マジンボーン

登録日:2014/05/14 (水曜日) 06:54:00
更新日:2024/02/24 Sat 10:08:23
所要時間:約 4 分で読めます




この世には「勝ち」「負け」しかないのか





マジンボーンとは、2014年春に始まったメディアミックス作品群である。
ここではアニメ版を中心として扱う。

【概要】

2014年3月にバンダイから新しいクロスメディアプロジェクトの一環として発表された。
アニメ以外にも漫画やデータカードダスなど様々なメディアでの展開を続けられていた。
現在はデータカードダスなどのメディア展開は終了している。

ボーンと呼ばれる鎧を装着し、謎の敵「ダークボーン」と戦う少年たちを描くバトルアニメ。
所謂子供向けの販促アニメではあるのだが、要所要所に子供向けアニメらしからぬ部分が多い。
例えば子供向けアニメの主人公といえば熱血馬鹿や純真無垢な小中学生が選ばれた存在として使命に目覚めて率先して戦っていく物が多いが、
今作の主人公はどこにでもいる普通の高校生で、自分が選ばれた戦士であるという事実に戸惑い戦いに迷うなど、ストーリー開始当初から苦悩の絶えないシリアスな展開が続く。
傲慢かもしれないが、モンスーノを思い出さずにはいられなかった。
こっちは純国産だが。

また戦闘シーンはフル3Dで作られているのだが、よくある気弾の応酬などはほとんどなく、それぞれが得意とする実在の格闘技や武術での近接戦闘がメインになっている。
3Dでありながら重厚感かつアクションを一つ一つしっかり魅せる独特のこだわりを感じるバトルや、
それぞれのボーンの属性を生かした特殊能力のぶつけ合い、ここぞという時に繰り出す必殺技、
そしてメインディッシュとなる格闘技のぶつかり合いなど、戦闘については一切手を抜かず描かれている。
企画者にプリキュアで有名な鷲尾天が関わっていることもあって男版プリキュアなどと言われることも。

終盤はボーンの戦闘力がインフレ化し、特殊能力戦もメインになってきたが、その特殊能力を知恵と属性の相性でいかに乗り切るかというゲームの設定を生かした戦闘になっていく。
そしてそうなっても、ステゴロバトルという土俵自体はほとんど変えなかった。

余談だが、味噌汁'sの歌うひたすら「バンドを組んだぜ!」と連呼するEDテーマ「OKAN GOMEN」が中毒性が高いと話題になり、
「バンドを組んだぜ!」Twitterのトレンドワードに入った事もあった。
またこのEDの一枚絵がプリントされた「バンドを組んだTシャツ」が発売された。

またまた余談だがアニメに先んじて最強ジャンプにて連載された漫画版はかつて週刊少年ジャンプで連載していた『』『SWOT』の作者である杉田尚先生が担当している。
こちらはアニメ版と比較すると登場人物の性格などに違いがあり、より王道的な物語になっている。
キャラデザもかなり幼くなっているのが特徴(リーベルトなんて最早妹か娘のレベル)。
ついでに絵もだいぶ見れるものになっている。

キャラデザの村田雄介は原画で参加(しかも東映アニメーションで合宿までした)し、ついでに本作にまつわる漫画やネタイラストを投下していた。
そして番組が終わって数年経つ現在でも、本作において最も愛された(?)キャラであるルークをTwitterアイコンに設定している。


【ストーリー】

極普通の高校生、竜神翔悟はある日不思議な声を聞く。
その声に導かれるように幼なじみの少女、島谷早穂の自宅にあった庭石を調べていた時、突如謎の存在が空から飛来した。
謎の存在、ダークボーンに襲われた翔悟はその瞬間庭石の地下にあった石版と融合し、ドラゴンボーンの適合者となった。
様々な困難や苦悩に見まわれながらも、翔悟は仲間と共にボーンファイターとしてダークボーンと戦っていく。


