デュエル・マスターズVS

登録日:2014/04/14 Mon 00:09:00
更新日:2024/04/09 Tue 18:44:03
所要時間:約 32 分で読めます





史上最高にハゲしくアツかりしカードバトル、デュエル・マスターズ!デュエマ!

『デュエル・マスターズVS(バーサス)』は、松本しげのぶが月刊コロコロコミックで連載していた漫画デュエル・マスターズVS』(6作目)を原作としたテレビアニメ(11作目)。テレビ東京系列で2014年4月から2015年3月まで放送された。

デュエル・マスターズ ビクトリーV3』の続編。
次回作は『デュエル・マスターズVSR(レボリューション)』。タイアップ漫画の「DuelMasters Rev.」とは多分関係はない。


概要

言うまでもなく、この世で最もハゲしくアツかりしTCGデュエル・マスターズ」(デュエマ)を題材にした作品。
前作『ビクトリーV3』から2年後の世界を舞台とする。

デュエマがエピソードシリーズを終え「ドラゴン・サーガ」に突入して刷新されたのに伴い、
アニメの方も大幅なリニューアルを行い、これまでのシリーズとはかなり異質な展開となっている。

まず真っ先に目につくところは、2007年の「デュエルマスターズ ゼロ」からの3Dアニメではなく、
実に7年ぶりに通常の2Dアニメに戻っていることである。

3D化に拒否反応を示した者は少なくなかったが、こっちもこっちで慣れるのに時間かかりそうであると思われたが、
気合の入った主にヒロインの顔芸や世紀末パロディ回での作画が多かったため、評判は良好。
また2Dとなったことでほとんどのカードが2Dで登場するようになった。
3Dで登場するクリーチャーは従来通りいるがそれは新しいクリーチャーのみに限られ、
爆竜GENJI・XX》や《アクア・ガード》といった3Dモデルのあるクリーチャーでも2Dで登場する事は度々ある。

それと同時に、「カード事件」を巡って比較的シリアスな物語が繰り広げられた前シリーズとは打って変わり
テロップや天の声がしゃしゃり出てくるなど、ギャグと勢い重視のぶっ壊れた芸風に変貌。
その芸風は公式曰く「FLASH風」。
一方勝太やギョウを中心にホラーじみたえぐい描写もみられるようになったが、でんぢゃらすじーさんやペンギンの問題ケシカス君といった
他のギャグアニメでもよくやっていたことなので深く考えないように。
コロコロアニメとしてはこっちの方が正しいのかもしれないが…。

話を低年齢層向けにしたとの同時に、初心者層の取り込みも改めて図ることにしたらしく、
デュエマ初心者のホカベンの視点でかなり詳しいルール解説が行われる。
デュエマ自体も盤面が多く映るようになったものの、前半の10ターンくらいがナレーションベースで済まされ、
攻防が描かれるのが11ターン目以降になることが多い。
(前半がマナチャージだけに費やされがちなゲームなのでしょうがない所もある)

初心者層取り込み路線のせいで勝太の成長がリセットされたようにも感じてしまうが気のせいである。
まあ2年も触ってないわけだから実際にリセットされていても仕方ない気もする。
(一応《スピア・ルピア》をあえて破壊させたりなどちゃんとすべきことはやってる)

また、どうやらレギュラー4人にそれぞれヒロインが存在し、多少ラブコメ成分が入っている。

このように大きく変貌を遂げた作品だが、
  • 町に前主人公・切札勝舞らしき銅像がある
  • 勝太が鞄にカツドンのストラップを着けている
  • タイムカプセルを開ける話で「ドラゴン龍をぶったおす」「をぜったいとりもどす」と書かれたノートや、昔使っていたパスケース、デュエマ探偵団の看板など懐かしい品が出てくる
  • っていうかタイムカプセル自体が《時空工兵タイムチェンジャー》型である

など、過去のキャラを悉くリストラし、無かった事にしてきた今までのデュエマアニメとは違い旧作ファンに向けたネタも多数盛り込まれている。

今作からニコニコ動画での配信が行われており、第1話と最新話は無料となっている。
今作は公式が病気がちギャグやツッコミどころが多く、また、省略されがちなカード情報やルールについてを視聴者がコメントで解説してくれるため、ニコニコ動画での配信実現は非常に嬉しいところ。
というかニコニコ動画の弾幕ネタさえもあった。

とまあひたすらカオスなだけの作品にも見えるが、メインストーリーもデュエマ甲子園に挑む勝太とライバル達の激しく熱かりし戦いを主軸とした王道を貫いており、特にギョウコジローとの対決を経た最後のルシファーとの一騎打ちは評判が高い。

それまで1年ごとに勝太と一部周辺の友人を除きメインキャラを入れ替えてきたのだが次回作『VSR』もキャラの続投が決定している。
まあ小学校の頃も初代ライバルであるドラゴン龍とその主人プリンプリンだけはずっと続投していたが。

キーワードとして「アツかりし」という言葉が上げられているが、日本語としては「かつては熱かった」という感じなのはあまり気にせずにいた方が良いだろう。

ストーリー

「切札勝太、デュエマに興味ナシ!?」

どこかにあるともないとも言われている八尾町(やおまち)。
そこでは日々壮絶な決闘が繰り広げられデュエマの聖地と呼ばれていたが、その戦いの苛烈さから「デュエマ禁止令」が発令されてしまった。
(おそらく前作のアウトレイジvsオラクル抗争のせい)

