神化編(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/05/07 Wed 09:23:16
更新日:2024/04/08 Mon 10:49:13
所要時間:約 5 分で読めます



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神羅の力は皮肉にも、古代の生命をも進化させた。




神化編(エボリューション・サーガ)とは、TCGデュエル・マスターズ」8番目のシリーズ。


エキスパンション

  • DM-32「神化編 第1弾」
  • DM-33「神化編 第2弾 太陽の龍王(ライジング・ドラゴン)
  • DM-34「神化編 第3弾 烈火の刃(クロス・ジェネレーション)
  • DM-35「神化編 第4弾 超極竜VS六体神(ネバーエンディング・サーガ)

概要

シーザーさんのせいで開いた裂け目からやってきた、古代のクリーチャー、「オリジン」と、そのオリジンの「ゴッド」、それに対抗する「白騎士」「死神」そして「NEX」が中心となり、手札進化・墓地進化・デッキ進化・究極進化(究極進化MAX)・超無限進化など登場。マナ進化や軽量進化もフィーチャーされるほか、フェニックスも多少復活。
神化は「神(=ゴッド)」と「進化」にかけられており、ゴッドと進化クリーチャーに焦点が当てられた。創世神に至っては進化ゴッドだもんなあ。

一部の種族は他より収録枚数が多い。光はライトブリンガー、水はサイバー系種族、闇はパラサイトワーム、火はファイアー・バード、自然はドリームメイト
ファイアー・バードは今までサポート種族としてのみの運用だったが、メイン種族に据えることもできるようになってきた。

究極進化は、通常の進化クリーチャーに重ねる進化クリーチャーで、その上に更に「究極進化MAX」を重ねることもできる。
だが同シリーズにはMAXすら超える「ケングレンオー」シリーズも収録されていたりする。

背景ストーリー

あらすじ

戦国武闘会によって放たれた《超銀河弾 HELL》の威力によって、「時空の裂け目」が生まれ、そこから古代の軍勢が時々襲来していた。そして、ある日のこと、その軍勢の本拠となる小惑星、「オリジナル・ハート」が裂け目から現れる。出現と同時に苛烈な攻撃で世界を崩壊させると、地上を征服すべくオリジンたちは侵略を開始。

古代の軍勢を前に、各文明はそれぞれ対抗の姿勢を見せる。光の勇士たちは白騎士団を、闇の勇士たちは死神団を結成する。
そして火は、新たなドラゴン、NEXを誕生させる。
また、世界ではオリジンに対する怒りによって7体の超獣が究極進化を遂げる。
こうして生まれた7体のルナティック・エンペラー。しかし、それこそがオリジンの罠だった…。

ストーリーの特徴

シナリオ的には戦国編の直接の続編となっており、これは奇しくも同じゴッドプッシュだった極神編(こちらも前シリーズの直接の続編)と共通している。
戦国編の準優勝者のあのお方が直接的な原因となっているのが背景ストーリー上でのポイント。
本作の騒動は結果的にエピソード3まで繋がっていくこととなり、戦国編~エピソード3の壮大なサーガにおいて重要な物語となっている。

また、本作は大会形式だった戦国編とは異なり、久々の種族間戦争に回帰している。
異形の侵略者相手に物語序盤から5文明が立ち向かう王道なお話となっており、いつもどこかで内輪揉めしていた背景ストーリー的には感慨深い。
結局、共通の敵がいなくなった次シリーズでは内輪揉めになるんだけれどね。

オリジンの古代種族設定の影響か、久々に姿を見せる種族や軽くプッシュを受ける古参種族もいた。
そのため、古くからのユーザーには懐かしい雰囲気を匂わせている。
オリジンの寄生設定を強調するためか、基本セット転生編の時代には存在しなかったハイブリッド種族にオリジンを複合して登場したクリーチャーもいる。
基本セットの背景ストーリーにおける世界設定を知っていると、オリジンと絡めて興味深い妄想が展開しやすいだろう。

また、古代の敵という事もあって時間移動の力を持つ《時空工兵タイムチェンジャー》に焦点が当てられた。

勢力別の動き

オリジン

古代の軍勢。今のクリーチャーとは見た目の特徴が違う(というか、文明ごとの特徴をシャッフルしている)
彼らを統べる「神」たちと共に地上を侵略する。
なお、オリジンたちは相手の進化の力を逆に利用する上、自分たちもまた進化の力を得る。
やっかいな事に他のクリーチャーを支配する力も持っており、これで自分達に寄生しようとしたグランド・デビルを逆利用した。

白騎士

オリジンに対抗すべく生まれた光の軍勢。《白騎士城ピラー・オブ・フェザー》を本拠とする。
白騎士の聖霊王 HEAVEN》などが活躍した。白騎士の神羅七英雄にすらなれない産廃じゃないか。

なお、後に《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》によって壊滅させられてしまう。そこまで生き残ってたのかという話もある。

死神

こちらはオリジンに対抗すべく生まれた闇の軍勢。《死神城XENOM》を本拠とする。
この後の覚醒編でも新規カードは登場しているが、抵抗むなしく残念ながらZ軍に力を差し出すはめに。

ルナティック・エンペラー

オリジンがもたらした衛星上の異変への怒りによって究極進化を果たして誕生した存在。
この際に7体のルナティック・エンペラーが出現し、世界に進化の力で満ち溢れさせた。
しかし、この動きはオリジンの想定通りで、同時にオリジン軍を進化させることに貢献してしまった。

最終的に究極進化獣登場によって時空の裂け目が拡大したことで出現した神帝に7体全員討伐された。

NEX

勢力というより一人なんだけど…
儀式で生まれた新たなドラゴン。基本形態の《ボルシャック・NEX》と《ボルシャック・クロス・NEX》はボルシャックの名をもつが彼とは別の存在である。
というか、彼にあやかって付けられたのだろう。
後にはロマノフと融合さえする。

水文明

謎に包まれたオリジンの時代の詳細を探るべく、不死鳥編時期のクリーチャーである《時空工兵タイムチェンジャー》を復活させる。
その任務を果たすべく古の世界に旅に出るタイムチェンジャーだったが、辿り着いた時空で早速オリジンに襲われる。



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最終更新:2024年04月08日 10:49