変身ベルト(昭和仮面ライダー)

登録日:2012/06/23(土) 19:19:12
更新日:2023/07/31 Mon 14:14:33
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改造人間、本郷猛は

ベルトの風車に風圧を受けると

仮面ライダーに変身するのだ!!




変身ベルトとは仮面ライダーの変身アイテムであり、変身アイテムの代表格ともいえる存在である。

ここでは昭和ライダーの変身ベルトについて紹介する。
平成ライダーについては「変身ベルト(平成仮面ライダー)」参照。


【仮面ライダー】


仮面ライダー1号


ライダー……変身!

トウッ!

旧1号時代の仮面ライダーは変身ポーズの設定がなく、
「ベルトの風車『タイフーン』に風を受けることで体内にある小型原子炉が起動し変身を完了する」
という設定だった。
当たり前だが、この風車で風力発電して賄っているわけではない。もしそうだとしたら歩いただけでエネルギー切れだ。
このシークエンスは基本的にサイクロンでの走行中に行われる。
その際に両手を使わず・前方を向いた状態で・なおかつあまり動かない部分に位置するのが腰のベルトであり、仮面ライダーの変身道具はなぜベルトなのか?という問いに対する答えをここに見ることができる。
2号編の後、新1号として再登場してからは2号と同じく変身ポーズのみで変身可能となった。
また、その時白い帯から2号と同じ赤い帯に変更されているが基本的にシャッターは無い。

ショッカーも無風地帯に誘い込むなど変身を封じる策を弄したのだが、現場の怪人がアホばっかりだったため、セットしておいた爆弾の爆風を浴びたり、落とし穴に落ちた時に風を受けたりしていつも変身されてしまうのだった。

THEシリーズ版でもデザインが若干異なる程度で機能はほぼ同じと考えられる。こちらは最後まで白帯。

映画『仮面ライダー1号』では1号のデザインが全面的に変更されたため、今までとは形状が大きく異なるが機能はおそらく同じ。風車に風を集め、仮死状態になって火葬中の本郷を復活させた。


仮面ライダー2号


お見せしよう…

変身!

トォーッ!

2号のベルトも同様の機構の『タイフーン』だが、最初から変身ポーズを取るだけでその場で変身できるようになっている。
さらに立花レーシングのロゴが刻まれた保護用のシャッターが設けられており、変身時は左右に展開してタイフーンが露出する。
新 仮面ライダーSPIRITS』では、このシャッターはベルトを損傷した一文字を治療する際に本郷が後付で追加したものとされている。
平成以降の作品では進化の象徴として、1号ライダーの変身ベルトにもこのシャッター機能が搭載されている描写がある。
THEシリーズ版でも機能は同じだがシャッターは無い。


小説版では、強化服の中枢であり、ベルト横のダイヤルスイッチを捻る事でベルト内の核電池が起動。
タイフーンは発生した熱を逃がすための冷却装置という設定にアレンジされている。
エピローグでは3連タイフーンのベルトが登場。

なぜ変身ポーズで変身できるようになったかと言うと
  • 2号のアクターをやっていた佐々木剛氏が、当時バイクの免許を持っていなかった。
  • 1号こと藤岡弘、氏が怪我をした原因であるので、免許があったとしてもバイクを禁止していた。
  • 変身に関してもっと分かりやすくしたかった。
など様々な事情が重なって、当時殺陣師を担当していた高橋一俊氏の考案によりこの変身ポーズを取ることによる変身が考案された。
しかし、佐々木剛自身は「免許を所持していなかったから変身ポーズが加わったという説明は受けていない」と述べている。
ちなみに、記念すべき初変身シーンで流れを間違えたのは有名。*1
また、2号編が始まったばかりの頃は方向性がまだ定まっていなかったのか、掛け声を上げてからベルトを顕にしてポーズを取ったり、後の平成ライダーよろしくタメを入れずに「変身!」と素早く言い切ったりと、幾つかパターンが見られた。


仮面ライダー3号


変……身!

トォッ!