そんな中、ついにデュエマ解禁の日がやってきた。
だが勝太は14歳の中学2年生になり、デュエマへの興味をまるで無くしていた…。


登場人物

【V中学】

切札勝太

「この一枚は重いぜ…だが俺は引く!たとえこの指が、ペッキリ折れようと!!」
「見せてやる、俺の熱血デュエ魂!ドロドロドロドロドロドロ…ドローー!」
主人公。
14才の中二になり、カレーパンへの執着は上がったもののデュエマへの興味を失ってしまった。
使用デッキはビギニング・ドラゴン・デッキ「熱血の戦闘龍」
先に言っておくがこれはでこちゃんが勝太の為に作っていたもので、決して500円で売っていたものではない。
…とか言ってたらジャックポット・バトライザーだのドラゴ大王だのガイギンガだのどんどん高い切り札が投入されている。
第10話で土瓶マスクに将龍剣ガイアールを貰い、それを活かすために第11話でタイムカプセルに封印した「ガイアール・カイザー」と組み合わせて
新たなデッキとしてスーパーVデッキ「燃えよ龍剣ガイアール」を組む。
エリア代表戦からはでこちゃんが新たに作ったスーパーVデッキ「勝利の将龍剣ガイオウバーン」を使用している。
だが、上記2つのデッキ及びパックの火文明のカードも結構混ざっているので、どんなデッキを使っているのかよく分からない。
だが切り札はグレンモルト系統とそれから出されるドラグハートである。

兄から受け継いだ引き運やトリガー運の強さは相変わらずで、
巨大な石版を指二本でドローし、その後石版が砕け散ってその日の切り札が登場するという謎演出で勝負を決める。
(通称ドロドロドロー

「この一枚は重いぜ!だが俺は引く!!たとえこの指が、ペッキリ折れようとォォォ!!」
「引いたぜ、俺の切り札!勝った!!
ただしこのドローは失敗すると本当に指が折れる

病弱ヒロインを投擲することに定評がある。
ただし、その病弱ヒロインの投げてきたテーブルに潰されるのにもまた定評がある。

割とコスプレや女装も好き。
ドラゴンとの再会後はかなり前向きになった。

デュエマへの興味を取り戻すのがやけに早いとか言わない。コロコロコミックだし

滝川るる

「私をデュエマ甲子園に連れてって」
新キャラ。勝太の幼馴染で、10年前に同じ病院に入院していた。今でも病弱。
この子の存在によって、勝太がかつて病弱(というか死人)だったことを思い出した人も多いだろう。
勝太に想いを寄せており、何気にデュエマアニメ初の主人公に惚れているという正統派ヒロインである。
祖父が寿司屋を改装して作った「カードショップ滝川」の看板娘。
輝くデコが特徴で、勝太は当時「でこちゃん」と呼んでいた。
切札勝舞時代のヒロイン・黄昏ミミを髣髴とさせる怪力の持ち主で、デュエマが始まるたびに勝太にデュエマ用テーブルを投げつける。病弱…?
(ちなみに、前々作「デュエル・マスターズVV」の登場人物で筋骨隆々のクラスメイトである火山羅厳や山本・エレガンス・久美子ですら両手を使って持ち上げられるデュエマ用テーブルを片手で軽々と持ち上げられるレベル…と言えば、その怪力っぷりがお分かり頂けるだろう)
とうとう公式でも病弱(設定)とネタにされた。
ちなみにコジローが苦手としない数少ない女子。
今作で復活した2Dアニメ化の恩恵をもっとも受けたキャラ。楳図かずお氏の漫画の登場人物風の顔やデフォルメした顔、少女漫画のような顔など、非常に多彩な表情を見せてくれる。付いたあだ名が「顔芸ヒロイン」。なお、これは公式が命名である。
CV:(^q^)くおえうえーーーるえうおおおwww丹下桜
べんちゃんの事を(事もあろうにその彼女の居るところで)「腐れバカメガネ」と呼んだりする等、意外と口が悪い。
ぶっちゃけのことも普段は「ぶっちゃけくん」だが、酷い時は「ドルオタアフロ」。
ビクトリー時レギュラー3人組で被害に遭ってないのは対してでばんがないヨーデル(サイファー)くらいか。
コジローは「保健所に連絡しなきゃ」→「猟友会に連絡しなきゃ」ときて、最後は「珍獣ハンターに連絡しなきゃ」までなった。
それを丹下さんに言わせるのだから、スタッフは何を考えているのだろうか…いいぞもっとやってくれ!!

ホカベン

「デュエル・幕の内弁当!」
勝太の新しい友人。
思考回路が割と一般人寄りで、下衆と変人とバカが大勢でてくるこのアニメにおける清涼剤的存在。
デュエマに関しては完全な素人で、ようするに視聴者への解説用キャラ。
つねに口に枝を加えており、野球部で活躍している。野球の腕はかなりのようである。高校では甲子園を目指しているとのこと。
中3と勝太たちより1つ年上。
スポーツ推薦のアテでもあるのか、勉強せずデュエマにうつつを抜かしている。
おまけにデュエマでひどい目にあったことでグレる。
左側通行、ポイ捨て、立ち読みとかなり悪いことをしようとしていたが仲間たちとの交流で割と早く更生。
その後はデュエマの腕がメキメキ上昇し、解説用キャラだったはずがいつのまにかデュエマ甲子園ベスト8に進出。しかし一回戦での相手が京都代表の奇成ギョウで…
切札は《天守閣 龍王武陣 -闘魂モード-/熱血龍 ガイシュカク》《熱血龍 三代目 D ソウル B》。
始めたばかりでカード資産がまだ足りないらしく、ファイヤー・バードなどの懐かしいカードがちょいちょい散見される。滝川のストレージでもあさったのだろうか。

