩きつけ衝撃波
尻尾にエネルギーを溜め、叩きつけると同時に広範囲へ届く円状の衝撃波を発生させる。
黒龍はレベルアップかつ覚醒状態で使う。紅龍は最初から使う。



黒龍

第2形態では胸部が強く発光する。


  • 咆哮(巨星生成)
天を仰いで咆哮。
これ自体に攻撃能力は無く、今いるエリアの上空に強く発光する火炎球が生成される。
球は時間経過で徐々に膨らんでいき、最大に達すると後述の巨星落としを発動する。


  • 巨星落とし
最大に膨らんだ巨星のもとへ舞い上がり、そのまま落としてくる。
要するに赤ラーやシャンティエンの元気玉と同じ・・・なのだが、大きさ、規模ともに尋常ではなく、
着弾するとシュレイド城全体の半分程が超巨大な爆風に包まれてしまう。
そらシュレイド王国も滅びますわな。
爆風が中心部から徐々に広がっていく特性上、ただのコロリン回避では対処しきれないのはもちろん
中途半端な位置では緊急回避しても容赦なく巻き込まれる。
そしてレベル1の時点から致命的大ダメージを誇るため、何としても回避せねばならない。
ランスがいれば範囲ガードで凌ぎ切れるし、他のハンターにとっても良い避難場所になる。
巨星落とし後に着地したミラボレアスの傍であれば反撃も可能。


  • 叩きつけ咆哮
前足で地面を砕き、咆哮によって隆起させる。
見た目に反して意外と範囲が狭め。


  • 炎球生成
空に向かって吠え、自分の周りに複数の炎球を生成する。
炎球はミラバルカンのメテオと違ってゆっくり下降し、着弾で爆発を引き起こす。
これ自体は脅威でないが、第2形態以降の落雷など他の攻撃と組み合わさると厄介。


  • カウンターバリア
黒い半透明のバリアのようなものを展開。
攻撃を当てなければ何もせずに終わるが、逆に当てるとエネルギーを溜めてバリアを大爆発させる。
カウンターとはいえ、攻撃自体は分かっていれば回避可能。


  • カウンター煙
バリア同様に、煙をまとっている間に攻撃を加えるとハンター達を打ち上げる。


  • 落雷
第2形態で使用。
常に自分の周囲に落雷を発生させる・・・が、レベルに関わらず有り得ないほどダメージが低い。


  • 炎球飛ばし
落下タイプと同じ炎球を目の前に複数生成し、2段階に分けて飛ばす。
側面にいれば全く当たらない。
レベル1000以降はある追加技の後に使う場合、後方にも生成される。



深手を負った黒龍は更に変異を強めていき、最終的に胸部のみならず手足が青白く発光した覚醒状態に移行する。
その姿はさながらメガリ○ードンX。
最初の段階から既に超常現象的なパワーを振るったミラボレアスだが、
覚醒後は黒焔属性の力を解放したのか、更にハンター達の度肝を抜くぶっ飛んだ技を見せつけるようになる。



  • エネルギー球
覚醒後に使用。
一部の攻撃中に胸部から空に向かって炎が飛び出し、複数の球体を生成する。
一定時間後には真下へ強烈なエネルギーを発射するため、影が見えたらすぐに避けること。
これと炎球落下、落雷、そしてミラボレアス本体との波状攻撃は熾烈極まりない。


  • ビームパンチ
紅龍、祖龍も使う猫パンチ引っかきと同じ・・・はずだった。
何と手からビームサーベルのようなものを発しながらパンチし、中距離をなぎ払ってくる。
通常は溜めて左右に2回引っかくパターンだが、体力減少で従来の引っかきから薄いビームを出す。


  • 黒球突進
自身を巨大な黒い球ですっぽり覆い隠し、ある程度ターゲットに接近してから飛び出す。
本体・黒球とも当たり判定があり、直前まで誰を狙っているか判別しづらい。
とはいえ攻撃が来るまでは余裕が残るため、回避は十分間に合う。


  • 小黒球生成
空中旋回した後、着地後に力を溜めて周囲を吹き飛ばす。
だけでなく、周囲に即死級ダメージを抱えた複数の小さい黒球を発生させる。
小黒球は置き物トラップゆえに一切動かず、ハンターの攻撃で破壊可能。


  • ブラックホール
一回猫パンチし、軽く溜めた後にハンターを黒球に包み、更に空中へ強制的に転送させる。
もう明らかに生物としての枠を超越しており、Fもここまで来たかと思わせられる別ゲーな攻撃。
この手の技では珍しく、特に何か追い討ちをかけては来ない。


  • 極太ビーム
レベル500で解禁される大技。
水平の体勢でバックジャンプし、離れれば離れるほど太くなる超巨大ビームを発射する。
側面は安全だが、後退による距離確保で巻き込まれる危険性があるため避難は速やかに。


