光天使ブックス

登録日:2014/05/11 (日) 13:09:02
更新日:2024/04/10 Wed 22:34:10
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BGM:牙をむく紋章獣


私のターン、ドロー!


私は光天使(ホーリー・ライトニング)ウィングスを召喚!


そしてウィングスの効果発動!

このカードの召喚に成功した時、手札から「光天使(ホーリー・ライトニング)」モンスターを一体 特殊召喚することができる



現れろ! 光天使(ホーリー・ライトニング)ブッ↑ クス!






光天使ブックスとは、遊戯王OCGに登場する光属性天使族のモンスターである。ブックス!
光天使】のカテゴリにも属している。そして光天使の中で最もネタにされているであろうカードである。


概要

効果モンスター
レベル4/光属性/天使族/ATK 1600/DEF 1400
1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を墓地へ送って発動できる。
手札から「光天使」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。


光天使1体を特殊召喚できる効果を持つものの、コストに魔法カードが指定されているため使いにくい。
魔法カードはモンスターに比べて再利用しにくく、墓地にあることに意義のあるカードも少ないことから、負担が大きい。
RUM-七皇の剣》を使う場合は、通常ドロー以外で手札に加わってしまった《RUM-七皇の剣》を処理する方法となり得る。

また、手札を実質3枚消費してモンスターを2体並べるだけでは、当時の環境を考慮しても非効率的であった。
同じ光天使の《光天使ウィングス》であれば、発動条件は少々異なるものの、
手札コストなしで光天使を展開できるため、そちらが優先されやすい。

また、同じコストでデッキからレベル4モンスターを特殊召喚できる《召喚僧サモンプリースト》もあるため、汎用性でも劣る。

というのが昔の評価だった。
まぁ、この辺は新規光天使が出た今も変わらないという人も多いが、《召喚僧サモンプリースト》等々と比較すると

  • 種族や属性が当然ながら他の光天使と一致するためサポートが共有できる。
  • カテゴリモンスターとしては中々高い打点。純粋な攻撃力では《光天使セプター》のほうが高いがソードのコストにはこっちの方が使いやすい
  • 《召喚僧サモンプリースト》と違って攻撃に参加可能
  • 「光天使」カテゴリである。《光天使スローネ》の流れを止めない点が非常にありがたい。

よってピン差しは安定。光天使を増やしたい場合は、複数枚積むカードという評価になった。構築によって《召喚僧サモンプリースト》と使い分けるのも有りだろう。
使い難いとはいえ特殊召喚効果を持つので、ウィングス!が手札にない時の代わりとして使用するのもありだろう。
ちなみにホープ採用型なら「RUM」処理係を《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》に任せることもできる(エクストラを圧迫しながら)。

海外における英語名は「Star Seraph Sage」。Sage(セイジ、セージ)とは「賢者」の意。
日本語名の「ブックス」は知恵や知識を象徴する言葉であるため、そこから「賢者」を連想したのだろう。
また、他の光天使の英語名も「S」から始まる単語で韻を踏むようになっている。


ネタとして

カード効果やステータスだけ見ればネタにもならないネタカードと言えるのだが、
アニメでドルベがこのカードのカード名を読み上げる際に冒頭のように「光天使(ホーリー・ライトニング)」の後に少し間をおいて、
妙に勢いのよい発音(かつ他と比べて高音)で「ブックス!」と発音したのが視聴者の耳に残ったのか、
ネット上では「ブックス!」と言う台詞がドルベを代表するネタの一つとなってしまった。

かなり重度までいくとカタカナ表記した際に似ている別の言葉を表す隠語にまでされていることも。(最近上がった物→タックス!)
明確な決まりがあるわけではないが、「ブックス!」と半角表記されることが多い。「!」に関しては時と場合による。

ブックスのネタはネット上の結構な範囲に広まっているようで、Twitter内でもネタになったせいで、
役の池田恭祐や、遊戯王ZEXALの第6期ED「Challenge the GAME」を歌うREDMANにまでネタにされた。
その集大成が「全てブックスんだ」である。

色んな意味でドルベの象徴のようなカードになってしまったといえる。
平川大輔氏が先にチャーリーをやっていた事とこのカードのおかげでドルベは某誠氏ねの影響を受けなかったともいえる。受ける要素もないが

ブックス!ネタは嫌う人もいるのでTPOを守って楽しくブックス!



アニメにおいて

上述の通り、バリアン七皇の一人「ドルベ」が使用するモンスターとして登場。

効果は「1ターンに1度、自分の手札の魔法カードを1枚墓地へ送る事で、自分の手札から「光天使」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる」
とテキストが少々異なるが、OCG版とほぼ同じ効果である。


異次元の古戦場-サルガッソでの、「ドルベVS神代凌牙」戦で初登場。

冒頭の通りに光天使ウィングスの効果で特殊召喚された後効果を発動。
《サルガッソの灯台》をコストに光天使ソードを特殊召喚し、《光天使ウィングス》《光天使ソード》と共に
No.102 光天使グローリアス・ヘイロー》のオーバーレイ・ユニットとなった。

図らずながらも「姑息な手を…(サルガッソの灯台を墓地に落としながら)」のネタの発端となった。
ちなみに「姑息な手を…」発言自体はこのカードの効果発動よりも後である。


その後、メラグと共にベクターと戦った際に再登場。
《光天使ウィングス》によって特殊召喚され、《ホーリー・レイジ》をコストに効果でソードを特殊召喚し、3体でNo.102をエクシーズ召喚した。

《サルガッソの灯台》も《ホーリー・レイジ》も墓地で発動する魔法カードなのでコストを上手く使っているあたりは有能。



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最終更新:2024年04月10日 22:34