エリオット・クレイグ

登録日:2014/04/04 (金) 23:10:04
更新日:2021/01/18 Mon 19:48:45
所要時間:約 3 分で読めます





「えへへ、ちょっとワクワクしてきたかな。」


エリオット・クレイグ(ELIOT CRAIG)とは英雄伝説 閃の軌跡に登場するメインキャラの一人である。





【概要】
トールズ士官学院に新設された「特科クラスⅦ組」の一員。16歳。

優しげで中性的な容貌の少年。事実見た目通り心優しい少年で、ガイウスと共にリィンと最も早く仲良くなった人物である。

年齢が十六歳とフィー以外の面々より一つ年下になっているが、特に作中で触れられていないので恐らく早生まれなのだと思われる。

出身は帝国の首都である「帝都ヘイムダル」。そこの「アルト通り」という通りに実家がある。その可愛らしい容貌から近所のお姉さま方からの人気が凄まじいらしい。エリオットが転んだだけで大騒ぎになったとかなんとか。

実は帝国正規軍に務める猛将「紅毛のクレイグ」ことオーラフ・クレイグ中将の息子である。こちらはエリオットとは似ても似つかなく筋骨隆々の大男で、帝国正規軍最大火力を誇ると言われる第四機甲師団を率いている。
因みにナイトハルトは父の部下の為に士官学校以前から顔見知りの間柄。

父親の他に姉のフィオナがおり、こちらは実家でピアノ教室を開いている。母親は既に他界している。

元々は姉と同じく音楽の道を志し、音楽系の学校へ行くつもりであったが父親の猛反対にあい断念。思うところもあり士官学院に入学した。

父との仲は進学先の件で揉めた為に険悪……と思いきや、父はエリオット大好きの親バカで意外と良好。ついでに姉もエリオットloveのブラコン。
その溺愛ぶりはワシのエリオットは天使とか言いながら満面の笑みを浮かばせながら接する程。
リィン達は初対面時の威圧感と風格からは想像だにしなかったギャップから引き気味だった。
父としてはエリオットに帝国男児として、音楽ではなく別の道に進んで貰いたいらしい。

父親と違い武術はからっきしのようで、適正があるということでまだ試験段階の武器「汎用魔導杖」を使用している。

色々と個性的な人材が集まっているⅦ組だが、誰ともトラブルを起こしたことがない。ファルコムの近藤社長は「Ⅶ組内で一番警戒されていない人物」と彼を評している。

父親がマッチョな割には筋肉が全くない自分の体を気にしており、もっと男らしい体になりたいと思っているがリィンとアリサからは「似合わないからやめておけ(要約)」と止められている。

音楽の道を諦めたことは今でも残念に思っているが、Ⅶ組の仲間たちに出会えたことは嬉しく思っており、士官学院に進んだことを後悔はしていない。

※以下軽いネタバレ



普段は大人しく優しげなエリオットだが、音楽のことになると一切の妥協を許さない鬼教官へと変貌する。Ⅶ組が学院祭のテーマとしてライブを選んだ後は、監督としてその手腕を発揮。

いつも通りの笑顔で、優しげな声で、しかし有無を言わせぬ迫力で完璧な演奏を要求してくるさまはまさに鬼であろう。流石のⅦ組の面々も、練習が終わった後は身も心も疲れきっていた。エリオット自身は大好きな音楽に触れられて作中で一番輝いていたが、あぁやっぱり猛将の子なんだなーと思わずにはいられない変貌っぷりである。



閃の軌跡Ⅱではマキアス、フィーと共にケルディックに潜伏していた所にやってきたリィンと合流。離れ離れになっていた父や姉とも無事に再会する。
…と、本編では目立つのはこれだけでぶっちゃけ空気気味。音楽系のクエストや絆イベントでカバーといった所か。

父から音楽の道へ進む許しも得て、エンディングでは帝都の音楽院に編入する。

閃の軌跡Ⅲでは音楽院を1年という短期間で卒業。念願のプロデビューを果たす。髪を伸ばしており、プロの音楽家として帝国各地での巡業を敢行している。作中ではセントアーク大聖堂やカレル離宮でそれが行われた。

さすがに父親の行動を学習したためか、父親の抱きつきを華麗に避けた。

閃の軌跡Ⅳでは他のメンバーと共にエリンの里に退避している。

とあるイベントでは音楽の力で呪いを浄化してみせた。

クロスベルのオルキスタワーを攻略するにあたり、衛士隊の注意を引き付けるためにアルカンシェルで公演を行うこととなり、鬼教官っぷりを今回も発揮した。

前日譚ではミントといい雰囲気になっていた。

【戦闘】
HP、STR、DEFが低くてEP、ATS、ADFが高い典型的な魔法使いタイプ。同じタイプのエマよりもHPは幾分か高いが、高難易度だと普通に死ねるので素直に後衛に回すのが吉。
属性縛りは「空」が2つに「水」。消費EP軽減のクオーツや回復クオーツを組み込みやすいので後衛アーツ型としてはかなり優秀である。
その属性縛りや後述のクラフト故に同じアーツ型のエマと比べて攻めるよりも守りに適したタイプと言える。

【クラフト】
  • エコーズビート→レゾナンスビート
最初から使える補助クラフト。3ターンの間守備力アップとHP回復効果を付与する。
M範囲にアースグロウ+ラ・クレストを駆動なしでかけるようなものである。
レゾナンスになると範囲が拡大し回復量もアップする。

  • ブルーララバイ→ブルーララバイⅡ
地点指定範囲に魔法ダメージ+睡眠付与の攻撃クラフト。
範囲アーツの乏しい序盤では貴重な魔法範囲攻撃となる。
Ⅱではダメージ微増+睡眠確率倍増。

  • ディフェクター→ディフェクターα
情報解析クラフト。バランスダウン効果もあり崩しが発生しやすくなる。
無印ではエマのものと効果が同じだが、αではSTR+ATSを50%下げる効果が追加され差別化が図られた。

  • ホーリーソング
自分を中心とした範囲にHP回復+状態異常・能力低下解除する回復クラフト。
CP消費も軽めだが自分中心範囲のため、前衛との距離が離れすぎると届かなくなるのが欠点か。

  • ノクターンベル→ノクターンベルⅡ
広範囲に魔法攻撃+悪夢追加の攻撃クラフト。
正直に言ってこれを覚えるころには範囲アーツも出揃う上に消費も重めなのであまり使う機会はなかったりする。
Ⅱになるとダメージアップ+状態異常確率倍増。


【Sクラフト】
  • セブンラプソディ
魔導杖をバイオリンに変形させ演奏して7属性を操り敵を攻撃するクラフト。
威力も範囲も今一つなため、エコーズビート等にCPを回した方が無難。

  • レメディオラトリオ
Ⅱより追加されたSクラフト。
どこからともなくパイプオルガンを召喚しその演奏によって(?)味方の傷を癒すクラフト。
閃シリーズではほぼ唯一の回復系Sクラフトなので緊急避難用にSブレイク登録しておくと事故が格段に減る。

  • レメディファンタジア
ⅢにおけるSクラフト。


【オーダー】
  • ブルーオーケストラ→サフィールシンフォニー
被ダメージが0.4倍になる。


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最終更新:2021年01月18日 19:48