  • 巨星落とし(ファイナルアタック?)
レベル1000で解禁される最後の大技。
討伐されて地に伏せたその刹那、道連れと言わんばかりにすぐさま巨星が落下してくる。
周りに龍属性の雷が発生しているなど、普通の巨星よりもヤバイ事になっているのが一目瞭然。
そもそも巨星を生み出すこと自体が十分逸脱している訳だが
しかも、討伐したことで発覚状態が解けた=緊急回避が出来ないため、
小タル爆弾で吹っ飛ぶなどの工夫を強いられることになる。

ともあれ、この攻撃を回避してしまえば見事に討伐達成・・・・・・














にはならず、炎をまといワープして平然と復活する。
ゾンビですか?
やっとのことで倒したのに一瞬絶望させられる瞬間だが、
流石に無理して復活した為かこの時点では体力が残っておらず、ある程度殴ると今度こそ力尽きて討伐完了となる。

なお、この復活後に行うのが前後バージョンの炎球飛ばしである。



紅龍

第2形態では元と同じく前身が紅く発光し、前脚からマグマのような体液が滴り落ちるようになる。



  • 地面陥没
火口深部の地形を活かした攻撃。
ゆっくり羽ばたいて吠えた後、四つん這いになり後脚で踏み鳴らしながら数箇所に噴火を発生させる。
エリア中央で繰り出した場合は単なる攻撃技に過ぎないが、真価は足場の端で行った時。
足場の切れ目から噴煙が出た後、乗っている足場が徐々に沈んでいくのである。
この戦闘ではハンターが溶岩に浸かった場合、いかなる状況であっても必ず即死してしまう。
根性スキル発動していようが全くの無意味である。

沈み始めてからは壁を登って脱出することが可能。
しかしながら紅龍の攻撃で妨害されることがままあり、モドリ玉の方が安全性は高い。
特に壁登りでもたついていると、比例して戦線復帰も大幅に遅れてしまう。

なお、この攻撃で紅龍が沈んだ後は足場の壁を昇って出現する。
高レベルでは出現時に追加行動を行うことがあるので注意。


  • 火山弾降らし
レベルアップで解禁。
従来のメテオが屋内で使えないため、それに代わる攻撃。
火口深部の溶岩に飛び込み、入れ替わりで複数の火山弾が飛び出し落下する。
かなり正確にハンターを狙ってくるが、判定は一瞬。
地面陥没と同じく、出現時に何らかの行動を取ることがある。


  • 火炎弾放射(出現時)
レベルアップで解禁。
足場の縁や背景の壁をよじ登って現れた後、大量の火炎弾をなぎ払うようにして放射する。


  • 復帰尻尾なぎ払い
レベルアップで解禁。
足場の縁に現れた際、よじ登りながら燃える尻尾でなぎ払う。
壁からでは当然行えない。


  • ナパームブレス
覚醒と同時に発動。
BGMが止まって足場を取り囲むように溶岩が一斉噴出し、巨大な壁を作り上げるのが合図。
飛び上がった紅龍は溶岩の中に突っ込み、覚醒形態用のBGMが流れた頃に反対側から出現。
その後ブレスを投下し、大爆発を引き起こしてから着地する。
ブレスの範囲はかなり広く、基本的にどこでも避けるつもりで構えた方がいい。
以後も極稀に使用してくる。


  • 滞空火炎放射
レベルアップで解禁。
滞空後、前から後ろまでを8の字でなぎ払うように火炎放射を行う。
火炎放射そのものよりも炎上の発生がとても厄介。
大火炎ブレスのそれと同様に火傷ダメージが発生する。


  • 火山弾落下
レベルアップで解禁。
飛んだ後、壁に向かって勢いよく頭突きして火山を揺さぶり、大量の火山弾を降らす。
戻って着地した時の紅龍にも当たり判定あり。



紅龍において、ここまで挙げた攻撃は確かに強力で根性殺しも多いのだが
公式が喧伝する「GG最凶」の謳い文句とはややかけ離れている感が否めない。
そのため、戦々恐々としていたハンター達の中には「GG最凶(笑)」などと甘く見る者も少なくなかった。



しかし、レベル1000以上で件の覚醒を迎えた時・・・ハンター達は真の恐怖を思い知るはめになる。



何と火山活動が急激に活性化し、灼熱地獄で常時地形ダメージが発生するようになるのである。
それも紅龍が力尽きるまでずっと続き、地上に立っている間は絶対に逃げ場が存在しない。
更にレベル1000という事もあり、紅龍の攻撃力が非常に高くなっているため真根性が発動しやすく
どんな攻撃を食らっても死に直結という極限的状況に立たされる事となる。
そう、これこそ紅龍が「GG最凶の極征古龍」たる所以だったのである・・・・・・



狩猟方針

新モーションが増えたとは言え、元が元なので素早くはない。
したがって体勢を整える時間はちゃんと作れる。
また、黒龍は胸部にオレンジ色の光が発生した状態で胸部を攻撃すると、あっさり怯ませることが可能。

