アクターレ(魔界戦記ディスガイア)

登録日:2011/04/22(金) 20:05:18
更新日:2024/03/13 Wed 10:29:30
所要時間:約 6分で読めます




「この俺様が、ダークヒーローアクターレ様だぁッ!!」


アクターレ(CV:檜山修之

魔界戦記ディスガイア2の登場キャラの一人で、PSP版追加シナリオの「アクターレ編」での主人公。
黄色い髪に独特の形をした眉毛、白いマントが印象的。
非常に名の知れたダークヒーローで人気も高い。
だがそれは昔の話、今はとある事件がきっかけでテレビ業界から干されており仕事が激減、人気も無くなり辺境ヴェルダイムの旅番組というダークヒーローとは一切関係の無い地味な仕事をしている。
常にオネェ口調のディレクターとゾンビのカメラマンを連れている。

性格はバカで前向き、家族思い。
特技は笛を吹きながら喋れる事で、信条は「どんな手を使っても最後に勝つのがダークヒーロー」

戦闘面ではアデルと同じく拳のWMが高く、魔ビリティは【人間型キャラからのダメージ軽減】。
固有技はどれも範囲が広く使いやすい。ぶっちゃけアデルより使える。

本編での活躍
辺境ヴェルダイムの旅番組中にアデル達と出会い、勘違いから戦いを挑まれ負けてしまう。
この時、テレビでは通り魔に殺されアクターレ氏は死亡、と報道されテレビ業界から見捨てられる。
迎えがなくなり帰る事が出来なくなり困っている所に、魔王ゼノンがヴェルダイムに居るという情報を入手し、これを利用してテレビ業界に戻ってやると決意。
ラストはアデル達と協力しゼノン(偽)を倒す。
事の事実を隠すため全てがアクターレの作った嘘であったと告白。
それが見事大スクープとなり見事テレビ業界に返り咲いたのであった。


  • アクターレ編

PSP版で追加された短編シナリオ。
物語は本編から少しさかのぼりアクターレがテレビ業界から干され、仕事が無くなりやむなくヴェルダイムに行く事になった経過をかく。
前作のエトナ編のように専用固有仲間が居たり、イベントシーンにもしっかりボイス付きで有る。

また、魔界戦記ディスガイア3からの逆輸入でアクターレ編のイベント序盤にて「魔チェンジ」「投げレシーブ」が使用可能になる。
これはアクターレ編をクリア後には本編でも使用可能。


さらに魔界戦記ディスガイア4にも登場。
しかも本編に。
数多の魔界を俺サマ色に染めたアクターレが舞台となる魔界を俺サマ色に染めるため来訪するが、失敗し命の危機に。
とりあえず生き残るために小物を演じて取り入り地獄の獄長に就任するが、演技に熱が入りすぎて目的も過去もすっかり忘れてしまった。
その後、魔力を失っていた主人公・ヴァルバトーゼを拾いプリニー教育係にした。
本編内ではフェンリッヒの策略で反逆者にされたり名前の後に(=アホ)を付けられたりする。

ちなみに、アデルとロザリンドは主人公&ヒロイン組であるにもかかわらず毎回DLCのみでの参戦である中、コイツは後日談なり本編なりで必ず出て来る。どういうことなの……

以下「4」のネタバレ








第1話では上述の通りフェンリッヒによって反逆者に仕立て上げられ、ビビったエミーゼルによって殺害された。
わけではなく、単に杖でぶん殴られて気絶しただけ。
……が、第3話で何故か復活。エミーゼルに取り入りつつヴァルバトーゼ一行を始末しようとするも追い詰められ、最後の手段として禁断の特別房の封印を解いてしまう。

しかし、現れたデスコにアレコレ指図をしたためか真っ先に標的にされ、強烈なビームを食らって灰塵と化した。
……とは、アクターレを全く気にしていなかった閣下とデスコの弁であり、本人は死んだフリをしていた。

だが、それでも獄長の活躍は終わらない。


少し間が空いて第6話。第5話の終了間際においてヴァルバトーゼ(をかばったブルカノ(?))を銃撃するという形でまたも復活したアクターレを、上層区制圧のついでに駆除すべく動き出す一行。

