赤き竜(遊戯王)

登録日:2014/03/22 (土) 18:58:29
更新日:2024/03/02 Sat 05:45:27
所要時間:約 22 分で読めます




赤き竜』とは遊戯王シリーズにて存在するドラゴンのことである。
ここでは各作品での赤き竜について解説する。

赤鬼柳ではない


●目次

東映版映画『遊戯王』



真紅眼の黒竜のこと。
青き龍は勝利をもたらす。しかし、赤き竜がもたらすのは勝利にあらず、可能性なり」

青眼の白龍は勝利をもたらす龍だが、真紅眼の黒竜はそれ単体では勝利できない。
仲間との絆を束ねることで、初めて勝利を手に入れることができるのである。
両者とも(眼が)青き龍と(眼が)赤き竜だが気にしてはいけない。


アニメ『遊戯王5D's』



遊戯王5D'sに登場する存在。よく他作品で壁画に書かれるような龍の姿をしている。

初登場したのは第5話で、その時はまだ形がよく定まっていなかった。
星の民に選ばれし者である「シグナー」に浮かぶ、赤き竜の姿を模した痣のことを「竜の痣」もしくは「赤き竜の痣」と呼称する。

初登場以後、シグナーのドラゴンが戦闘を行ったりするたびに赤き竜の痣が疼くようになり、
ダークシグナー達との戦いの頃には決闘外で実体化するようになっていった。

その正体は3000年前に当時の星竜王が邪悪な戦乱を治めるべく竜の星に祈りを捧げた時、竜の星が応えた結果として召喚された精霊。
その存在自体はシグナーの戦いに呼応する形ではるか1万年以上前から姿を現し、そのたびにシグナーに力を貸し危機を救った。

5000年前に邪神をナスカに封印した後、頭・翼・手・足・尻尾の5つに分かれて竜の痣となって人間界に封印されたらしい。
『痔』じゃないからな? 『』だからな!?

『赤き竜の痣』自体には「心臓」という6つ目もあるのだが、その詳細は一切不明であり、
劇中描写から、出現するにはなんらかの死と蘇生というプロセスが必要だと推測できる程度である。

10000年前にはダークシグナーでさえ制御し切れなかった最強の地縛神スカーレッド・ノヴァ」とも戦い苦戦を強いられた。
この時はシグナーの一人にバーニング・ソウル』を持つ者がいたため、なんとか封印に成功した模様。

シグナーの数も、竜の痣の数も、シグナーの竜の数もそれぞれ全部で6体なのだが、
なぜか5000年前も10000年前も五体のシグナーの竜と赤き竜自身で戦いを挑んでいた。

10000年前に繰り広げられたスカーレッド・ノヴァとの戦いのイメージシーンでは黄色い竜が、
龍可が夢で見た5000年前のダークシグナ―との戦いでは黒い竜がそれぞれ不在であった。
それぞれの時代や戦いの規模に応じて、参戦するシグナ―の竜が変化するのかもしれない。(心臓の痣の件もあるし)


シグナーには前述の通り、赤き竜の力を宿す「シグナーの竜」が派生個体を除けば全部で6体存在しており、
それらは時代を超えて姿を変えながら生き続けており、デュエルモンスターズではドラゴン族のシンクロモンスターになっている。
なぜか水属性だけ存在しておらず、闇属性モンスターが2体存在している。BF売りたいコナミの野望? そんなわけ……

まぁ、後のバリアン七皇オーバーハンドレッド・ナンバーズも風属性がなかったが。


シグナー

本編では竜の痣を持つ選ばれしデュエリストのこと。
Z-ONEの見ていたデータからすると別にデュエリストじゃなくてもいいかもしれないが。

5000年周期でダークシグナーと戦う宿命を強いられており、各々が赤き竜のそれぞれの部位の痣を持つ。

フォーチュンカップ編までは不動遊星、ジャック・アトラス、十六夜アキ、龍可がシグナーとされており、5人目は謎だった。
そしてダークシグナー編においてレクス・ゴドウィンの実兄であるルドガー・ゴドウィンであったことが明かされた。

最終的に不動遊星がルドガーのドラゴンヘッドを受け継ぎ、
それまで遊星が持っていた竜の尾の痣はクロウが受け継ぐことによって5人目のシグナーとなった。
その後龍亞が心臓の痣を持つシグナーとして覚醒し、シグナーは全部で6人になった。

頭(ドラゴン・ヘッド):ルドガー・ゴドウィン→(レクス・ゴドウィン)→不動遊星
翼(ドラゴン・ウィング):ジャック・アトラス
脚(ドラゴン・レッグ):十六夜アキ
腕(ドラゴン・クロー):龍可
尾(ドラゴン・テイル):不動遊星→クロウ・ホーガン
心臓(ドラゴンズ・ハート):龍亞


