パスカ・カノンノ(テイルズ)

登録日:2011/02/27(日) 08:57:48
更新日:2021/01/12 Tue 17:02:11
所要時間:約 7 分で読めます





空を越え、今ここにパスカの光を!
これが私の…ラヴ・ビー−ト!!






Kanonno

種族:人間
年齢:不詳
性別:女性
身長:158cm
体重:44kg
称号:ペチャパi…「爆砕斬!」
職業:魔法剣士
BWH:つるん/ぺたん/きゅっ
CV:工藤晴香
  伊藤かな恵(RM2客演時)

『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー』のヒロイン。
新世界の神の妹ではないし、美大教師の親戚で三角関係な根暗少女でもない。


異世界『テレジア』のアイリリーと言う街で、クラトス・アウリオンがマスターを務めるギルド『アドリビトム』に身を寄せており、メンバーとして働いている。
白とベージュを基調としたドレスっぽい衣装に、桃色の髪と淡緑の瞳を持つ記憶喪失の少女。明るく社交的で、素直な性格。
可憐で儚げな容姿に反してそれなりの実力はあり、攻撃魔法やバスタードソードによる斬撃を駆使して戦う。

保護者的な人物がおらず、自立せざるを得ない環境で過ごして来た為、基本的に大人びている。イノシシを狩ってきたり、やたら子供扱いして過保護に接してくるチェスターを軽くあしらうくらいオトナ。
アドリビトムのメンバーや、街の人からの信頼も厚い。


テレジアのディセンダーとして目覚めた主人公が最初に出会う人間
え? あの白い奴は人間じゃねえし。
魔物に襲われていたが主人公によって窮地を救われ、行く宛てのない主人公をクラトスに紹介し、アドリビトムに加入させた。

自分と同じように記憶がない(と言うか元々ない)主人公にシンパシーのようなものを感じて、以後懐くようになる。
何も知らない主人公にテレジアの情勢を教えたり、イチゴを食べさせてあげたりと甲斐甲斐しく世話を焼くその姿は、まるで雛に餌を与える親鳥のようで微笑ましい。

アイリリーの独裁者・ガンゼルが主人公によって失脚し、街が解放された後は自分の記憶の手掛かりを求め、またテレジアを脅かす『蝕むモノ』と呼ばれる存在から人々を救う為、主人公に付いて行く事に。

各地のアドリビトムを転々としながら様々な経験を積み、主人公と共に多くの人々の力となっていく。





以下ネタバレ。















その正体は異世界『パスカ』に於けるディセンダー。
後のイアハートの雛型となった存在。
ニアタが真に仕えるディセンダーである。


パスカのディセンダーとして生まれた彼女は、ディセンダーとしての本能に従い、自らの世界に起こっている災い(戦争)を止めるべく戦っていた。

しかし何度戦いを止めてもいたずらにマナを消費して戦争を続け、終いにはディセンダーである自分の力を戦争に利用しようと画策した人間達に絶望する。
ディセンダーの力を使って自らの世界の人間を残らず皆殺しにし、『蝕むモノ』を率いて現れた異世界『ギルガリム』のディセンダー・ウィダーシンにパスカの世界樹を捕食させ、世界を滅ぼした。

その後はウィダーシンに加担し、パスカの種子世界であるテレジアの世界樹を乗っ取ろうとするが、世界樹の力に弾かれて記憶を失い、倒れていた所をチェスターによって助けられ現在に至る。


ストーリー終盤に記憶を取り戻し、自らの凄絶な過去にショックを受け、主人公の元から奔走。ディセンダーとして自らの世界の復活を願う思いと、記憶を無くしてからの自分を支えてくれた主人公達への想いの狭間で葛藤する。

最終的には自らのディセンダーとしての思いを優先し、パスカの復活を掲げて主人公に戦いを挑むものの敗北。
主人公の説得により、過去とウィダーシンに見切りを付け、彼らを倒す為に再びアドリビトムに力を貸す事を決意する。