厳密には昭和ライダーではないがここに追記。
ベルトは1号や2号とほぼ同型の『タイフーン』だが、カラーリングは金色ベースとなっている。
またタイフーンのシャッターはダブルライダーと異なり、立花レーシングクラブのエンブレムではなく、ショッカーマークが刻まれている。
漫画版仮面ライダー同様、両腰のエナジーコンバーターをブースターとして使うことも出来、単なる跳躍とは違う軽やかな空中移動も可能としている。

仮面ライダー4号

厳密には昭和ライダーではないがここに追記。
日本軍服をイメージした外見に合った緑色の帯のタイフーンを装備している。
変身シーン・使用シーン共に存在しないので機能は不明。


仮面ライダーV3


変身……V(ブイ)3(スリャァ)ッ!

V3のシンボルとも言えるのが『ダブルタイフーン』。
主題歌にもある通り、右の風車には1号の『技』、左の風車には2号の『力』が秘められている。
ベルト中心のランプを点滅させてエネルギーを倍増させるレッドランプパワーや、ダブルタイフーンを逆回転させたエネルギーで敵を粉砕する逆ダブルタイフーンなど様々な秘密機能を搭載。
「逆ダブルタイフーンを使うと3時間変身不能になる」という弱点はライスピで知名度を上げた。

一方で、対V3必殺戦術を完成させた強敵怪人・イカファイアとの戦いでは、墨攻撃でベルトの風車の回転を阻害され、力と技を発揮できず大幅にパワーダウンしてしまう描写も見られた。
ライスピでは無茶な稼働で半壊してしまうが、救援に来た1号と2号のベルトと接続して『力』『技』(タイフーン)を回すことでエネルギーを貰って起動するというファン感涙ものの展開となった。
THEシリーズ版でも機能、デザイン共にほぼ同じ。

プロップに電飾が導入された初めての変身ベルト
劇中では先述したレッドランプパワーや逆ダブルタイフーンを発動させる際に光った他、第21話ではダブルライダーから贈られたメダルでエネルギーを充填した際に風車が煌々と輝いた。


ライダーマン


結城丈二はこのマスクをつけることによってライダーマンとなり、

手術した腕が連動し、アタッチメントを操ることが出来るのである!

ライダーマンは変身アイテムがベルトではなくヘルメットのため、これがシリーズ初の変身と無関係なベルトと言える。
ベルトの4つの点は小型ミサイルランチャーという設定だが、ライスピではデザイン初期案であった小型のタイフーン×4として描写されている。


仮面ライダーX


セッタップ!

変身ベルト『ライドル』の両サイドに付属するレッドアイザーパーフェクター装着(セタップ)することで変身を完了する。
そのため変身アイテムとしてのベルトの存在感は薄いが、Xライダーのベルトの真骨頂はやはり格納された武器である。
風車パーツの横に搭載されたグリップを引き抜いてボタンを操作することにより、棒形態「ライドルスティック」、スティックをさらに伸ばした「ロングポール」、細剣形態の「ライドルホイップ」、ロープ形態の「ライドルポール」の4形態を自在に使い分けることが出来る。
近代に移ってからは常識となったベルトから武器が出るというギミックがシリーズ3作目ですでに完成しているのは驚く他ない。
ライスピでは、ライドルが破損してもグリップ部と僅かなロッド部が残っていればベルトに再装填して時間をかけることで修復が可能という設定が登場した。

後にV3の手でマーキュリー回路を取り付けられてから変身コードは『大変身』に変更。
変身ポーズをとった後、自動的にレッドアイザーとパーフェクターが装着される。

映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』では大変身ではなくセタップを採用。
こうなっていた作中での理由は不明だが、パンフレットによれば大変身よりセタップの方が人気が高く、演者の思い入れも強かったからという。
ライスピではマーキュリー回路が動作不能に陥り、セタップするシーンがあった。


仮面ライダーアマゾン


ウガァァァァァ……!

アァァァァ!マァァァァ!ゾォォォォォンッ!

キキィィィィィッ!

アマゾンの変身アイテム及びパワーソースは左腕のギギの腕輪
ベルト『コンドラー』は、ロープ・ノコギリ・薬研・火打ち石・ナイフなど様々な用途に用いることのできる万能ツールである。
つまり本来は変身とは縁もゆかりもない単なる日用品なのだが、玩具では『変身ベルト』として販売されていた。
響鬼の先駆けと言えるかも。

このデザインは後にリブート作品『仮面ライダーアマゾンズ』の『アマゾンズドライバー』に受け継がれた。詳細は別項目参照。
ドライバーの方はちゃんとした変身用アイテムだが、アマゾンオメガはこれでライドルの如く武器やロープを精製しており、アマゾンアルファはバックル部で卵も割っている。


仮面ライダーストロンガー


変ンン身……

ストロンガー!