各痣の名前はドラゴン・ヘッドは本編、ほかは公式サイトのワンポイントレッスン143より。
こうして名前を並べてみるとやはり『心臓の痣』の特殊性がわかる。


当初、赤き竜の痣は頭、翼、脚、腕、尾の5つで完成と思われていたが、
アニメ本編の一部のシーンやタッグフォース5のタイトルバックの赤き竜の紋章には、はっきりと心臓の紋章も描かれており、
ライフ・ストリーム・ドラゴンの存在も含め、かなり昔から伏線が張ってあったことがわかる。 (対して、遊星たちが集結させた時の赤き竜の紋章には、当然ながら心臓はなかった)

しかし、それ以外の伏線は4期のOP&EDにずっとライフ・ストリーム・ドラゴンが映っていたことくらいしかなかったので、
いつぞやの三沢の炎の竜のように忘れ去られるものだと多くの人が思っていた。


なに? 竜が六体いるならいるで、もはや5D'sではない? そこツッコんじゃダメよ。

当初は「チーム5D'sが名前の由来なら六体でも問題ないのでは?」とか
ジャックのセリフは伏線で痣は龍亞と龍可で共有するという説もあったが、
最終的には上記の通り二つの痣に関係性はあるが別の痣となり、
名前の由来である五つの痣も六つになってしまったので巷では遊戯王6D'sと呼ぶ人もいた。


ライディングデュエル、それはスピードの世界で進化した決闘……
そこに命を懸ける、伝説の痣を持つ者たちを、人々は、ファイブディーズと呼んだ……

※呼べません
呼ばねぇよ!

ちなみにシグナーの痣は本来は右腕にあるが、ルドガーのみ左腕にドラゴンヘッドを有していた。


最終的に竜の痣は、ゾーンを倒したのちに役目を果たしたとして赤き竜に返却された。
赤き竜の存在理由を考えれば、そもそもダークシグナーを倒した時点で役目を終えたようなものだったのだが、空気を読んでくれたようである。
ついでに龍亞に数か月ほどシグナーである猶予をあげたことにもなるあたり、やはり空気を読んだようである。


なお、ボマーとその家族の証言をまとめると、赤き竜の元ネタはアステカ神話に登場する蛇神ケツァルコアトルと考えられる。

紋章全体を見渡した場合、腕が心臓を握ったような形になっているが、アステカ文明では人間の心臓を取り出し、
祭壇に上げて太陽神へ捧げる儀式を日常的に行っていたことが元ネタ。

また、アステカ文明の遺跡にはウロボロスのようにケツァルコアトルが自らの尻尾を咥えて環をなしている様子が描かれた遺跡が存在し、環を描いている赤き竜の紋章はそれに倣っていると解釈できる。
(心臓は太陽神に捧げるべきものであるが、一応神話の中にはケツァルコアトルを太陽神と捉えた伝承も存在するため、断定できるわけでもない。)

もう一つの説としては、ヨハネの黙示録で登場する赤い竜があげられる。
赤き龍の役目がダークシグナー編で果たされてなかったこと(この場合スカーレッド・ノヴァもいたからである可能性はある)、Z-ONEが使用した時械神の名前が、ヨハネの黙示録の赤い竜と戦ったとされる天使の軍勢を元ネタとしていることなどから。

どちらにせよ具体的な正体は発表されていない神秘的な存在である……と思われがちだが、実は遊星が一度だけ接触した「記憶を失う前のアンチノミー」により、赤き竜とシグナーの竜の正体が「人々の正念を乗せた遊星粒子の集合体」であることが明言されている。
同じ場面で地縛神の方は「人々の負念を乗せた遊星粒子の集合体」だと語られていることから、本質的には全く同じ存在である模様(実は「単色の体に光でディテールを描く」というデザインが全く同じ)。

また、遊戯王ARC-Vではジャックのダブルチューニングのシーンにてカメオ出演。
一応、シンクロ次元でも伝説として伝わっている模様。


5D’sでの主な活躍

シグナー達「ヘイ! タクシー!!」
赤き竜「いつも赤き竜タクシーのご利用ありがとうございます」
セイヴァー・スター「ありがとうございます」

以上


視聴者&ファン&マニア&コレクター「(゚д゚)」

わりとガチで、実際その通りである。

遊星vsジャックの決闘での初登場時は、謎の雰囲気を醸し出し一種の神秘性を持っていたものの、
ダークシグナー戦以降はカード創造の時やただの乗り物代わりとして使われ始め、WRGP編開始後はバーニング・ソウル回まで登場しないという、
この作品のタイトルの由来のくせに、ものすごく微妙な扱いを受けていた。

