エマ・ミルスティン

登録日:2014/04/09 (水) 23:55:29
更新日:2023/01/10 Tue 07:51:27
所要時間:約 8 分で読めます





想いを伝えれば、ちゃんと解ってくれますから。

英雄伝説 閃の軌跡』のメインキャラクターの一人。

Emma Millstein



トールズ士官学院・特科クラス《Ⅶ組》の一員。
年齢は17歳。


帝国辺境出身の奨学生。
Ⅶ組では委員長を務め、フィーの勉強を見てあげたりする面倒見の良さからメンバーからも信頼されている。

入学試験をトップの成績で突破し、中間試験でもマキアスと同率首位の座についた才女。
ただ勉強ができるだけではなく、迫撃砲のスペックと周辺の風の状況を分析して攻撃位置を逆算するという複雑な計算を短時間でやってのける頭の良さを持っており、多分マキアスよりも遥かに頭がいいと思われる。

部活は本好きであったことから文芸部に所属。
だが部長のドロテが典型的な腐女子で、日々エマを自分の側に引き込もうと狙っている。果たしてエマの運命や如何に。
ちなみに学院祭ではその手の小説の発表会が行われ、多数の同好の士が盛り上がっていた。よく許可されたな…

そしてⅦ組一のおっぱいの持ち主。レベルアップの時は揺れる。
その破壊力たるや思わずリィンが勉強に集中できなくなるくらいである。
DLCの私服でもやや地味な服装ながらも胸が強調されるデザイン。

学院祭のステージではボーカルを担当。
クロウがデザインした衣装の着こなしはメンバーから絶賛され、フィーから「ぶっちゃけエロい」と称されるレベル。
またこの時に結った髪を解いて眼鏡も外した貴重な姿も披露してくれる、必見。
眼鏡は絆イベント時にもあるがすぐに掛け直してしまう。
その歌唱力で見事にステージを成功させたのだが、残念ながら中の人の歌声は聞けないのである。くそっ、なぜだ!トワ会長はあったというのに!


【戦闘】

武器は魔導杖。

典型的なアーツタイプで、EPとATSは11人中最高。高位アーツをバンバン使っていこう。

ただ火属性と幻属性の縛りとシステム変更の影響でアーツが攻撃に偏りがちになるのが難点といえば難点。


【クラフト】
  • ディフェクター→ディフェクターβ
解析クラフト。バランスダウンで崩しが発生しやすくなる。
『閃の軌跡Ⅱ』ではDEF・ADFを下げる効果も追加。解析したら一気に攻め込むべし。

  • セレネスブレス
回復クラフト。HP50%回復&CPアップ。戦闘不能も解除できる。
ⅡではHP、CP共に回復量が大幅アップし、状態異常や能力低下まで治療できるようになった。

  • イセリアルエッジ→イセリアルキャリバー
攻撃クラフト。崩しボーナスも付くのだが、いかんせん魔導杖ではあまり意味がない。

  • クレセントシェル
魔法反射を付与する補助クラフト。割と便利だが自分が対象外なので注意。
Ⅱでは自分も対象になり、幻獣など強力なアーツを使う敵が増え利用価値が上がった。

  • アステルフレア
攻撃クラフト。高威力の魔法攻撃を溜めなしで行えるので状況によっては役に立つ。


【Sクラフト】
  • ロードアルベリオン
六つの塔を召喚し、そこから放たれたエネルギーで相手を攻撃する。ガリオンタワーではない。
習得が他メンバーに比べ遅いが、威力もトップクラスで範囲も全体の強力なSクラフト。

  • ゾディアックレイン
Ⅱから。
天上の星星に働きかけ、降り注ぐ魔法弾で攻撃。
強力ではあるものの他のメンバーのSクラフトが軒並み強化されたので、相対的に見るとぼちぼちといった所。


【衣装】

Ⅶ組随一の爆乳娘だけあって、どの衣装を着てもどことなくエロい。
Ⅱでは衣装の露出度も高くなり、色んな意味で積極的になった。
そして「不埒な真似は許さないわよ?」の人が、裸足で逃げ出しそうなくらい下着が過激。
大人しい子は見えないところでオトナしいのである。