公式が病気回として名高いバレンタイン回にて、実は女子に物凄くモテることが判明。
「温厚で優しい性格」の上に「将来性が高い野球部のエース」であれば当然かも知れない。
なお、これにより、デュエマ甲子園回でホカベンをフルボッコにしていたギョウが視聴者に今まで以上に叩かれるという事態が発生した。
要約すれば「なぜホカベンに毒を盛らなかった」「あんなフルボッコじゃ生温い」という事である。

漫画だとぶっちゃけとるると話した以外に大した出番はない。

ぶっちゃけ(武家茶太郎)

「ハラグロエーックス…」
勝太の友人。かつての友人の中では唯一勝太と同じ中学に進学した。
割とすぐデュエマの熱さを思い出した勝太と違い、ぶっちゃけはアイドルグループ「ハラグロX」に夢中になっていた。
デッキはかつての【緑単ビーストフォーク】を使用。(ハラグロXモチーフのクリーチャーが出てからは彼女らをメインで使っている。)
やってなかった割にデッキは持ってるのが勝太とは違う(勝太が主人公なのに持ってないのが変だとか言わない)。
勝太の考えを見抜いたと思ったら勝太には別の考えもあったため敗北。同時にデュエマの熱さを思い出したため、デュエマを再開することに。
復帰したばかりだから仕方ないとは言え、町内デュエマ大会でホカベン共々一回戦で負けるという扱いをされ始めている。
当初髪は今までのアフロがさらにもっさりしていてぶっちゃけ、キモかったんだな。でもまとめたんだな。

土瓶マスク

勝太たちの先生。なぜか土瓶をかぶっており、旧キャラのバケツマンやキュースマンをオマージュしたと思われる。
ちゃんと茶もでる。本人曰く「土瓶からコーヒーが出たらおかしいじゃないか」。
茶道部の顧問を務めるが他方でプロレスのジムもやっており、プロレスを勝太に教えこむ。よって元ネタはキン肉マンの「ロビンマスク」と思われる。
勝太同様BDD「熱血の戦闘龍」を改造したデッキを使い、切札は皆に大人気の《超熱血 フルボコ・ドナックル》と《超熱血ギラギラ・ドガッツ》。
いちいち無駄な動きが多いが、プロレスはエンターテイメント性も重要なので当然といえば当然か。
なおるる以外の生徒は彼が土瓶を被っていることにまったく興味を持たず、勝太は「似合ってんだからいいんじゃね」とよくわからんことを言っていた。
ちなみに実力は本物で勝太に2回も勝利したり、勝太にアドバイスをしたりしている。


【天才学園】

べんちゃん(勉達也)

「君はまだ入り口にも立っていないんだ。デュエマ新時代、ドラゴン・サーガのね。」
勝太の友人。
勝太とは別の、街で一番頭良かりし中学校「天才学園」に通う。
ナレーションで「リア充」(原文ママ)であることが強調され、デュエマへの興味など失っていると思われたが…
実際にはいち早く新ギミック「龍解」を理解し、かつて以上にデュエマに嵌りこみ、
「水のデュエマ四天王」として名を馳せている。
登場したばかりの頃は公開情報である超次元ゾーンのカードを勝太に見せなかったり、手札をシャカパチしたりと態度の悪さが目立っていたが、ドラグハートを使いこなすようになった勝太がデュエマに向き合っていた頃の気持ちを思い出すとそれに涙して喜んだ。
使用デッキはビギニング・ドラゴン・デッキの「神秘の結晶龍」にドラグナーとドラグハートを加えた物。
リキッド・ピープル閃の登場で青単が超絶強化され、かなり強くなったように見える。というか明らかに強すぎ。
ルシファーワールドカップにて、盤面の全ての要素をデータ化して瞬時に計算し、次に引くカードや自らの勝率を導き出す
「超証明」なる技に目覚める。今回は一人に一つドロー技を設ける方針のようだ。

続くルシファー戦では、ルシファーの絶対音感対策の為にバカになるが「勝太とキスしかける」「ルシファー戦にレオタード姿で登場」などカオスな行動をやらかした。
ルシファーからは「奏でる音が勝太のものと似ている」と言われ、それ以外の人物からは普通にドン引きされた。

デュエマ甲子園ではルシファーと再戦。ホモグラムホログラムで再現したルシファーとのバトルを繰り返し、ルシファーのカードを95%の制度で予測できるようになった。
デッキの方もますます容赦がなくなっており《龍波動空母 エビデゴラス》2体を自身の効果・通常ドロー・《エナジー・ライト》でW龍解するという悪夢のようなガチ戦術を繰り広げるも、新しいカードを計算に入れておらず敗北。