天が呼ぶ!地が呼ぶ!人が呼ぶ!

悪を倒せと俺を呼ぶ!

聞け悪人ども!

俺は正義の戦士、仮面ライダーストロンガー!

変身ベルト『エレクトラー』は常時5万ボルトの電気エネルギーを蓄えており、変身時や攻撃に必要なエネルギーを供給する。
手袋を脱いで両手の「コイルアーム」を露出させ、これを勢いよく擦り合わせることで体内の発電装置が起動し、ストロンガーへの変身が行われる。
また、水分や熱を電気に変換するエレクトロチャージによって得られたエネルギーも同様に蓄積可能。
劇中プロップにダブルタイフーン以来となる電飾が導入されており、変身時にはチカチカと光る。
なお、劇中プロップは普通に樹脂で造形されていたが、玩具は中央の赤いパーツがクリア成型となっており、それまで同様しっかり光って回る。


仮面ライダー(新)


スカァイ!変身!

トォッ!

スカイライダーの変身ベルト『トルネード』には重力低減装置が組み込まれており、
ベルト両脇のスイッチを下に倒してセイリングジャンプすることで大空を自由に翔ぶことが可能となる。
風を取り入れてエネルギー源にする設定は初代同様だが、何故か水中でも変身が可能だったりする。
実は強化前と後で風車のデザインが微妙に変わっている。


仮面ライダースーパー1


変身!

仮面ライダー、スーパー1!

変身ベルトは『サイクロード』。起動時以外は黒い装甲板で風車が覆われているデザインが特徴。
側面に搭載されたスイッチを起動させ、スーパー1の武器であるファイブハンドの切り替えを行う。
本来スーパー1は、外部のコンピューターからの変身コマンドでのみ変身可能で、ドグマの襲撃により研究所が壊滅したために、自力での変身ができなかった。
後に赤心少林拳の修行を積み、奥義・梅花の型をベースにしたポーズで変身できるようになる。
ジンドグマ編では和也の成長により、ポーズが簡略化されて素早い変身が可能になった。
『最新の科学を古来の拳法で起動する』という熱い理論もさることながら、変身ポーズそのものに明確な意味があるというのは平成以降のライダーでも意外と中々見られない個性的なケースである。
玩具にはスーパーハンドをイメージした白い手袋が付属している。


仮面ライダーZX


変ンン……身ッ!

ゼークーロースー!

ZX!

変身ベルトは『ゼクロスベルト』。
変身には直接関係ないが、ベルトのバックル部分に『虚像投影装置』を内蔵しており、自らの姿を何もない空間に投影できる。
複数の虚像を投影することで分身も可能。ZXが忍者ライダーたる所以である。
ライスピではベルト内部に設けられたスペースに一条博士が作り上げたメモリーキューブを填め込むことで、失われた過去の記憶を取り戻した。
映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』では、
村雨が地下帝国バダンの幹部・暗闇大使として潜入する際、『虚像投影装置』の応用で装束を投影していた。


仮面ライダーBLACK


ゴルゴム!許さん!!

変……身ッ!

仮面ライダー、BLACK!

昭和ライダー最強のチート(笑)のカタマリ『キングストーン』
ブラックサン(=てつを)は赤い太陽の石シャドームーンは青い(組み込まれた後は緑)月の石を、それぞれ創世王から授かり、次期創世王の座を巡り殺し合う宿命にある。
二つの石が揃ったときの真の力は未知数であり、劇中見られる奇跡の数々はほんの片鱗に過ぎない。
  • 続編『RX』で強い『悲しみ』『怒り』に反応し光太郎に新たな力を授ける
  • 死んだはずのシャドームーンがライダーに勝つという『執念』のみで復活する
  • 後年の映画作品で死んだはずの光太郎を『人の心の光』によってRXへ進化させる
など、質の善悪を問わず強い『想いの力』を具現化する性質を持っているとおぼしき側面がある。