【登場人物】

ボーンファイター
  • 竜神翔悟(りゅうじんしょうご)/CV:KENN
本作の主人公。火属性のドラゴンボーンの適合者。
自他共に認める普通の高校生で成績も普通、子供の頃から習ってる空手もどこか中途半端。
自室にエロ本を置いてあるなど高校生らしく多感あり、何事にも中途半端な現状に多少悩んでいる。
ドラゴンボーンに適合した当初はその事に戸惑い、戦う意思が持てずボーンを装着出来なくなった事もあったが、
仲間達との対話の中で、自身にとって大切なものを守る為に戦う決意を固めてボーンファイターとして戦う事を決める。
その後は、相変わらずツッコミを入れながらも精神的には安定していくが、英語の期末考査で3点を取るなど学力面での残念さを露呈した。

戦闘スタイルは空手。
敵のボーンを一撃でボーンクラッシュさせるなど、一撃一撃の攻撃力が非常に高い。
現実世界でリーベルトと戦闘した際には、暴走した勢いで山を半壊させているほど。
また彼の持つドラゴンボーンはボーンの中でも「星の要」という特別なボーンらしく、奪われた瞬間地球が滅びる。
始まりの魔神の意志に従い、ダークボーンはドラゴンボーンを狙って襲ってきている。

漫画版では意図的に別人に描いてほしいと杉田が編集部から言われたため、熱血修行バカになっている。
その強さたるや素手で鉄柱を木端微塵にし、腹筋で日本刀を折り、300㎏の錘を背に載せて腕立て伏せを行うほど。
姉がほとんど登場しないためその特徴を全部ぶち込まれている感じ。

  • ルーク/CV:立花慎之介
水属性のシャークボーンの適合者。出身地はオーストラリア。
冷静沈着なボーンファイター達のリーダー的な存在。
真面目ではあるのだが、ボーンファイターになったばかりの翔悟にインパクト重視で説明したほうがいいからとわざわざ高い所から現れたり、
戦う事に悩む翔悟を諭す為の喩え話をするためだけに砂浜で裸足になったり、日本の夏は熱いという理由でチャイナ服を着たりと、
本人は至って大真面目な性格なのに真顔でボケるため、シュールな笑いに事欠かない。
実は大の甘党で喫茶店で特大パフェを頼んでいた。更に土産のまんじゅうを買ってきた自分が率先して食べるなど、若干常識を甘味への執着が上回っている節が有る。

戦闘スタイルは合気道。
敵の攻撃を受け流して投げる受け身の戦い方だが、シャークボーンの特性として地中を泳ぐことが出来、
この能力で攻撃を避けたり、敵に奇襲を掛けるなど受け身だけではない変則的な戦い方が出来る。

木属性のジャガーボーンの適合者。出身地はブラジル。
ラテン系特有の気さくで明るい性格のムードメーカー。
当初は売り出し中の天才パフォーマーとして翔悟と接触していたが、それはドラゴンボーンと適合した翔悟の監視も兼ねていた。
今でこそこのような性格だが、元はスラム街の出身で明日をも知れないような生活をしていた。
一番気さくなように見えて実はメンバーの中では一番の常識人にして苦労人なところもある。
翔悟の姉を事あるごとに口説こうとしているが、まったく進展する様子がない。
むしろ水着回では手刀を見せつけられて思わず股間を守る羽目になった。

戦闘スタイルはカポエラ。
そのトリッキーな動きで相手を翻弄するように戦う。

土属性のライノーボーンの適合者。出身地はアフリカ某国。
おおらかな性格でチーム内でも一番の常識人………だったはずなのだが
微妙に日本被れになりたがるせいで、ルークとは別の方向でボケることも増えてきた。
モヒカンが目立つ髪型だったため、当初はキャラデザによくイジられていた。
日本文化を好んでいて翔悟の家の庭園を気に入り、また翔悟の父から将棋の手ほどきを受けている。
昔は教師を目指していたが自身がボーンファイターだと知らされ今はその夢を断念している。
実家は弟7人、妹8人の大家族で世界を守る為というよりは家族を守る為に戦っている。

戦闘スタイルはレスリング
そのパワーと体格を活かした頭突きや体当たりを得意としている。
因みに日本の文化に関心を持っているためか動作の端々が相撲の力士に近いものになっている。