襟斗偉色

天才学園の3年生。通称「アイドル皇帝(カイザー)」。
ハラグロXが好き過ぎて、カードと生身の人間の区別がつかなくなってしまったぶっちゃけを元に戻すために、べんちゃんが協力を仰いだ人物。
名前自体は、第2話の背景の電光掲示板で一瞬だけ登場しており、学年トップの天才らしい。
人気の低迷やメンバーの不祥事でファンがほぼいなくなってしまったアイドルグループ「モーコリゴリ娘。」を愛するドルオタで、そのメンバーを投影したクリーチャー「アクア鳥人ロココ」や「電脳結界の魔女アリス」等のカードを完全防菌・絶対零度で保存している。
名前や見た目からして性格が悪そうだが、意外と良識的な性格である。重度のドルオタという意外は。
彼の登場した回は公式が病気すぎて逆に神回である。

ちなみに、中の人はグレンモルトの中の人でもある。


【聖エンジェル学園】

ルシファー

「超絶音感!シンフォニーデュエルの開幕だ!」
新ライバル。
聖エンジェル学園聖歌隊のリーダーで、日本最強デュエリスト。
ジャスティスをアニメでは許してやったが、漫画では敗北を咎めクビを宣告した。初期の白凰
ドラグハートを使いこなすようになった勝太すらも圧倒する実力であるが、体が病に蝕まれているため指定した時間以上のデュエマはできない模様。
るると繋がりがあるようだが…?
絶対音感を超えた「超絶音感」を持ち、「カードの奏でる音」を全て聞き分けることができる。
これにより相手の手札やシールドを全て見抜き、何もさせずに勝利するという「シンフォニーデュエル」を得意とする。
インチキスキルもいい加減にしろ!
アニメ版では勝太にかなり執着しており、勝太と戦うためだけに「ルシファーワールドカップ」を開催し、
また病弱でありながら夕飯にpan de curry(ペイン・デ・キュリ=フランス語で「カレーパン」)を食べている。
このことから、某画像掲示板でヤンホモ呼ばわりされる。
実は昔入院してた時TVで勝太のデュエマ(Vのオンセン戦)を見ておりそれに元気づけられデュエマを始めたことが後に明らかになった。

デュエマ甲子園では、仲間を人質に取られた状況下でのギョウとのデュエマで、
体力を消耗するのみならず毒を注入されるという最悪に等しいコンディション下で、準決勝の対戦相手コジローとの因縁の対決に挑む事になる。
毒により得意の「超絶音感」を封じられながらも激戦を繰り広げ、最後は勝太だけでなくコジローとの戦いに感銘を受け夢中になっていたことを告白し敗北。
その後は毒の影響も相まって、試合決着と同時に崩れ落ち意識を失った。

その後退院したがもう命が長くないことを悟り最期に勝太にデュエマを挑む。
その果てに…

鎌瀬正義

「ジャスティス☆覗き見ぃ!」
噛ませ犬のまさよしくん。愛すべき馬鹿
ジャスティスを自称するも、相手がシャッフルミスってばら撒いたのを「ジャスティス覗き見」する外道。
漫画版では噛ませ犬は変わらないながら、アニメ版と違って愛せない馬鹿
カードゲームアニメなのに鉄拳制裁してこようとした勝太にメタに反論した。
同じ聖歌隊のヘレンには逆らえず、いつも彼女の前でしゃしゃり出ようとすると(心の中から)厳しい罵倒を受ける。
唯一聖エンジェル中学の準レギュラー陣ではエリア代表戦へ出れていない。

ヨーデル(世出原ルイ/サイファー)

今作では「金遣いの魔術師・サイファー」としてルシファー率いる聖歌隊の財布役。ああ、「サイファー」って名前はそういう…
割とひどいいじめだが、本人は聖歌隊のデュエマレベルを上げるための投資だと割り切っており、満更でもないようだ。
ジャスティス同様ヘレンの尻に敷かれている。が、彼女が勝太に負けた後はタメ口を聞いたり格下扱いするなど、わりとゲスい。
使用デッキは光単色の『金色の巨万提督』
カード全部が光っていることは言うまでもなく、これまた金でできた特製プロテクト(スリーブ)を自作して、
なんやかんやでデッキ全体に60億費やした。
この世界ではスリーブを使うのは金持ちの特権なのだろうか。

ヘレン

「イテコマシタロカァァァァ」
聖エンジェル学園聖歌隊の女の子。
見た目は可愛く綺麗な性格をしているように見えるが、実際はそのセリフの裏に本音が混じっておりジャスティスやヨーデルをビビらせている。
嘘まみれのぶりっ子だが、ルシファーの身を案じる気持ちだけは本物。
ただそれ故にルシファー以外の人間をゴミ扱いする気持ちも本物。
アニメ版では画面の下に「心の字幕」が流れるという形で本音が表現されており、
テンションが上がったりムカついたりすると某動画サイトの弾幕状態になる。心の字幕なげえ!!
(後日その動画サイトでも公式配信が始まったので、非常に紛らわしい)
デッキは光単色の「罪の報い」。
当時は単なるハズレアだった「聖霊龍王 ジーク・キャヴァリエ」によるエクストラウィン、それも専用構築ではなくただ単に《ヘブンズ・ゲート》などで愚直にブロッカーを出し続けるという微妙にジャンク寄りなデッキである。
結果、数話ぶりに出てきたガイギンガに退けられた。ひでえ!
デュエマ四天王、デュエルヒーロー、切札勝太と有名かつ強力なデュエリストの揃ったルシファーワールドカップに呼ばれたことを考えると、聖エンジェル学園においてかなり上位に位置するデュエリストであることがわかる。


