新たな世界(デジモンアドベンチャー)

登録日:2012/07/26(木) 12:15:08
更新日:2017/06/09 Fri 23:50:08
所要時間:約 3 分で読めます





新たな世界とは、未だ色褪せぬ人気を誇る、初代デジモンアニメ『デジモンアドベンチャー』の54話にして最終回である。


【Aパート】

遂に始まったアポカリモンとの最終決戦。
データを分解されるというピンチに遭うものの、自身の内に秘められた紋章の力で復活。
各々のパートナーデジモン達の最強形態による猛攻により、滅びるアポカリモン。

最後の悪あがきの自爆攻撃も、デジヴァイスの力により封印され、遂に選ばれし子供達は世界の滅亡を阻止することに成功。

ファイル島も復活し、デジタルワールドは新たな天地創造を迎えることになる。

はじまりの町で記念写真を撮り、平和になったデジタルワールドを満喫する子供達。
そんな折、仲間達は残った夏休みをデジタルワールドで過ごそうかと話し合う。
――しかし、やはり冒険の終わりは、否応無しに近付いていた。


【Bパート】



「実はアポカリモンの出現によって、デジモンワールドとお主らのいた世界との時間の流れが同じになったのじゃ」
「この世界がお主達のデータを異物として消去するかも知れん」

ゲンナイから語られた、冒険の終わり。
子供達はパートナーデジモンと、最後の二時間を過ごす。

母との確執を解いてくれたピヨモンに、改めて感謝を伝える
ゴマモンと握手を交わす
テントモンとの別れに何を言えばいいかわからず、ただ彼を抱き締める光子郎
感極まり、一緒に泣き続けるパタモンタケル
多くを語らず、ガブモンに最後のハーモニカを聞かせるヤマト
冒険の思い出を話しながら、いつも通りに振る舞うアグモン太一
大事にしていた笛を渡し、再会を誓うテイルモン
しかしただ一組、パルモンが別れの辛さから、ミミの前から姿を消してしまっていた。

ミミの慟哭も虚しく、人間世界に帰るタイムリミットが訪れる。
ゲートへと走る電車の窓から、パートナー達にさようならを告げる子供達。



その時だった。




「ミミ!ミミ~!」
「パルモン!」



電車の走る袖を、パルモンが追い掛けてきたのだ。





「ミミ~!ごめんなさぁ~~い!」
「いいの!いいのパルモン!さようなら!本当にありがとう!」
「さようなら!ミミ!あっ……!」



感極まり、転んでしまうパルモン。
風が、ミミの帽子をさらっていく――
















無限大な夢のあとの――







【総評】
シリーズを通し、パートナーとの絆を育み、成長してきた子供達。
そうして積み重ねてきた冒険の末、パートナー達との避けられない別れを迎えた最終回は、未だ多くのデジモンファンの心に残っているだろう。

ラストのミミの帽子が風に舞う→『Butter-Fly』のコンボにやられた人も多いのではないだろうか。

この最終回の醍醐味はBパートの子供達とデジモンの絡みである。
Aパートの戦闘は飾りです、偉い人にはそれが判らんのです









――八人の子供達の夏休みの冒険は終わった。

しかし、ゲートは閉じたままというわけではない。

なぜなら選ばれし子供達の冒険は、これが始まりでもなければ、終わりでもないからだ。

デジモンワールドへのゲートはきっとまた開かれる

デジモン達のことを忘れていなければ。

それを望んだ時、心の中に。

いや、ひょっとすると――




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ピロリロリロリロ♪ピロリロリロリロ♪

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