雷属性のレオボーンの適合者。出身地はアメリカ
偶然ボーンファイターとなってしまった他の面々とは違い自ら志願してボーンファイターとなった稀有な存在。
ボーンファイターの中では最年少の13歳だが子供扱いされる事を嫌う。
「自由も平和も与えられるものではなく力で勝ち取り守りぬくもの」という実にアメリカンな持論を持つ。
善悪正否をはっきりさせないと気が済まない性格で、世界を守る為に戦うという強い目的意識を持っている。
その為かそういった目的意識の低いルーク以外のボーンファイター達を見下していて、特にアントニオとはよく衝突していたが、徐々に態度も軟化していく。
しかしただ自惚れているわけではなく、敵から手痛い敗北を喫した後すぐに嫌っていた筈の翔悟に対策の為のスパーリングパートナーを頼むなど上昇志向が非常に強い。
早穂に一目惚れしており、彼なりにアピールしているが全く届いていない。

戦闘スタイルはボクシング。
当初ルーク、アントニオ、タイロンの3人でも苦戦していたダークボーン達を一人で蹴散らすなど、ボーンファイターの中でも戦闘力は特に高い。


関係者
翔悟の幼なじみの少女で、翔ちゃんと呼ぶ。
宇宙人などのオカルトが大好きでミステリーマガジン・ラーという怪しげなオカルト雑誌を愛読している。
ストーリー開始一話で家が半壊したため、母親と一緒に翔悟の家に居候している。
翔悟が悩んでいる事を察して海に誘って元気づけようとするなど、翔悟の事は人一倍気にかけている。
しかし翔悟がボーンの事を隠している事に関しては疎外感を感じていて、そのことで今度は自身が悩むことに。
将来は理数系の大学に入って本格的にオカルト関連の研究がしたいと思っている。
一応ヒロインポジションなのだが、ボーン同士の戦いからは遠ざけられているため、
出番はあってもあまり目立たないという可哀想なポジションだった。
二人の仲をよくからかわれているが、ヒロインポジションなのか姉妹同然のポジションなのか微妙なところ。

漫画版ではオカルトバカのノリは鳴りを潜め、常識人ポジションに。外見は『斬』の月島さんに似ている。

  • 竜神健悟/CV:田中一成
翔悟の父親。神社の宮司をしている。
行く宛が無くなった島谷親子を快く受け入れる、日本文化を好んでいるタイロンに将棋を教えるなど善意に溢れた好人物。
それどころか妻である智恵が、機密上何一つ理由を告げず蒸発することを告げられても、信じて笑顔で送り出す聖人。

翔悟の姉。明朗快活で竜神家の家事全般を担っている、消息を絶った母の代わりに母親的な役割を預かる。
エデンという喫茶店で働いている。
彼女も空手を習っているらしく段位は3段。
その腕前はキュウリ3本を手刀でスライスにし、ボーンファイターを素手で殴り飛ばす程。(なお本人はボーンを殴り飛ばした認識なし)

  • 竜神智恵/CV:岡村明美
翔悟の母だが、彼が小さい頃に家を出て行方不明になる。
ボーンや魔神について研究していた研究者で、いち早くその存在を察知していた。
世界の存続にまつわる事態になったことから、家族の平穏を守ろうとして
リベレーション・コクーンの開発や更新対応などに専念するため、12年前に夫だけに家を出ることだけを告げて涙ながらに失踪。
それからはISSに滞在して翔悟を陰ながらサポートしていた。
機密保持のためとはいえ12年もの間家族と離れ離れであったため、翔悟との関係は最初こそ微妙だったが、
ただ一人、地球のため家族のためと研究と開発を続けてきた思いが息子に伝わり、和解する。

  • 島谷喜代子/CV:今井由香
早穂の母親。現在は早穂と一緒に竜神家に居候中。すっげー美人。
おっとりした性格だが早穂が理数系の大学に行くことは断固として反対している。

  • 桃太郎/CV:儀武ゆう子
島谷家の飼い犬。このアニメの癒し担当。


ボーン研究所
ボーン研究所の所長。傍から見れば酒好きなただのオッサン。
しかしファイター達のことはよく考えていて、危険性の高い魔神召喚を試した翔悟を窘めている。

  • アンナ・クリスティン/CV小林愛
ボーン研究所の所長補佐。
魔神召喚の影響で腕を怪我した翔悟を気遣うなど心優しい性格。
翔悟のような子供にドラゴンボーンを託すしか無い事に憂いを感じている。