さらに龍亞を助けるためにだけにまたタクシーとして登場したり、最終決戦でも自ら進んでタクシー代わりになったというネタ要素も理由。

劇場版では遊星を過去に連れていくだけでなく、十代を守ったり、二人を連れて過去に行ったり、
遊戯を連れてきたりとテレビ本編と全く変わらずタクシーをやりきった。

そのため2chだけではなくネット上では「赤き竜タクシー」として親しまれ、
赤き竜が出るたびに「いつも送迎ありがとうございます」「タクシーでも乗ろうか」「タクシーの時間だよ!」「過労死しないでね」「タクシーお疲れさま」「タクシーキター!」「運賃は250円ですか?」「現れろ!タクシー・ドラゴン!」「またタクシーか」「タクシーバリアー!」といったことが頻繁に叫ばれる。

その存在意義はダークシグナーを、さらには地縛神や冥界の王を倒すことだったはずだが、
なぜか倒しても(スカーレッド・ノヴァは残ってはいたが)未だに現世に残り続け、スカーレッド・ノヴァを封印しても残り続け、
五期OPのラストでは一見敵ポジにいるようで、結局のところ上記の通りタクシーだけで終わり、
Z-ONEを倒してもなぜかしばらく何もせず、最終話でやっと遊星たちから痣を返してもらっていた。

ダークシグナー編前後ではタクシーの座すらセイヴァー・スター・ドラゴンに奪われるというある意味で不遇な存在である。
もっとも、このモンスターはハラルド曰く「赤き竜の化身」なのだが……


漫画『遊戯王5D's



シグナーや地縛神の設定がないため、当然「赤き竜」は未登場。
ただ、未契約の決闘竜のカードや、究極神の眠るセイバル中央塔の玉座に赤き竜の痣と同じマークが描かれており、
決闘竜として登場しているシグナーの竜同様、何らかの形でこの世界にも存在していると思われていた。

それでもなかなか全貌が判明せず、長らくその存在が示唆されているだけであったが……。




混沌の次元より湧き出でし力の源! 原点にして全ての頂点!

この現世でその無限の渇望を暫し潤すがよい!

神降せよ!

究極神 アルティマヤ・ツィオルキン!



究極神 アルティマヤ・ツィオルキン


劇中を通して語られて来た存在、究極神の正体としてまさかのラスボス化。
封印されしオベリスクみたいな姿は何だったのか。

こちら側のシグナーの竜にあたる決闘竜は、どいつもこいつも闇のカードばっかりで不穏な空気を漂わせていた為、
その親玉たる彼がラスボスであること自体はおかしくも無いのだが、その意外な姿は決闘者達の度肝を抜いた。

前代未聞のレベル0のシンクロモンスター。
超官と化したレクス・ゴドウィン曰くレベルなど超越した存在、神。
なおアニメにはレベル0どころかマイナスのダークシンクロモンスターや、ランクが0のFNo.0 未来皇ホープが存在している。
またOCGではレベル-やランク0と違って、魔法カードでの効果の都合上とは言えレベル0という概念は存在している。


ボスキャラのカード恒例の攻撃力0であり、その効果の全貌は

  • お互いのプレイヤーは1ターンに1枚しかカードを伏せられなくなる
  • 自分フィールドにカードが一枚伏せられる度、決闘竜一体をエクストラデッキより特殊召喚出来る
  • 自分フィールドに決闘竜がいる時、攻撃されない
  • 1ターンに1度、自身の破壊を無効にできる(神の護り(マヤクール・バルバ))
  • 決闘竜がフィールドに存在せず、このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、このカードの攻撃力は相手モンスターと同じ数値になり、伏せカードを1枚破壊出来る。(神の怒り(マヤクール・スイオラル))

と言うもの。カードになってもやっぱりタクシーだった。

ちなみにツィオルキンとはマヤ文明において使われていた暦のこと。
アステカとマヤは厳密には別の文明であるが、まあよくあることである(マヤ文明ネタも多いし)。

なお、究極神が赤き竜の姿をしているのは、5D'sのシンボルとも言えるこのドラゴンに、漫画でもどこかで出番を与えたいと佐藤先生が考えたため。
結果、こちら側でのシグナーの竜=決闘竜の親玉である究極神の姿に採用される形で登場と相成った。*1

凶悪過ぎる効果とリバースを駆使した決闘竜の連発で遊星を苦しめたものの、
壁だった決闘竜たちを実はチューナーだったスターダスト共々罠カード「ハーモニック・ジオグリフ」でチューニングされ、
聖珖神竜 スターダスト・シフルを召喚されたことで敗北・破壊された。
が……。




決闘(デュエル)ノ地平ニ君臨スル最初ニシテ最後ノ神!