変身ベルト中央部のエナジーリアクター内にはキングストーンが埋め込まれており、変身時はエネルギーを増幅し全身に送り込む。
このエネルギーはBLACKのボディに走るのライン『パワーストライプス』に伝導させたり、ベルトから放出する『キングストーンフラッシュ』としても利用可能。
特にキングストーンフラッシュの万能っぷりは尋常ではなく、窮地における奥の手としての印象が強い。

玩具は「テレビパワー DX変身ベルト」と銘打たれ、テレビと連動させて遊べる画期的な仕様。
変身バンクの光を感知して自動で動くが、現在はポケモンショックの影響で同じものを作るのは難しいだろう。
漫画版『仮面ライダーBlack』では、ベルトは存在しないが額にTV版のキングストーンにあたる『賢者の石』が埋め込まれている。

なお、当アニヲタwiki(仮)でも長らくそのままだったが、BLACKの変身ベルトを『バイタルチャージャー』と表記するのは誤り
上述の玩具での名称からも分かる通り、放送当時から公式では一貫して「変身ベルト」としか呼称されていない。
間違った名称が広まった原因の一つはWikipediaに記載された出典不明の独自研究の文章がそのままネット上に拡散されていたことが有志の調査で判明している。
公式サイドもこの誤情報を鵜呑みにしてしまっている節が見受けられ、『ガンバライジング』でのフレーバーテキストや、『パズドラ』とのコラボイベントの際にもガッツリと「バイタルチャージャー」の名前が登場してしまっている。
その後、2022年に『仮面ライダー図鑑』のBLACKの項目が更新され、「腹部に装備されたベルト型の装具も含めて『キングストーン』と呼称する」と新たに説明が付けられた。今後はこれが公式解釈になっていくのだろう。
『BLACK』のリメイク版『仮面ライダーBLACK SUN』のクラウドファンディング返礼品として先述のテレビパワーが復刻された際も、「テレビパワー変身ベルト キングストーン」と改名されている。


シャドームーン

同じキングストーンを持つシャドームーンもまた、BLACKと同型のベルトを装備しており、機能も同じ。
ベルトの名前も同じく『キングストーン』*2だが、BLACKのベルトにおけるエナジーリアクターに相当する中枢パーツは『シャドーチャージャー』と呼ばれ、またBLACKが黒いボディに銀のベルトなのに対し、シャドームーンはボディが銀でベルトが黒、とアンチテーゼ的なカラーリングとなっている。
キングストーンから『シャドーフラッシュ』を放つだけでなく、
そこから取り出したエネルギーを破壊光線として放つ『シャドービーム』を得意技とする。
常にシャドームーンの姿なので本編での変身シーンはないが、後に『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』で初めて変身シーンが描かれた(ただし異世界の別人である月影ノブヒコによるもの)。
変身機能は創世王に操作されており、第47話で創世王のビームを浴びて強制的に信彦の姿にされたこともある。

BLACKの変身ベルトとは異なりDX玩具は発売されておらず、その後もシャドームーン本人の人気に反して立体化はレインボー造形企画制作のプロップレプリカくらいだったが、『BLACK SUN』の制作発表にあたってテレビパワーをリデコする形で玩具化されることが発表され、ファンを喜ばせた。


仮面ライダーBLACK RX


この世に光ある限り、俺は甦る!!

変……身ッ!

俺は太陽の子!
仮面ライダーBLACK、RX!

光太郎のキングストーンが宇宙空間で太陽光線を直に浴び、その力を取り込んだことで突然変異を起こし誕生したのがRXである。
この際、変身ベルトも『サンライザー』に変化。さらにキングストーンには独立した意志が芽生え、光太郎に神託のようなアドバイスを与えたりもした。
従来のキングストーンの力と太陽の力を象徴するように、ダブルタイフーンのような形状を採っており、変身の際は左右で違ったパターンで発光する芸の細かい一品。