ちなみにこの時の中ボスとしてのカノンノは鋼体持ちでアクアスパイク高速詠唱での怯ませから膝蹴り→太剣ブン回しでごり押しという姿に似つかわしくない戦法を取る。2代目カノンノの地殻をぶっ壊しまくる豪快な戦闘スタイルは彼女の立ち回りを派手にしたモノだとか……
そして苦闘の末ウィダーシンを討ち倒し、役目を終えて世界樹に帰って行く主人公+αを見届けた。


その後テレジアの世界樹はギルガリムが飲み込んできたパスカを含むあらゆる世界を再生(厳密には種子として生み出した)し、再生されたパスカのディセンダーとしてカノンノも転生する。

再生後のパスカは寿命を全うし、カノンノもまた、消えゆく自らの世界と運命を共にして安らかな最期を迎えた。





以上がゲーム内での主な活躍。
ヒロインと言う事もあり重要な役割を担ってはいるのだが……基本的にイベントのみの登場で、そんなに出番は多くない。
理由として、同作のカノンノはNPCであり、戦闘やクエストに参加させる事が出来なかった為である。

また、演じた工藤晴香氏はまだ声優としてのキャリアが薄く、酷く棒読みだった為、『カノンノはボイスがない方がいい』とまで言われる始末。
しかしながらその凄絶な過去やそれに反して甲斐甲斐しく可愛らしいキャラ、非常にキュートな容姿などでイアハートに劣らず人気は高い。

また、次回作である『レディアントマイソロジー2』にも少しだけ登場。同作の世界『グラニデ』は再生後のパスカの種子から生まれた世界であり、そこから受け継いだ『記憶』として『パスカ・カノンノ』と言う名称でニアタの前に姿を現した。
尚、この時の声優は工藤晴香氏が当時の所属事務所を辞めていたりしていたため、イアハート役の伊藤かな恵氏が代役として演じている。





以下更なるネタバレ。




















なんと最新作である『レディアントマイソロジー3』にまさかの参戦。但しイアハートと同じく参戦はストーリーをクリアしてからとなる。呼名は前作と同じ『パスカ・カノンノ』。

異世界から飛ばされてきたカイル一行を元の世界に戻す為、ハロルドが行った実験の手違いにより、滅びを迎える前のパスカからルミナシアに飛ばされた、と言う設定。
因みにルミナシアに来た後はコングマンを差し置いて闘技場のチャンピオンになっていた。……バトルマニア?

本人によれば、転生後もテレジアに遊びに行っていたらしく、テレジアに行こうとした矢先にルミナシアに飛ばされたとの事。
3人のカノンノが自分の知るディセンダーを自慢し合うと言う歴代プレイヤー感涙のスキットを見る事が出来る。

中の人は相変わらず棒読みだが、こうでなければパスカ・カノンノじゃない! と感じる画面の前のディセンダーも多いとか。



【プレイアブルキャラとしてのカノンノ】

基本的な性能はイアハートやグラスバレーと同等。両手剣と鎧による高い攻撃力・防御力を誇る。詳しくはリンク先の項目を参照。

シリーズに於けるカノンノの原点と言う点を強調したのか、覚える術技は2人のいいとこ取りとなっている。
イアハートの『爆砕斬』や『旋桜花』、グラスバレーの『虎牙破斬』や『空連華』、光魔法の『フラッシュティア』、炎魔法の『バーンストライク』が使え、更には2人が別々に覚える『エンシェントノヴァ』と『インプレイスエンド』を同時に覚えると言う超ハイスペック娘。
但し、2人と違って回復術を覚えない。あくまで攻撃役として運用しよう。

秘奥義は『アンチェインド・ノート』。
カノンノは作品毎に『季節』をイメージしており、一作目のカノンノである彼女のイメージは『春』。そのイメージ通り、秘奥義展開時には桜の花びらが舞う。



余談だが、『マイソロジー1』のOPテーマ《光と影》はカノンノの事を歌っている。どんな曲か忘れた方はマイソロ1を起動するなりして思い出してほしい。

作品自体は微妙でも、OPは神曲と名高いのだから…




彼女曰わく、ラヴ・ビートとは根源の世界樹が発した無償の愛であり、生命の中で響き続ける命の鼓動なのだという。





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最終更新:2021年01月12日 17:02