MH4とは違う方面で改善が図られた為、どちらも近接武器はかなり戦いやすくなっており、
原種以上に柔い部位もあるのでクソ肉質UZEEEEEE!!!!とはならない。
紅龍は硬化がオミットされ、黒龍に至って覚醒すると若干だが一回り柔らかくなる。
ただし黒龍は広範囲攻撃や本体と独立したオプションが多く、近接武器にはせわしない立ち回りが要求される。


複属性の内容から察しはつくと思うが、火だけは全く効かない。
黒龍に関しては水が腹部分に30も通るのでヘビィ大銃仙+水冷弾は効くといえば効くが、
腹以外には殆ど効かないので特化PT以外は不向き。
紅龍は火属性が強すぎるために大した効果が挙げられない。


シュレイド城では、G級ゆえに各種迎撃兵器の攻撃力がまるで役に立たない。
その代わり城門の拘束トラップは従来どおり機能するため、狙わない手は無いだろう。



やはり、問題は覚醒後である。
黒龍は広範囲攻撃が更に増えるだけでなく、怯むと足元に地形ダメージをともなう紫色の炎が発生してしまう。
近接武器が最も警戒すべきポイント。
紅龍は火炎放射による火傷ダメージが怖いのもそうだが、
レベル1000以降の常時地形ダメージがもたらず真根性貫通が何よりも脅威。
回復要員の用意やありったけの回復アイテムを持ち込み、持てる火力を全力でぶつけ、短期決戦を狙うしかない。


ただ、意外なことに両者とも耳栓・耐震・風圧スキルが全く必要ない。
あっても風圧【大】、普通の震動程度なため問題なく、
攻撃スキル以外につけたいスキルを重点的に盛り込むことができる。


有効な武器種だが、紅龍に関しては新武器種の穿龍棍が良いとも言われている。
これは手数の多い穿龍棍にとって、打属性が全体的に良い紅龍は戦いやすいだけでなく
独自の特性である「短リーチ」モードにより、肉質の硬い翼や背中辺りにもジャンプ攻撃を通すことが可能なため。
実際、配信当時は穿龍棍を担いでいくハンターも多かった。
ただ現在では武器種の上方調整でその他の武器種でも十分戦えるようになったため、各自お好みで。





運営の大改造によって劇的ビフォーアフターを遂げたミラボレアスだが、頭部回りのデザインは賛否が分かれる。
しかし外見なんぞ軽いもの、それ以上に物議を醸したのが黒龍のファンタジーじみた技の数々。
元がその他の禁忌のモンスターと違い、特にこれといった能力が無い「シンプルだけど強いドラゴン」だったのに、
いつの間にやら巨大な星を落とすわ、ブラックホールを作るわ、挙句の果てには一度死んでから蘇るわ・・・・・・
もはや古龍種だからという言い訳では済まないビックリ魔改造であり、
出るゲームを間違えたかと言いたくなる変化に拒絶反応を示す人も少なくなかった。
(特に本家プレイヤーはこの反応が多かった)
いや、F民も騒然となったぐらいだから如何にやり過ぎているかがよく分かる。
これだけ大きな反響が巻き起こったのは、やはりモンスターハンターという世界に関わる重大な存在ゆえの人気の証左か。
また、MH4で復活した際に「シンプルだけど強いドラゴン」という元のイメージを崩さずに演出や技が変更・追加されたのも追い風となっている可能性もある。



一方で、紅龍に関しては黒龍ほどの批判はあまり見られない。
これはモンハン界において火山のモンスターが溶岩を操る・攻撃に利用する光景が常態化しているため、
このパワーアップを正統的と見る人が多く、大して不自然と見なされなかった為であると思われる。



武具・固有スキル

簡単に言えば黒龍は大器晩成型、紅龍は切れ味こそいいが持ちに若干難のあるタイプ。
強力ではあるがG級には同じぐらいの強さを持った武器がゴロゴロ転がっているため、
使い分けとスキルの工夫が重要になってくる。
一部武器は遷悠種の素材を使って改G級武器に強化することが可能。一線級の性能に化ける。


防具に初めて搭載されたスキルはそれぞれ黒ノ命脈(最期ノ閃黒)炎寵(紅焔の威光+1~+2)
最期ノ閃黒は力尽きても一定時間の間だけ復活+超パワーアップという凄まじい内容。
しかしながら常時スリップダメージ、かつ回復不可なのでPTでは使いどころが非常に見出しにくい。
炎龍は火に関係するマイナーなスキルがありったけ詰め込まれているが、発動に制約がないので使いやすいか。
腕と脚をGXにまで強化すれば両方スキルポイントが+8になり、2部位で+2を発動できるのも大きな利点。

ちなみに強化素材に関しては、レベル200辺りの段階でほぼ出揃う。もっと言うとそこまでしなくても一回戦えば大体の必要素材が手に入る。
このため、素材目当てならわざわざ1000までを目指す必要は無い。




追記・修正は火口深部で最期ノ閃黒を発動させながらお願いします。

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最終更新:2023年10月28日 18:41

*1 以前は黒龍だけ★6だったが、いつの間にか格上げされた。