混沌ヲ束ネ 姿無キ身ヲ現世ニ映サン!

シンクロ召喚!

究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン!



究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン


ゴドウィンの身体を乗っ取り、トラップで召喚・マイナスチューナー化したドラゴキュートスとベエルゼウスを素材に、
自身の真の姿をシンクロ召喚し融合。ラスボスお約束のパワーアップを遂げた。

実は連載時に究極神が召喚された際、封印の石像は人型なのになんで竜が出てくるんだというツッコミが相次いだため、
コイツは石像に似せる形でデザインされている。なので上半身や顔の辺りは割りと石像に似ている。

ツィオルキン同様レベル・攻守0だが効果はさらに凶悪化。
その全貌は
  • 戦闘・効果で破壊されない
  • 自身の破壊を無効にした時、相手場のモンスターを全て破壊。この効果で破壊したモンスター1体につき200ポイントのダメージを与える(天聖風軍(マヤクール・イク・ホルカン))
  • 互いのターンに一回だけ、任意のタイミングで互いの場のモンスターゾーンが全て埋まるように、リリース不可、攻守0の邪眼神(ウチャツィミーメ)トークンを守備表示で配置する
  • 究極幻神を含め、互いの場のモンスターカード1枚につき攻撃力1000アップ
となっている。攻撃名は『天聖雷撃(マヤクール・カクター)』、また究極神は攻撃の事を『天撃』と読んでいる。

一度場に出せば攻撃力10000が確定、かつ相手ターンでのモンスター展開を事実上ロックする恐るべきカード。
除外カードには弱そうだが遊星のデッキにはその手のカードがなかった。

永続魔法「集いし光」で自場の邪眼神トークンを全て排除され、スターダストと決闘竜の結束攻撃を喰らうも破壊耐性でしのぐ。

そして自身の効果と破壊効果を相手の場全体に拡大する罠カード「超越滅壊」を併用し、
破壊耐性を得たスターダスト以外の「集いし光」を含む遊星の場のカードを全滅させた。

結果、「集いし光」の下に置かれていた決闘竜達=シンクロモンスターを一緒に墓地に落としてしまったことで、
シンクロが墓地に置かれたターンに場のシンクロが2回攻撃可能になる速攻魔法「ファイナル・クロス」の発動を許し、
スターダストの二撃目を喰らってライフを削りきられる。

こうしてスターダストの元々の攻撃力でジャストキルするというニクい演出で最終決戦は幕を閉じた。


OCG版


アルティマヤ・ツィオルキン(OCG)

シンクロ・効果モンスター
星0/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
ルール上、このカードのレベルは12として扱う。
このカードはS召喚できず、自分フィールドのレベル5以上で同じレベルの、
チューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分フィールドに魔法・罠カードがセットされた時に発動できる。
「パワー・ツール」Sモンスターまたはレベル7・8のドラゴン族Sモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
(2):フィールドのこのカードは、他の自分のSモンスターが存在する限り、攻撃対象及び、効果の対象にならない。


Vジャンプの2015年2月号(12月発売)の付録としてOCG化された。

レベル0シンクロと言う特異なステータス、決闘竜と言うやたら大雑把で範囲の広い指定、
そしてボスキャラ恒例の詰め込みまくった効果からOCG化は難しいと思われていたが、
そこは未来皇のランク0を再現してくれた近年のKONAMI。しっかりとレベル0シンクロを再現してくれている。

極神サポートを受けれてしまうせいか「究極神」の部分がとっぱらわれている。
神の名前を返上しただけあって、かなり再現度の高い効果で登場している。

特殊召喚条件は漫画でのまるでエクシーズ召喚のような召喚方法を再現。
シンクロ召喚ではないためマクロコスモスや次元の裂け目があると出せないが、再現度はかなり高い。

魔法罠をセットした場合に決闘竜をエクストラデッキから出せる効果は範囲が大分広くなり、
決闘竜以外のシグナーの竜や、氷結界の龍 グングニールなどもタクシーして来ることが出来る。

ただ本編で呼び出されなかったベエルゼウス(罠カードの効果では出てきたが…)や融合モンスターのドラゴネクロはともかく、
実際に本編で出されたドラゴアセンションもハブられてしまった。

まぁ、再現という意味では残念ではあるが彼らのOCG効果を考えると出せなくてもそれほど問題はないだろう。
その代わり、アニメ版ゴドウィンの使用カード『太陽龍インティ』は出せる。名前が決闘竜っぽいのも相まって様になっているという。蘇生出来ないから相性悪いけど