腹部の「サンバスク」から取り入れられた太陽光とキングストーンのパワーが生み出すハイブリッドエネルギーによって、BLACKの約3倍のパワーを発揮できる他、重篤なダメージを受けても太陽光線を受けることで瞬く間に回復できる。
太陽光が得られない場所ではキングストーンが、キングストーンが不調な時は太陽光がそれぞれをバックアップする形になっており、要するに敵にとってはどうあがいても絶望
仮に両方が不調になっても「不思議なこと」とか「悪に屈しない正義の心」とかでだいたいなんとかなる。

また、光を結晶化することで(文字通りの)必殺武器リボルケインを生成する。相手は死ぬ。
多段変身に伴いロボライダーは複数のギアが組み合わさったような形状、バイオライダーは流曲的なラインに三つの石が填ったような形状にベルトが変化する。

玩具にはRXの左手首にあるブレスレット状パーツ「リストビット」が付属し、リストビットを振ると電波でベルトが回るという、BLACKに続いてベルトを操作せずに変身できるものだったが、リストビットがやたらでかくて少し不便。


真・仮面ライダー 序章

完全に生身であるため変身ベルトは存在しないという、シリーズでも異色の存在。
ただし、順調にシリーズが制作されていれば仮面・戦闘服・バイクを獲得して従来の仮面ライダー然としたデザインになる予定だった。
続きはない……のだが、この設定は前述の小説版仮面ライダーにてS.M.R(システム・マスクド・ライダー)の参考にされている節がある。

なお、S.I.C.のシンはモトがモトなだけに対してビジュアル的には大きな変化がないタイプのデザインだが、腹部のベルトのバックルに相当する箇所に黄色のクリアパーツが配されているというオリジナルには無い意匠があり、ZOのレッドコアを思わせる。
また、同時期に発売されたリデコ商品『改造兵士レベル3』の腹部にはこのパーツは無く、原作で改造兵士の理性の有無を分ける『第3の眼』と同じ意図が込められている可能性が高い。


仮面ライダーZO


変……身……!

腹部に大自然のエネルギーを吸収する力を持つ赤い球体『レッドコア』が填っており、これが変身ベルトに相当する。
また、同じネオ生命体であるドラスにも変身ベルト状のパーツが見受けられる。

映画公開後に次の劇場用ライダー新作の企画が開始された際、雨宮監督はZOの続編を提案しており、一緒に提出されたZOの新デザインは手足が銀色になり赤いマフラーやベルトを身に付けた、いわばZO強化案というべきものになっていた(なお、ZOの新デザイン画は仮面ライダーJのDVDで確認できる)。


仮面ライダーJ


変身!

仮面ライダー、J!

ZO同様、ベルトは無く、腹部に填っている銀杏の葉のような形状の『Jスピリット』が変身ベルトに相当する。

変身者である瀬川耕二が身に着けているベルトはバックル部にJスピリットと同形の飾りがあり、Jへの変身時に赤く発光する。
玩具と呼ぶほどではないが、『プラデラ』のジェイクロッサーにこのバックルが付属しており、市販のベルトに取り付けることができた。


【番外編】


【マスクド・ライダー】


Ectophase Activate!

『RX』の北米リメイク版『MASKED RIDER』では、サンライザーが『エクトアクセラレーター』と名を変え登場。
機能自体は原典と同じで、変身する際はアップになったバックル部分がライダーのマスクに変化する演出が挿入される。
当初は変身ポーズがなく、掛け声を叫ぶだけで変身していたが、セカンドユニット監督*3とライダーのスーツアクターを務めたミチ・ヤマト氏が変身ポーズの重要性を力説して現地のスタッフを説得したことで、「ポーズ自体は氏が考える」という条件付きで途中から変身ポーズが導入された。

玩具も同じくサンライザ―の流用で発売されたものの、なりきり玩具よりもフィギュアの方が人気が高いアメリカではあまり売れなかったという。



追記・修正はベルトに風を受けながら行って下さい。

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最終更新:2023年07月31日 14:14

*1 本来は「ベルトを顕にする→変身ポーズ」という流れが、初回のみ「変身ポーズの構え→ベルトを顕にする→変身ポーズの続き」という流れになってしまっている。

*2 ただし、後述のプロップレプリカやなりきり玩具はいずれも「キングストーン」ではなく「シャドーチャージャー」名義で発売されており、この辺りの扱いは公式でもはっきりしていない模様

*3 日本で言うところのアクション監督と特技監督を合わせたような立ち位置