【その他】

コジロー(佐々木コジロー)

「見せてやる…!俺達兄弟の絆の力を!」
ハングリー精神に満ち溢れたデュエリスト。
自ら稼いで3人の弟達を食わせており、そんな中でもデュエマとボクシングのチャンピオンになるために日々努力している。
勝太をレジェンドと呼んでいるが、コジローの場合はむしろ兄の勝舞をレジェンドと呼ぶべきかもしれない(ボクシングも極めてるから)。
初登場回では牛丼の匂いがとてもいいパンダの場所を勝太から取ろうとする(も、この牛丼屋は翌日に閉店する)。

実は女の子が苦手で触れられるだけで気絶するほど。でもキラキラ光るおでこは女の子と認識しない。
またキャビアやトリュフなどの高級品の匂いも嫌いで、このことがきっかけでルシファーを一方的に敵視している。

デッキはファンキー・ナイトメアデーモン・コマンド・ドラゴンの混成デッキ「滅びの龍刃ディアボロス」。
ほとんど闇のスーパーデッキそのままなので、家計にも優しい…と思いきや、地味に高騰している「魔狼月下城の咆哮」を最低2枚は積んでいる。とりあえず、デッキの安定感はピカイチである。

見た目は嘗ての黒城凶死郎に近いが、相手の健闘を讃えたり、一人称は「俺」なのに弟達の前では自分の一人称が「兄ちゃん」だったり、普通に笑顔になったり勝太に貧しいにもかかわらず特大カレーパンをあげたりと普通に明るい人であり、またるるのカードショップの常連でもある。
何より、普通に出番があることが黒城との最大の違いである。

実はボクシングと力仕事は全てデュエマの為にやっていたことであり、
音速を超えた腕の動きでドローする技「狼牙龍星拳」を会得している。
これによりルシファーのシンフォニーデュエルを封じたかと思ったら、二回目にして腕が折れてしまった。
べんちゃん「音速を越えた動きに人体が付いてこれるわけないじゃん(笑)」

CVは勇者王

毒島サソリ

「ウチは男子に見られれば見られるほどに、女のカンが冴えてくるんや!」
コジローの事が好きな京都弁を喋る少女。コジローの事を「コジたん」と呼ぶ。
その正体は西八尾町のデュエルチャンピオンで自然の龍解を扱う。
コジローに告白しようとしたが、コジローの女性嫌いのせいで振られたと思いこんでしまう。
その後、クラスメイトの「井戸中カエル」に助言を受けて地味な姿からカエルの趣味な派手派手でイケイケな姿にイメチェン。
するとどういう訳か女王様な性格になってしまった。地味な見た目&性格のサソリちゃんの方が好きだったという視聴者も少なくない
ちなみに公式サイトでエロいお姉さんと称されている。小学生向けだぞおい!
あろうことかべんちゃんへの「ハニートラップ作戦」では水着姿になってべんちゃんをメロメロにしようとしたり、落とし穴→金的のコンボを狙おうとした。・・・ふぅ

デッキは「猛毒の凶暴龍」。
ジュラシック・コマンド・ドラゴンビーストフォーク號の自然単色で、連鎖目のジュラシック・コマンド・ドラゴンを利用して高速で龍解を成功させる。

余談だが、彼女の初登場した回の放送日にTwitterのアニメ公式アカウントがとある爆弾発言をかましたせいで一時話題となった。
現在、そのアカウントはその日以来なんの更新もされてない。
さすがの真木氏もお怒りだったからなぁ…

また、中の人である進藤尚美氏は「京都出身の座」である。
偶然なのか、スタッフが狙ってキャスティングorキャラ設定したのかは不明。

カエル(井戸中カエル)

サソリのクラスメイトの男子。CV:万丈目サンダー
自分を変えたいと言うサソリを手助けするが、本性はサソリを手駒にしようとしている変態。
サソリが豹変した後はクラスメイト→舎弟へ。支配するつもりが逆に支配されてるが本人が幸せそうだし、いいことだ。
頭とズボンに蛙を飼っているが、興奮した時にズボンから出てくる蛙がどう見ても「アレ」のようにしか思えない。
作中で別にデュエマするわけではないがちょいちょい出てくる。
バカ殿中学内のトラップに何度も引っかかるがペラペラになったり玉になったりしながら生存する。

ドラゴン龍

かつての勝太のライバル。前作より髪が黒めになっている。
元々はクリーチャーの世界からやってきたドラゴンであったが、前作(V3)のラストでお供していたプリンプリンの魔法で正式な人間となった。
プリンプリンに置き去りにされた彼の真意は不明。
2年前から様々な事をやってみて現在はおでんの屋台を引き生計を立てている。
様々な仕事をしていたが自分の素性をどうやって証明したのか不明。まあアニメだからあまり戸籍とか考えるのもナンセンスだが。
漫画版では前作ラストで置いて行かれた後、2年間でカレーパン屋として大成した。

霊子と出会ったことがきっかけで使うデッキが「永遠の悪魔龍デッド・リュウセイ」を切札とした闇単デッキとなった。

岡 霊子

ドラゴン龍の彼女。
その正体は幽霊で、ドラゴンが幽霊退治にいった山にいた幽霊本人。
ドラゴンに一目ぼれしてそのままドラゴンと一緒に屋台をしている。
だがドラゴンと少しでも離れたら暴走する、ぶっちゃけ憑かれている。