耐性面では破壊耐性こそ無くなったものの、攻撃対象耐性に加えて効果対象耐性も手に入れ実質強化されている。
ただしこれは装備カードなどで自身を守る事が出来ないという欠点にも繋がるので注意する事。

またシンクロモンスターが存在しなくなると耐性も消えてしまうため、
相手によっては効果でドラゴンを除去される→ステータス0のタクシー本体を攻撃される、であっさりと攻略されてしまう恐れもある。

耐性を維持する為のシンクロは自身が呼び出したもの以外でもいい為、出来ればもう1体立てておきたい。
よりエクストラデッキが圧迫されるが、もう一体のアルティマヤ・ツィオルキンを出すというのも手だろう。

攻撃力上昇効果の再現をしたい場合はパワー・フレームでも伏せておこう。

また、この効果で呼び出したドラゴンたちはシンクロ召喚を経ていないため蘇生制限を満たさないのも注意。
例えばスターダスト・ドラゴンの破壊無効効果を使うとリリースされたまま戻ってこなくなる他、
シンクロではないためシンクロ召喚がトリガーのブラック・ローズ・ドラゴンなどの効果も発動できない。

ちなみにこの効果で呼び出せるOCG界の決闘竜たるドラゴン一覧。

筆頭はエクストラメタのファスト・対モンスターのクリスタル・バウンスの月華・除外&墓地肥やしのミカエル・堅牢な耐性のべエルゼ等か、
デッキに応じてはペンデュラムメタのイグニスター・手札調整しやすいならオガドラ・レモンアビスに繋ぐならダークエンドや蛮竜も捨て難い。

前述したが、自身を含めて呼び出したシンクロドラゴンは蘇生制限を満たさないため、
墓地に送られた場合は龍の鏡を使って融合素材にしたり、竜魂の城を使ってパンプアップの餌にするなりするのがお勧め。
特に戦士族を採用してドラゴエクィテスを出せば効果をコピーすることで実質の再利用も可能になる。
ただし融合モンスターまで採用すると更にエクストラの枠が圧迫されるので注意する事。

最も魅力的なのは星7・8のドラゴン族シンクロモンスターという定期的に呼び出せるモンスターが増える事が約束された将来性の高さであろう。
実際にタクシー登場以降シンクロドラゴン・ファスト・クリスタル・メテバ・イグニスター・蛮竜・スカーライトと順調に増え続けている。
ちなみにこのテキストならパワー・ツールシンクロならどれだけレベルが高くても低くてもドラゴンじゃなくても呼び出せる、龍亞のスピンオフとかやってもいいのよ

なお相手ターンでもセットすれば特殊召喚可能。
これを利用して毎ターン決闘竜を呼び出したいが、砂塵やかかしなど条件を満たすものは一部しかないため超官のように積極的に行うのはまだ難しい。
「~時」の任意効果なので上手くタイミングを逃さないカードが出てくれることを期待したいが……

《迷い風》
通常罠
(1):特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果は無効化され、元々の攻撃力は半分になる。
(2):このカードが墓地に存在し、相手のエクストラデッキからモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。

リィィィィン!!!

と思ってたらなんか出た。
扱いやすい効果な上相手依存ではあるが比較的手軽に墓地から再セットでき
召喚成功時に発動する効果相手でもない限りタイミングを逃すこともない。
罠はセットしたターンに発動できないものなので迷い風単体では出てきたモンスターを即座対策出来ないが
エクストラデッキから出てきたモンスターを効果・打点ともに無力化するクリアウィング・ファスト・ドラゴンを呼び出せばその点のフォローも可能。

しかし迷い風のリンといい輩出しているシンクロドラゴンが漫画含めて全てタクシー対応のユーゴといい、
シンクロ次元の2人の徹底的アシストを受けるゴドウィン超官はやはりシンクロ次元の王にして神……
???「私はもう、終わりですね。」←お前もなんかシンクロ使ってればよかったのに

肝心の出し方についてだが、これは意外と簡単。
下記のビシバールキンのものを流用するのもいいが、こいつとビシバールキンは運用法がまるで違うため、
こちらに特化するならレベル5、レベル6のチューナーを並べるタイプで作る方が小回りがきくし、タクシーする竜のシンクロ召喚もしやすい。

自前で特殊召喚できるクイック・シンクロンなどを使った方がいい。
こいつの場合はサルベージ・ウォリアーで蘇生したり、となりにサイバー・ドラゴンなどを並べたりすればツィオルキンが出せる。