  • 特科クラス制服
Ⅰで着ていたⅦ組専用の赤制服。
スカートの中は黒とバイオレットの非常にセクシーなレースショーツ。女性メンバー中、間違いなくダントツで過激。
由緒正しきトールズ士官学院制服の下にこんなエロ下着を穿いているとは、これ如何に

  • Ⅶ組の旅服
Ⅱでの通常衣装。
黒のベアタイプワンピに白のケープを羽織ったもの。
色合いやデザインが変更され、より魔女っぽいイメージを醸し出す衣装である。
スカートの中は特科クラス制服と同じ。不思議なことに、この服だとこの下着は妙にマッチしている

  • エマの私服
DLCで購入出来るⅠの私服。
黒のタートルネックにキャミソールワンピとカーディガンを重ね着したもの。
ゆったりとしたタイプの私服でいかにもエマっぽい感じ。
露出は全くと言っていいほどないが、服越しでもその爆乳っぷりは圧巻の一言。

  • エマの私服Ⅱ
DLCで購入出来るⅡの私服。
淡いピンク色の縦セタノースリーブワンピースにベレー帽をかぶったもの。
「縦セタ」「ノースリーブ」、そしてエマの「爆乳」が加わって、その手のフェチにたまらない衣装である。
ワンピの丈もかなり短く絶対領域まで付加されている。Ⅱのエマに死角はないのである。
スカートの中は純白のハイレグレースショーツ。 清楚ながらアダルティなハイレグ。
↑のエロ下着と言いコレと言い、最早魔女と言うより痴女…? そしてファルコムスタッフGJ




以下ネタバレ




実はリィンと並んでⅦ組中最も謎の多いキャラ。

戦術オーブメントを用いない魔法の行使、上位三属性を感知する能力、《騎神》を始めとする古代の遺物への知識等々…

オーブメントを用いない魔法については他にも七耀教会の使用する「法術」が存在するが、それとは正反対らしい。

その正体については帝国の伝承に伝わる「魔女」ではないかと予想されている。

魔女は古代から人々に紛れる妖術使いと伝えられているが、詳細は不明。《騎神》への知識から考えるに、クロイス家のような至宝にまつわる何かを継承する魔導師の類なのかもしれない。

士官学院に入学してきたのも《起動者》を見守り、導くためであったらしい。

彼女の使い魔(?)のセリーヌは度々「時間がない」、「間に合わないかもしれない」という言葉を口にしており、クロスベルで500年の時を経てキーアが目覚めたように、エレボニア帝国でも至宝の目覚めの予兆が始まっているのかもしれない。

そして身喰らう蛇の使徒・第二柱、《蒼の深淵》ヴィータ・クロチルダは彼女の姉さんであるらしい。
ただし実の姉妹というわけではなく、姉弟子という意味合いの「姉さん」であるとのこと。彼女がアーベントタイムのパーソナリティとして使用している“ミスティ”の名前は「スティン」を縮めたものではないかと言われていたが、果たしてどうなのか。
ちなみにエマはアーベントタイムを聞いたことがなく、ミスティの存在も知らなかったが、これは別にエマがドジっ娘なわけではなく、ヴィータがエマとセリーヌに自分の情報が一切届かないように認識を捻じ曲げる“呪い”をかけていたのが原因。


後夜祭イベントでは、仲間に隠し事をしていることを後ろめたく思い、自分は真の意味で皆とは通じ合えないのではないかと悩むエマに対し、

「……そんなことはない。俺たちの誰にとっても、委員長は大切な仲間だよ」

「誰にだって秘密の一つや二つあるのは当然だし、何もかも話す必要もないと思う」

「でも…抱えているものがどうしても重くなってしまったら遠慮なく頼ってくれ」

「どんな秘密だろうと……それが委員長の真実なら。みんなも……俺も、きっと受け入れられるからさ」

と、リィンの攻略スキルが発動し、「いつかきっと話す」と約束した。

が、その直後に内乱が勃発し、士官学院が襲撃されたことで結局何も伝えられずに離ればなれになってしまった。

そんな感じでエマに関する謎はほとんどが明かされなかったため、『閃の軌跡Ⅱ』に期待しよう。

作中の反応からリィンの謎の力の正体もどうやら知っているようで、度々リィンがその力を使おうとする際には彼女だけ周りとは違う反応したり、彼に注意を呼びかける場面も。
またセリーヌとの会話からリィンの導き手の役を勤めていると推測される。