一応、彼女もデュエマはできる。使用するのはドラゴン龍とほぼ同じ闇単デッキである。
しかし暴走状態の彼女とデュエマすると、怪奇現象が起こる程度ならともかく、霊子の分身にダイレクトアタックを決めようとしたクリーチャーを食べさせたり、デッキを覗いたりするなど反則技をやってのける。

ドラゴンとの関係は、視聴者に「リア充爆発しろ」と思わせるほど非常にラブラブで、しまいには二人で合体してドローをした。
中の人(まつらいさん)のことも考えてやれよ。

孔明

三国中学に所属する自称天才軍師。服装が派手。CV:フブキング
よくことわざを引用するが、なんか使い方がずれてることが多い。
病気を装い、「デュエマのカードさえあれば治る」と嘘をついて、相手のカードを借りた際にカードを盗むという行為を行う外道。ホカベンはこの手に何度も引っかかり、デュエマをやめそうになった。
なにかしらのの戦術を考えた際に「○○の計」(○○は中国料理名)と戦術名をつける。
水文明のデッキを使い、切り札は「術英雄チェレンテンホウ」。
権利戦にてホカベンに敗北したが、実はエリア代表の権利自体は持っており(よい子は権利もってるのに権利戦出たりするのはNGだ)リベンジを誓う発言と共に真の力は出していなかったようなセリフを発していた。
その後、デュエマ甲子園に出場。カードを摩り替えるなどの卑怯な手段を使うも勝太に敗北。その後は不正がばれてデュエマ警察に逮捕された。

ハットリ

バカ殿中学の殿を守ることを代々任務としてきた忍び中学の生徒で忍者。
《隠密の悪魔龍 フドウガマオウ》や《絡繰の悪魔龍 フドウガマオウ》、《龍覇 ニンジャリバン》《ニンジシ・チクボーン》《シバカゲ斎》など忍者モチーフのカードを多く使う闇使い…だが殿が差し出したカードから選んで作ったのでそれが本来のデッキかどうかはわからない(一応闇使いではあるようだが)。
サソリをさらって殿に献上したが本人はあくまで悪役ではない。
コジローのことを以前から知っており、コジローと熱戦を繰り広げるも敗北。しかしエリア代表戦の権利を取得していたため再戦を誓う。
…だが強化されたサソリに敗北して甲子園出場ならず。その後はカエルと同じようにサソリの家来になってた。

ギョウ

「お前の糞みたいな夢をブチ壊せると思うと、うれしゅうてうれしゅうて涙が止まらへんねんやギョ~ッギョッギョッ!!」
本名:寄成ギョウ。寄生中学2年の男子生徒で白い仮面をかぶっている。
普段は気の抜けたやる気のない口調で、「〇〇か~ら~の~」が口癖。
「ネバー・エンディング・パラサイト」の異名を持つ京都府民で、京都に修学旅行に来たでこちゃんを襲いレオザワルドのカードをデュエルで奪う。
かなりの人外で何故か古墳の中で寝ていたり、包帯を自由に操って相手を拘束したり大阪まで飛んでいく、毒虫を相手の体内に入れるなどのスキルを持つ。
…こんなスキルを披露している時点で気づくだろうが、その本性は他者を露骨に見下し嘲笑う、陰湿且つ卑劣極まりないド外道。
その歪んだ精神性と外道っぷりは、外道で有名なはずの勝太がブチ切れるレベル。
勝太との初デュエルでは、密かに毒虫を体内に注入するというリアルに命を奪いかねない外道戦法を駆使しつつ、
薫風武装のテンプレで追い詰めるが、カレーパンで復活した勝太に敗北するも姿をくらませる。

その後は当然ながらデュエマ甲子園に出場。
本気になると謎の薬を摂取することでOPの最後に毎回出てきてるカラフル野郎真の姿になる事が判明。
一回戦の相手であるホカベンを追い詰めながらも、(真の姿も解除して)トドメは刺さずに嬲り殺しにする壮大な舐めプを実行し、最後はデッキ切れに追い込んで勝利した。大体永遠リュウセイのせい
その後、勝太と対戦するに当たりとんでもない奴と手を組んでいることが判明。
共謀して他の対戦相手に毒を盛る計画を立てるだけでなく、毒のサンプルを得るため聖歌隊のメンバーを人質に取ってルシファーを毒々植物園に呼び出しデュエルを要求(植物園までの道中は殺意マンマンのトラップのオンパレード)。
その上でデュエル中も室温をわざと急激に上昇させ体力を消耗させるという陰湿な手段を取るなど、外道っぷりに拍車がかかった。
しかしルシファーをいたぶることに熱中しすぎたせいで勝太達の乱入を許してしまったことで人質を奪還され、
デュエル自体も仲間達の声援を受け調子を取り戻したルシファーの前に敗北する。
それでも特に反省する気もなく、デュエル終了後にルシファーの高潔さに付け込み「究極音感(Requiem Duel)を使う程に肉体を蝕む毒」を注入、
ルシファーの体調を阻害するだけでなく命すらも危険に晒し、試合後ルシファーが倒れる直接の原因を作った。

それに対して怒りを爆発させた勝太と準決勝にて激突。ルシファーから奪った《天命賛歌 ネバーラスト》を用いて勝太を追い詰め、自身がデュエルをやる理由を「誰かが努力して積み上げたものを壊すことが好きだから」とのたまうが、それを「何も背負っていねぇ、薄っぺら」と切り捨てられ敗北、ステージから落下していった。