ボーン研究開発チームのリーダー。
マッドサイエンティストでドラゴンボーンのボーンカードを手にとった時は興奮して頬ずりしたり舐めようとさえしようとした。
ただ基本的には所長と同じく危険な行動に関しては警告を行うなど最低限の良識は持っている。


ダークボーン/ネポス・アンゲリス

  • ダークスコーピオン/CV楠大典
火属性のスコーピオンボーンのダークボーン。
最初の敵にして最初のボーンクラッシュされてしまったボーン。
翔悟に倒される間際、翔悟達ボーンファイターを「始まりの魔神に逆らう裏切り者」と蔑むが…

火属性のホースボーンのダークボーン。スコーピオン、ビー、マンティス、ビートル、スパイダーを統率しているリーダー的な存在じゃんよ。
強敵との戦いを楽しんでいる気があるらしく、敵を倒せるタイミングであえて見逃したり、翔悟が魔神の力を引き出したことを喜んでいた。
強靭な脚力を駆使し翔悟やギルバートを文字通り足蹴にする程の強敵だったがその最後は……

漫画版では戦闘を音楽に喩える癖があった。

空間属性のパンサーボーンのダークボーンを操る美女。凄まじいプロポーションの持ち主。
意匠もチャイナ風のハイレグレオタードで胸元にはひし形の切れ目、肩部分にスリットの入ったロングコートというエロい衣装。
当初は地球人を愚かと見下していたものの、翔悟達と拳を交わし対話していったことで興味を懐き地球に留まる。
現在は衣食住と引き換えに情報提供するという形で翔悟の家に居候している。
というか、終盤ではもはやヒロインであった。
評議会議長・シュトルツの娘でもあり、終盤は裏切り者と罵られながらも反シュトルツ派と戦う。

漫画版ではものすんごい童顔に描かれている上にアニメ同様のナイスバディなのでかなり萌える。ただ喋り方がそのへんの女子高生にしか聞こえない。

火属性のワイバーンボーンのダークボーンを駆るオジ様。
ネポス・アンゲリスの最高実権を担う八人の幹部「ネポス評議会」の一人であり、リーベルトの上司。
かつて星を一つを消しさったこともある伝説の戦士で、その実力と誇りは初老を迎えた今でも衰えを見せず、カリスマと称されるほど。
そしてツンデレ。


翔梧達と敵対するボーンファイターの兄弟。地球人でありながら、ネポスに協力し地球を滅ぼすべく行動している。
卓越した戦闘能力と優れたコンビネーションで、幾度となく翔梧達を追い詰める。
中東出身であり幼い頃から地獄のような戦争に巻き込まれた末に仲間に裏切られた事で地球に絶望する。
瀕死の重傷を負った所を東尾所長に救われた事を切っ掛けに、ボーンの適合者に選ばれる事となる。
同時にダークボーンの存在を知り、ドラゴンボーンを手土産にネポスへ移住する為に暗躍を始める。
当初はリーベルト達に協力する一方、その陰で恩人である東尾と情報交換や手助けをしていたが、
地球への憎しみが薄れる事はなく、東尾への借りを返し終えると彼との縁を断ち完全な敵対宣言をする。現在はレボルト一派に鞍替えしている。
ちなみに前期OPでは何故かギルバートの背後に控え、まるで彼の仲間・配下であるかのような印象を受けるが別にそんな事はなかった。

兄・グレゴリーは風属性のウルフボーンの適合者。
飄々とした性格で常に冷笑を浮かべた皮肉屋。赤いスカーフを頭に巻き無精髭を生やしているが、決して某海賊ではない。
利己的な振る舞いをするが、レアメタルシャークの攻撃から咄嗟に弟をかばう等、兄弟への思いは強い。
素早い動きで相手を翻弄し、弟との連携で仕留める戦いを得意とする。

弟・ヴィクトールは雷属性のタイガーボーンの適合者。色々レオと被ってんじゃ…
寡黙で無愛想だが兄と比べると激情的な性格。仲間の裏切りで傷を受けて以来、右目に虎の顔が描かれた眼帯をつけている。
自分達の境遇からか、平穏な国で生まれ「日常」を守る為に戦う翔梧達に対しては兄以上に苛立ちを募らせている模様。
両腕の巨大なクローを駆使した格闘術で、兄と共に容赦なく相手を追い詰める戦法をとる。