おそらくリーシャ的ポジションの裏ヒロインになるのではないかと思われ、スタッフも裏ヒロイン的なポジションという発言をしている。



【閃の軌跡Ⅱ】
前作のラストの後、トリスタを脱出しレグラムに身を寄せ、場の乱れの影響で起こる大小様々な異変に対応していた。やってきたリィンやセリーヌとの再会を果たしⅦ組と合流する。


予想されていた通り、その正体は《魔女の眷属(ヘクセンブリード)》の末裔の一人。灰の騎神と起動者を導く使命を帯びており、リィンやⅦ組のサポートに活躍する。
今作では隠し事をする必要が無くなり、魔法の類いも使い放題。見張りに暗示をかけて突破したり、カレイジャスから作戦領域まで転移したりと、中々の便利っぷりである。

姉のように慕っていたヴィータに対しては、敵対している今でも親愛の情や尊敬の念を残している。
使命のためにトールズに入学するまでは彼女を探すために行動していたらしく、今でも彼女の企みを止めること以上に真意を知ることを望んでいる様子。セリーヌからは甘いと言われてしまったが。

魔女としての実力と行動力を兼ね備えたヴィータに憧れるあまり劣等感を抱いていたが、自分のペースで成長すればいいと考えを改める。終盤、魔女の真の使命を知らされても、Ⅶ組の一員として進む決意が揺らぐことはなかった。
とはいえ自分が魔女としてまだまだ未熟なことも自覚しており、エンディング後は修行のため里に戻っていった。


物語の核心である騎神に関係するだけあり重要なポジションではあったものの、説明役はほとんどセリーヌが担当したり、そもそも下っ端だからか知らない情報も多かったりと、ぶっちゃけそこまで目立った働きが多かったという訳でもなかった。
その分(?)姉貴分との敵対、魔女の使命や仲間との絆といった内面の揺れ動きと決意などの人物面がクローズアップされる。
最後の絆イベントでも「魔女であったおかげでⅦ組の仲間と出会えた」と、魔女としての自分とⅦ組の委員長としての自分に折り合いを付けていた。ついでにリィンからも「どんな運命が待っていても一緒にありたい」と、例に漏れず甘々な展開で、また呼び方が「委員長」から「エマ」に変化していた。


ちなみにメガネは魔女としてのスイッチのような物として着けており、視力はそこまで悪い訳ではないらしい。
また今作ではアタッチメントにコンタクトレンズがあるので、メガネ派も素顔派も安心。


【閃の軌跡Ⅲ】
学院を出てから再び魔女の里エリンにて修行を積み、魔法の腕は姉弟子ヴィータに匹敵するレベルにまで成長。
リィンの暴走を止めるためにペンダントを作成する(それでも最後はリィンを抑えきれずに壊されてしまうが)。
また、「婆様」ことローゼリア・ミルスティンも初登場。偏食でワガママな祖母相手に手を焼かされている。

夏至祭ではリィンから「エマの素顔は心臓に悪い」「他の男に見せたくない」なんて言われたり…。リィンお前…。



【閃の軌跡Ⅳ】
Ⅲのラストで眼鏡と帽子を失くしてしまい、素顔がデフォルトに。とはいえ、アタッチメントとしての二つはリィン復帰後に手に入るのでご安心(?)。
また、亡くなった母であるイソラ・ミルスティンに関してもある程度言及されている。

絆イベントではリィンの精神にアストラル体として入り込み、その圧倒的スタイルを見せつけてくれる。ありがたい…。
しかも2周目では(リィンの分も含めて)衣装として選択可能であり、傍目には全裸で外を歩く痴女に見える。


追記・修正の行く道に、どうか光がありますように――

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最終更新:2023年01月10日 07:51