使用デッキは「五色の寄生龍」。
龍覇 イメン=ブーゴ》と《我臥牙 ヴェロキボアロス》などを使い、ドミティウスと各色マナ武装をサポートするデッキ。
早い話が【薫風武装】、またの名を【マナ偽装】
デュエマ甲子園出場以降は《龍覇 ザ・デッドマン》と《五邪王 ニガ・ヴェルムート》を切札とする「恐怖と絶望の五邪王」を使用。

CV:エクスカイザー
普段のやる気ない声と本性を現した際のドスの利いた声の演技のギャップはある意味声優の本気。

ハムカツ

カツドンそっくりなハムスター。「ちゃうちゃう」と鳴く。なお中の人も同じ。
かつての相棒カツドンを想起させるためかめっちゃ勝太は溺愛しており、ハムカツもなついている。
なお設定上アウトレイジが帰ったことや、なによりドラゴンデッキにアウトレイジが相性悪いこともあり、E1の切り札のガイアールやリュウセイ、E2の切り札の鬼丸覇が新切り札のグレンモルト&ガイギンガと共演しているにもかかわらず、カツドン自身は使われていない。
なおかなりのハイスペックハムスターで、車を避けながら走ったり風呂敷を使って滑空したり数秒で松本大先生よりうまい漫画を描いたりする。

土瓶レディー

エリア予選突破を目指す勝太が土瓶村で出会った謎の女性。
……顔を普通に出しているので誰が見てもわかるが、勝太の母の舞がその正体であった。
かつての切り札にしてぶっ壊れカード勝利宣言 鬼丸「覇」を復活させた勝太と激突、ガチンコジャッジの前に破れ、息子に「無敵王剣 ギガハート」を託す。

ミスターマッチ

土瓶エリアを統べる謎の男。
特徴的すぎる髪型、そして声変わり済みでハンターハンターの王でお馴染みの内山昂輝に代わっている、そもそもCMや関連商品でバレバレだったのだが、正体は元祖主人公にして今までさっぱり触れられなかった勝太の兄、切札勝舞その人であった。
主人公を辞めてからというもの身体能力等が超人化したようで。原作と同じくハリウッドスターになったりメジャーリーガーになったりと好き勝手やっていたらしい。いつもミミとジョージに叶わなかった頃とは偉い変わりようである。主人公やめてからVS登場の間のどこかで一時期記憶喪失になっていたらしいがVS登場時には普通に記憶はあるようだった(あれ記憶喪失の下りいらなくね?)。勝太とあるきっかけでデュエマの記憶を取り戻し、通貨「デュ円」をもってミッ土瓶タウンを制圧、暴力とデュ円が全てを支配する世紀末めいた世界で覇王として君臨していた。
……何やってんだ元主人公。

第33話にて、ついに勝太とミスターマッチのデュエマが行われる。キャッチフレーズに違わぬ「ハゲしくアツかりし」デュエマの末、「オウギンガ」「ガイオウバーン」のダブル龍解に開眼した勝太に敗れる。
敗北の瞬間彼の脳裏をよぎったのは、かつて病院見た泣く母の姿と、「死んでいる」弟であった――。
弟が自分を超えたことで満足したのか、ミッ土瓶タウンを去っていった勝舞の行方はしれなかったが、最終回において月面でデュエマを繰り広げていた。……どっかで見た光景だが気にしてはいけない。

その後月面でまたしても彼が一騒動おこして弟が事態の制圧解決に奔走するハメになるのはまた別の話

ショウ

ミスターマッチの支配する街「ミッ土瓶タウン」の住人。公式曰く「タフボーイな男」。
名前や見た目からして、どう見てもあの人がモデルである。というか31話終盤からしてすでに『公式が世紀末』な展開である。
見た目やキャラはともかくとして、デュエマに関してはかなりの実力者で、圧倒的な実力で勝太に勝利した。もともと勝太の勝率低いじゃんとか言わない
中の人は子安武人

腹の色真っ黒ーバーX

ぶっちゃけの愛するアイドルグループ。略して「ハラグロ」。
エリカ(オレンジ髪のポニーテール。パイスラや乳揺れするナイスなバストの持ち主)、サエコ(青髪ロング。魅惑の尻&フトモモ要員)、マリ(緑髪セミロング。貧乳担当)の三人組ユニット。
実在のアイドルグループと名前が似ているような気がするが全然大丈夫だぜOK。
デビュー曲「気のあるフリしてプレゼントゲット」がアイドルには珍しい腹黒さで注目を集めたという、人気絶頂のアイドル。
メインは前述の三人だが、頻繁にメンバーチェンジを行っており、デビュー三年目にして新メンバーが第112期という凄まじい回転率を誇る。
ちなみに、第112期新メンバーは「メキシコからやってきた元女子プロレスラー」のゴメス(CVは大塚明夫氏。仕事選べよ
彼女達のファンは「カモ」と呼ばれ、実際に鴨を模した帽子や着ぐるみが正装とされている。

名前の時点で出落ち要員かと思われたが、彼女達を模したクリーチャーがカード化された。
さらに、劇中にて彼女達が歌った曲『キミに武器武器 LOVE』がiTune Storeやレコチョクで実際に配信されている。
公式曰く「聴けば聴くほどすごく腹黒いです!」とのこと。歌詞はともかく、意外と良い出来なのが腹立たしい。


