霞み妖精ジャスミン

登録日:2014/04/06 Sun 11:47:28
更新日:2023/03/13 Mon 12:46:47
所要時間:約 3 分で読めます




命を育むため、ジャスミンは自らの命をかけた。

霞み妖精ジャスミンは、デュエル・マスターズ(TCG)のクリーチャーである。


概要


霞み妖精ジャスミン 自然文明 (2)
クリーチャー:スノーフェアリー 1000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
効果は見てわかる通り自壊してマナブーストするだけ。
序盤はマナブーストのために出されるので、基本的にトリガーのない《フェアリー・ライフ》ともいえる。

ただし相手が常在的なパワーダウンをしてこない限り、呪文メタが増えた登場時環境では、フェアリー・ライフより優先されていた。
更にジャスミンは自壊しなければアタッカーや進化元にもなれる。
この点から長きに渡って基本カードと呼ばれたフェアリー・ライフから、その座を引き継いだ。

弱点はクリーチャーメタ、特に常在的なパワーダウンは自壊するまえに破壊されてしまうためマナブーストできない。
またライフと違いトリガーは持たない。
《シビレアシダケ》などには盤面に残らない点では劣り*1
手札消費はこちらはないことがあちらに比べて勝る点。
青銅の鎧》にはタイミングで勝るが、今までも上記のような2コストブーストはデュエマではたくさんあったので、
ジャスミン登場以後も長く立場は守り続けていた。しかし青銅にはその後更にライバルが増加し、苦境に立たされている。

ライフと比較されるが、そもそもライフのイラストレーションに描かれていた妖精こそジャスミンである。
数年の時を経てやっとカード化されたといえる。ブラックボックスパックでは彼女の四季のイラストレーションが描かれた四種のライフが収録された。

相性のいいカードとしては、《天真妖精オチャッピィ》《再誕の社》《ダイヤモンド・カスケード》などが挙げられる。
ジャスミンは墓地に行きやすいので、これら再利用カードは都合がいい。

プロモーションカードでは、ジャスミンがメイド服を着たバージョンや、『コロッケ!』の主人公コロッケが描かれたバージョンなども存在する。

比較

ジャスミンが登場して長く経ったこともあり、同じスノーフェアリーの2コストクリーチャーで対抗馬も登場した。

とにかく笑い続けましょう…この世の果てに着くまでは! ---桜風妖精ステップル

桜風妖精ステップル 自然文明 (2)
クリーチャー:スノーフェアリー 1000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
このクリーチャーが破壊された時、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。
DMRP-01で登場したスノーフェアリー。自壊デメリットを持たずマナを増やせるかわりに、
破壊されるとマナをひとつ破壊しなければならなくなってしまった。
しかしセルフバウンスやセルフマナ送り、進化などでこの弱点は容易にクリアできてしまうという点がミソ。
一撃奪取 ケラサス》の立場がない!
カード名は《春風妖精ポップル》、フレーバーテキストは《雪渓妖精マルル》のオマージュになっている。

スズランの花言葉は「再びやって来る幸せ」。あたしにピッタリだよね。 — 再生妖精スズラン

再生妖精スズラン 自然文明 (2)
クリーチャー:スノーフェアリー 1000
このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。
自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分のマナゾーンに置く。
マナから召喚できるかわりに、なにもしないとそのままマナに戻ってしまうクリーチャー。
手札から召喚した場合、ある意味マナブーストにもなる。
どちらかと言えばマナゾーンで待機する進化元としての役目が強いクリーチャーだが、
ハッスル・キャッスル》《武士類武家目 ステージュラ》などとの相性もあって、
場に残らないジャスミンよりも優秀と言えるかもしれない。

アニメ

デュエル・マスターズ ビクトリーV3』で度々勝太に使用された。
あまりに頻繁に登場するためか、ビクトリーV3の27話にて、
このクリーチャー主役のエピソードが用意された。
このジャスミンはカツキングに一目ぼれしており、
カツドンをカツキングにドロン・ゴーさせるために彼を撲殺、強制的にドロン・ゴーさせるなど、ヤンデレの気質であった。
カツドンもカツドンで自身が好かれていることを知った途端色ボケして、カツキングとして実体化した瞬間勝太の元を離れ*2とブータンに勝太の元に戻るよう説得されても、それに応じるどころか、ジャスミンと添い遂げると言い出す始末。結局零がデュエルで勝利し、ジャスミンがブータン、もとい「地獄魔槍 ブリティッシュ」に心変わりしなければ、カツドンは色んな意味で元に戻らなかっただろう。愛の力、恐るべし。
この時登場した個体は日高里菜氏が声を担当している。
専用3Dグラフィックも登場し、このエピソード以降も声なしで使われている。

背景ストーリー

背景ストーリーでは、いろいろと特異な行動を見せるクリーチャーでもある。

まず、初登場はDM-06(闘魂編)の《フェアリー・ライフ》の名も無き妖精としての登場であり、故にかなりの古参。
当然、闇文明フィオナの森への侵攻を掻い潜ってきたクリーチャーである。

ジャスミンの素直な働きは多くの人に愛された。そう、ジャスミンの花言葉は、素直。

しかし文明間戦争が終焉を迎えた戦国編では、《邪眼皇ロマノフI世》の復活のため、
邪眼教皇ロマノフII世》に力を貸した模様。
それどころか、なんとその後は闇文明に力を貸して《覇王ブラックモナーク》の復活までしてしまう。
おまえ被害者側だろ…素直すぎるのも考えものである。

かと思えば、同じ戦国編では怒流牙一派に力を貸していたり、
革命ファイナルではハムカツ団のサポートまでしている。
このためプレイヤーからは「節操がない」とまで言われてしまう羽目に。




wikiを育むため、アニヲタは自らの命をかけた。

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最終更新:2023年03月13日 12:46

*1 例えばΛビートなどではあちらが優先される

*2 当然、この時勝太の家は破壊されている。