【用語】
  • ボーン
右手、左手、足、胴体の4つのパーツに分かれた意思を持った鎧。
普段はボーンカードというカード状になっており、このボーンカードを天に掲げる事でボーンを装着出来る。
これを身に纏い戦う者を「適合者」または「ボーンファイター」と呼ぶ。
だが地球人にはこれを満足に着こなす力が不足しているため、戦いの際には「リベレーション・コクーン」という特殊な空間を創りださなければならない。

  • 属性
    • 火:炎を纏って攻撃ができる。
    • 水:リベレーション・コクーンの地中を水中に見立てて潜航できる。
    • 雷:電撃を纏って攻撃ができる。
    • 木:これといった特殊能力は判然としないが、幻術使いなど変わった能力を持ったボーンが多い。
    • 風:風を纏って攻撃ができる。
    • 土:地中(水属性目線では水中)に向けて殴った衝撃による攻撃ができる。
    • 空間:自由に空間を移動したり、手や足だけを空間を越えさせることができる。劇中で特に強い能力の一つ。
    • 時間:事実上の最強格である時間停止能力。ただし使い手によって時間停止時間や効果範囲が異なる。例え時間停止させても能力者が力不足だとダメージを与えられない。

  • ダークボーン
敵勢力のボーンへの呼称。
外見的な特徴として、地球産ボーンと違い胸部にモチーフ元の生物がある他、素体ラインの色。頭部がスリットが入った仮面や兜を思わす形状になっている。
当初は言葉を喋らず、地球外生命体と思われていたがその正体はネポス・アンゲリスと言う異星のエクェス(戦士)達。
「始まりの魔神」の意思の元ドラゴンボーンを狙いやって来る。

  • ボーンクラッシュ
ボーンがダメージが受け続けると、ダメージを受けた部位が石化して使えなくなること。
全ての部位がボーンクラッシュされると強制的にボーンカードに戻ってカードも石化してしまう。
ボーンクラッシュした状態で無理な戦いを続けた場合、ボーンカードそのものが消滅=ボーンそのものが死滅する。
星の要たるボーンのクラッシュはその星の死を意味する。

  • 魔神
ボーンファイターが3人で列を組みラインを作る事によって召喚(ディセント)し、召喚者に強大な力を与える万物を司る化身達。
時間空間の八体がおり、ボーンの各属性もこの魔神と同じものとなっている。
さらにこの8体の上に全宇宙を生み出した全ての始祖「始まりの魔神」と呼ばれる存在がおり、その大きさは爪だけで地球を覆い尽くすほど。

  • ボーン研究所
オーストラリアのメルボルンにあるボーンの研究施設。表向きは製薬会社という事になっている。
カリフォルニアにも支部があるらしい。

  • ホワイトボーン
未覚醒の通常形態。前半に登場するボーンはほとんどがこの状態。
なおシリーズを通して登場するダークパンサーは最後までこのホワイトボーンの低い戦闘力で敵と渡り合っていた。

  • アイアンボーン
ホワイトボーンが意識と対話し相手の攻撃から堪え忍び覚醒する強化形態。
全身メッキのような光沢を持つ鎧となるのが特徴。
魔神降臨による影響でマジン粒子が蓄積され、命の危険に曝されると発動するとも云われる。
その威力はホワイトボーンを一瞬でボーンクラッシュさせるほど(召喚状態も同様)。
一度覚醒すればその後はアイアンボーン状態が通常形態となる。

  • レアメタルボーン
伝説の存在とされており、各属性の魔神に認められた者にしか覚醒できない超強化形態。
召喚者の呼びかけに応じて実体化した魔神の力と一つになる事で変化する。翔梧達はこの際「マジンボーン!」と叫ぶ。
身体の各所が金色に染まり、一様に翼のようなパーツが生える。
掴んだだけで相手を焼き尽くす、受けた攻撃をそのまま反射する等、他のボーンを超越する力を発揮する。
ただし魔神の力を借りる必要があるため、アイアンボーンと違い常時この形態が維持されるわけではなく、
強化変身シーンでもボーンカードの絵柄が一時的に変わる演出がなされている。


追記、修正はバンドを組んでからお願いします。

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最終更新:2024年02月24日 10:08