しかし、新マスタールールにおいては、EXデッキからの召喚制限が祟って効果を使用するのにリンクモンスターの併用が必須となっている。見方を変えればチューナーを用意せずにシンクロモンスターを呼べるということでもあるが、結果的に大被害を被った形になる。
水晶機巧-ハリファイバーの力を借りたいところ。
その後、EXからの召喚制限が緩和されて以前と同じくシンクロモンスターを並べられる様になっただけでなく、
EXモンスターゾーンの分、モンスターゾーンが1つ増えた形となったので以前より自由度が増した。



そして、ついに真の姿である究極幻神もOCG化される時が来た。
こちらは極神に属さないためか究極幻の部分は残っている。
これで良効果だったらアンチホープ君は泣いていい。

究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン(OCG)

シンクロ・効果モンスター
星0/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
ルール上、このカードのレベルは12として扱う。
このカードはS召喚できず、自分フィールドのレベル8以上で同じレベルの、
チューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードは効果では破壊されず、
攻撃力はフィールドのモンスターの数×1000アップする。
(2):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
お互いのフィールドに同じ数だけ、「邪眼神トークン」
(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。
このターンこのカードは攻撃できない。

破壊耐性は効果のみ。トークン生成タイミングが制限され、カウンター破壊効果はなくなった。
漫画で遊星を追い込んだトークン生成効果は健在。コイツ自身が効果破壊耐性を持っているため、「ブラック・ホール」などの全体除去では突破できない。
トークンの配置は「互いのフィールドに同数」なので、マスタールール3ではコイツ自身がモンスターゾーンを一つ食っているため4体ずつだった。
新マスタールールでエクストラモンスターゾーンに出せばお互いのメインモンスターゾーンを埋め尽くせるようになり、結果的にだが原作再現がしやすくなった。

ただし、漫画と異なりリリースは普通にできるので、儀式・アドバンス召喚主体のデッキに対しては逆にアドバンテージを与えてしまう結果となる。
また、チューナーがいる状態で効果を発動すると最低でもレベル5のシンクロが飛んでくる(除外またはバウンス効果持ちでなければコイツ自身は無傷)。

融合も幻神も邪眼神も闇属性な上、
昨近の緩い融合素材とユーリのおかげで闇属性が喰われやすくなっており、
モンスターゾーンが1つ空いていれば出張サンデウ+邪眼神でキメラフレシアがあっさり立つ。
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンの場合はトークンを融合素材に出来ないため融合1枚で立たないのが救いだが。

逆にエクシーズ・ペンデュラム主体のデッキに対しては思い切り刺さる。
1体でエクシーズ出せる十二獣なんつーインチキとペンデュラムに多い自分の場のカードを割る効果には注意な!
トークンは悪魔族なので、滅多にないだろうがラビエルが飛んでくる可能性も考慮すべし。

トークン生成を相手ターンに発動する場合、優先権の問題で向こうの宣言にチェーンする形になるため、ロックがかからないこともある。
また、生成効果を使ったターンは攻撃できないという難点もある。

良くも悪くもコイツを活用するには邪眼神トークンをどう活かすかがカギとなる。
表示形式変更や貫通とかがあれば10000点ダメージの素通しが見込めるので、いっそそれを狙ってフィニッシャーに指名するのも手か。

ツィオルキンと一緒に組み込んで超官を再現したいならば、「竜の逆鱗」を採用するのも手。
……タクシーで運んできた決闘竜やシグナーの竜で殴ればOK、とか言わないように。10000ダメージはロマンだ。                                    

また、自分の場にも最大4体のトークンが来るため、こちらもアドバンス召喚を狙ってみるのもいい。
また「生贄封じの仮面」でリリースを封じ、シンクロ召喚のみに限定する手もあるといえばある。
あるいは、上述したラビエルの特殊召喚を狙うのも一興。ツィオルキンとは運用方法が完全に違うため、こっちに特化したデッキを組むなら採用の余地はある。

他には、相手のターンにトークンを展開し、自分のターンで「暴走闘君」を発動して攻撃に回すのもありといえばあり。
相手の場のトークンが全滅してもビシバールキン自身の攻撃力は5000を維持するため、十分アタッカーとして機能してくれる。
「団結の力」があれば9000まで上がるので1ショットキルも視野に入り、ここまで来れば戦闘で殴り倒される危険も大幅に減る。
あとは展開直後に「トークン謝肉祭」で2400バーンを狙う、「トークン復活祭」で広域除去を行うなど、とにかくトークンを活用する手段が求められる。


最大の問題は出しにくさ。ツィオルキンはレベル5だったがコイツはレベル8を要求する。
非チューナーならレベル8なんぞいくらでも揃えられるが、チューナーでレベル8は普通にやっていては困難。
ギャラクシー・クィーンズ・ライトなどのレベル変更サポートが基本的には必須になる。