しかし、ここで突然エミーゼルがまるでアクターレのようなノリで「俺様があの程度で死ぬとおもったのか?」などと口走る。

更に、襲い掛かってくる上層区の悪魔達は姿こそ普通だが、声も性格も完全にアクターレのそれと化していた。

そして、エミーゼルだけではなくフーカとデスコにまで同様の症状が表れる。

ここでフェンリッヒが放ったスパイプリニー達の情報により、この現象が魔界に流行し始めた「Aウィルス」によるものだということが判明。

だが悪いことに、アクターレのモノマネをし始めるのは、このウィルスのほんの初期症状に過ぎないという。

病状の進行に伴い、すね毛や胸毛が濃くなり、考え方、思想もアクターレに近くなり、最終的には……


フェンリッヒ「アクターレになる」

この事実を知った一行は、治療方法を探すためにボスキャラを探したり、ウィルスの元を絶つためにアクターレ(=アホ)をぶちのめしたりと色々やってみるも事態は好転せず、最終的にヴァルバトーゼとブルカノを除いた全員がアクターレと化してしまう。

完全に諦めムードの中、突如ブルカノが自らの体を傷つけ、流れ出た血をフーカに飲ませる。すると、彼女はたちどころに元の姿に戻ったのだ。

曰く、天使の血には不浄なものを浄化する力があるため、ブルカノはアクターレ化せず、同時にAウィルスの駆除もできるのだとか。

これによって一行は全員元の姿に戻り、他の悪魔達も多額の治療費と引き換えに元に戻った。
ちなみに、閣下は「約束」を守るために彼女の血を飲まず、気合と根性とイワシパワーでウィルスを完全に抑え込むことに成功している。


余談だが、アクターレ(=アホ)本人(プラス、もの凄い数のアクターレもどき)と対決する非常にキモイ最終ステージ、「絶対暴の蹂躙」で敗北してしまうと、ブルカノを除いて本当に全員アホ(=アクターレ)になってしまう。

元より症状の進行が早かったエミーゼルとデスコは真っ先に俺様色に染まり、フーカもアクターレを崇拝するように。そして、気合と根性のおかげで今まで全く症状の出なかった閣下までも……


ヴァルバトーゼ「これはまさに、胸毛が織り成す……小宇宙(コスモ)だぁぁぁぁぁ!!!!」


といった具合にぶっ壊れてしまう。…え? フェンリッヒ? 世の中には知らない方が幸せなこともあるんだぜ。

その後は大統領を始めとする支配階級の悪魔達を除き、魔界の住民は全てアホになってしまうのだが、超ポジティブな彼らは何があっても前向きに振る舞い、それなりに幸せな生活をしていた。

しかし、彼らの間で発生した誰が一番カッコイイか?という、しょうもない論争が火種となり、

アクターレの中のアクターレを決める、アクターレ同士の醜い争いが勃発することに。

「アホターレファイト」と呼ばれたこの戦いは、遂には支配階級の悪魔達をも巻き込み、最終的には魔界大統領までAウィルスに感染。魔界の歴史は終焉を迎えることになった。


敵対時のメインメンバーとの戦いで負けた場合に見られるバッドエンドは、なんやかんやあって最終的に魔界が滅亡するものばかり(ブルカノエンドを除く)なものの、このエンディングは展開が展開なだけに、初見では腹筋崩壊間違い無しの破壊力を誇る。






その後、第7話にて主人公一行が魔界大統領を倒した後、新たに判明した敵に挑むので大統領に就任する暇がないと大統領の椅子を蹴った隙にちゃっかり魔界大統領に就任する。

拠点にいる悪魔どもからは、約1羽を除いてかなりボロクソにけなされているが、第9話においては地球を救うために魔界情報局を使って悪魔達に祈りを捧げさせるなど意外な活躍も見せる。

しかし、本編のエンディング時に流れるナレーションによると、後にエミーゼルが大統領に就任した時に、アクターレが魔界大統領だった事実は黒歴史として永遠に封印されることになってしまったらしい。

また、後日談においても 某永遠の次回作の主人公 が引き起こした「異常事態」と、本人のアホっぷりによって、ゲストキャラ達に次々と大統領の座を奪われている。



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最終更新:2024年03月13日 10:29