用語

八尾町(やおまち)

どこかにあるともないとも言われている町。物語の舞台。VSにて初めて住んでいる町の名前が登場。
かつて世界レベルのデュエリストを輩出し「デュエマの聖地」と呼ばれていたが、
V3でのオラクルとアウトレイジの戦いにより、物語開始までデュエマ禁止令が下っていた。
長年抑圧されていたためかカードよりもカレーパンだった主人公などの一部を除き町民のデュエマ熱は異常に高く
町内大会やルシファーワールドカップなどのデュエマの試合があると、毎回大勢の観客が詰めかける。
なおその町名に反して八百長試合はまったくない。あっても困るが。
富士山や海が近い事、お茶がやたら話に出てくる事から某サイレントヒルにある設定、という説もある。

カードショップ滝川

るるの祖父が寿司屋を改装して作ったカードショップ。
後に八尾エリアにはさまざまなカードショップがとうじょうするものの、
2年間禁止令が施行されていた八尾町ではここ以外は登場していない模様である。
町民は2年間の間は隣町にでかけていたのだろうか。

勝太たちはここでドーナツを頬張ったりこたつにもぐったりとカードショップってなんだっけと思わされるシーンが多い。
そもそもデッキを握る際に寿司屋の格好してるしじいちゃん。

べんちゃんやレナ、コジローなどもしばしば来店している。
自分のことを嫌ってる相手のショップに行けるメンタルすげえよべんちゃん。
その他、ヨーデルは勝太への伝言を伝える際彼の家ではなくなぜかこのショップに持ってくるなど、
物語の中心になっている。

デュエマ甲子園

中学生デュエマの頂点を決める大会。イメージが凄まじい
勝太はとりあえず出場を目指しているが、大会の全貌が謎のイベントである。
だが実際のところは真っ当なデュエマの大会であり、
カードショップで行われる「権利戦」の勝者がエリア代表戦にコマを進め、上位8名が決勝トーナメントを争う。
これは現実のデュエマの全国大会と同じ形式であり、2014年の大会名もそれに合わせ「デュエマ甲子園」になっている。
デコちゃんのイメージでは、筋肉モリモリなキャラや世紀末なキャラ、昔の少女漫画に登場してそうなイケメンが跳梁跋扈するカオスなものとなっていた(そして、だいたいあってた)。
この時に登場した「落ち武者ヘアーに上半身(あるいは全身)裸で目力の強い」キャラは公式のCMやポスターにも採用されており、ご丁寧に「※実際にこのような人は参加しません」という注釈が入れてある。

デュエマ四天王

八尾町でデュエマが特に強い四人。
水のべんちゃん、闇のコジロー、自然のサソリ、光のルシファーの4人。
本シリーズが単色推しであることが分かる設定である。
勝太はこの人選以前に、まず「なんで火文明がいないんだよ!」とツッコミ、
俺が全員倒して火文明最強になると息巻いたが、べんちゃんには1勝2敗、ルシファーには辛うじて1勝(ただしルシファーが途中で棄権したため、実際には勝太が負けていた)、コジローには全敗している。
この事から、四天王の実力がどれだけ高いかが窺い知れる。サソリ?まあ、デュエマよりもコジたんに夢中だし…

ルシファーワールドカップ

ルシファーが主催するデュエマの大会。
ルシファーを含む、町内から選ばれた8名のデュエリストがトーナメント形式で戦う。
出場者はデュエマ四天王、勝太、ヘレン、ユウ、アツト。
町のデュエマ四天王が全員集結するとのことで、非常に注目を浴びている。
優勝すれば「デュエマ甲子園」の特別出場枠が与えられる。


主題歌

オープニングテーマ「こんちきしょうめ」
歌 - ガガガSP

二次元でも希少種になった「馬鹿みたいにアツかりし主人公」である勝太をイメージした、疾走感溢れるパンクナンバー。
「ドロドロドロドロー」「切札召喚」などデュエマらしい歌詞が散りばめられているだけでなく、
サビ直前の「ひっくりかえしたれやー!」も龍解の暗示だったらしい。
数回にわたってオープニングアニメが刷新されている。

アツかりし歌詞はアニメ本編にも反映されており、重要な局面で勝太が「こんちきしょうめ!」「ひっくりかえしたれやああああ!!」と叫び、負けじとこの曲も響き渡る。まさにザ・主題歌。

エンディングテーマ「全然 大丈夫だぜ OK!」
歌 - デュエル・ヒーロー ユウ & アツト

最早「いつもの」と言うべきエンディング。
主人公の指がへし折れようが、主人公が二話続けて敗北しようが、ドルオタが暴走しようが、果ては前作主人公(というか話そのもの)が世紀末化しようが「全然大丈夫だぜOK」と斬り捨てていくスタイル。
ニコニコ動画ではそれに対し「なんだ、大丈夫か」「全然大丈夫じゃねえよ!!」とコメントするのがお約束。
歌詞の中に「龍解」や「(マナ)武装」等、ドラゴン・サーガを象徴する台詞が入っている。


ちなみに、OPでもEDでもCGクリーチャーのシーンが番組の節目毎に毎回更新されており、何気にデュエマアニメでは初だったりする。



この追記修正は重いぜ…だが俺はやる!たとえこの指が、ペッキリ折れようと!

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最終更新:2024年04月09日 18:44