こちらも新マスタールールの煽りを食っており、特に邪眼神トークンをリンク召喚で簡単に利用されるようになったのは痛い。
ツィオルキンと違って効果自体には影響はなく、むしろ召喚できるトークンの最大値が増えたのは追い風。

ロックとしての性能はガタ落ちしたが、逆に自分側トークンの活用手段が増えたという考えもできる。
効果で自分の場をトークンで埋め尽くし、リンクモンスターで一気に制圧することもできる。
事前に貫通効果を与える『ペンテスタッグ』と併用できれば邪眼神トークンを貫通して大打撃を与えられる。
また、互いのモンスターを交換出来る転晶のコーディネラルの登場でコイツを押しつけた後にNo.33 先史遺産-超兵器マシュ=マックのバーンで相手を焼き殺す先攻1キルも考案されている。と言うか専らこの使われ方をしている。
先攻1キルでの使用が目立ったためか、遊戯王マスターデュエルではシングル戦しかなく対策がしにくいと言う事からか禁止カードとなっている。

まあ、とりあえずアンチホープ君は泣け

程度の差はあれルール変更の煽りを受けており、何かしら救済が欲しいと言う声もチラホラあった。そして…



決闘竜 デュエル・リンク・ドラゴン

リンク・効果モンスター
◤ ▲ ◥
 
リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻 0
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
Sモンスターを含むモンスター2体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、EXデッキから「パワー・ツール」Sモンスター
またはレベル7・8のドラゴン族Sモンスター1体を除外して発動できる。
そのモンスターと同じ種族・属性・レベル・攻撃力・守備力を持つ
「決闘竜トークン」1体をこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「決闘竜トークン」が存在する場合、
相手はこのカードを攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。

2019年のプレミアムパックでまさかのリメイクが決定。
リンク4のリンクモンスターとなり、効果は決闘竜をコピーしたトークンの生成、およびそれによる自身のガード。
全体的にはツィオルキンに近い効果と言える……が。

同じ種族・属性・レベル・攻撃力・守備力を持つ「決闘竜トークン」1体を

……効果はコピーできない。

つまり最大3000打点のトークンを生成する効果であり、せっかくリメイクされてリンクマーカーを持ったのにエクストラデッキから展開できない。
更にマスタールール改訂でペンデュラムとリンク以外の展開制限が撤廃されたので、折角の優秀な向きのリンクマーカーの強みが薄れてしまったのも痛い。

召喚条件は素材にシンクロモンスターを要求するリンク4とかなり重い。
吊り上げもちのシンクロモンスター『武力の軍奏』等を使えばクリア自体は可能だが、その条件なら他のリンクモンスターも展開できる。
トークンのほうには耐性もなく、マーカーが同じで同じような耐性を持つヴァレルロード・ドラゴンなどもおり、多くの場合はそっちのほうが安定する。
また、このカードを出す過程でシンクロモンスターを要求するため、その段階でコピー元をシンクロ召喚できるというケースもありうる。

出すのであれば自身と相手モンスター1体で闇属性リンクモンスターをリンク召喚する効果を持つリンク3モンスターの破械神アルバで相手のシンクロモンスターを利用して損失を抑えたい。

こちらは維持できればぽんぽんアタッカーを出せる点が強みと言える。
ツィオルキンと違って単独でも相手ターンに効果発動できるため、トークンを最低2体は確保できる。
ただし、維持して何度も使おうとするとエクストラデッキが決闘竜モンスターで膨れていく。

ちなみに意外なところで相性がいいのがSin パラダイム・ドラゴン。
こいつの効果を使うために除外したドラゴンをEX経由で呼び出すことが可能であるため、打点を大きく向上させられる。


赤き竜

シンクロ・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「赤き竜」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):自分・相手ターンに、「赤き竜」を除く、フィールドのレベル7以上のSモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをEXデッキに戻し、対象のモンスターと同じレベルのドラゴン族Sモンスター1体をS召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。

DUELIST NEXUSにてとうとう本家が参戦。
効果の方はと言うと、まず一つ目の誘発効果は特殊召喚時に自身の名を記したカードをサーチするもの。現状では後述の3枚になる。
こっちは究極神と違い墓地からも特殊召喚できるが、2つ目の効果の都合上基本的には場とEXデッキを往復することになる。

二つ目の効果はおなじみタクシー能力で、自身以外の最上級シンクロを対象として、自分がEXに帰る代わりに同レベルのシンクロドラゴンをシンクロ召喚扱いで呼んでくる誘発効果。
究極神と異なり、呼んでくるシンクロのレベル制限がない代わり、対象に取る場のシンクロモンスターが必要なのがネック。ただし参照するのは場でのレベルなので、レベルを調整する効果と合わせて色々なドラゴンを呼んでくることができる。
さらにシンクロ召喚扱いなので、デルタアクセルやリミットオーバーアクセルも呼ぶことができる。ただしコズミック・クェーサー・ドラゴンだけは「上記のカードを素材としたシンクロ召喚でのみ」と指定されているため呼べない。

対象に取るシンクロモンスターについては、こいつを採用する時点で恐らくシンクロ型のデッキと思われるので、素材に使ったシンクロを「シンクロ・オーバートップ」辺りで呼び戻すのがベターか。

大会環境では【マナドゥム】や【センチュリオン】などのレベル12シンクロを並べやすいデッキで琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティを相手ターンに呼び出して制圧すると言う活躍を見せたが、余りにも凶悪すぎるロックが決まってしまったため2024/1/1にカラミティを禁止カードに追い込んでしまった。カラミティの厳しめの素材指定を踏み倒してる赤き竜の方が悪いんじゃ?とは言ってはいけない。

ちなみにサーチ先のサポートカードは以下。

シンクロ・ワールド

フィールド魔法
(1):モンスターがS召喚される度にこのカードにシグナルカウンターを2つ置く。
(2):自分フィールドのシグナルカウンターを以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。
●4:自分フィールドの表側表示モンスター1体のレベルを1つ上げるか下げる。
●7:自分の墓地からチューナー1体を特殊召喚する。
●10:自分の墓地からSモンスター1体を特殊召喚する。
(3):フィールドのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
EXデッキから「赤き竜」1体を特殊召喚する。
スピード・ワールドを再現したフィールド魔法。カウンターが置かれるトリガーはシンクロ召喚のみなので、「シグナル・ウォリアー」「ライディング・デュエル!アクセラレーション!」との併用も一考の余地あり。
全ての効果に回数制限がないため、シグナルカウンターさえ十分なら何度でも効果を使用できる。
相手によって破壊された場合は赤き竜を呼ぶことができるが、受動的な上に赤き竜の効果の都合上、恐らく対象に取るべきシンクロが先に除去されるはずなので実質おまけか。
基本的には、赤き竜の効果でサーチするためのテキストと認識して構わないだろう。


シンクロ・オーバートップ

通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のレベル7・8のドラゴン族Sモンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは1になり、効果は無効化される。
このターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):自分のSモンスターが戦闘で破壊された時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
EXデッキから「赤き竜」1体を特殊召喚する。
Sp-シンクロ・パニックを再現したカード。墓地の7・8のシンクロドラゴン、つまり究極神の効果で呼べるドラゴンたちをレベル1で蘇生させることができる。
シンクロ以外の展開が封じられるため、事前にシンクロチューナーを用意して大型シンクロを狙うのがベター。原作再現に拘るならライフ・ストリーム・ドラゴンを用意するのも一興だが、縛りのない「炎斬機マグマ」や「シューティング・ライザー・ドラゴン」辺りも候補か。
もう一つの効果は赤き竜の特殊召喚で、シンクロが戦闘破壊された時に墓地除外することで発動可能。
シンクロ・ワールドに比べれば発動しやすいが、赤き竜の効果を使うことを考えるとおぜん立てが厳しい上、そこまでするなら普通にシンクロ召喚で呼んだ方が早いのが現実。

くず鉄の神像

通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地・除外状態のレベル7・8のドラゴン族Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズにEXデッキに戻る。
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
(2):セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
EXデッキから「赤き竜」1体を特殊召喚する。
鉄蔵じーさんの最新作らしき、ガラクタでできた赤き竜の像。
くず鉄シリーズの一つであり、墓地か除外から最上級シンクロドラゴンを呼び戻すことができる。エンド時にEXデッキに帰ってしまうので、素材に使ってしまうのがいいか。
月華竜 ブラック・ローズとは相性が良く、バウンスによる妨害を用意できる。変わったところではシューティング・ライザー・ドラゴンを呼んできてレベル調整からの相手ターンシンクロという手も。
後半の効果はセット状態で相手に破壊された場合の赤き竜召喚。
くず鉄シリーズの例にもれずこいつも再セット能力を持つため、バレバレの状態で相手が除去してくれるとは考えづらい。
やはり基本的には赤き竜の効果でサーチするためのテキストとみていいだろう。



アニヲタの地平に君臨する最初にして最後の神!

項目を束ね、姿無き身を現世に映さん! 

シンクロ追記・修正!

究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン!


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最終更新:2024年03月02日 05:45

*1 なお雑誌掲載版では「アルティマヤ・ツォルキン」と誤記されており、現在でもこちらの名前で認識されることがしばしばある。